神楽坂【波濤】新橋【TOKi】青山【てのしま】三越前【La Paix】茅場町【ASAHINA Gastronome】神楽坂【波濤】海の幸を未来に継ぐべく、SDGsにつながるマグロを使用カウンター8席のみの落ち着いた空間ミシュラン三つ星に輝き続ける、神楽坂の日本料理店【石かわ】。グループの【虎白】【蓮三四七】なども星を獲得する、東京和食の名店が新たにチャレンジしたのが、会席と鮨の融合です。日本料理と江戸前鮨の名店で腕を磨いた店主・熊切さんが、日本の四季の味覚を堪能できるように、会席と鮨の魅力を詰め込んだコースを展開しています。「海の資源を守りたい」とマグロを厳選さらに同店は海の幸を未来に継ぐべく、SDGsにつながるマグロのみを使った『大西洋クロマグロ赤身のにぎり』を提供。国際機関が決めた漁獲量制限を厳守する業者からしかマグロを仕入れません。オリジナルのブレンド酢を利かせたシャリが、マグロの鮮やかな赤身の風味に複雑味を加えます。波濤【エリア】神楽坂【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】35000円【アクセス】神楽坂駅 徒歩4分新橋【TOKi】食材を丸ごと使って、おいしさを追求「吉野ひのき」でしつらえた、曲線を描くカウンターに圧倒される奈良に根ざして地元の生産者と繋がりながら、唯一無二の皿を生み出し続ける、モダンスパニッシュレストラン【アコルドゥ】。その東京支店が、奈良県のブランドショップ「奈良まほろば館」にある【TOKi】です。豚とジャガイモの旨みを余すことなく味わう『ジャガイモと玉ねぎのトルティージャ 生ハム コンソメスープ』【TOKi】の厨房を預かる料理長・長谷川豊氏はフランスの一つ星店などで修業を積み、スペインの三つ星レストランの東京店では肉料理に定評があったシェフ。「おいしさを使い切る」をテーマに、大和牛や大和野菜などの食材を無駄にせず、奈良の悠久の歴史や風土にまで触れられる皿を提供しています。TOKi【エリア】新橋/汐留【ジャンル】スペイン料理・地中海料理【ランチ平均予算】7999円【ディナー平均予算】14999円【アクセス】新橋駅 徒歩3分青山【てのしま】カラダと環境にやさしい食材で、親しみやすい和のコースを提供南青山の喧騒から離れた隠れ家的な雰囲気京都【菊乃井本店】で副料理長などを務め、2017年に満を持して東京・南青山に【てのしま】を開業した林亮平氏。日本料理の名店で培った技術や食材の目利きを活かして目指すのは、林氏オリジナルの「みんなの和食」です。だしの味わいが滲む碗物や包丁技も目に鮮やかなお造りなど、日本料理の醍醐味を堪能できる皿の数々に、ミンチカツやから揚げといった、カジュアルな料理を盛り込み、親しみやすい和のコースをつくり上げています。生産者がこだわりを持って育てた、物語のある素材を使用同店では旬味であることに加えて、つくり手の信念を感じる食材を厳選。例えば揚げ物の仕上げに添える自家製塩レモンペーストも、瀬戸内海の生口島(いくちじま)の柑橘農家「たてみち屋」菅秀和氏が育てるノンケミカル・レモンを使用。環境にとカラダに優しく、おいしい食材を提供しています。てのしま【エリア】外苑前/青山一丁目【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】青山一丁目駅 徒歩3分三越前【La Paix】環境に配慮した食材を厳選。繊細ながら芯のあるフレンチを提供星付きの正統派フレンチながらも、リラックスできる雰囲気店名の【La Paix(ラペ)】とは、「平和」を意味するフランス語。その名にふさわしく、シェフの松本氏はサステナブルな食材の仕入れと、スタッフが働きやすい環境づくりを大切にしています。さらにSDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」に関連して、海の環境保全に配慮したホタテやタイを仕入れています。加えて野菜や果物は生産者とこまめに連絡をとり、規格外で売れ残ってしまったが味は素晴らしい食材を積極的に買い取るなど、フードロス削減に力を入れています。『真鯛のポワレ 榎本農園のにんじんのソース』例えば『真鯛のポワレ 榎本農園のにんじんのソース』は、自然環境や資源に負荷をかけず、労働者にも配慮して養殖されたマダイを使っています。甘いにんじんのソースと、塩レモンジャムの酸味、ほんのり散らしたフェンネルシードが、爽やかながらも重層的な香りを演出。なるべく余計な味を加えず、素材本来の旨みをゲストに伝えるのが同店のモットーです。La Paix【エリア】三越前【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】三越前駅 徒歩3分茅場町【ASAHINA Gastronome】正統派フランス料理の魅力を国産食材で。料理を通して生産者の未来を支えるドアを開いた瞬間の驚きと感動を演出する空間茅場町駅から徒歩4分の場所にある【ASAHINA Gastronome】。朝比奈悟シェフは「伝統の継承と、現代の革新」をテーマに、時代を超えて現代まで受け継がれている料理を分析し、そこに新たな解釈を加えて再構築。クラシカルな重厚さと軽やかな食後感が見事に同居した料理を提供しています。国産食材の魅力を伝え、日本の食の未来を支えるフランスから取り寄せる食材も大切ですが、シェフが同様にこだわっているのが国産食材。特に青森県東通村の牛肉、魚介、野菜は、同店の料理の重要なファクター。料理を通して国内生産者の未来を支えることも大切な使命と考えています。ASAHINA Gastronome【エリア】茅場町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】25000円【アクセス】茅場町駅 徒歩4分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年09月16日「KANSAIから笑顔を~大人もこどももSDGs~」をキャッチフレーズに、SDGsへの取り組みを進めているカンテレでは、9月19日(月・祝)~23日(金・祝)に“カンテレSDGsウィーク”を展開し、平日の生放送3番組などで特集を放送します。3回目となる今回の“カンテレSDGsウィーク”では、カンテレのSDGs番組『世界をちょっとだけ変えるサミット』(毎月最終火曜日深夜放送・関西ローカル)のMCを務める“令和の白ギャル”ゆうちゃみ(古川優奈)をアンバサダーに起用。メインビジュアルやPRでは、Z世代に影響力を持つゆうちゃみが、なんと、まさかの60年後の姿となって登場し、この秋の“カンテレSDGsウィーク”を盛り上げます。カンテレSDGsウィーク今回の“カンテレSDGsウィーク”は、SDGメディア・コンパクトに加盟する日本のメディア有志108社と国連がメディアを通じて気候変動対策のアクションを呼び掛ける世界初のキャンペーン「1.5℃の約束-いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」と連動しています。カンテレの人気番組『よーいドン!』『スローでイージーなルーティーンで』『報道ランナー』では期間中、SDGsの目標13番「気候変動に具体的な対策を」に関連する企画を中心に、毎日SDGs特集をオンエアします。また、『世界をちょっとだけ変えるサミット特別編』では、これまでの番組で出たアイデアをランキング形式で振り返ります。『よーいドン!』では人気のコーナー「となりの人間国宝さん」を特別アレンジ。ゆうちゃみ、たむらけんじ、谷元星奈アナウンサーが、“SDGsな活動”に取り組む人たちを取材し、コーナー最後には「SDGsな人間国宝さん」を認定します。『スロイジ』では“SDGsをシェアするーティーン”と称して、気候変動対策を軸にした企画を連日放送します。お笑いコンビのラニーノーズが環境変化の影響を受ける現場から生中継でリポート、環境変化に対応する活動を行う人たちにスポットを当て、みんなで問題意識をシェアします。驚きの“おばあちゃん”姿に変身し、“カンテレSDGsウィーク”のPR撮影を終えたゆうちゃみは「今回、こうやって特殊メイクでおばあちゃんになってみて、気候が大変なことになっている暗い未来を想像したら、本当に気持ちが沈んでしまいました。いつまでも今のままの明るい自分でいるために、ちゃんと将来のことを考えるのは大事だなって思いました」とコメント。「ギャルとして何かできることがないかをよく考え、みんなで協力し合っていきたい」と意気込みを語りました。ゆうちゃみが60年後のおばあちゃん姿となって登場するPRやメイキング映像はカンテレでの放送のほか、「KANSAIから笑顔を~大人もこどももSDGs~」のHP( )などでも見ることができます。【番組概要】カンテレSDGsウィーク期間:9月19日(月・祝)~23日(金・祝)『よーいドン!』月曜~金曜日午前9時50分~『スローでイージーなルーティーンで』月曜~金曜日午後2時45分~『報道ランナー』月曜~金曜日午後4時45分~『世界をちょっとだけ変えるサミット特別編』9/20(火)深夜1時25分~※すべて関西ローカル 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月14日法政大学(総長:廣瀬 克哉)は、SDGs達成のための教育・研究の推進及び学外との連携による多様なプロジェクトを積極的に展開するためのプラットフォームとして、2021年7月に「法政大学SDGsパートナーズ(HSP)」を設立し、このたび設立1周年を迎えました。HSPの趣旨に賛同し加盟した企業・団体数は37に及び、これまでに企業の方を招いてのセミナーやフィールドワークの実施など次世代のSDGs人材育成に関わる連携事業を数多く実施してきました。今後も加盟パートナーの拡充と活動の活性化を図り、SDGs達成のための教育プログラムを発展させていきます。【本件のポイント】・法政大学SDGsパートナーズ設立1周年・加盟パートナー数は1年間で37に増加・今後の連携事業のさらなる拡大・多様なパートナーとの連携による次世代のSDGs人材の育成<加盟パートナー一覧> ※2022年6月末時点、五十音順●朝日新聞社マーケティング戦略本部SDGs担当チーム、●Our Earth Song Festival、●(学)郁文館夢学園、●a-base consulting、●Ethical Choice((株)EXIDEA運営)、●KANDAI for SDGs推進プロジェクト、●(一社)共創教育機構、●グランパスコンサルティング(株)、●(一社)GREEN、●合同会社オフィスUKAWA、●(株)コトラ、●(株)ストル、●ソーシャル・エンラインメント株式会社、●SoZo(株)、●釣りバカ甲子園、●電気工事士デポ、●(株)東和エンジニアリング、●(株)ナカノアパレル、●(株)日本アメニティライフ協会、●(NPO法人)日本障害者乗馬施設フューチャーバレー、●(株)日本旅行、●(株)HAMONZ、●万生マーケティング合同会社、●(株)東海岸、●(株)富士通ラーニングメディア、●ホクセイプロダクツ(株)、●(一社)ボランティアプラットフォーム、●マッシュ&ルーム、●(株)マテックス、●(株)みずほ銀行、●(一社)michi、●三井住友海上火災保険(株)、●三輪田学園高等学校、●(株)メディアウィズ、●(株)モリサワ、●行政書士やまだ事務所、●(株)Liberty※法政大学SDGsパートナーズ紹介ページ( )◆これまでの本学のSDGsに関する取り組み2018年に法政大学SDGs+(プラス)プロジェクトが設置されて以降、2019年には「SDGsサティフィケートプログラム(修了証明書)」の開始、「HOSEI SDGs WEEK」の開催、2020年には「法政大学SDGs+プロジェクト2030アジェンダ」の策定、関西大学との連携事業「KANDAI×HOSEI SDGsアクションプランコンテスト」の開催、2021年には「法政大学SDGs実践知ゼミナール」の実施、日本の大学では初となるVoluntary University Review「SDGs+レポート」の発行など、学内のSDGsの気運醸成だけではなく、人材育成に関わるプログラムの展開や、SDGs推進の自己評価の仕組みを確立し、社会に対して発信してきました。※これまでの取り組みの詳細紹介ページ( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月14日~ 8/6(土)10:00~11:00kamonかしわインフォメーションセンター内~麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井讓)のSDGs研究会「EARTH」が、未来を担う10代の目線から自分たちの経験を元にSDGsについて理解を深める講演会を8/6(土)10:00~11:00kamonかしわインフォメーションセンターにて実施します。今回、kamonかしわインフォメーションセンターより、柏市内でSDGsの掲げる目標の「答えのない問題」に取り組んでいる若き生徒に講師になってもらい、幅広い世代にSDGsの啓発と誰でも始められるアクションについてレクチャーしてほしいとのご依頼をいただき、この講演会が実現しました。本学のSDGs研究会「EARTH」は、中高校生合わせて70名が在籍。SDGsの掲げる目標達成のために「今、私たちにできること」をスローガンのもと活動を実施しています。現在ではフェアトレードコーヒーの活動を中心に10個のプロジェクトに分かれ、日々それぞれの課題に向き合っています。今回の講演では、生徒たちが行ってきた活動の報告と、その経験からどのような困難があったか、そして誰でも始められるアクションと、この先の未来について「自分の言葉」で語ります。また、イベント期間内では、SDGs研究会が今まで行ってきた活動が分かるパネルを数多く展示しています。フェアトレードコーヒーの販売も行っておりますので、ぜひご参加ください。SDGs研究会の顧問である瀧村教諭(たきむら)(担当科目:地歴公民)は「今回の講演会は、この先の活動においても素晴らしい経験になると思っています。また、この講演会を通じて一人でも多くの方の意識を変えることができたら幸いです。そして、SDGsを考えるときにグローバルな視点も重要ですが、常に地元目線を意識して、今後も地域の皆さまと接点のある活動を続けていきます。」とコメントしています。【展示会・講演会についての詳細】展示会:7月15日(金)~8月31日(水) 9:00~19:00 (8/17のみ休館)講演日時: 8月6日(土)10:00~11:00場所:kamonかしわインフォメーションセンター内定員:先着10名内容:SDGs研究会の活動を通じた、だれにでも始められるSDGsの取り組みについて【麗澤中学・高等学校について】麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた次代に求められる真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。麗澤中学・高等学校HP : プレスリリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月11日ボランティア団体Team-K(本部:千葉県木更津市、代表:石原 健也)は、山梨県昭和町立常永小学校のSDGsアドバイザーに就任し、2022年7月1日(金)に「SDGs PROJECT」をスタートさせました。SDGs PROJECTTeam-Kは任意団体としては日本でも高い知名度で、地域貢献やSDGsに関する活動や災害地での復興支援活動にも力を入れていますが、今回は学校側からの強い要望を受け実現に至りました。協力として昭和町や昭和町教育委員会も名を連ね、今後は様々な企業や団体ともコラボレーションをしながらSDGsに関する理解、考えを深めてまいります。第1弾として、来週に迫った3日間の修学旅行のプログラムの3日目にSDGs 1st Actionを行います。1日目は鎌倉探索、2日目はディズニーランドを回り、3日目に本プログラムを実施し、楽しむだけではない修学旅行の新たな形を実現しています。今後は特設サイトにて様々なレポートや写真・動画コンテンツを掲載予定です。今後一緒に取り組んでいきたい企業や団体も募集しております。詳細 【SDGs 1st Actionとは】常永小学校の修学旅行3日目に行う「SDGs 1st Action」は、当団体が企画したプログラムで、3つの場所それぞれでSDGsの視点から様々なことを考えていきます。1. 360度VR動画で街を歩いてみよう!そこには、何が見える?!最新技術を駆使したVR動画で、街を歩き回りSDGsにまつわる街の良い点・課題点を見つけアイデアを発表せよ!それはSDGsにもつながる?!*生徒のアイデアは昭和町へお届けし、今後の街づくりにお役立ていただきます。(場所:東京ビッグサイト)2. 乾式オフィス製紙機「PaperLab」を使ったワークショップの実施エプソンスクエア丸の内にて、毎日学校で使う「紙」をテーマにエコを考えるワークショップを実施いたします。PaperLabとは世界で初めて、使用済みの紙を原料として、文書情報を完全に抹消した上で、新たな紙を生産できる乾式のオフィス製紙機です。(場所:エプソンスクエア丸の内)3. 環境、ミライ、世界、地球を体感せよ!最新テクノロジーから日々の素朴な疑問、地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、様々なスケールで現在進行形の科学技術を体験していただきます。(場所:日本科学未来館)【団体概要】東日本大震災の復興支援を目的として千葉県木更津市で結成された非営利のボランティア団体。減災防災情報も日々発信中。2022年、災害支援はもちろんのこと、街おこしや社会貢献にSDGsなど様々な視点で「できるときにできる範囲で」というスタンスのまま活動を継続していく。団体名 : ボランティア団体Team-K代表 : 石原 健也結成 : 2011年3月15日活動内容: 1. 災害支援2. 復興支援3. 社会貢献4. SDGs5. 地域活性化URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月06日恵泉女学園大学SDGsの取り組みに力を入れております。SDGsの意義や取り組む重要性への理解を深め、その後の授業等を通じた、生徒たちへのSDGsの普及促進に役立ててもらえる実践的な指導方法の提案及び相談にご協力できればと考えています。背景恵泉女学園大学では、聖書・国際・園芸を3本柱に、主体的に平和づくりに取り組む女性の育成に取り組んできました。この教育方針は、2015年に国連で合意されたSDGsの考え方に合致するものであり、長年にわたって培ってきた本大学のユニークな教育資源には持続可能な社会づくりに役立つものが多く、文科省からも高い評価を受けてきました。SDGsの達成には、SDGsに取り組む「人づくり」が急務であり、とりわけ次代を担う中学生・高校生への普及啓発が重要な課題となっています。事実、今年度から「公民」などにSDGsが単元として含まれていることはご承知の通りです。そのような中、本大学では、近郊の中学校・高等学校の教員を対象に、SDGsの意義や取り組む重要性への理解を深め、その後の授業等を通じた、生徒たちへのSDGsの普及促進に役立ててもらえる実践的な指導方法の提案及び相談にご協力できればと考えています。研修・相談会では、SDGsの基本的考え方を説明し、教室での実践的学びの事例や授業内容を紹介したのち意見交換を行います。お時間が許す方は、是非御参加ください(管理職の方も歓迎致します)。「高校教員対象SDGs研修会及び相談会について」日程:2022年7月8日(金曜日) 17:00から約1時間(高校教員入試説明会後)場所:恵泉女学園大学(多摩市南野、多摩センター駅からスクールバス10分)対象:中学校、高等学校、特別支援学校の教員(管理職の方も歓迎)※高校教員入試説明会参加後の参加も歓迎します。定員:10名(申込先着順) ※状況によっては、オンラインと併用した形式で実施参加費:無料内容:講演及び個別相談「SDGsの基礎・基本」「教室できるSDGsの実践的学びや授業事例紹介」講師:高橋清貴(国際社会学科教員)、他主催:恵泉女学園大学アドミッションセンター※問合せ・申し込み先入試広報室電話: 042-376-8217電子メール: nyushi@keisen.ac.jp 恵泉女学園大学 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月04日SDGsへの関心は年々高まっていますが、企業や自治体、学校で「どのように取り入れていいか悩んでいる」、また「すでに行っているSDGsへの取り組みや具体例を社会に知ってもらう手段がない」という声も多く聞かれます。そこで、生活情報誌『オレンジページ』をはじめとする刊行物の発行や、生活を軸としたさまざまな事業を展開する株式会社オレンジページ(東京都港区)は、組織としてSDGsアクションを加速するためのコンテンツ(冊子・WEBページ・動画など)の制作、啓発活動の企画立案・運営、プロモーション支援などのサポートをスタートしました。SDGsの17の目標【事例紹介】JR東日本グループ向けデジタル冊子「SAVE FOOD はじめようBOOK」を作成難しそうに思えるSDGs。身近な〈食〉を切り口に、JR東日本グループ社員だけでなく、その家族を含めたすべての人に向けて、「SAVE FOOD」に気軽に取り組めるように編集しました。●JR東日本ウェブサイト( )にて公開中※2023年2月まで「SAVE FOOD はじめようBOOK」■依頼者の声「制作にあたって」東日本旅客鉄道株式会社総合企画本部経営企画部地方創生・ESG経営推進ユニット中川大輔さん「サステナビリティに関する施策に携わる中で、社員一人ひとりが参画意識を持って取り組むことの難しさを感じていました。SDGsの啓発・実践のみならず、当社が持つビジネスパーソンの視点を組み合わせることで、当社グループの取り組みを効果的にお伝えできるデジタル冊子だと感じています」【参考:取り組み紹介】SDGsへの意識の高まりを受けて、オレンジページではさまざまな取り組みを行っています。そのうちの1例をご紹介します。コンポストで始まる循環の生活実装をデザインし、2021年度グッドデザイン賞を受賞ローカルフードサイクリング株式会社との協業による「バッグ型コンポスト」の開発・販売を実施。オレンジページ本社がある港区で、よりよい街づくりに取り組む「みなとーく」が連携して進める、生ごみを循環させるための新しい都市型ライフスタイルをデザインしました。区内の公園にコミュニティコンポストを設置し、自宅で使わない堆肥を公園花壇で活用することで地域に還元。さらにコミュニティコンポストを通じて、地域や住民とのつながりが生まれています。【参考記事】オレぺコンポスト部net:2021年度グッドデザイン賞受賞! 「コンポストで始まる循環の生活実装デザイン」 LFCコンポストLFCコンポスト使用イメージコミュニティコンポスト堆肥を公園花壇で活用SDGs 目標13:気候変動に具体的な対策を生ごみを減らすことは気候変動の抑制につながります【参考:SDGs意識・行動調査】オレンジページは、SDGsについての意識・行動調査を国内在住の男女1142人に実施しました(2022年)。ここ数年で、実際に「くらしの中でSDGsを意識して行動した」と回答したのは、全体の55%と、半数の人がすでに行動しています。・55.4%がSDGsを意識してフェアトレードや、「エコ認証マーク」付きの商品を買っている。・55.5%がSDGsに取り組む企業の製品やメーカーを選ぶようにしている。SDGsについての意識・行動調査(2022年/オレンジページ)■株式会社オレンジページについて創刊37周年を迎えた生活情報誌『オレンジページ』ほか、ムック・書籍の出版をはじめ、マーケティングによる情報提供サービス、生活雑貨を中心とした通販、「食」と「暮らし」を中心としたイベント・講座の運営、商品・サービス・地域等の“生活実装”に向けたコミュニケーションデザインおよびマーケティング支援など、生活を軸に多方面で事業を展開。2021年6月に「生活実装する会社」をタグラインに掲げ、コーポレートロゴを新設。企業・団体との新たな協業に取り組む。株式会社オレンジページロゴ&タグライン『オレンジページ』創刊37周年号【お問い合わせ】株式会社オレンジページ〒108-0073東京都港区三田1-4-28三田国際ビル16F<SDGsアクションのサポートに関するお問い合わせ>エディトリアルコンテンツ部BOOK・カスタムチーム担当:深沢 cs@orangepage.co.jp <このリリースに関するお問い合わせ・取材お申し込み>総務部広報担当:遠藤、雫石 press@orangepage.co.jp 20220622orangepage_SDGs_action_support.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月22日目指すは夢教育を土台にした「SDGs教育日本一!」ステージは『理解』から具体的『行動へ』!今年度より郁文館夢学園は待望のSDGs推進部を新設し、夢教育を土台に次の4つの観点において、「SDGs教育日本一」の進化(深化)に拍車をかけていきます。①日本で一番、生徒がSDGsを学び、体感できる環境が提供できていること②日本で一番、教職員がSDGsを意識し、体現できる制度及び職場環境があること③日本で一番、地球環境にやさしい学校運営ができていること④日本で一番、SDGsに関心と知識を持ち、自ら行動に移すことができる人材を輩出する中学・高校であることこの4つの項目を生徒主体のSDGs委員会と、職員主体のSDGs推進部が一体となって共に追い求めていきます。そして今年度の運営方針は、「理解から行動へ」更に進(深)化です。【SDGsチャンネルです】【今年度のビジョンと戦略です】SDGsにおけるパートナーシップ強化とは?!高大連携・SDGs平常点による新たな進路選択の可能性を実現!これまでも郁文館は、全教科・カリキュラム・学校行事などあらゆる行動をSDGs17項目と紐づけ、「できることから」「身近なことから」をテーマに地に足のついた実践型の教育をしてきました。2022年度も、SDGs平常点の導入や高校・グローバル高校でのMy SDGsプロジェクトなど「行動」につながる新たな仕掛けがスタートしています。また、「パートナーシップ」をスローガンに、学園内外で更にSDGsアクションへのアクセルを踏みこんでいきます。パートナーシップに関しては、下記の具体的目標を掲げています。また今後は高校と大学が連携し、高校時代にSDGs活動を通して得たスキルや経験を実績として評価してもらい、大学進学にもつなげる仕組み『SDGs高大連携プラットフォーム』を実現していきます。この仕組みにより大学に進学してからも、自分の極めたい学びや行動を継続する事ができるようになります。4月、5月の具体的取り組み①生徒への学習環境の提供・ユネスコスクールに加盟申請。5月からチャレンジ期間がスタート・法政大学SDGsパートナーズに加盟。高校大教育連携を開始②教職員が体現者に(制度・環境)・外部団体が主催する全国のSDGs教育研究会と連携し、全国トップレベルのSDGs教育実践を共有。③地球に優しい学校運営・法人管理本部SDGs学校経営推進委員会と連携し『RE×E100』プロジェクトを進化(深化)※詳細は下記HPをご覧下さい。郁文館は風車の力で『RE100』を達成! | お知らせ | トピックス | 郁文館夢学園 : ④行動に移せる人材を輩出・生徒自治組織のSDGs委員会とコラボレーションし、SDGsアクションを促す動画を制作。全校生徒が視聴・高校とグローバル高校で「My SDGsプロジェクト(169のターゲットから行動目標を1つ選び、自身ができることを日々実践)」を開始・社会探究の授業やグローバル高校NIEでのSDGsアクション特別講座の実施今後も、郁文館の本気のSDGs活動にご注目下さい!!!郁文館夢学園 郁文館中学校・郁文館高等学校・郁文館グローバル高等学校 : ◎学園紹介学校名: 学校法人郁文館夢学園(郁文館中学校・郁文館高等学校・郁文館グローバル高等学校・ID学園高等学校)所在地: 〒113-0023東京都文京区向丘2-19-1創立: 1889年(明治22年)生徒数: 1,866名(2022年5月1日時点)理事長: 渡邉 美樹URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月28日名古屋市内に本社がある民放5局(東海テレビ、中京テレビ、CBCテレビ、メ~テレ、テレビ愛知)は、持続可能な開発目標=SDGs(Sustainable Development Goals)を広めていくための合同プロジェクトをスタート致します。「みんなで社会を前進させるために。今必要なアクションを名古屋から。」をスローガンに、世界共通の課題のために5局で力を合わせ、変化に挑む人たちを後押ししていきます。そして、私たち自身も変化の起点となり、社会を前進させるためのアクションを起こしていきます。今回制作した「SDGs実践中」のロゴは、SDGsに取り組んでいる様子をうごめいている17色で表現、決まった形ではなく実践途中であることを形状でも表しています。今後、地元の様々な「SDGs実践中」アクションを各局の番組で紹介したり、各局が実施するイベントに「SDGs実践中 名古屋5局合同プロジェクト」ブースを出展する等、5局で連携した企画を実施していきます。また、5局共通のSDGsアクションにも挑戦する予定で、特設サイト等で発信していきます。■名古屋5局合同プロジェクト「SDGs実践中」期間 : 2022年5月17日(火)~特設サイト : 問い合わせ先:東海テレビ 編成局宣伝部 052-954-1131(平日10:00~18:00)中京テレビ 経営企画局(広報担当) 052-588-4522(平日9:30~17:30)CBCテレビ 編成部 052-259-1339(平日10:00~18:00)メ~テレ コーポレート戦略部(広報担当) 052-322-7164(平日10:00~18:00)テレビ愛知 広報部 052-201-9266(平日9:30~17:30)SDGs実践中 ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月18日~5月15日(日)世界フェアトレード・デー特別イベントを実施~麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井讓)のSDGs研究会「EARTH」が、地元ラーメン店「Noodles&Cafe MEN-OH」の公認アンバサダーとして5月の世界フェアトレード・デーに合わせ、フェアトレードの魅力やお店の魅力をSDGsの視点で紹介をするイベントを実施します。来場者はフェアトレードコーヒーの試飲やユーグレナのスイーツの試食をしながら参加できるイベントになっています。※WFTO(世界フェアトレード連盟:World Fair Trade Organization)が定める「世界フェアトレード・デー」は毎年5月の第2土曜日。日本では5月を「フェアトレード月間」として例年さまざまな企業や団体のイベントなどが行われている。今回のイベントでは、コーヒーを通じたフェアトレードの現状や重要性を紹介します。多くの人にお店の魅力を知ってもらうために、お店のスタッフにインタビューを行い、SDGsの視点からお店の魅力をまとめた冊子も作成しました。その冊子をイベントで配布し、プレゼンテーションを行います。SDGs研究会の顧問である瀧村教諭(たきむら)(担当科目:地歴公民)は「今回のイベントは、公認アンバサダーとしての取り組みの集大成です。イベントを通じて、お店への来場者が増えることはもちろんですが、一人でも多くの人の意識が変わり、フェアトレードやエシカル消費の推進になれば幸いです。」とコメントしています。【世界フェアトレード・デー特別イベント概要】●日時:5月15日(日) 11:00~14:00 ※生徒の発表は随時開催予定●場所:UDCK(アーバンデザインセンター柏の葉)(千葉県柏市若柴178-4 柏の葉キャンパス148-4)●内容:フェアトレードの推進とお店の魅力を紹介●登壇者:SDGs研究会「EARTH」【麗澤中学・高等学校について】麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた次代に求められる真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。麗澤中学・高等学校ホームページ : プレスリリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月13日山梨県山梨市は令和4年度より、株式会社シンクアロット(所在地:東京都渋谷区、代表:前出 貴則)の提供するグローバルSDGsプログラム・英語プログラム「EN-TRY」(エントリー)を公立保育園6園で導入・実施します。山梨市長(右)とシンクアロット前出代表■プロジェクトの概要山梨市の第2次山梨市まちづくり総合計画において、平成29年度からの中期計画では、国際化進展による英語力向上や、こどもたちをはじめとする市民が豊かな国際感覚を養うことが求められていることを課題とし、先進的な英語教育の推進や多様な国際交流の機会を設けるなどの対応を課題解決の具体策として掲げています。これらの山梨市のビジョン実現に向けた一手として、国際協働や多様性理解また、コミュニケーションツールとしての英語力向上に向けて、幼稚園・保育園向けグローバルSDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」、および英語プログラムの導入を、公立保育園6園にて決定しました。グローバル化がさらに進むこれからの社会では、世界を自分ごとと感じて考える力が必要であり、その力を育むためにはこどもたちの世界観を広げ海外に関心を寄せることが重要となってきます。EN-TRYのプログラムはそのような意識の種まきを目的としており、山梨市の目指すビジョンの達成に向けた貢献が期待されています。■幼稚園・保育園向けSDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」とはちきゅうフレンズの絵本「ちきゅうフレンズ」は世界を旅する全8回の動画プログラムで、動画一本で一つの国について紹介し、合計8か国を体験します。先生が一方的に教えるのではなく、世界を回って様々な人が登場しみんなと友達になる、というコンセプトで、ただ座って見るのではなく、体を動かしたり声を出したりして楽しみながら、多様な文化を学べるようになっています。さらに、振り返りの教材では、各国のSDGsに関する問題を外国の友達と一緒に考えることで自分事化し、積極的に考えたいという自発性を育てます。ちきゅうフレンズの動画教材■シンクアロットの概要「こどもたちの世界観をひろげる」をビジョンとして、EN-TRYという幼稚園・保育園向けサービスを提供。日本の幼稚園・保育園と海外の園をつなぐオンライン交流、EN-TRY世界交流や、幼稚園・保育園に特化したグローバルSDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」を提供しています。また、EN-TRYのプログラムに関する説明会や、SDGs・海外教育に関するセミナーなど、園関係者のみなさまの活動のヒントにしていただけるイベントを開催しております。ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。イベントに関するお知らせはこちら EN-TRYブランドムービー ■会社概要社名 : 株式会社シンクアロット所在地 : 〒150-0034東京都渋谷区代官山町18番6号 ヴォーグ代官山3F代表 : 前出 貴則設立 : 2018年3月資本金 : 1,000万円事業内容: ・幼稚園・保育園向け世界交流プログラム「EN-TRY」の提供・幼稚園・保育園向けSDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」の提供・グローバルでの幼児保育・教育、ESDの研究調査URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月10日キンコーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡辺浩基、以下 キンコーズ)は、千葉県が創設した「ちばSDGsパートナー」に市内にある当社直営の千葉中央店を登録し、SDGsへの取り組みをさらに加速していきます。参加の背景と目的当社はプリントオンデマンドによる必要な分を必要な数のみ提供する小ロットプリントサービスで、顧客のコスト削減や余分な在庫を持たないことによる環境負荷の軽減に貢献してきました。2020年に経営理念のMissionを刷新し、「私たちは、期待を超えるオンデマンドソリューションの提供を通じ、サステイナブルな社会の実現に貢献します。」と宣言し、活動の指針としています。このような背景から「ちばSDGsパートナー」に参加を決定しました。キンコーズ・千葉中央店では、子供たちが喜べるアップサイクル品の提供を通じ、環境保全を学ぶ機会になるのではと考え、地域イベントなどに端材から生まれたノベルティグッズの提供活動を続けています。この「ちばSDGsパートナー」への参加を通じ、地域企業や自治体とパートナーとなり、共にSDGs関連活動の拡大・推進を目指します。「ちばSDGsパートナー登録制度」についてSDGsの推進していくためには、多くの県民・企業等にSDGsを身近に捉えてもらい、取組を進めてもらうことが重要です。県内企業等におけるSDGs推進の機運を醸成するとともに、具体的な取組を後押しするため、「ちばSDGsパートナー登録制度」を創設いたしました。千葉SDGsパートナー登録制度のWebページ : 登録した店舗キンコーズ・千葉中央店〒260-0028千葉県千葉市中央区新町1-20 江澤ビル1FTEL. 043-302-5484千葉中央店 : これまでの当社の具体的な取り組み商品・サービスオンデマンドMPM ECO(エムピーエム エコ)配送サービスクラウド上で無駄なく販促物を発注し、在庫情報を一括管理できるシステムです。過剰な資源利用と廃棄物の発生を防ぐことが可能となります。当サービスを利用している顧客の多くは、全国各地に支店やチェーン店を保有しており、販促物の配送において当社の店舗ネットワークを活用して地方ごとに印刷拠点を確保し、個別配送の距離短縮を行うことで、CO2排出量を66.7%削減することができます。自由研究キット子供たちが都道府県や地方区分を学ぶことができ、自由研究につかえる白地図キットを千葉中央店では販売してきました。直接書き込んだり、色を塗って楽しく学びながら巨大日本地図を完成することで、SDGsの目標にもある“住み続けられるまちづくり”の基礎となる、自分の住んでいる都道府県の場所や関係性に興味・関心を持つことができ、教育に役立ててることができます。社会貢献アップサイクル品による知育支援子供たちが、環境保全を学ぶ機会になるのではと考え、端材から生まれたノベルティグッズの提供活動を続けています。このノベルティグッズは、新型コロナウイルス感染症の対策として用いられる、アクリルパーテーションの制作工程で、切り抜き時に出てしまう端材や回収したアクリル材を活用しています。(写真:千葉市内開催の児童サッカーイベント“TOBIGERI FESTIVAL”に優勝メダルを提供)その他、当社のSDGsに関連する取り組みについてWebサイトにまとめています。キンコーズSDGs : その他登録制度への参加状況・かわさきSDGsゴールドパートナー(神奈川県川崎市)・愛知県SDGs登録制度(愛知県)・IMAGINEKANAZAWA2030パートナーズ(石川県金沢市)・関西SDGsプラットフォーム(関西広域)キンコーズ・ジャパン株式会社 会社概要当社は、お客様のライフとビジネスに寄り添い、サステイナブルな社会を実現するオンデマンドソリューションサービスのサプライヤーとして様々なお客様からパートナーと認識されることを目指しています。有人接客型プリントサービスのキンコーズ及びコワーキングスペースのツクル・ワークといった店舗運営事業をはじめ、顧客の業務改善を支援するプラットフォームソリューションの開発・運用支援を行うデジタルソリューション事業、屋内外の装飾・展示会の出展向け大型インクジェット出力・加工・施工から、ショッピングモールでの販促支援室の運営、セールスプロモーションにおける企画立案・デザインなどのマーケティングサービス事業と多岐にわたるサービスを展開しています。会社名: キンコーズ・ジャパン株式会社所在地: 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング27階代表者: 代表取締役社長渡辺浩基設立: 1991年12月24日資本金: 100,000千円従業員数: 762名(2022年4月1日現在)URL : 報道関係お問い合わせ先キンコーズ・ジャパン株式会社広報・サステナビリティ推進室E-mail: koho@kinkos.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月28日学校法人法政大学(所在地:東京都千代田区、総長:廣瀬 克哉)では、2018年12月に「持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みに関する総長ステイトメント」を発表し、2021年には国内の大学で初のVUR(Voluntary University Review:自発的大学レビュー)を行うなど、SDGs達成に向けた様々な活動を展開しています。今般、法政大学では、SDGsに関する理解を促進し、行動を誘発することを目的とした「SDGsスタディパネル」の開発を行い、開発元であるデザイン工学部川久保研究室のHP上で公開を行いました。「SDGsスタディパネル」は、SDGsのゴールごとに、関連するキーワードや世界と日本の現状がまとめられた計17枚のパネルです。教育現場はもちろんのこと、あらゆる分野の皆様のSDGs理解促進にもご活用いただけます。SDGsスタディパネル■作成者: 法政大学デザイン工学部川久保研究室■公開日: 2022年4月25日■公開先: 本学習コンテンツは環境再生保全機構の環境研究総合推進費の支援を受けて進めている研究課題「ローカルSDGs推進による地域課題の解決に関する研究(JPMEERF20211004)」の成果をもとに作成されたものです。SDGsスタディパネルの概要SDGsスタディパネルの例(ゴール1 貧困をなくそう) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月27日普段はイスの製造を行う株式会社トーヨーイス(所在地:岐阜県海津市、代表取締役社長:伊藤 友美)は、SDGsの取り組みの一環として廃材から生まれた「アイアン雑貨」を応援購入サービス「Makuake」にて2022年4月20日(水)に開始しました。応援購入サービス「Makuake」 アイアンペンスタンド ロボット仕様アイアンペンスタンド 二宮金次郎仕様■開発背景今回、このプロジェクトに参加しようと思ったきっかけは、会社としてSDGsの取り組みをする中で、なにができるか考え始めた事です。イス工場のパイプ加工する中で毎日のように発生する鉄くずの山。廃盤となって行き場のない鋼材たち。これらを新しい別の製品として生まれ変わらせたのが、今回のアイアンペンスタンドになります。■特徴*ゴミから生まれたプペルのようなロボット仕様ゴミから生まれたロボット・プペルと人間が二人仲良く並んだ姿をイメージして作りました。*二宮金次郎仕様薪を背負って勉学に励む、子供を持つ親としての願いを込めて作りました。どちらも普段、イスの製造を行っている日本のモノづくり職人が、1点1点心を込めて作る製品です。鉄の風合いを活かすため、クリア塗装をしてさびないようにいたします。デスクの上で、玄関先で、作業場で、お使いいただけます。■リターンについて8,800円:二宮金次郎仕様(送料・消費税込み)6,600円:ロボット仕様(送料・消費税込み)■プロジェクト概要プロジェクト名: SDGs・町工場のゴミの山から生まれた、まだ名もないロボットペン立て期間 : 2022年4月20日(水)~6月29日(水)URL : <製品概要>商品名 : アイアンペンスタンド種類 : ロボット仕様・二宮金次郎仕様内容 : 1個サイズ : 約12cm×12cm 高さ約10cm~13cmカラー : 粉体塗装艶消しクリア素材 : 鉄■会社概要商号 : 株式会社トーヨーイス代表者 : 代表取締役社長 伊藤 友美所在地 : 〒503-0646 岐阜県海津市海津町萱野46-1設立 : 1974年8月事業内容: 業務用チェアの製造・販売資本金 : 2,000万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社トーヨーイスTEL : 0584-53-2287お問い合せフォーム: toyoisu-info@octn.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月22日「株式会社あい・グループ」は17の開発目標中、3項目について「SDGs事業認定」を受けました。大阪・京都で24院を展開するあい鍼灸院・接骨院を運営する株式会社あい・グループ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:伊藤 勇二、 は「SDGs事業認定」を受けました。株式会社あい・グループでは、SDGsの取り組みとして、17の開発目標中、3項目について取り組んでいます。株式会社あい・グループの3つの取り組み3.すべての人に健康と福祉を出産直後の母子の健康的な生活を確保するため、産後ケアの一環として母親の心身を早期に回復させる「産後骨盤ケアメニュー」を独自で開発しました。こちらのメニューにより、スムーズな育児生活へのスタートを支援します。---------------------------------------------「あい鍼灸院・接骨院 」 ---------------------------------------------5.ジェンダー平等を実現しよう(ジェンダー平等の達成・女性や女児の能力強化)8.働きがいも経済成長もジェンダー平等(男女同権)を目指し、女性の能力強化の促進、及びKGI(経営目標達成指標)達成により働きがいのある仕事を実現します。◎女性のキャリアアップのシステムを構築します。◎KGI達成に向かう能力及び技術力アップ研修などの能力強化を促進します。◎「こころをほぐす、愛がある」というスローガンのもと、ハイクオリティな施術とこころがほぐれる接遇で、心身共に世界中に『健康』をもたらす企業を目指します。株式会社あい・グループでは、SDGsに対しての取り組みを通じて、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指して参ります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月19日ダイキョーオータ株式会社(所在地:愛知県名古屋市中川区、代表取締役:太田 邦治)は、SDGsの広がりに対応したエコ帽子「オーガニックコットンCAP」を2022年4月8日に発売予定です。オーガニックコットンCAP本体・SDGsとは(Sustainable Development Goals)持続可能な開発目標の略称です。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193ヶ国が2016年から2030年の15年間で達成する為に掲げた目標になります。バイオマスプラスチックロゴ・商品名 :オーガニックコットンCAP(OG-CAP)・価格 :2,145円(税込)・カラー :ホワイト、ベージュ・仕様 :生地はオーガニックコットン(有機栽培)を使用。天丸部、ツバ芯に自然由来原料(サトウキビ)のバイオマスプラスチックを使用。・用途 :イベント、スポーツ、軽作業、ファッションと多用途でご利用いただけます。・二次加工:刺繍、印刷、転写プリント等、カスタマイズも可能です。OG-56 ホワイト【商品掲載サイト】・会社代表サイト ・電子カタログ 現在ご利用の帽子からこちらの帽子に切り替えていただくだけで「環境保全」、「脱炭素」に繋がります。持続可能な社会に貢献していきましょう。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月08日2015年の国連サミットで採択され、2030年のゴールまでちょうど折り返し地点の今、SDGsは本当に正しく浸透してる?本誌連載「社会のじかん」の堀潤&五月女ケイ子が、持続可能で、課題のない未来実現のために大切なことを考えます!国連サミットで「誰ひとり取り残さない」ことを誓い、SDGsが採択されたのが2015年。17の持続可能な開発目標を掲げて、2030年までに達成することを目指しています。しかし、残り8年となった今、実際はどこまで実現できているのか。「SDGsという言葉は世の中に着実に浸透して、“何かしなければ”という意識は広まったと思いますが、実際に行動や社会に変化が起きているかというと、そこにはまだ至っていないですね」と、堀潤さん。環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんら若い世代は、大人たちは言い訳ばかりで何も行動に移していない。今すぐ行動を、と強い口調で訴え続けています。堀さんは、SDGsの一部の目標に注意するだけにとどまり、全体を見渡すことや本来の目的にまで思いが届いてないのではないかと心配しています。日本の現状は?いま私たちが知るべきこと、やらなければいけないことは?五月女ケイ子さんを聞き手に、2022年、SDGsの今を堀さんに解説していただきました。番号はあくまで入り口。そこに囚われないで。――SDGsの目標期限は2030年です。あと8年で達成できるのでしょうか?17の目標(ゴール)には、さらに169の細かな指標(ターゲット)があるんですよ。――えー!宿題が多すぎます。夏休み最終日の小学生みたいな気持ち。間に合うのか心配になっちゃいます…。皆さんが、すべての目標を達成しようとする必要はないんです。17の番号はあくまでも“入り口”。気になった項目を見つけて、そこから考えてみませんか?という提案なんですね。平和に関心があるから16の「平和と公正」から始めてみようとか、LGBTQの友達がいるから5の「ジェンダー平等」から考えてみようとか。ただ、企業を見ていると、「私たちは環境にコミットしています。ただし、人権問題に関しては政治問題に絡むのでノーコメントです」とか、「飢餓をなくそう」というキャンペーンに賛同しているのに、社員の賃金を上げることには及び腰だったり…というのが気になります。――ある項目を頑張って解決しようとすると、別の項目が解決できなくなるってことですか?いえ、その逆です。社会問題は、根本の原因を探っていくと、環境も人権も平和もジェンダーも皆絡み合っているんです。たとえば、貧困問題を例に挙げると、原因はいくつも考えられます。お金を稼ぐための知識や技術がない4「教育をみんなに」。男女で賃金差がある5「ジェンダー平等」。災害に見舞われて食糧が生産できない13「気候変動」。戦争が続いていて働けない16「平和と公正」。搾取される側にいる17「パートナーシップで目標を達成」。このように、ある問題は他の多岐にわたる項目とつながっているので、それらを解決することでようやく改善できます。SDGsの目標は、そんな巧みな設計になっているんですね。――なるほど!どこから始めてもいい理由が、よくわかりました。SDGsという言葉は広まりましたし、掲げる企業も増えました。でも、SDGsを知っているだけでは問題解決にはなりません。グレタさんが大人たちのお尻を叩いているように、実際に行動を変えていかなければなりません。国連はSDGsのゴール達成を呼びかけていますが、皮肉なことに戦争や紛争、環境汚染に歯止めがかからない状態。飢餓人口の増加も深刻になっています。ここで諦めたら世界は破綻してしまいます。諦めずに問題解決に向かえば、未来に希望はあるかもしれない。その瀬戸際に立たされています。――SDGsというと、どうしても“=環境問題”というイメージが強いです。そうですね。企業などではそのテーマが一番謳いやすいのだと思います。環境問題の解決法は、石炭火力をやめてCO2を減らすことと思われるかもしれません。もちろんそれは大切なことですが、環境を汚染しているのは石炭だけではありません。戦争によって、モノが破壊されて土壌が汚染されたり、原発事故により放射線物質で汚染されることも。経済成長のために過剰な開発を進めて、汚染水が排出されるというケースもあります。SDGsは「森を再生させよう」「CO2を削減」「ペットボトルをやめてマイボトルに」ということにとどまりがちですが、本を正せば、戦争を起こす政治の対立や民族紛争、人権侵害や貧困格差も原因にある。そこにも目を向けて解決していかないといけないと思います。でも、中国の新疆ウイグル自治区の人権侵害問題があっても日本の企業は、政治的な問題に関わるからと触れないようにしているところが多いですね…。――企業が政治的な発言を避けるのはどうしてですか?問題になっている国とのビジネスができなくなるかもしれないとか、政治色がつくと商品を買ってもらえなくなるのではないか、という心配があるのかもしれません。ただ、欧米では、ウイグル問題が明らかになったときに、いち早くアディダスが「(ウイグル自治区の強制労働に関わっていないか)うちのサプライチェーンを見直します」と発表し、それに多くの企業が続きました。一方、テスラは「中国の市場は大事なので、ウイグル自治区にショールームを作ります」と対抗。このように、欧米では企業のスタンスを明確にすることが、信頼や価値を得ると考えられていますね。――SDGsが目標達成から遅れている理由は何ですか?いくつか考えられますが、日本の場合、企業がまだこれをビジネスチャンスと思えていないことが大きい気がします。ただ、ESG投資といって、環境や人権に感度の高い企業にしか投資をしないという潮流ができてきているので、欧米諸国にならい、日本の企業も次第に関心が向くようになりました。Appleが「環境に負荷をかけている企業とは取引を見直す」と発表したことで、その動きは加速しています。たとえば、日本の電力は火力発電がベースになっていますが、「再生可能エネルギーを増やしてほしい」と企業が政府に陳情し始めているんですね。――日本は、課題のなかでもジェンダー問題が遅れていると聞きますが、どうでしょう?ジェンダー関連では、国会議員に占める女性議員の比率が世界平均は25.5%、日本はいまだ9.9%です。参議院は22.6%ですが、衆議院は圧倒的に少ない。世界経済フォーラムでのジェンダー・ギャップ指数ランキングで、日本は2021年では156か国中120位です。政治分野では、“各政党はジェンダーに配慮する目標を作る”という法律が作られて、選挙のときに、男女の候補者数ができるだけ均等になるよう目指す、という合意をとりつけました。罰則規定はないので、すぐには実現しないかもしれませんが、大きな変化ではありますね。堀 潤さん1977年生まれ、兵庫県出身。ジャーナリスト。NHKアナウンサーを経て2013年独立。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX)に出演中。著書に『わたしは分断を許さない』(実業之日本社)。五月女ケイ子さん1974年生まれ、山口県出身。イラストレーター。『親バカ本』(マガジンハウス)、『乙女のサバイバル手帖』(平凡社)ほか著書多数。2018年には台湾にて展覧会「五月女桂子的逆襲」を開催。LINEスタンプ「淑女のご挨拶」も大好評。※『anan』2022年3月30日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子取材、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2022年03月26日今、日本に生きる私たちは、SDGsをどう受け取ると理解ができるか。目標別に解説をしていきます。解説してくれたのは、企業向けにSDGsに関するコンサルティングをしている玉木巧さん、東工大准教授の治部れんげさん、持続可能な観光専門家・坂田華さんです。未来のための17の目標を、私たちの周りにある事象から読み解いてみる。社会:人間が人間らしく生きていくための社会に関する目標1、貧困をなくそう2、飢餓をゼロに3、すべての人に健康と福祉を4、質の高い教育をみんなに5、ジェンダー平等を実現しよう6、安全な水とトイレを世界中に7、エネルギーをみんなにそしてクリーンに女性として注目したいのは、〈ジェンダー平等を実現しよう〉の項目。「政治や経済、教育、健康の4つの分野から男女が平等かどうかを測る〈ジェンダーギャップ指数〉で、日本は156か国中120位。特に政治と経済の場において女性の活躍が非常に少なく、女性が管理職になりにくい、育休から復職しにくいなどの形で顕在化しています。でも逆に、男性が育休を取りやすくなれば、その分女性が活躍できる、という見方もできる。性別にかかわらず自分の思うような形で働けるようになることが、人間らしく生きられる社会への第一歩なのでは」(玉木さん)発展途上国では、〈安全な水とトイレを世界中に〉の目標も、女児との関わりが深い、と治部さん。「まず井戸や水道がない場所だと、学齢期の女の子は水汲みに行かされることが多い。また学校のトイレが危険だと女の子は襲われる可能性があるので、学校に行けない。一見関係なさそうに感じられますが、安全な水の供給、そして安全なトイレがあることで、女の子は教育の機会が得られるんです。教育を受けられればより良い仕事につけますし、字が読めれば契約書の内容を理解することができますから、低賃金で搾取されることも減ります」また〈エネルギーをみんなにそしてクリーンに〉という項目においては、坂田さんは「日本をはじめ先進国はもっと努力を」と言います。「先進国の個人のエネルギー消費量は、途上国の3~4倍というデータがあります。特に日本は火力発電の率が高いので、発電の際に二酸化炭素排出量が多いうえ、車の生産などエネルギーを多量に必要とする産業が多い。我々先進国が排出する二酸化炭素によって温暖化が進み、発展途上国で自然災害が起きることも。まずは太陽光、風力、地熱など二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーに変えていきたい。今後ソーラーパネルや蓄電池の性能が上がれば効率も上がりますし、同時に使用量を減らせばエネルギーをクリーンにできるようになると思います」経済:最低限の暮らしの保障から、より良い暮らしに関する目標8、働きがいも経済成長も9、産業と技術革新の基盤をつくろう10、人や国の不平等をなくそう11、住み続けられるまちづくりを12、つくる責任つかう責任できるだけ安く作り、たくさん売って儲ける。これまではそのような経済活動を行っていた企業が多かったが、それは〈働きがいも経済成長も〉という目標とは相容れない。「自国が徐々に豊かになるに従って人件費が上昇すると、もっと安く作れる場所を求め、工場が海外に移ります。かつては中国、それが東南アジアに移り、そこが豊かになればさらに安いところを求めて工場が移動していく。でもそのスタイルは、いつか限界がきます。かつて児童労働で製品を作っていたアメリカの会社が、消費者のボイコットによって企業体質を変えたということがありましたし、また最近は人権侵害をしている国や会社と取引をする企業に対して、厳しい視線が注がれています。異常な低賃金や搾取のある労働は、結果的に長続きしないので、改めるべきです」(治部さん)〈住み続けられるまちづくりを〉という目標に対しては、地方都市でテレワークができる環境を整える、という取り組みも行われている。「地方には、働きたくても家を出られないという女性もまだまだ多い。そんな人たちにITのスキルを身につけてもらい、また、その土地のWi‐Fiなどのインフラ整備を並行して行うことで、地元に住み続けながら都会の会社の仕事をリモートで請け負うことが可能に。その街を出なくても、新しい仕事の幅が広がり、結果収入も上がります。これは今の日本に必要なSDGsの取り組みの一つだと思います」(治部さん)また海外のリゾートにも、SDGsの視点が必要とされている。「例えばアジアのリゾートに海外資本が大きなホテルを建てた場合、地元の人に回るのは安いハウスキーピングなどの仕事で、利益のほとんどは先進国にある資本会社に落ちるのがこれまでの常識でした。そういったマスツーリズムは環境にも良くないし、地元にも貢献しないことに企業側も気がつき、環境を汚染せず、なおかつ地元とフェアに仕事をするサステナブルツーリズムに取り組む会社が増えています」(坂田さん)環境:人間だけでなく、動植物が暮らす自然の持続可能性に関する目標13、気候変動に具体的な対策を14、海の豊かさを守ろう15、陸の豊かさも守ろうおそらくSDGsと聞いたときに“海洋プラスチックによる海の汚染”を思い浮かべる人はとても多いはず。「少し前までは、そのゴミを減らすことに注力をしていたんですが、今はそこから一歩進み、ゴミという“マイナス”を減らすだけではなく、新たな発想で“プラス”に変えていく努力が必要とされています。具体的な例を挙げると、今、アディダスは海洋プラスチックを回収し、それを使ってスニーカーを作っています。そういった取り組みをする会社が今後増えていけば、マイナスが減ると同時にプラスが増えていくのでは、と思います」(玉木さん)海の資源についてもっと意識を向けてほしい、と言うのは坂田さん。「お寿司でお馴染みのクロマグロが去年まで絶滅危惧種だったというのは有名ですが、実は大衆魚のサバやサンマも、枯渇してきています。そういった魚がスーパーに並んでいるのを見ると“自分1人が食べるのをやめたところで…”と思ってしまいますが、需要が下がれば漁獲量は減るものです。いま行われている無差別かつ魚を一気に捕獲するような漁では、海の資源を減らす一方。エコな漁業で獲られた魚を買うような消費行動に変えることは無駄ではありません。海外では、持続可能な漁業で獲られた魚だけを扱う店があったり、エコ漁業の証明である〈MSC認証の「海のエコラベル」〉がついていることも。日本でもそういった魚を扱う飲食店を選んだり、あるか聞いてみるだけでも、SDGsに繋がります」(坂田さん)枠組み:SDGsの目標達成のために、3分野すべてに関する暴力の撲滅、ガバナンス強化、投資促進、パートナーシップに関する目標16、平和と公正をすべての人に17、パートナーシップで目標を達成しよう「1から15の目標は、世界の“あるべき姿”を描いた内容で、15個の目標が達成されると、16の〈平和と公正をすべての人に〉という世界が実現できる。そして最後に残るのが、17番の〈パートナーシップで目標を達成しよう〉です。この1つだけが、“理想の世界”ではなく方法についての文言なのですが、実はSDGsを達成するために最も大切な項目がこれなんです」(玉木さん)パートナーシップとは、2名以上の者が営む関係のこと。問題の解決は1人で解決に挑むのではなく、2人以上の個人や団体などが協力することが必要である、という意味だ。「1つ問題がクリアになったとしても、そこに繋がるあらゆる課題が解決しなければ、持続可能な世界は作れない。問題は複雑なんです。だからこそ企業と行政、あるいはNPOなど、いろんな力を総合した枠組みを作ることで、解決策が見えてくるんだと思います」(治部さん)力強いパートナーシップを作る第一歩は、自分の考えや思いを発信することだと玉木さんは言います。「自分や自社がどうありたいか、SDGsに対して何をしたいか。それを発信すると、同じ志を持つ人たちが反応し、仲間が集い、自然にパートナーシップが生まれます」大切なのは、視点を“今”に固定せず、“未来”を見据えること。「SDGsは次世代のためでもあります。私たちが生きている地球や社会は借り物ですから、この先に生まれて生きる人たちにいい状態で残さなければなりません。その気持ちをぜひ持ってほしいです」(坂田さん)玉木巧(たまき・こう)株式会社Drop SDGsコンサルタント。企業のサステナビリティ推進を支援。“SDGs経営”をテーマにした講演会は延べ40万人が参加。ウェブ「SDGs media」で情報発信も。治部れんげ(じぶ・れんげ)東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授、ジャーナリスト。ジェンダーに関する著書に『ジェンダーで見るヒットドラマ 韓国、アメリカ、欧州、日本』(光文社新書)が。坂田華(さかた・はな)持続可能な観光専門家、博士(経営学)、国連機関協力員。大学では自然科学を学び、観光先進国であるオーストラリアの観光マネジメントや自然保全に5年間関わる。※『anan』2022年3月30日号より。イラスト・西尾彰典参考資料・SDGs media(by anan編集部)
2022年03月23日もはや誰もが知っている言葉になったSDGs。でも、その意味をちゃんと説明できる人はまだ少ないのでは?まずは身近な話を交えながら基本のキを分かりやすく解説。SDGsという言葉や、エコバッグを持ったりプラスチックのストローは使わないなどのSDGs的行動は、もはやすっかり日常に。でも、そもそもSDGsが何を目的としているのか、また“持続可能な開発”とはなんなのか。これを理解している人は実は少ないのでは。企業向けにSDGsに関するコンサルティングをしている玉木巧さん曰く、「持続可能とは、今ある場所、ものがこの先に“続けられる、あるいは続く状態にある”ということ。SDGsは“今を生きる私たちの生活”の維持、さらに“未来の人たち”の人生の持続、そして人類が生きる場所である地球を存続させるために、設定された目標なのです」地球を続けるために、というと、まず思い浮かぶのが環境のこと。「地球の資源は有限で、今は枯渇に向かっています。すべての問題は、別の場所に生きる人、あるいは未来と密接に繋がりがある。例えば魚を必要以上に獲ることで、どこか遠くに住む人たちが不漁になって仕事が続けられなくなるし、なくなってしまえば未来の人は食べることができなくなる。世界をもっと包括的に捉え、企業や国、個人が垣根を越えて協力し、対策をしようというのが、SDGsの大きな特徴です」(持続可能な観光専門家・坂田華さん)SDGsには他にも教育や働き方、国や人の不平等、技術革新に関する目標なども含まれる。「え、それって何がどう“持続可能”なの?」と思う人も多いはず。しかし東工大准教授の治部れんげさんは、そこにこそ、日本の20~30代にとって身近なSDGsがある、と言います。「私が出版社に勤めていた20代の頃、朝から夜通し仕事をし始発で帰る、というような働き方をしていた結果、体を壊してしまったんです。仕事は楽しかったしやり甲斐もあった。でもこの働き方をずっと続けることは無理だなと、そのときに気がつきました。一方企業側からしても、いつ倒れるか分からない従業員が多い状況では、会社の持続が危うい。しかも日本は少子高齢化社会で人口が減少。かつてのように父親だけが猛烈に働き、母親は家庭を守る、という形だと、労働人口が減っているのでもう社会が続かない。性別にかかわらず、みんなが働く必要がある。そこで、男女ともに人間らしく健康的に仕事をするために、働き方を変え、ジェンダー平等を達成する必要がある、ということなんです」絡み合う多数の課題は、簡単には解決できません。でもだからこそ、一人一人が取り組むことが大切。まずは、SDGsを自分ごととして考えるところからはじめてみましょう。“持続可能な開発”って何?名称はすっかりお馴染みになったものの、SDGs(Sustainable Development Goals)の内容を理解できているかというと…。持続可能?開発って?まずはそこからおさらい。SDGsとは、国連が掲げた未来への目標。「2016年から2030年までの15年間に達成するべき、世界共通の目標」として、2015年に開催された〈国連持続可能な開発サミット〉に参加している全193か国によって採択された目標。地球上のほぼすべての国が採択した国際目標です。カラフルなデザインは、スウェーデン出身のグラフィックデザイナーが手掛けたもの。このようにポップな形で発信するのは、国連としても初めてだそう。この目標が作られた、この世界の現状。実はSDGsの前に、貧困撲滅や教育にまつわる8つの目標・MDGs(ミレニアム開発目標)の存在が。しかしこれは途上国開発に重きが置かれており、先進国にとっては身近にはならず…。その反省を受け、MDGsの達成期限の2015年に、新たに経済に関する目標を加えSDGsを採択。将来世代が住み続けられる地球を守りながら、経済成長を目指すという、すべての国と人々が関わる目標が登場した。この目標が目指す先にある世界とは。SDGsが目指しているのは、いま生きている人、そしてこれから生まれてくる人を誰一人として取りこぼさずに、2030年以降も“持続可能な社会”を実現させること。地球の自然資源を保護しながら、すべての人が平和のもと、健康で幸せに、“自分の生きたい人生”を生きられる、そんな世界を作ることが最終目標。世界中の国や企業、個人のすべてで、この目標達成に向け行動することが大切。現在、目標はどの程度達成されているのか。注力すべき目標や達成度は国ごとに異なるもの。達成度を国別に見た国際レポート「持続可能な開発目標報告2021」によると、対象となった165か国中1位はフィンランド、2位はスウェーデン、3位はデンマーク。日本は18位で前年度より1つ順位を下げた。全体で見ると、新型コロナウイルスのパンデミックにより、貧困率と失業率が増加。前年度より平均点は下落、深刻度は増している。玉木巧(たまき・こう)株式会社Drop SDGsコンサルタント。企業のサステナビリティ推進を支援。“SDGs経営”をテーマにした講演会は延べ40万人が参加。ウェブ「SDGs media」で情報発信も。坂田華(さかた・はな)持続可能な観光専門家、博士(経営学)、国連機関協力員。大学では自然科学を学び、観光先進国であるオーストラリアの観光マネジメントや自然保全に5年間関わる。治部れんげ(じぶ・れんげ)東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授、ジャーナリスト。ジェンダーに関する著書に『ジェンダーで見るヒットドラマ 韓国、アメリカ、欧州、日本』(光文社新書)が。※『anan』2022年3月30日号より。イラスト・西尾彰典参考資料・SDGs media(by anan編集部)
2022年03月23日阪急電鉄と阪神電気鉄道が運行している、SDGs(※1)の達成に向け多様なメッセージを発信する特別企画列車「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」は、4月5日(火)にデザインをリニューアルします。阪急阪神ホールディングスグループは、「阪急阪神ホールディングスグループ サステナビリティ宣言」に基づき、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな施策を推し進めています。その一つである社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」(以下、ゆめ・まちプロジェクト)では、2009年から「未来にわたり住みたいまちづくり」を目指して、地域の環境づくりや次世代の育成などに取り組んでいます。「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」は、この「ゆめ・まちプロジェクト」が10周年を迎えた2019年から運行を開始しており、産・官・市民が連携してSDGsの達成に向けたメッセージを発信しています。また、2020年9月からは東急グループと協働運行を行っており、走行にかかる電力をすべて(実質的に100%)再生可能エネルギーで賄うなど、取組の拡充に努めています。そして、2020年12月には、これら一連の取組が評価され、第4回「ジャパンSDGsアワード」において、特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を受賞しました。今後も、この新しいデザインの列車の運行が、持続可能な地域・社会を考えていくきっかけになればと考えています。概要は次のとおりです。(※1)「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟国が2030年までに地球規模の17の社会課題の解決を達成することを目標に掲げている。 車両のデザイン・特徴●先頭・最後尾車両(上:阪急電車 下:阪神電車)さまざまな人や生き物たちが、地域・社会のより良い未来へと続くトビラの向こうに案内する様子を、イラストレーターのウマカケバクミコ氏(※2)がデザインしました。(※2)大阪府出身のイラストレーター。キャラクター・広告・出版・Webなどのイラストを幅広く制作。「ゆめ・まちプロジェクト」の立ち上げ時から、シンボルマークをはじめイラスト全般を担当いただいています。●中間車両(上:阪急電車 下:阪神電車)両端から2両目の車両に、新たにラッピングデザインを施します。また、これまでと同様に、側面の各ドアの横には、SDGsの全体ロゴおよび1~17の目標のステッカー(計18種類)と実質的に再生可能エネルギー100%で運行していることを示すステッカーを掲出します。「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」の概要1.運行車両<阪急電車>神戸線・宝塚線1000系車両、京都線1300系車両 各1編成(8両編成)<阪神電車>1000系車両 1編成(6両編成)2.運行区間<阪急電車>神戸線・宝塚線・京都線および相互直通区間で運行<阪神電車>阪神本線・阪神なんば線および相互直通区間で運行3.主催者等主催:阪急阪神ホールディングス株式会社共催:阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社企画監修:一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(SDGsの達成のために、NGO・NPO、企業など約140団体が参加し、政策提言のほか、SDGsの普及啓発や情報発信、様々な団体との連携の強化を行っているネットワーク団体です。共同代表理事の三輪敦子氏は、日本政府のSDGs推進本部のSDGs推進円卓会議に市民社会からの有識者委員として参加しています。)協賛:花王株式会社、関西電力株式会社、サントリーホールディングス株式会社、積水ハウス株式会社、株式会社大和証券グループ本社、株式会社竹中工務店、凸版印刷株式会社(50音順)後援:外務省、環境省、国連広報センター4.その他詳細については、SDGsトレインの公式ホームページをご参照ください。 阪急阪神ホールディングス株式会社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月17日キンコーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡辺浩基、以下 キンコーズ)は、関西の産官学の多くの団体が参画する「関西SDGsプラットフォーム」に当社の大阪サイトを登録し、当社直営店、生産拠点でSDGsへの取り組みをさらに加速します。出典: 参加の背景と目的当社はプリントオンデマンドによる「必要な分を必要な数のみ提供する」小ロットプリントサービスで、余分な在庫を持たないことによる環境負荷の軽減に貢献してきました。2020年に刷新した経営理念のMissionの中でも、「私たちは、期待を超えるオンデマンドソリューションの提供を通じ、サステイナブルな社会の実現に貢献します。」と宣言し、活動の指針としています。これまでにもSDGsの「12.つくる責任 つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」といった目標を中心に様々な活動を行ってきましたが、これらの活動を社外との連携でさらに広げるために「関西SDGsプラットフォーム」への参画を決定しました。このプラットフォームへの参加を通じ、多様な企業・機関とパートナーとなり、共にSDGs達成に寄与する活動の拡大・推進を目指します。これまでのSDGs取り組み事例オンデマンドMPM ECO(エムピーエム エコ)配送サービスクラウド上で無駄なく販促物を発注し、在庫情報を一括管理できるシステムです。過剰な資源利用と廃棄物の発生を防ぐことが可能となります。当サービスを利用している顧客の多くは、全国各地に支店やチェーン店を保有しており、販促物の配送において当社の店舗ネットワークを活用して地方ごとに印刷拠点を確保し、個別配送の距離短縮を行うことで、CO2排出量を66.7%削減することができます。アップサイクル品による知育支援子供たちが喜べるアップサイクル品の提供が、環境保全を学ぶ機会になるのではと考え、端材から生まれたノベルティグッズの提供活動を続けています。このノベルティグッズは、新型コロナウイルス感染症の対策として用いられる、アクリルパーテーションの制作工程で、切り抜き時に出てしまう端材や回収したアクリル材を活用しています。紙のリサイクルプラットフォーム「PELP!(ペルプ)」に参加“捨てず、燃やさず、めぐる紙”をコンセプトに、山陽製紙株式会社が提供している、会員企業から不用コピー用紙を回収し、リサイクルして還元するサービス「PELP!」に参加しています。大阪エリアの店舗および工場、営業所に回収ボックスの設置を行い回収活動および自社従業員が使用する名刺などの切り替えを進めています。これまでの再生状況を公開しています : その他、当社のSDGsに関連する取り組みについてWebサイトにまとめています。キンコーズSDGs : 「関西SDGsプラットフォーム」とはSDGsの達成に向けて、関西の民間企業、市民社会・NPO・NGO、大学・研究機関、自治体・政府機関といった多様な団体が参加するプラットフォームとして設立されました。関西において、広くSDGsの重要性をアピールし、浸透させていくことを目的として活動を行っています。そして、多様な分野のアクターが集うことで、新たなネットワーク・連携関係が構築され、SDGsの達成に資する新しいアイデアや取り組みにつながることを目的とします。関西SDGsプラットフォーム : 登録した代表拠点キンコーズ・ジャパン株式会社大阪サイト住所:大阪府大阪市西区土佐堀1-5-11 KDX土佐堀ビル2F関西エリアの店舗梅田店 : 東梅田店 : 南森町店 : 御堂筋本町店 : なんば店 : 四条烏丸店 : 三宮店 : キンコーズ・ジャパン株式会社 会社概要当社は、お客様のライフとビジネスに寄り添い、サステイナブルな社会を実現するオンデマンドソリューションサービスのサプライヤーとして様々なお客様のニーズにお応えしてきました。有人接客型プリントサービスのキンコーズ及びコワーキングスペースのツクル・ワークといった店舗運営事業をはじめ、顧客の業務改善を支援するプラットフォームソリューションの開発・運用支援を行うデジタルソリューション事業、屋内外の装飾・展示会の出展向け大型インクジェット出力・加工・施工から、ショッピングモールでの販促支援室の運営、セールスプロモーションにおける企画立案・デザインなどのマーケティングサービス事業と多岐にわたるサービスを展開しています。会社名: キンコーズ・ジャパン株式会社所在地: 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング27階代表者: 代表取締役社長渡辺浩基設立: 1991年12月24日資本金: 1,377,500千円従業員数: 833名(2021年7月1日時点)URL : 報道関係お問い合わせ先キンコーズ・ジャパン株式会社CXブランド推進室E-mail: koho@kinkos.co.jp ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月10日謎解きを使ったイベント企画制作会社、株式会社ハレガケ(本社:東京都豊島区、代表:黒田洋介)では、「SDGs(持続可能な開発目標)」(※)の課題解決を、弊社サービスの提供において重要な目標と捉え、SDGsの取り組みが求められる企業向けに、オンラインの社内懇親会で謎解きゲーム楽しみながらSDGsを学べるイベント提供サービスを新たに開始しました。年代問わず楽しめる「遊び」と、組織にとって重要な「学び」を両立できます。「謎解き」を使った懇親会は、コロナ禍をきっかけに120社以上が採用し、延べ17,000人が体験しています。実際に使うウェブ画面のイメージ(スマートフォン)※PCやスマートフォンから参加可能オンラインの社内懇親会で謎解きゲーム楽しんでいるイメージ※Sustainable Development Goalsの略称で、2030年までの達成を目指して、豊かで活力のある未来を創るための17のゴールと169のターゲットを定め、2015年に国連で採択された世界規模の取り組み。弊社では、コロナ禍のテレワーク企業向けに、ひらめきを楽しむ「謎解きゲーム」をオンライン社内懇親会として実施できる社内イベント提供サービス「謎解き社内イベントオンライン」を展開しています。その中で企業様から「懇親のほかに、組織としての学び要素がほしい」というニーズが多く挙がったため、社内懇親会としてゲームを楽しみながら、日本企業に求められるSDGs理解を推進できるサービスを新たに開始しました。■コロナ禍で重要視される「SDGs」今や世界共通の目標となっているSDGsは、すでに日本のビジネスの共通言語として浸透してきています。また、新型コロナウイルスのパンデミックによって、SDGsへの意識はさらに高まっています。■遅れている「SDGs」の理解キーワードとしてSDGsの認知が高まっている一方で、その内容の理解については不十分です。SDGsの取り組みは、新たなビジネスチャンス獲得のための社会課題の把握や、社会への企業の持続可能性アピールに重要であり、ニューノーマル時代の企業には社内全体でSDGs理解を推進する動きが求められます。■学びある社内懇親会で「SDGs」を推進弊社では、SDGsの内容をとっつきやすいゲームに落とし込み、学びのハードルを下げることで、企業の内側からSDGs理解を促すお手伝いができればと考えています。SDGsで助けが必要な世界を「荒廃した異世界」というRPGゲームの世界観に置き換えたり、課題を「倒すべきモンスター」に例えるなど、ゲーム攻略の要領で楽しくSDGsの取り組みに触れる工夫が盛り込まれています。「謎解き社内イベントオンライン」のサービス詳細はこちら : 「SDGs目標」がカギとなる謎解きゲームチームでお互いに協力しあい、与えられる試練を乗り越えていくゲームです。「SDGsに掲げられている目標」を織り交ぜたゲームストーリーに沿って試練を解決し「世界を良くしていく」ことを目指す内容です。謎を解いて「平等」などのキーワードを獲得していくだけでなく、「そのキーワードで何を解決できるか」というSDGs目標を具体的に考えさせるステップが盛り込まれています。コロナ禍で注目が高まった「謎解きゲーム」の社内懇親会「謎解き社内イベントオンライン」はサービス提供開始(2020年6月)から120社以上にご利用頂き、延べ17,000人の社員様が体験しています。導入企業の社員様はほとんど謎解き初心者ですが、アンケート評価では90%以上が「また参加したい」と回答。社員様からは「孤独な気持ちになるテレワーク環境では、ゲームを使ってオンラインで懇親を図れるのは有意義に感じた」「オンラインということを忘れて楽しめた」「仲間と協力するのが楽しかった」などオンライン、ゲーム、協力の要素が好評です。企業内でのご紹介依頼や、リピーター企業様もいらっしゃいます。「謎解き社内イベントオンライン」についてWeb会議ツール(ZoomやWebex等)を使って「謎解きゲーム」を企業のオンライン懇親会として開催できます。「協力要素」が多く、「チームビルディング」や「コミュニケーション活性化」が期待できます。PCやスマートフォンから参加できます。導入の流れ1,弊社ホームページよりお問い合わせください。2,弊社担当より人数・規模感などを確認させて頂きます。3,弊社が用意したWEB会議ツールに入るURLを共有させて頂きます。4,当日、参加する企業の社員様にWEB会議ツール内にログイン頂きます。弊社の運営メンバーが、説明やゲーム進行などの運用を行います。用語補足謎解きゲーム知識を必要とする「クイズ」とは違い、ひらめきを醍醐味とするのが「謎解き」です。問題に沿った言葉やルールを用いて、キーワードの並び替えや言い換え、連想など、自身の発想力をフル活用するゲームです。次々現れる謎や暗号を解くことでゲームが展開します。知識ではなく発想力が肝となるため、年代関係なく一緒に楽しめます。■本件に関するお問い合わせ先■【メディア対応窓口】株式会社ハレガケ広報担当大岩までメール: oiwa@haregake.com 、携帯:050-5364-3342【サービスに関するお問い合わせ】サービス担当鶴見・黒田まで代表アドレス: info@haregake.com 代表番号 : 03-6912-7596問合せフォーム 株式会社ハレガケ謎解きを使ったイベント企画制作を専門とする会社です。270以上の実績をもち、リアルやオンラインのイベント制作をはじめ、自社商品開発・企業様向けサービスなども展開しています。事業内容: イベント企画制作・運営(創業:2013年)住所: 東京都豊島区高田3-21-2 ユニハイト東京ビル4階オンライン謎解きゲームfor社内イベント| 謎解きプラス : 株式会社ハレガケ|お祭りが日常に。リアル謎解きゲーム企画・制作・プロデュース会社 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月01日チョコレートが大好きなあなたへ。チョコレートを買うことでSDGsの目標達成にも貢献していたら、嬉しいと思いませんか?食べて美味しく貢献できるならハッピー。今回は、明治、ファミリーマート、MAISON CACAOのサステナブルなチョコをご紹介!チョコレートでSDGsに貢献しようSDGsとは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。17のゴールと169のターゲットから構成されており、各ゴール達成に向けて、世界中で活動が進んでいます。大事なのは、個人の日頃の行動。自分の日々の選択が、SDGsのいずれかの目標に貢献できたらいいですよね。でも、何からはじめたらいいのかわからない。そんな人は、身近なチョコレートからはじめてみるのもよいのでは?今回は、サステナブルなチョコレートを3つご紹介。チョコレートの原料であるカカオの産地を支援することにより、高品質のカカオ生産が実現しています。だからこそ、味はお墨付き!どんなチョコレートなのか、さっそく見ていきましょう。明治、ファミマ、MAISON CACAOのサステナブルなチョコレート3選1.明治 ザ・チョコレート「明治 ザ・チョコレートトライアル6」30g(6枚)参考小売価格¥197(税込)明治の数あるチョコレートのなかでも「明治 ザ・チョコレート」は、主原料のカカオ豆にこだわったシリーズ。ベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国の4か国のカカオ豆を使用し、美味しさだけでなく、カカオに関わるすべての人を笑顔にするサステナブルな循環を目指しています。サステナブルな取り組み明治は、カカオ産地支援プログラム「メイジ・カカオ・サポート」に取り組んでおり、中南米を中心にカカオ農家を支援しています。国や地域によっては児童労働や森林減少、カカオ豆の木の高齢化や病虫害、農業資材の入手の難しさ、栽培技術の周知不足が収穫減につながり、生産者の収入不足などから、持続可能性に懸念があります。そこで、栽培から発酵、輸送のすべてに明治が関わり、安定的に質のよいカカオ豆を確保しています。「明治 ザ・チョコレートトライアル6」は、産地やカカオ分の異なる6つの味と香りを一度に楽しめるアソート。それぞれ異なる香味を食べ比べながら、今後も美味しいチョコレートが作り続けられるよう、カカオ産地やサステナブルな取り組みを応援しましょう。2.ファミリーマートのオリジナルチョコレート「エクアドル・スペシャル」「濃厚ショコラエクレール」¥178(税込)ファミリーマートのオリジナルチョコレート「エクアドル・スペシャル」を使用したエクアドル産チョコ商品は、2020年10月のシリーズ発売開始以降、累計販売数1,300万食超えという人気ぶり。今年10月には、新商品も誕生しました。カカオ本来の華やかな香りと濃厚なコクが特徴であるだけでなく、カカオの選定からチョコレートに至るまでの工程を一貫して製造したBean to Barチョコレートであり、サステナブルな取り組みとしても開発された特別な逸品です。サステナブルな取り組みチョコレートを監修したケンズカフェ東京・氏家健治シェフによると、エクアドル・スペシャルは、カカオ農家の繁栄を守るために適正な価格でカカオを購入し、カカオ豆の産地エクアドルでチョコレートを製造することで、輸送を最小限にとどめるなど、環境保全につながるサステナブルな試みを進めているそうです。その品質の高さと地球環境に配慮した取り組みは、駐日エクアドル共和国大使に公認されているほど。2021年10月5日に発売された「濃厚ショコラエクレール」は、カカオの香り豊かなエクアドル・スペシャルをクリームに使用しており、濃厚で贅沢な味わいを楽しめるエクレールです。3.MAISON CACAOの「アロマ生チョコレート」「アロマ生チョコレート NOEL」¥2,592(税込)アロマ生チョコレート専門店MAISON CACAOのアロマ生チョコレートは、日本人の唾液量に合わせて水分量を限界まで高めた、究極の口溶けが特徴。ふわりととろけるための空気量を決め、一つ一つハンドメイドで作られています。イギリスの世界品評会「Academy of Chocolate2019」では金・銀・銅を受賞、ANAの国際線のファーストクラスでも提供されたことがあります。サステナブルな取り組みMAISON CACAOを運営するメゾンカカオ株式会社は、海外企業として初となるコロンビア政府公認のプロコロンビア(コロンビア貿易投資観光促進機構)認定マークを2018年に授与。コロンビア産カカオを100%使用していることに加え、管理農園でのカカオ栽培や持続的な品質向上への取り組み、地域社会と行う教育の取り組みなどが評価されました。2021年12月にはコロンビアにメゾンカカオ財団を立ち上げ、より深くサステナブルな取り組みに挑戦するとしています。そんなアロマ生チョコレートの2021年クリスマス限定商品が「アロマ生チョコレート NOEL」。福岡のあまおう苺を贅沢に使用し、収穫後、丁寧に発酵し抽出したピュアカカオバターのみで作り上げた、華やかですっきりとしたホワイトチョコレートがベース。余計な甘さを加えず、優しく広がるあまおうの甘みと香りを楽しめます。サステナブルな取り組みを積極的に行っている3つのチョコレートをご紹介してきました。チョコ好きにとって、カカオ産地の持続的な生産は身近な課題といえます。良質のカカオを使ったチョコレートを積極的に購入することで、将来長きにわたって美味しいカカオを食べ続けられます。ぜひ美味しく味わいながら、チョコレートをいただきましょう。(C)apomares/Getty Images文・椎原茜
2021年12月15日明治学院大学の法学部グローバル法学科は、「SDGsリレー模擬授業」を2022年1月29日から2月19日までの期間中に全4回、開催いたします。明治学院大学は法学部グローバル法学科を2018年4月に開設し、サステナブルな社会の担い手として、「法」に軸足を置き、環境や時代の変化に対応できるグローバルな人材の育成をめざしています。明治学院大学法学部グローバル法学科「SDGsリレー模擬授業」法学部グローバル法学科では、2022年3月に第一期生が卒業します。完成年度を迎えるにあたり、その特色ある教育内容を知っていただくため、4人の教員がそれぞれの専門分野とSDGsとのかかわりをテーマに、リレー形式で、全4回のオンライン模擬授業を行います。グローバル法学科での学びに関心を持つ皆さんのご参加をお待ちしております。【明治学院大学法学部グローバル法学科 「SDGsリレー模擬授業」概要】<月日>2022年1月29日~2月19日(毎週土曜日 全4回)<時間>14:00~14:45 ※Zoomによるオンライン開催<テーマと講師>1月29日(土)テーマ:陸の豊かさと気候変動からワイン法を考える講師 :蛯原 健介 教授2月 5日(土)テーマ:ESG投資と気候変動講師 :阿部 満 教授2月12日(土)テーマ:海の生物資源の保全と持続的な利用講師 :鶴田 順 准教授2月19日(土)テーマ:SDGsと国際私法講師 :申 美穂 准教授<参加費>無料<先着>300名<事前申込み> <締切>1月23日(日)<Zoomミーティングへのアクセス情報>グローバル法学科留学オフィスから、開催日前日までにメールでご連絡します。【お問い合わせ先】明治学院大学入学インフォメーションTel:03-5421-5151月曜~金曜 9:00-16:00 土曜 9:00-12:00(年末年始・祝日除く) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月10日「環境問題」や「SDGs」といった言葉を耳にする機会が増え、家族でエコな取り組みをはじめたいと考えているママ・パパも多いのでは? その第一歩として、家族みんなで「環境」をテーマにした絵本を読んでみてはいかがでしょう。小さい子どもから大人までストーリーを楽しみながら、今私たちが取るべき行動を感覚的に理解できるはずです。今回はモデルで絵本ソムリエのアンヌさんが「環境問題」をテーマにした絵本を8冊セレクトしてくれました。読み終わったあとは、ぜひ家族で感じたことを語り合ってみてください。環境問題がテーマの絵本 #01地球温暖化の影響で氷が溶けるとどうなる?『ペンギンかぞくのおひっこし』 「地球温暖化の影響で、ペンギンたちの住処である氷のお家が溶けてしまいます。このままでは暮らすことができません。そこで、ペンギンの大家族はお引っ越しをすることに。きれいな海、美しい原っぱ、豊かな森と自分たちが心地よく暮らせる理想の場所を求めます。しかし、どこもかしこも人間によって美しい自然が奪われていたため、住める場所がありません。こうなったらいよいよ、とペンギンたちは思い切った行動に出ます。色とりどりのページと、暗い色合いのページが入り混じった構成によって、希望を描いたりがっかりしたり……。また、愛らしいペンギンたちに子どもの気持ちが近づくはずです。地球温暖化の危機を感覚的にとらえられる作品。美しい絵とやさしい語り口で、小さい子におすすめです」『ペンギンかぞくのおひっこし』絵・文:刀根里衣(小学館)対象年齢:3歳くらいから環境問題がテーマの絵本 #02もったいない意識がエコに繋がる!『もったいないばあさん』 「いまや世界で知られる日本語のひとつ、“もったいない”。これこそ環境問題に向き合う、初めの一歩ならぬひと言でしょう。まだまだ使えそうなもの、節約するべきものなど、もったいないばあさんが、お家の中の「もったいない」を見つけて、注意してくれます。その気さくでユニークな姿がたまらない、大人気シリーズの元祖。基本的な学びがあり、しかもすぐに実践できるので、子どもにとってもハードルは低く、親しみやすさ満点です」『もったいないばあさん』作:真珠まりこ(講談社)対象年齢:3歳くらいから環境問題がテーマの絵本 #03人間が捨てたゴミが動物たちの居場所を奪っている『やまからにげてきた・ごみをぽいぽい』 「横書きのタイトル『やまからにげてきた』の表紙を左側にめくると、動物たちがどんどんどんどん山から逃げていく様子が描かれています。逃げてきた訳は、山の工事が始まり、動物たちの住処にゴミ捨て場ができたからです。ゴミ捨て場ができたのは、ゴミをポイポイと捨てる人間がいるから、と読み進み……、最後に裏表紙の『ゴミをぽいぽい』というタイトルが出てきます。実は、これがまた表紙となり、裏から表へと読み返すことができるのです。ゴミをぽいぽいすると、動物たちが、山から逃げてきた、という具合に。ダイナミックな絵で迫ってくる、ゴミと命の問題。小さな子どもが楽しく学べる、ユニークなリバーシブル絵本です」『やまからにげてきた・ごみをぽいぽい』作:田島征三(童心社)対象年齢:3歳くらいから環境問題がテーマの絵本 #04ナマケモノが暮らす豊かな森を守ろう!『ナマケモノのいる森で』 「ナマケモノが暮らす豊かな森があります。しかし突然、人間の開発によって破壊され、動物や鳥たちは居場所を失ってしまいました。すべてが失われたと思った頃、1人の自然を思う人物が現れます。森の再生を、手の込んだ繊細な仕掛けで描いた絵本。目を近づけて、あらゆる角度から、折り重なる森をのぞいてみると、さまざまな生きものたちの様子が見えて森が生きているように感じます。産業や経済の発展にあくせくせず、ナマケモノが暮らせるような、スローな社会であることが尊重される世界を、子どもたちは肯定的にとらえることができるでしょう。森の中のナマケモノ探しも楽しいので、ぜひ親子でトライしてみてください」『ナマケモノのいる森で』文:ソフィー・ストラディ、しかけ:アヌック・ボワロベール、ルイ・リゴー、訳:松田素子(アノニマ・スタジオ)対象年齢:3歳くらいから※現在品切れのため重版中。2022年2月初旬に販売予定。環境問題がテーマの絵本 #05リサイクルの基本を学べる『ポリぶくろ、1まい、すてた』 「ある女の人が、路上にプラスチックの袋をポイ捨てしてしまいました。ほかの人も同じことをやるうちに、どんどん量が増えていくことに気づきます。そのことに悩んだ彼女は、目についたポリぶくろを集めることに。いったいなにをするのでしょう。彼女の名案とは……!読みながらそのアイディアに、やってみたい、真似してみたいと子どもの意欲が掻き立てられるはずです。プラごみ問題に、ポジティブに向き合う賢いお話で、リサイクルの基本も学べる、アフリカが舞台の素晴らしい絵本」『ポリぶくろ、1まい、すてた』作:ミランダ・ポール、絵:エリザベス・ズーノン、訳:藤田千枝(さ・え・ら書房)対象年齢:6歳くらいから環境問題がテーマの絵本 #06変化する街の様子をお家の視点から描く『ちいさいおうち』 「丘のうえに建つ小さいお家。自然の中で四季の移り変わりを感じ、穏やかに暮らしていました。ところが、時代の変化とともに、あたりの様子が変化します。ビルが立ち並び、騒音にまみれ、小さいお家にはお日さまの光もわずかしか届かなくなり……。まるで表情があるかのような小さいお家に気持ちを寄せ、同じように喜んだりがっかりしながら、“幸せに暮らせる環境とはどんなところだろうか”という思いを小さい子に抱かせてくれます。産業の発展以上に大切なのは自然。何度も立ち返りたい名作です。石井桃子さんの日本語訳もやさしく美しい」『ちいさいおうち』作:バージニア・リー・バートン、訳:いしいももこ(岩波書店)対象年齢:4歳くらいから環境がテーマの絵本 #07巡りゆく水の尊さを考えるきっかけに『しずくのぼうけん』 「ある村の女の人が持っていたバケツから、一滴のしずくがこぼれ落ちます。その可愛いしずくはどこへ行くのでしょう。お日さまに照らされ、空へ登って、それから雨になって地面に戻り、冷やされて氷になって……と冒険は続きます。そのときどきによって変化する水の性質が、小さい子でもわかりやすい物語になっている科学絵本。何よりも、しずくは水。そして水は、身の回りの環境や自然にも通じている大切なものだと学べます。だから水を汚さないようにしようねと、声掛けをしながら読んでみてはどうでしょう」『しずくのぼうけん』作:マリア・テルリコフスカ、絵:ボフダン・ブテンコ、訳:うちだ りさこ(福音書店)対象年齢:4歳くらいから環境がテーマの絵本 #08自給自足の生活こそエコな暮らし『ウエズレーの国』 「大好きなものに囲まれ、好きなことをして過ごすウエズレー。あるとき、ひらめきます。何もかも自分でつくってみたらどうだろう。庭に育った植物に目を向け、実をくり抜いてコップにしたり、絞ってジュースにしたり。茎は糸にして洋服や帽子にしたり。おままごとの延長のようなウエズレーの自給自足の生活に、小さな子どもはきっと憧れてしまうでしょう。工夫をすればなんでも自分でつくれるねと、親子で語り合うのも楽しそうです。こんな世界こそ、SDGsが目指すところではないでしょうか」『ウエズレーの国』作:ポール・フライシュマン、絵:ケビン・ホークス、訳:千葉茂樹(あすなろ書房)対象年齢:7歳くらいから▼こちらの記事もチェック!< LGBT & 多様性が描かれた絵本8選 >親子で読みたい!教えてくれた人Anne(アンヌ)さんモデル・絵本ソムリエ。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動中。6歳の息子に読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。photography/Chiharu Fukutomi、Text/Anne
2021年12月09日食の視点から考えるSDGs「タベルモ」の販売・普及促進・技術開発を行う「株式会社タベルモ」と「カノン珈琲」は、スーパーフードとして注目されている「スピルリナ」を使用したスムージー等を提供に合わせ、2021年11月上旬から翌年2月末ままで「食べるSDGs」キャンペーンを実施します。キャンペーンでは「食べるSDGs」ポイントカードでポイントを貯めると対象メニュー1杯をプレゼント、他にも対象メニューに指定ハッシュタグをつけて投稿すると抽選でamazonギフト券が当たります。珈琲・紅茶・ハーフティーが味わえるカフェカノン珈琲は、愛知県みよし市にある珈琲・紅茶専科です。天然酵母を使用した無添加食パン、新鮮な食材にこだわったモーニング、こだわりのランチが人気のカフェです。カノンでは、1杯ずつ丁寧に入れられた珈琲、高級ブランドの紅茶、ノンカフェインのハーブティーなどがあり、落ち着いた雰囲気で贅沢な時間を過ごすことのできるお店です。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社タベルモ、カノン珈琲のプレスリリース※カノン珈琲の公式サイト
2021年11月12日お笑いコンビ・祇園(木崎太郎、櫻井健一朗)が17日、オンラインで開催された「SDGs-1グランプリ2021」で優勝した。「京都国際映画祭2021 ~映画もアートもその他もぜんぶ~」の一環として開催された「よしもとSDGs LIVE」内で行われた「SDGs-1グランプリ2021」。アキナ、ミキ、Everybody、ぼる塾、ヤンシー&マリコンヌ、おいでやすこが、祇園(ネタ披露順)が、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにしたネタを披露し、いかに楽しく、そしてわかりやすく伝えることができたかを競った。審査員長は西川きよしが務め、「お客さん審査員」として視聴者へのアンケート投票も実施。その結果、全票数の39%を獲得した祇園が優勝に輝いた。2人は、17の目標のうち「質の高い教育をみんなに」を取り入れたネタを披露。西川は「子供からご高齢の方まで、SDGsの趣旨がわかる。見事でした」と評価した。櫻井は「非常に光栄」とコメント。今後、よしもとSDGsアンバサダーとしてさまざまな活動を行っていくが、「いろんなお仕事ができるように勉強していきたい」と意気込んだ。木崎は「僕たち両親が、僕は両親とも教師、櫻井くんはお父さんが教師で、4分の3が教師」と明かし、「質の高い教育をみんなに」のネタにすることは「すぐに決まり、バッチリのネタができた」と説明。「母親が見ていてすぐLINEが来まして、国連さんの賞をいただくって、一番の親孝行やなと思います」と喜びを語った。現在、『M-1グランプリ2021』に挑戦している祇園。木崎は「3回戦免除してもらえないですかね」とおねだりもしていた。
2021年10月17日総合ユニフォームメーカーのアイトス株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:伊藤 崇行)は、ユニフォーム業界におけるSDGsの取り組みについて、アニメーション動画を制作いたしました。アイトスSDGs画像1当業界内でも実施可能な施策や取り組みなどを、分かりやすく解説しており、ビジネスに直結する参考事例などを用いて、表現しております。各企業様が、ある目的の基、常日頃ユニフォームを着用するが、既にSDGs内の項目に該当している場合もございます。本動画を視聴していただく事で、改めて自社の活動に結びつけられるテーマを認識していただき、個人・企業体として一定の目標を設けていただく事を目的としております。※上記内容は当社の掲げるテーマ「17 パートナーシップで目標を達成しよう」に該当します。POINT 1そもそも「SDGsとは何か?」理念や考え方を提示した上で、仕事服業界で出来る事を提示。POINT 217項目ごとに、何が該当するか、仕事服で着用する商品を具体的な例と共に、分かりやすく解説。POINT 3アイトスが実施している、服から服へ新たな仕事服を生む「ブリング」も解説し、各企業様が取り組みやすく、ビジネスにも役立つ例なども紹介。■SDGsとは・・・「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。【会社概要】称号 : アイトス株式会社設立 : 昭和25年代表者 : 代表取締役社長 伊藤 崇行事業内容: 企業向け仕事服の企画・製造・販売本社 : 東京都台東区浅草橋4丁目19番7号HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月13日株式会社ドゥ・ハウスは、当社が運営する日本最大級のお試しサイト『モラタメ.net』において、決済金額の一部をSDGsの達成を支援する団体に寄付する活動を開始しました。ドゥ・ハウスは利用者(顧客)とともに、持続可能な社会実現・安心して暮らせる社会実現に取り組んでまいります。背景モラタメはサービス開始から15年以上、生活者に様々な商品との出会いの場を提供してきました。多様性の重要さが増す社会の中で、様々な理由で困っている人を助ける団体が多数あります。それらの団体の存在を多くの方に知ってもらうことで、社会はさらに暮らしやすく、明るくなっていくだろうとモラタメは考えています。支援団体の存在をより多くの皆さまに知ってもらい、活動を少しでも後押ししたい。そのために、モラタメはこの取り組みを始めることとしました。概要社会貢献活動を強化すべく、『モラタメ.net』利用金額の一部をSDGsの達成を支援する団体へ寄付します。・期間:9月15日(水)~半月ごとに1団体を対象として、寄付および金額の決定を行います。・内容:対象期間中、『モラタメ.net』での決済金額の一部を対象団体に寄付します。半月の期間中、寄付先となる団体の活動を紹介する特設ページを公開します。・寄付対象団体について:「食・食育」「子育て・女性」「社会福祉」の3つのテーマに基づき、対象団体を選出します。SDGsの17の目標のうち、以下3テーマを特に推進しているとモラタメ編集部が感じた団体に寄付活動を行います。「飢餓をゼロに」「ジェンダー平等を実現しよう」「すべての人に健康と福祉を」TOP : 「モラタメ.net( )」についてモラタメ.netは、日本最大級のお試しサイトです。2021年7月に登録会員が110万人を突破。話題の商品が無料でモラえたり、商品価格の半額程度でタメせたり、さらに、クチコミ投稿でポイントをもらえたりと、お得がいっぱい!大手メーカーから地方の老舗メーカーまで、多岐にわたる商品を掲載しています。商品を試した後に投稿されるクチコミは、「お役立ち情報」として、生活者に届けています。また、メーカーの商品担当者は、モラタメを通じて投稿された自社商品のクチコミを、商品開発や商品プロモーションなどに役立てています。会社概要企業の商品開発や商品育成支援を目的に、マーケティングサービスを提供しています。リサーチ事業では定性調査と店頭調査に強みを持ち、マーケターの仮説づくりや検証のためのリアルな事実データの収集・提供を行っています。またプロモーション事業では、ネット上でのサンプリングや店頭購買型サンプリングでのトライアー獲得支援、クチコミによるファン育成支援を行っています。会社名 :株式会社ドゥ・ハウス 設立 :1980 年7 月7 日代表者 :代表取締役社長 小笠原亨 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月16日近年、よく耳にするようになった「SDGs」という言葉。大切なことのようだけれど、どんな内容なのかよく分からない、という人もいるのではないでしょうか。SDGsとは、簡単に言えば「持続可能な社会」を目指して定められた目標のこと。6月26日、このテーマについて小学生とともに考え、実現に向けた課題に取り組む『 小学生SDGsサミット2021 』(主催:朝日小学生新聞・読売KODOMO新聞/共催:株式会社伊藤園)が開催されました。気候変動問題が身近に迫る今、世界規模でどのような取り組みが行われているのか。未来のキープレイヤーとなる小学生たちの豊かな発想力にも注目です!■SDGsって何? どんなふうに向き合っていけばいいの?サミットの冒頭では、まず主催である朝日小学生新聞から清田編集部長、読売KODOMO新聞から新庄編集長が登壇。両紙は子どもだけでなく老若男女の読者を持ち、日本語を学ぶ外国人などにも愛されている新聞です。普段は切磋琢磨し合う2紙ですが、SDGsは皆で取り組んでいかなければならないという危機感を持っている、一緒に考えていこう……というメッセージが送られました。続いて、このテーマについて専門家らによる講演が行われました。まずは慶應義塾大学の大学院政策・メディア研究科の蟹江憲史教授から、「SDGsってなんだろう?」というテーマで、SDGsの内容を分かりやすく噛み砕いて説明いただきました。 SDGsとは、2030年までの国際社会共通の目標として定められたもの。2015年に世界のリーダーたちが話し合い、17の目標と169のターゲット(具体目標)で構成されています。SDGsには「地球環境を良くすること」はもちろん、「人と人の関係をよくすること」や「経済を円滑に回すこと」も含まれており、そうでなければ、世界中のだれ一人も取り残されず、皆が幸せに生きる状況には到達できない、と蟹江教授。SDGsで掲げられている17の目標を叶えていくために、重要な3つのポイントも紹介されました。1. 世界中の皆が「どうやってやるか」を、「(SDGsの)目標から考えること」。2. いずれかの目標に偏ることなく、「17の視点(すべて)から考えること」。そして、3. 取り組みの成果や効果をきちんと「測ること」。私たちがSDGsとどう向き合っていけばいいかが、よくわかる内容でした。ちなみに、サステナブル・ディベロップメント・レポート(持続可能な開発報告書)内で、日本は現在18位にまでランクダウンしているそう。日本は特に、ジェンダー平等や気候変動の具体的な対策ができていない、という課題があることが紹介されました。続いて、蟹江教授のゼミから、学生を代表して落合航一郎さんが登壇。現在2つの取り組みを行なっているそうで、ひとつは、学生独自の視点による、企業評価ランキングの作成。「SDGsに熱心な企業」を学生たちが積極的に選んで入社すれば、企業側も変わらざるを得ないのでは」という仮説を立てて進めているそうです。もうひとつは、オリンピック・パランピックが社会に与える影響について、SDGsを用いた分析を行なっている、とのことでした。「学生の立場でできることをやっていきたい、世代を超えて皆で話し合い、よりよい社会を作っていこう」といったメッセージで締めくくられました。■「アツいまち」や伊藤園が行なっている、SDGsの取り組み続いて、企業や法人視点でのSDGsの取り組みが紹介されました。まずは、一般社団法人アツいまちの代表理事・中島雄平さんが登壇。同法人は、国内最高気温記録を持つ5都市で集い、毎年「アツいまちサミット」を開催しています。今年のテーマは「地域資源を活用した熱中症対策“体感温度×-10℃”」。各都市それぞれの地域特性を活かした取り組みのほか、空中スイカ・グリーンカーテン事業など、全都市共通の活動も行なっています。詳しくは、 こちら を参照ください。各都市で連携し、暑さ対策の啓蒙をすることは、SDGs11番「住み続けられるまちづくりを」という観点だけでなく、13番「気候変動に具体的な対策を」、17番「パートナーシップで目標を達成しよう」にも該当します。今後も17すべての目標を達成できるように歩んでいきたい、という展望が語られました。この「アツいまちサミット」を各都市とともに続けているのが、今回のサミットの共催を務める伊藤園です。マーケティング本部のブランドマネジャー・相澤治さんが登壇し、「伊藤園の取り組むSDGs」について紹介されました。「健康ミネラルむぎ茶」「お〜いお茶」などを手がける伊藤園では、持続可能な農業モデルとして「茶産地育成事業」を行なっているほか、大量に出る茶殻や麦殻の有効活用や、ペットボトルの循環リサイクル推進にも力を入れています。茶殻は緩衝材やマスクケース、名刺、段ボール、封筒、スポーツ競技場の芝生の原料などにも有効利用されており、消臭・殺菌効果なども持っているため、今後も期待大の素材です。また伊藤園は2030年までに、全製品のペットボトルをリサイクル素材100%にする目標も掲げており、「世の中と一緒に、SDGsに取り組んでいきたい」という展望が語られました。■小学生の豊かなアイデアが発揮された、優秀賞作品さて本サミットでは、『2030年の夏に快適に暮らすためのアイデア』を小学生から募集しており、今回、500件を超える応募の中から最優秀に選ばれた3作品の発表と表彰式が行われました。受賞作品の内容を、かいつまんでご紹介します。・黒木秋聖さん:「人工的なクモの糸で世界を救おう」TVで「クモの糸は炭素繊維の15倍の強度を持つ」と知り、強くて環境に優しい素材を使わないのはもったいない!と、2つのアイデアを生み出した黒木秋聖さん。まずひとつは、人工的なクモの糸で円錐形の土壌ポットを作り、木の苗を育てて砂漠などにドローンで効率よく植樹していく……というアイデア。緑化によって地球温暖化の進行を抑えたい、という狙いです。もうひとつは、自分の家にある「木陰の涼しさ」に着目し、樹木のある家や、ツタ類をベランダで育てるマンションは非課税にし、逆に土地や場所があるのに樹木を育てていない家やマンションは課税する……という新しい課税制度のアイデア。人々の意識改革を目的とした制度であること、庭木の剪定や蔦類の販売等で新たな雇用も生めるのでは?と副次的効果にも言及していました。発表後の講評では、「クモの糸を集め、バイオリンやハンモックの糸に活用する取り組みをしている人もいる。実現可能性があるのでは。夢物語ではないと感じた」といったコメントも。2030年になる頃には、皆が「地球は全生物のもの」という意識を持って生活してほしい……という黒木さんのまっすぐなメッセージは、大人たちの心に響くものでした。・小泉英太郎さん:「空気から水を作る装置」続いて、授業や子ども新聞の記事でSDGsを学び、また北極の氷が溶けている事実を知って、このテーマに興味を持ったという小泉英太郎さん。「釣りが大好きで、大人になったら世界中の海で釣りがしたい。そのためにも自然をよい状態で残してほしい」と動機から思いついた3つのアイデアを発表しました。1つ目は、「砂漠地帯に、空気から水を作る装置を置く」というアイデア。ヨーロッパに長く残る美しい建築物のようにすることで、人々に大事にされる施設になるのでは?と細部までこだわり抜いた計画を語ってくれました。2つ目は、世界中のすべての都市の窓ガラスに「透明酵母菌熱吸着シート」を貼り、酵母の力で温度調節や空気の浄化を行い、暑さ対策を行う……というアイデア。貼るだけなら世界中の人が参加できるのでは?という発想には、「非常にキャッチーなアイデア」「誰でもができる方法はないかと考えたことが素敵!」という講評が送られていました。3つ目は、自身の学校にある花壇からヒントを得て、「学校や会社があらゆる土地を管理して、植物を増やしたらいいのでは?」というアイデア。「すべての道やスペースに木や花が植えられたら、大好きな虫も増える」といった発言もあり、自然への愛情がたっぷりと伝わってくる発表でした。・山田遥斗さん:「5rules」山田遥斗さんは、「5つのルールで心を変えよう!」をテーマに、2030年までに以下の5rulesを続けて、温室効果ガスを50%減らそう!という計画を発表してくれました。1. マイボトルに5℃ドリンクを入れて持ち歩く……1年間マイボトルにするだけで、28kgのCO2を削減できる2. 5飯(ごはん)を残さない……食品廃棄によるCO2排出量を減らす3. 週5日は、牛肉を食べない……温室効果ガスの排出量が圧倒的に多い牛肉を食べる回数を減らすことで、CO2を削減4. 5人以上の友達と、本を交換する……本1冊を作るのに約3kgのCO2が排出されるため、「買う」から「借りる」に変えよう 5. シャワーは5分/1回にしよう……毎日1分短くするだけで、年間69kgものCO2削減につながる5に着目した理由は、「五輪」など世の中には5を使っているものが色々とあるし、少なすぎず大きすぎない数字なので、誰もが無理なくできるアクションの鍵になるのではないか……と考えたからだそう。非常に頷かされる観点ですね。学校で学んだ海洋問題から、興味を発展させたそうで、「ひとりでも多くの人にアクションを起こしてほしい」「自分に何ができるのかをもっと知りたい」と、未来への確固たる意思を語っていたのも印象的でした。誰にでもわかりやすい打ち出し方やプレゼン力には、「プロのコピーライター並み!」という感心の声も。固い説明に終始しがちなSDGsのテーマを、「5飯」のようなクスッと笑える表現で楽しくできるんだな、と教えてもらった……といった講評も送られました。そのほかの総評は次のとおり。・朝日小学生新聞 清田編集部長紙からでは分からない思いや意図も伝わり、プレゼンの大切さを改めて実感した。夢物語のように聞こえるアイデアでも、そういうところから未来への希望が膨らんでいく。「こんなことはできない」で片付けず、「ではどうしたら実現するか?」を考える中で、今までにないヒントが生まれるのではないか。・読売KODOMO新聞 新庄編集長先進国と途上国の間の軋轢などもあるが、SDGsで何よりも必要なのは「皆が参加すること」。我々は、「自分が今、何ができるのか」「自分も参加しなければならないのでは?」と感じられる提案をする必要がある。「皆に参加してもらうような方法を、どう提案するか」を模索していきたい。・慶應義塾大学 蟹江教授よりSDGsを考えるときには、未来のほうから今を見つめる“バックキャスト”の観点が必要になる。身近なところにヒントがあり、そこにフォーカスを当てることは非常に大事。日常で気づいた「おや?」を発展させ、応用させていくと、世界を変えるヒントにつながっていく。■暮らしを工夫する「緩和」対策だけでなく、「適応」の対策も必要最後に、最前線で環境問題に取り組んでいる、環境省・地球環境局から深澤友博さん、小川咲季さんが登壇。「緩和」と「適応」という2つの観点から、「今から誰でもできる環境対策」というテーマで講演が行われました。皆で二酸化炭素をできるだけ出さない暮らし方を目指そう、というのが「緩和」の対策です。例えば、出かけるときには「スマートムーブ」を考える……公共交通機関や自転車、徒歩を活用する、できるだけ二酸化炭素を出さない運転をする。屋内にいるときには、「クールビズ」「ウォームビズ」……衣服の調整をする、カーテンを閉めてエアコンの効果を高める。そのほか、家電は省エネ性能が高いものを選ぼう、宅配便はできるだけ1回で受け取ろう、エコカーを選ぼう、ZEH(エコ住宅)を選ぼう、再生可能エネルギーを使った電気の契約をしよう、といった具体的な行動が紹介されました。一方で、気候変動にうまく向き合い、できるだけ影響を受けないように暮らす「適応」にも取り組む必要がある、というメッセージも。すでに起こってしまっている気候変動に対しても対策を行わなければ、暮らしを守れないため、日頃からの「熱中症対策」や「自然災害対策」の重要性が語られました。最後に両紙編集長からは、未来を担う小学生へのメッセージも送られました。これから先の人生、日本人の美徳として「黙って地道にやれ」と言われることもあると思うが、気にしないでほしい。自分の考えを発表することや色々な人の考えを知ることは、よりよい考えにしていくためにも非常に大切こと。SDGsは皆で考えていく問題だから、どんどん発表して、友達ともたくさん話していけば、楽しく取り組めることにもつながるはず……と、人生の先輩としての思いがこもった言葉が送られました。■まとめ環境問題を避けては通れない時代を生き抜く、これからの小学生たち。未来の地球に高い関心を持ち、自らの考えを積極的に発信する姿勢を持っている子どもたちがいることに、頼もしさを感じました。豪雨や台風が起こりやすい暑い夏には、気候変動の問題もより身近なものに感じられますよね。SDGsの目標を叶えるためには、皆で一緒に考えて、取り組んでいくことが何よりも重要です。夏休みの自由研究のテーマに選んでみるもよし、皆さんのご家庭でも、折に触れて「SDGs」について話し合ってみてはいかがでしょうか。(取材・文/外山ゆひら)
2021年06月28日