1997年に公開され、アカデミー賞で11部門を獲得した名作『タイタニック』のブルーレイ・ディスクが9月28日(金)にリリースされることが発表された。その他の写真『タイタニック』は、実際に起こった豪華客船タイタニック号の沈没事件を題材に、船上で出会った貧しい青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)と令嬢ローズ(ケイト・ウィンスレット)の恋を描いたラブストーリー。今年4月に、ジェームズ・キャメロン監督自らの手で3D化した『タイタニック 3D』が公開され、高精度な映像でスクリーンに蘇った。以前発売されたDVDでは累計100万本、VHSでは500万本以上の出荷枚数を記録しているが、ブルーレイとしてのリリースは今回が初めて。3Dのハイクオリティな映像をはじめ、未公開映像を含んだ6時間を越える特典映像が収録されている。また、同時発売の『タイタニック3D・2DブルーレイコレクターズBOX』はタイタニック号の客船を模したデザインとなっており、32ページにわたるオリジナルブックレットなどファンにはたまらないグッズが多数封入されている。今回のリリースにあたりキャメロン監督も、「今まで感じたことがないような臨場感や感動を、家にいながら感じることができるでしょう。究極のコレクターズアイテムとなっています」と太鼓判を押している。劇場と同じ感動を高画質の映像で、自宅で堪能してみてはいかがだろうか。『タイタニック』9月28日(金)発売開始タイタニックブルーレイスペシャル・エディション(2枚組)4990円(税込)タイタニック3D・2Dブルーレイスペシャル・エディション(4枚組)5990円(税込)タイタニック3D・2DブルーレイコレクターズBOX(2500セット数量限定生産)9990円(税込)発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
2012年06月01日ジェームズ・キャメロン監督こだわりの3D映像が堪能できる3D版『タイタニック』。だが、3月27日(現地時間)にロンドンで行われたワールド・プレミアには肝心の主役、レオナルド・ディカプリオの姿はなかった。この件について関係者は「レオはプレミアに行かなくて良かったと考えています」と語っている。プレミアに登場したのは、レオと共に主演を務めたケイト・ウィンスレット、キャメロン監督、そしてケイト扮するローズの婚約者を演じた俳優ビリー・ゼイン。前出の関係者は「Us Weekly」誌に「レオは(『タイタニック』という作品が)自分のキャリアにとってどんな意味を持つか分かっているし、感謝もしています。でも、彼はほかのレベルを目指して前進しているんです。また、『タイタニック』を持ち出す気にはなれないのでしょう。あの役のイメージから抜け出して、現在の境地に至るまで長い時間がかかりましたからね」と話す。彼の考えにはキャメロン監督も理解を示し、両者の間にわだかまりはなく、つい最近も話をしたという。ワールド・プレミア当日、レオはクエンティン・タランティーノ監督の新作『Django Unchained』(原題)の撮影でルイジアナ州に滞在していた。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:タイタニック (2012) 2012年4月4日より先行上映・7日より109シネマズほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox■関連記事:あの『タイタニック』が3Dで“再浮上”緊急来日のキャメロン監督が思いを語るケイト・ウィンスレット、『タイタニック』のラブ・シーンは「恥ずかしいから見ない」レオ様に再び恋に落ちる!『タイタニック』バレンタインデー世界最速3D試写会に5組10名様ご招待みんなの“恋映画”ランキング結果発表『ゴースト』など不朽の名作たちが上位を独占
2012年04月09日20世紀を代表する名作『タイタニック』でアカデミー賞を手にしたハリウッドを代表する名匠、ジェームズ・キャメロン監督が緊急来日を果たし、3月30日(金)、都内のホテルで記者会見を行った。来日は2009年12月に開催された『アバター』のジャパンプレミアへの出席以来。同作が記録を破るまで、全世界の歴代興行成績No.1の座に君臨し続けた『タイタニック』が公開から15年の歳月を経て、3D作品としてスクリーンに“再浮上”することになった。タイタニック号の沈没事故を題材に、レオナルド・ディカプリオ&ケイト・ウィンスレット演じる身分違いの男女が織り成すロマンスを壮大なスケールで描いた『タイタニック』。今回の3D化では、キャメロン監督自身が総監修を務め、総製作費1,800万ドル、製作期間60週間以上、製作スタッフ300人が投じられた。「例えばケイトの髪の毛1本1本に、スタッフが手作業で奥行きと厚みを与えなければいけない。本当に気の遠くなる作業だと言える」とキャメロン監督。「場合によっては“やり過ぎ”になってしまうこともあるから、私が監督として本来の姿に引き戻すための指示も出す。とにかく時間がかかるんだ」とその苦労を明かした。それでも「私は3Dを愛している。それに『タイタニック』のような超大作は劇場のスクリーンでこそ“進化”を体感してもらえる。新しい命を吹き込み、かつてのファンはもちろん、新しい観客にも楽しんでほしいんだ」。今年はタイタニック沈没から100年という節目。「あの悲劇に再び注目してほしいという思いもあった」と3D化を決断した理由を語った。『アバター』の大ヒット以降、2Dで撮影した後、3Dにコンバート(変換)した作品も数多く公開され、玉石混交の3D映画があふれた時期も。「私自身は、安易な3D化に反対だ。もし3D映画を製作したいなら、最初から3Dで撮影するべき。そうでなければ、クリエイティブな面でベストの結果は残せない」と断言。一方、今回のような歴史的作品の3D化についても「“正しい”方法があり、それが行われるべき」と先駆者らしい持論を展開していた。キャメロン監督といえば、先日、グアム島南西沖のマリアナ海溝で水深約11,000メートル付近までの潜水に成功したばかり。「冒険はリスクもあるが、得るものが大きくてね。たとえ砂粒1つでも採集できれば、それが学術的な成果になるしね。決して単純にスリルを求めているんじゃないんだ(笑)。目的のためなら、火星行きのロケットだって作りたいよ。まあ、予算が足りないけれど」と瞳を輝かせていた。会見には長年、キャメロン監督とタッグを組むプロデューサーのジョン・ランドーも出席した。『タイタニック』は4月4日(水)より先行上映、7日(土)より全国にて3D公開。■関連作品:タイタニック (2012) 2012年4月4日より先行上映・7日より109シネマズほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox■関連記事:ケイト・ウィンスレット、『タイタニック』のラブ・シーンは「恥ずかしいから見ない」レオ様に再び恋に落ちる!『タイタニック』バレンタインデー世界最速3D試写会に5組10名様ご招待みんなの“恋映画”ランキング結果発表『ゴースト』など不朽の名作たちが上位を独占
2012年03月30日3D版『タイタニック』のロンドン・プレミアが27日(現地時間)、ロンドンで開催され、ジェームズ・キャメロン監督とヒロインのローズを演じたケイト・ウィンスレット、共演のビリー・ゼーンらが出席した。実は1997年の『タイタニック』公開時、病気のためU.K.プレミアを欠席したケイトにとって、インターネットで全世界に生中継もされた今回ロイヤル・アルバート・ホールで行われたロンドン・プレミアは15年越しの晴れの舞台となったが、当時の自分の姿を3Dで観るのには気恥ずかしさもあったようだ。レッドカーペットで、レオナルド・ディカプリオとのラブ・シーンを観るのはどんな気持ちかと尋ねられたケイトは「最悪よ。観るつもりはないわ。その場面になったらバーに行くわ。3時間半も昔の自分のアルバムを無理やり見せられるようなものよ」と語った。もちろん、その言葉は照れ隠し。事前に観た3D版について「映画そのものは、いつになっても素晴らしいわ。断片的に観ることはあったけど、全編通して観るのは久しぶりだった。自分が全く違って見えたし、私たちはとっても若かった。演技もいまとは全然違ったわ」と懐かしさを込めて語った。先日、グアム島南西沖のマリアナ海溝で水深約11,000メートル付近までの潜水に成功したキャメロン監督は、グアムからロンドンに直行した。そして次の目的地は日本。30日(金)、31日(土)に『タイタニック』のキャンペーンを行う予定だ。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:タイタニック (2012) 2012年4月4日より先行上映・7日より109シネマズほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox■関連記事:レオ様に再び恋に落ちる!『タイタニック』バレンタインデー世界最速3D試写会に5組10名様ご招待みんなの“恋映画”ランキング結果発表『ゴースト』など不朽の名作たちが上位を独占
2012年03月29日1997年に発表され、アカデミー賞史上最多11部門に輝いた傑作を、ジェームズ・キャメロン監督自らの手で3D化した『タイタニック3D』が4月7日(土)から日本公開されるのを記念して、日本の映画ファンのネット投票によってつくられたCM動画が本日から放映されている。新CM動画豪華客船で出会った身分違いの男女を主人公に、豪華客船のあまりに不幸な事故に居合わせた人々のドラマを壮大なスケールで描いた映画『タイタニック』。キャメロン監督が2億ドルもの製作費を投じた本作は、公開前のウワサや予想を遥かに上回る人気と評価を獲得し、当時の各国の興行記録を塗り替えた。そして初公開から15年、タイタニック号の事故から100年を迎える2012年にキャメロン監督が3D化した『タイタニック』が公開される。新CMは、194分の本編映像の中から37シーンを厳選し、キャンペーンサイトで募った投票結果上位の場面を編集して製作されたもの。結果、最も支持を集めたのは、主人公ふたりがタイタニック号の船首で初めてキスを交わすシーン。他にも上位に選ばれたのは、タイタニック号が沈むダイナミックな場面ではなく、過酷な状況下で互いを想って行動するふたりの側面をとらえた場面で、多くの映画ファンが本作を“ラブストーリー”としてみていることが改めて証明された。また特徴的なのは、本CMは名シーンがすべて静止画で登場することだ。動画ではなく、静止画が連続して登場することで観る人の“記憶の中の『タイタニック』”がより鮮明に甦る内容に仕上がっており、3Dになった『タイタニック』が観客の心にどう映るのかも気になるところだ。また、本作の公開を記念してキャメロン監督が来日し、今月30日(金)と31日(土)にPR活動を行うことも発表された。今回、キャメロン監督が作品のPR活動を行うのはタイタニック出航の地であるイギリス、当時公開規模が小さかったロシア、そして日本の3か国のみで、監督の強い希望により来日が決定したという。『タイタニック 3D』4月7日(土)より全国ロードショー3D・2D/字幕版・日本語吹替版
2012年03月23日1997年に発表され、アカデミー賞史上最多11部門に輝いた傑作を、ジェームズ・キャメロン監督自らの手で3D化した『タイタニック3D』が4月7日(土)から日本公開されるのを記念して、本作のテレビCMの登場シーンをネット投票で決定するキャンペーンが行われている。その他の写真本キャンペーンは、194分の本編映像の中から37シーンを厳選し、キャンペーンサイトで募った投票の結果上位の場面を編集してテレビCMを作ろうというもの。多くの観客が“思い出に残る作品”として名を挙げる作品だけに、キャンペーンサイトでは選択したシーンに対する“思い入れ”を記入できる仕様になっている。募集は3月20日(火)まで行い、投票結果を受けてつくられたCMは3月23日(金)夜より放映予定。さらに投票者の中から抽選で4月上旬に行われる本作の特別試写会の招待状がプレゼントされる。さらに明日14日(火)から全国の上映予定劇場で本作の前売り券が発売されることも決定。タイタニック号が飛び出すPOP-UP仕様の特製メッセージカードが特典としてプレゼントされる。『タイタニック 3D』4月7日(土)より全国ロードショー3D・2D/字幕版・日本語吹替版
2012年02月13日応募者殺到でサーバーパンク!1月末日よりアメリカを始め世界各国で開始した、バレンタインデーに世界同時開催される『タイタニック』バレンタインデー3Dプレビューの申し込み。開始すると公開を待ち切れないファンがサイトに殺到、インターネットサーバーがパンクするという事態に発展し、サイトオープンからわずかな時間で用意されていたすべての席が満席となった。キャメロン監督自ら最新技術を駆使し全編にわたり3D化に携わった『タイタニック』3Dを世界中で誰よりも早く観たいと映画ファンの中で大きな盛り上がりを見せている。アカデミー賞11部門を受賞し、日本でも1年という超ロングラン上映を達成。初公開から15年の月日が経った今でもあらゆる世代の映画ファンの心に深く刻まれた20世紀を代表する不朽の名作が、タイタニック就航100周年という今年、再び世界中を愛で包みこむことになる。この超プレミア試写会は日本でもバレンタインデーの同日に開催され、時差の関係で事実上世界最速試写会となる予定だ。当ウーマンエキサイトでも先週いっぱいこちらの募集をしており、皆様から熱い応募をいただいたばかり。より激しく、より切なく、観る者を陶酔の境地へ誘う、人気絶頂期のレオナルド・ディカプリオの情熱、ケイト・ウィンスレットのみずみずしさが眩くほとばしるラブ・ストーリー。スペクタクルとエモーションが空前のレベルで融合した3D超大作『タイタニック』、そこには“永遠なる感動”が待っていることだろう。作品情報『タイタニック』監督・脚本:ジェームズ・キャメロン出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット他配給:20世紀FOX映画4月7日(土)より全国ロードショー
2012年02月06日1997年に発表され、アカデミー賞史上最多11部門に輝いた傑作を、ジェームズ・キャメロン自らの手で3D化した『タイタニック3D』の予告編がこのほど公開された。『タイタニック 3D』予告編豪華客船で出会った身分違いの男女を主人公に、豪華客船のあまりに不幸な事故に居合わせた人々のドラマを壮大なスケールで描いた映画『タイタニック』。キャメロン監督が2億ドルもの製作費を投じた本作は、公開前のウワサや予想を遥かに上回る人気と評価を獲得し、当時の各国の興行記録を塗り替えた。そして初公開から15年、タイタニック号の事故から100年を迎える2012年にキャメロン監督が3D化した“まだ誰も観たことのない”『タイタニック』が公開される。このほど公開された予告編では、レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット演じる主人公がタイタニック号の先端に立つ名シーンや、緊迫するサバイバルシーン、そして永遠の愛を誓った恋人たちの切ないドラマの数々がセリーヌ・ディオンの歌った主題歌と共に登場。予告編は2D映像だが数々の名シーンを観ることで改めて本作の持つ普遍的な魅力を感じられる予告編に仕上がっている。『タイタニック』の成功後、キャメロン監督はタイタニック号のドキュメンタリー映画を製作しながら、当時はその効果や将来性が未知数だったデジタル3Dの研究と進化に尽力し、3D映画の魅力と欠点を掴んだ後に新作『アバター』を発表。『タイタニック』の持っていた興行記録を更新するヒットを飛ばした。本作はフィルムカメラで撮影された2D映像を3D化した作品だが、デジタル3D映画の黎明期から試行錯誤を繰り返し、その特性を世界の誰よりも知り尽くしているキャメロン監督が手がけるだけに、これまでにない奥行きや臨場感、3時間を超える上映時間でも観客に負担のかからない3D映像が期待されている。『タイタニック 3D』4月7日(土)より全国ロードショー3D・2D/字幕版・日本語吹替版
2012年01月20日1997年の『タイタニック』でケイト・ウィンスレットが扮したヒロインの晩年を演じ、アカデミー賞助演女優賞候補になったグロリア・スチュアートがロサンゼルスの自宅で26日夜、呼吸不全のため死去したことを家族が公表した。スチュアートは7月4日に100歳の誕生日を迎えたばかりだった。娘のシルビア・トンプソンさんによると、スチュアートは5年前に肺がんと診断されたが、病気を気にせず、気丈に過ごしていたという。1930年代から女優のキャリアをスタートさせたスチュアートは40年代半ばに一度引退したが、70年代にカムバック、映画やTVなどで活躍した。『タイタニック』でオスカーにノミネートされたのは87歳のときで、アカデミー賞史上最高齢の候補者となった。その後、2000年にはハリウッドのウォーク・オブ・フェイムに名を刻み、94歳で出演したヴィム・ヴェンダース監督作『ランド・オブ・プレンティ』(’04)が遺作となった。『タイタニック』で主役のジャックを演じたレオナルド・ディカプリオは「彼女はハリウッドの黄金時代を生きた最後の女優です。彼女と一緒に仕事ができたことを誇りに思います」と、ケイト・ウィンスレットも「素晴らしい女性(スチュアート)の訃報を受け、とても悲しく思います。彼女と知り合えて、共演できて光栄でした」と、それぞれコメントを発表した。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO
2010年09月29日