コトブキシーティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:深澤 重幸・深澤 啓子)は、3月13日に学校施設に特化した教育専門カタログ『未来をひらく学校施設』を発行しました。全272ページの半分近くを使ってコトブキシーティングが製品を納入した学校へのインタビューや事例の紹介をした、情報提供型カタログです。理事長や学校長などの経営層から実際に授業を行う教員まで、大学や中学・高校の幅広い学校関係者に役立つ一冊となっています。(教育専門カタログ 発行のお知らせ )■教育専門カタログ『未来をひらく学校施設』カタログ少子化、グローバル化、そして求められる学力の変化などを背景に「魅力ある学校づくり」「日々進化する学修スタイルに対応した施設づくり」は、全国の学校法人が抱える喫緊の共通課題です。そのため、他の学校がどのような方針でどのような施設整備をしているのか、その背景や実情を知ることは、学校の経営者や教員にとって大変重要な機会です。コトブキシーティングは、1925年に東京大学安田講堂に連結イスを納めてから約100年、日本の学校施設づくりに携わってきました。現在では、日本国内に加え、海外の学校への納入実績も数多く有しています。本カタログは情報提供型カタログとして、製品の情報に加え、多くの学校の納入事例やインタビューを掲載しました。学校施設を居室ごとのカテゴリーに分け、それぞれに対する空間のつくり方やトレンドなどのコンセプトと実例を、カタログの約半分のページを使って紹介しています。国内外合わせて、106もの納入事例を掲載。コンセプトと実例、そして製品を一緒に掲載することで、それぞれの学校方針や授業スタイルに合わせて製品選定ができ、学校施設整備の参考書として活用いただけるカタログを目指しました。■インタビュー 掲載校明治大学/高槻中学校・高槻高等学校/桐朋学園大学/駿河台大学/東京都立府中東高等学校/純真学園大学※順不同■納入事例 掲載校(一部抜粋)■ページサンプルページサンプル■カタログ請求コトブキシーティングのコーポレートサイト「お問い合わせフォーム」から必要事項を入力のうえ、お問い合わせ内容に「教育専門カタログ 請求」とご記入ください。お問い合わせフォーム 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月14日“おいしい” “ワクワク” “ハッピー” をお届けするライフコーポレーションは、豊島区民社会福祉協議会と連携し、豊島区内の子ども食堂などへ商品の寄付を2月27日(火)より開始しました。豊島区内にある新大塚店において発生した、パッケージ破損等で販売できなくなったがまだ食べられる食品や生活用品・衣料品を毎月2回、子ども食堂などに寄付することで、子どもを持つご家庭を支援するとともに食品ロス削減・資源の有効活用にも取り組みます。当社では、地域の子ども食堂等への商品寄付に関して、対象となる商品の基準や運用オペレーション、寄付した商品の取り扱いや責任等を規定した契約書など、活動を行うための仕組みを構築しており、今回の豊島区での取組みについても、それに則って開始したものです。今後も同様の仕組みに則って活動を拡大し、店舗周辺地域を継続的に支援していくことで、持続可能で豊かな社会の実現に貢献してまいります。■取り組み概要・実施店舗:新大塚店・提供商品:社内ルールとして設定している販売期限をむかえたがまだ食べられる食品およびパッケージの汚損・破損などにより販売不可となった生活用品や衣料品・開始日:2024年2月27日(火)※毎月2回実施・提供先:豊島区内の子ども食堂等『ライフらしさ』宣言当社が目指す姿を『ライフらしさ』宣言!として明文化しました。お客様にとっても従業員にとっても『私の生活に欠かせない存在』『私のお店』になりたいという想いと意志が込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月01日子育て世代に寄り添うSNS投稿が注目を集めている教育評論家の親野智可等氏が、親から子どもへの声かけをテーマに執筆した書籍『ちょっとしたひと言が、子どもを伸ばす・傷つける親の言葉100』(グラフィック社刊)を発売した。親の「イライラ」から出る言葉、「つい」使ってしまう言葉をもとに、子どもへの“伝わり方”を解説した内容で、現役小学校教師時代から40年以上も親と向き合ってきた著者だから生まれた、言葉のメソッドが満載となっている。同書から、子どもとの共管の重要性につて解説したポイントを、一部抜粋・編集して紹介する。■「大変だね」はとてもよい言葉、子どもの愚痴を共感的に聞くことで親子関係はぐんとよくなるほとんどの親は子どもの愚痴に共感できません。子どもが「宿題多すぎ、やる気がでない」と言うと、親は「仕方ないでしょ!やらないとダメ」と言います。しかし、職場に置き換えるとどうでしょう。同僚が「仕事多すぎだよね。やる気がでない」と言うと「本当に。大変だよね」と共感する人が多いでしょう。そのほうが、よい人間関係がつくれると知っているからです。子どものこととなると共感できないのは「指導しなければ」という気持ちが優先されるから。しかし、 職場の人よりも子どもとよい人間関係をつくるほうが大事。人間関係をよくするうえでいちばん大切なのは、相手の話を共感的に聞くことです。前述の例も「宿題を絶対にやらない」と言っているわけではありません。「大変だよね」と共感的に聞くと、子どもは「大変さをわかってくれた」と気持ちがラクになります。そのうえでハードルをさげた提案をするのです。たとえば「半分の半分だけやろう」など。日常的にそう声がけをしていると、子どもは、「ワタシの大変さをわかってくれるママは味方」と思えるようになり、親子仲はどんどんよくなります。これも同じです。・「あなたも大変なんだね」と子どもの大変さを認める・「それはイヤだよね」「困るよね」と共感する■親野智可等(おやのちから)教育評論家。本名・杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、親子関係、しつけ、勉強法、家庭教育について書籍・ネット・新聞・テレビなどで具体的に提案。最近では、子育て世代に寄り添ったSNS投稿が話題。「ハッとした」「泣けた」など、多くの支持を得ており、全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。著書多数。人気マンガ『ドラゴン桜』(講談社)の指南役でもある。
2024年02月29日子育て世代に寄り添うSNS投稿が注目を集めている教育評論家の親野智可等氏が、親から子どもへの声かけをテーマに執筆した書籍『ちょっとしたひと言が、子どもを伸ばす・傷つける親の言葉100』(グラフィック社刊)を発売した。親の「イライラ」から出る言葉、「つい」使ってしまう言葉をもとに、子どもへの“伝わり方”を解説した内容で、現役小学校教師時代から40年以上も親と向き合ってきた著者だから生まれた、言葉のメソッドが満載となっている。同書から、子どもの前での“愚痴”にまつわる解説を、一部抜粋・編集して紹介する。■子どもにとって大切な人の愚痴はNG。自己開示のための愚痴ならたまにはOK親だってストレスが溜まったときは誰かに聞いてもらいたくなりますよね。でも、子どもにパパやママの愚痴を聞かせることには、やはりリスクもあります。子どもは愚痴と悪口の区別がつかないので「ママはパパのこと嫌いなんだ」とモヤモヤしてしまいます。愚痴が多くなると「ママに苦労させて、パパってダメだな。こんな大人になりたくない」と父親のことを尊敬できなくなり、言うことを聞かなくなってしまうかもしれません。ただし、親が愚痴を言えば、子どもも自分の愚痴を言いやすくなるということはあります。「自己開示の返報性」という、秘密を打ち明けてもらうと、自分も同程度の打ち明け話をしたくなるという法則。子どもの様子がおかしいなと思ったとき、「ママ、会社でさ~」と軽い愚痴を聞いてもらってから「学校でなんかあった?」と聞くと、話してくれるかも。夫婦間の愚痴を聞かせるのはNG。ただ、仕事の愚痴は、本音を引きだす手がかりになるからたまにはOK、と心得て。これも同じです。・「ババは稼ぎが少ないから、ママも働きにでないといけないんだ」・「ママって怒ってばっかりで怖いよな~」■親野智可等(おやのちから)教育評論家。本名・杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、親子関係、しつけ、勉強法、家庭教育について書籍・ネット・新聞・テレビなどで具体的に提案。最近では、子育て世代に寄り添ったSNS投稿が話題。「ハッとした」「泣けた」など、多くの支持を得ており、全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。著書多数。人気マンガ『ドラゴン桜』(講談社)の指南役でもある。
2024年02月28日学而図書(所在地:神奈川県横浜市、代表:笠原 正大)は、「科学教育の現在と未来」「原子・分子の世界とシミュレーション」の特集に加えて、最新の防災研究・科学研究の成果を広く報告する科学誌『TEN (Tsunami, Earth and Networking) vol.5 科学教育の現在と未来』を、3月8日(金)に全国の書店・電子書店にて発売いたします。『TEN vol.5』書影『TEN vol.5 科学教育の現在と未来/原子・分子の世界とシミュレーション』詳細: ■巻頭言「令和6年能登半島地震のメカニズムと、防災事業への提言」丸山 茂徳(東京工業大学 名誉教授)令和6年能登半島地震を、「新しい海溝がどこに生まれるかの試行錯誤が起きている海溝誕生黎明期にあたることから生じている」と分析し、そのメカニズムと今後の予測を全球的観点から解説。また、津波の原因として海底地滑りを挙げ、同様の事態が富山湾南部から新潟沖までの大陸棚地域で起きた場合の災害規模を警告すると共に、それを事前に防ぐ防災事業の提案を行う。■特集1「科学教育の現在と未来」学校教育・社会教育の場で挑戦的な実践を積み重ねてきた著者による論稿を通して、科学教育の現状と将来の姿を考察する。執筆者:松本 直記(慶應義塾高等学校)、千頭 一郎(鹿児島県立串木野高等学校)、畠 浩二(岡山商科大学附属高等学校)、大島 修(美星天文台運営員会)、小野寺 清(理化学研究所)■特集2「原子・分子の世界とシミュレーション」発達を続ける技術が可能にした、原子・分子の数値シミュレーションに関する最新の研究報告を収録する。執筆者:山本 知之(早稲田大学 理工学術院)、荒井 規允(慶應義塾大学 理工学部)<目次>【巻頭言】■令和6年能登半島地震のメカニズムと、防災事業への提言丸山 茂徳(東京工業大学 名誉教授)【特集1 科学教育の現在と未来】■特集「科学教育の現在と未来」に寄せて戎崎 俊一(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)■JAHOUism ―高等学校選択科目における観測天文学実習の試み―松本 直記(慶應義塾高等学校 教諭)■教育改革に対応した教職員免許状とは千頭 一郎(鹿児島県立串木野高等学校 教諭)■高等学校の工業教育を取り巻く現状畠 浩二(岡山商科大学附属高等学校 副校長)■設立30年を迎えた美星天文台大島 修(美星天文台運営員会 会長、岡山理科大学 生物地球学部生物地球学科 非常勤講師)■「社会の中の科学」再考 ―〈科学者の役割〉拡大試論―小野寺 清(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 客員研究員)【特集2 原子・分子の世界とシミュレーション】■特集 「原子・分子の世界とシミュレーション」に寄せて戎崎 俊一(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)■持続可能な社会を実現するための材料開発 ―光を利用する材料―山本 知之(早稲田大学 理工学術院 教授)■生体から発想を得た分子スケールの水輸送方法の提案荒井 規允(慶應義塾大学 理工学部 准教授)戎崎 俊一(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)【論考】■水産地域における災害発生後の事業継続実現に向けた取り組み後藤 卓治(漁港漁場漁村総合研究所 第1調査研究部)■大正関東大震災の津波村田 一城(港湾空港技術研究所 研究官)■新しい地球平均気温推定法:葛飾北斎の浮世絵の応用保科 正義(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 教諭)飯塚 玄武、宇津元 康大、金子 倫太郎、木村 優介、田口 颯斗、長谷川 弓、藤井 惺玄、堀内 絆瑠、向殿 政宗(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース)【解説】■現地聞き取り調査に基づくトンガ王国における2022年津波災害への対応石峯 康浩(山梨県富士山科学研究所 富士山火山防災研究センター長)■地球型惑星の形成二村 徳宏(日本スペースガード協会 研究員)戎崎 俊一(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)■「誰も取り残さない」共助の実現に向けた身体性の鞠育小澤 優(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース)永森 貴子(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 教諭)『TEN vol.5』目次<書籍概要>タイトル: 『TEN vol.5 科学教育の現在と未来』著者 : TEN出版委員会(戎崎 俊一、増田 光一、丸山 茂徳)編価格 : 1,650円(税込)発売日 : 3月8日(金)/電子書籍版 3月8日(金)※取り扱い状況は店舗により異なります。ページ数: 144ページ仕様 : B5判・並製ISBN : 978-4-911072-12-7発行元 : 学而図書URL : <編者プロフィール>戎崎 俊一(えびすざき・としかず、理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)1958年山口県生まれ。NASA研究員、神戸大学助手、東京大学助手、同助教授を経て、1995年より理化学研究所主任研究員。天体物理学、計算科学を専門とし、Gordon Bell Prize, Peak Performance Categoryなどを受賞。『ゼミナール宇宙科学』(東京大学出版会)、『銀河の世界』(エドウィン・ハッブル著、岩波書店)ほか著書・訳書多数。増田 光一(ますだ・こういち、日本大学 理工学部海洋建築工学科 名誉教授)1951年千葉県生まれ。1988年日本大学助教授、1993年同教授、2020年より日本大学理工学研究所上席研究員。専門は海洋建築工学、水波・浮体工学、津波防災工学。津波来襲時の港内係留船舶の挙動シミュレーション等を近年の研究トピックスとする。日本沿岸域学会文化賞、功労賞 PACON Internationalなどを受賞、国際津波防災学会副代表。丸山 茂徳(まるやま・しげのり、東京工業大学 名誉教授)1949年徳島県生まれ。スタンフォード大学、東京大学などを経て、1993年から2019年まで東京工業大学教授および特任教授。地質学、地球惑星科学を専門とし、地質学会賞、アメリカ科学振興会フェロー、紫綬褒章、トムソンサイエンティフィックリサーチフロントアワード、アメリカ地質学会名誉フェロー、瑞宝中綬章ほか受賞・受章、著書多数。<事業者概要>事業者名: 学而図書(代表者:笠原 正大)所在地 : 〒222-0011神奈川県横浜市港北区菊名1丁目4-2 第一橘ビル220 SOLO妙蓮寺設立 : 2021年4月事業内容: 教育書を中心とした書籍の企画・編集・出版・販売URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】本書の内容・著者に関するお問い合わせ先TEN出版委員会 事務局TEL : 045-550-7057(学而図書内)お問い合わせフォーム: 書店様向けご案内 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月26日皆さんは、他人の教育論に困惑した経験はありますか?今回は「自分の教育論を押しつける義母」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言夫は義母の言いなりで…義母の言いなりになっている夫に、困り果てていた主人公。義母は「子どもにわがままを覚えさせるな」という極端な教育論を押しつける人物で、夫もそれに従っていました。ある日、娘がほしがっていた赤のランドセルを購入。しかし「オレンジがいいわよ」という義母の一言で、夫は赤のランドセルを捨ててしまったのです。娘はひどく傷つき「パパ嫌い」と言うようになりました。離婚を決意した主人公は、母も含めて義母と話し合うことにします。しかし反省せず、自分が正しいと思っている義母は…。母にイヤミを…出典:モナ・リザの戯言「娘さんの教育に失敗されましたね」と母にイヤミを言いました。母は「いいえ、失敗したのはあなたです」と言い返します。その後、主人公は「あなたとはやっていけない」と容赦なく夫に言い放つのでした。読者の感想我慢することはときには大切だと思いますが、娘のものを勝手に捨てるのはひどすぎますね…。娘を傷つけるのは教育論ではなく、ただの嫌がらせだと感じました。(30代/女性)ランドセルは娘の好みの色にしてほしいですよね…。家族の教育方針に、義母が口出しするのはよくないと思いました。(50代/女性)
2024年02月19日皆さんは、子どもの教育で悩んだことはありますか?今回は「学歴を否定する母親」にまつわる物語とその感想を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言お隣に挨拶娘の小学校進学を機にマンションに引っ越してきた主人公。お隣に挨拶にいくと、お隣の家族にも同じ年齢の子どもがいることがわかりました。お隣の奥さんは「主婦同士仲よくしましょう」とにこやかに話しかけてくれましたが、主人公が会社員だと知ると態度を一変させて「子どもがいるのに仕事?」と詰め寄ってきたのです。態度が一変出典:モナ・リザの戯言そして主人公は聞かれるがままに、自分が大卒でフルタイム勤務であると答えました。するとお隣の奥さんは「仕事してるからって偉いわけ?」と怒り出したのです。どうやらお隣の奥さんは自分が高卒の主婦であることにコンプレックスを抱えているようです。その後もお隣の奥さんと話すたびに「マウントをとらないで」と言われてうんざりする主人公。そんなある日、部屋に入れず困っていたお隣の子どもを一時的に預かることになりました。お隣の子どもが自ら進んで宿題を始めたため、そのことを主人公が褒めると…。お隣の子どもは「家では宿題をすると怒られる」と言い、主人公は「ええっ!?」と驚愕します。さらに、お隣の奥さんが子どもに「勉強すると嫌な大人になっちゃうよ」と言い、変わった教育をしていることを主人公は知ったのでした。読者の感想子どもが宿題をすると怒るなんて、子どもへの接し方に驚いてしまいました。それぞれの家庭に教育方針があるとは思いますが、ちょっと極端だなと感じます。(30代/女性)学歴コンプレックスがあるとはいえ、話すたびに「マウントをとらないで」と言われると疲れてしまいそうです…。お隣同士、お互いのよさを認め合いながら仲よくしていけるといいですね。(20代/女性)
2024年02月15日株式会社ビードリームが企画・運営を担う立命館大学主催「教育開発DXピッチ最終報告会 D.I.G.」は、立命館大学大阪いばらきキャンパスにて2024年2月29日(木)に開催いたします。立命館大学 教育開発DXピッチ最終報告会「D.I.G.」開催【イベント詳細】~「立命館大学 教育開発DXピッチ」について~立命館大学教学部および教育・学修支援センターでは、学園ビジョンR2030「挑戦をもっと自由に」を具現化するため、デジタル技術を活用した新しい教育手法開発および実践にチャレンジする教職員を支援して参りました。このたび、2022年5月に開催した教育開発DXピッチで受賞した3チームが、2年にわたるプロジェクトの成果を報告するイベントを、立命館大学大阪いばらきキャンパスB棟2階(立命館いばらきフューチャープラザ2階)グランドホールにて開催いたします。本イベントでは、成果報告に加えて展示・体験ブースを設置し、教職員によるR2030の教育創造に向けた取り組みの一部を体験することができます。さらに、教育DXに関連するツール等を紹介する企業による出展も予定しています。日時:2024年2月29日(木)13:00~17:00場所:立命館大学大阪いばらきキャンパス B棟 2階(立命館いばらきフューチャープラザ 2階)※JR茨木駅より徒歩約5分参加:無料 事前申込制(学園関係者のみ)イベントタイトル「D.I.G.」とは、活動してきた事を単語(キーワード)で表現し「DEVELOPMENT(開発)・DISCOVERY(発見)」の「D」「INSIGHT(洞察)・IDEA(着想)」の「I」「GENERATOR(生成)・GROWTH(発展)」の「G」の頭文字をとっております。「DIG」という単語自体にも地面などを「掘り起こす」という意味があり、それを「イベントロゴ」で表現しております。「イベントのキービジュアル」は受賞チームが取り組んできた活動を掘り起こした鉱石に見立てております。未来を想い、様々な成果や発見という色とりどりの「功績=鉱石」を手に入れ、豊かな未来を実現するため、今回のイベントを通して鉱石を「磨き続けていき宝石へと変えていく」という願いを込め制作いたしました。■立命館大学 教育開発DXピッチ最終報告会「D.I.G.」 □受賞チーム紹介(1) Ritsumeikan Writing Support Group 学生が自分の書いたレポートに対し、フィードバックを受けられる環境を作ることを目標に、AIを活用したフィードバックシステム「Ri:write」の開発に挑戦しています。(2) プロジェクト発信型英語プログラム 英語教育の新しい形を提案し、学生が最新の技術やサービス(AI自動翻訳や発音強化アプリ、XR空間など)を使って、英語で発信するための支援環境を作ることに挑戦しています。(3) 学生の自分探しを応援する探究型AIコンシェルジュ 自然言語処理技術を使い、学生の潜在的な興味や関心等をもとに、学生に合った大学の授業や研究室を提案するアプリの開発に挑戦しています。未来の教育の目撃者になる!掘り起こされた原石を磨け【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】イベント運営委託 株式会社ビードリーム担当 : 山本 剛也(やまもと まさや)E-mail: masaya@beedream.co.jp TEL : 075-256-2405 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月09日“おいしい” “ワクワク” “ハッピー” をお届けするライフコーポレーションは、豊中市社会福祉協議会を通して、豊中市内の子ども食堂等への商品の寄付を1月17日(水)より開始しました。豊中市社会福祉協議会と連携し、豊中市内にある豊中店、岡町店、服部店、庄内店および三国橋店において発生した、パッケージ破損等で販売できなくなったがまだ食べられる食品を毎月1回、子ども食堂等に寄付することで、子どもを持つご家庭を支援するとともに食品ロス削減・資源の有効活用にも取り組みます。協定締結式庄内店当社では、地域の子ども食堂等への商品寄付に関して、対象となる商品の基準や運用オペレーション、寄付した商品の取り扱いや責任等を規定した契約書など、活動を行うための仕組みを構築しており、今回の豊中市での取組みについても、それに則って開始したものです。今後も同様の仕組みに則って活動を拡大し、店舗周辺地域を継続的に支援していくことで、持続可能で豊かな社会の実現に貢献してまいります。■取り組み概要・実施店舗:豊中店、岡町店、服部店、庄内店および三国橋店・提供商品:社内ルールとして設定している販売期限をむかえたがまだ食べられる食品およびパッケージの汚損・破損などにより販売不可となった食品・開始日:2024年1月17日(水)※毎月1回実施・提供先:豊中市内の子ども食堂等『ライフらしさ』宣言当社が目指す姿を『ライフらしさ』宣言!として明文化しました。お客様にとっても従業員にとっても『私の生活に欠かせない存在』『私のお店』になりたいという想いと意志が込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月29日私は子どものころに母親から性教育を受けた際、生理について最低限のことしか教えてもらえませんでした。そのため、自分の娘にはしっかりとした性教育をおこないたいと思い、幼稚園に通い始める前の3歳くらいから始めることに。そんなある日、私が腹痛で寝込んでいると娘が……。 性教育はしっかりと私には6歳の娘がいるのですが、3歳前後から性教育を始めました。娘が男女の体や自分の体に疑問を持ち始めて質問してきたときには、はぐらかさずにしっかりと答えるようにしました。生理をはじめとした「どうやって赤ちゃんができるの?」「なんで男の人は赤ちゃんが産めないの?」といった性にまつわる疑問すべてに、私なりに考えて真剣に答えたつもりです。 娘から目線をそらさず1つひとつ丁寧に回答したのですが、「ふーん」と言うだけの娘。わかったんだかわかっていないんだか……というような反応でした。 腹痛でつらそうにしていると…それから娘は成長して6歳に。ある日、私は突然胃が痛くなってしまい、あまりの痛さに家事や娘のことを夫に任せ、寝室に移動して横になることにしました。そのとき、私が「ママはおなかが痛いからベッドで休んでくるね」と娘に告げたところ、娘は夫以上に私の体を心配してくれたのです。 「ママ大丈夫?」と気づかってくれたのですが、続けて娘は「今日は血が出てるの? いっぱい寝てね」と言うのです。「血!?」「胃痛がそんなに重症だと思われているの!?」と、驚いた私は「どうして血が出てると思ったの?」と、思わず聞き返してしまいました。 すると、娘は「だってママ、おなかが痛いんでしょ? 血が出てるんじゃないの? 赤ちゃんのベッドがなくなったんじゃないの?」と質問を返してきたのです。 娘の思い込んでいたことどうやら娘は、私が生理のせいで腹痛に見舞われていると考えたようでした。たしかに私は生理が重たいほう。そのせいで娘はいつの間にか「腹痛=生理」というイメージを抱いていたようです。「今日は胃が痛いだけだよ。おなかの痛みにもいろいろと種類があるんだよ。今日は生理じゃないよ」とすぐに訂正しました。 その後、私の回答に納得したらしく「早く治るといいね」とやさしい言葉をかけてくれた娘。3歳ごろに性教育を始めたとき、娘は「ふーん」という反応で心配でしたが、娘なりに生理についてちゃんと理解しているのだとわかって安心しました。 娘もこれから思春期になったら初経を迎えると思います。その際には改めて生理について教えてあげたいと思っていますし、性教育についても親子でじっくり考える時間を作り、娘と話し合いたいと思っています。 著者/花山花子作画/おみき監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
2024年01月26日学校法人桃山学院 桃山学院大学(学長:中野 瑞彦、以下「桃山学院大学」)と株式会社教育と探求社(代表取締役社長:宮地 勘司、以下「教育と探求社」)は、主体的・対話的な学びを通じて、より良く生きるための思考力を育成し、よりよく生きるための思考力、社会で発露される実践力を育成することを目的に、相互に連携し協力するための協定を本日2024年1月25日に締結しました。メイン画像桃山学院大学は、「世界の市民の養成」を建学の精神として掲げ、異なる視点や思考を理解し、世界中で誰とでも協働できる人材の育成を理念としています。一方、教育と探求社は、企業や学校と連携し、生徒が主体的・対話的に学ぶ探究学習プログラムを全国の学校に提供しています。双方の次世代育成に関する理念や大学教育における探究的な学びへの理想と方針が一致し、このたび協定締結に至りました。桃山学院大学と教育と探求社は、今後も主体的かつ創造的に生きる人材育成を通じて、ひとりでも多くの人が幸福を実感できる社会の実現を目指します。■桃山学院大学の紹介桃山学院大学は、1884年に英国国教会の流れを汲む英学校をルーツとして、1959年に開学し、2024年には学院創立140周年、大学開学65周年を迎える歴史と伝統ある大学です。課題解決型授業の先駆者的学びのあるビジネスデザイン学部(大阪府大阪市)に代表される実践的な学びに加えて、国際体験プログラムや地域連携、ボランティア等課外活動プログラムも充実しています。26の国と地域、64の大学との協定を前提とした、どの学部の学生でも参加できる86のプログラムを海外・国内で展開しています(全プログラムに奨学金・支援制度があります)。大学所在地:大阪府和泉市、大阪府大阪市学長 :中野 瑞彦創設 :1959年生徒数 :約6,800名(2023年5月)■教育と探求社の紹介教育と探求社は「自分らしく、生きる。」という理念のもと、さまざまな教育事業を手がける会社です。メイン事業として、現実社会を題材に“生きる力”を育む中高向けの探究教育プログラム「クエストエデュケーション」を提供しています。「クエストエデュケーション」は、40都道府県の410の中学高校で導入され、2004年の創業以来累計で44万人の生徒が学んでいます(2023年10月現在)。本社所在地 :東京都千代田区代表取締役社長:宮地 勘司創業 :2004年11月資本金 :1億6,338万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月25日皆さんは、義家族との関係に悩んだ経験はありますか? 今回は「自分勝手な義母」にまつわる物語とその感想を紹介します。義母と同居をしていて…義母が家に押しかけてきたため、同居生活をしていた主人公。義母は主人公の息子のことを溺愛していて、息子の教育について頻繁に口出しをしてきます。意見が割れ、主人公が反論すると…。主人公が悪者出典:Youtube「Lineドラマ」「またいじめられたあ…」と主人公を悪者扱いする義母。そんな嫌がらせをする義母に、主人公は「はい?」と唖然とするのでした。それから数日後、引越しの準備をしていた主人公家族。すると義母が「ありがとうね」となにやら嬉しそうに話しかけてきます。訳がわからず理由を聞くと、義母は「あなたたちが引越して、この家を譲ってくれるんでしょ?」と言い出して…。義母の大きな勘違いに、主人公は呆れ果てたのでした。読者の感想息子のことをかわいがってくれるのはありがたいですが、教育方針にまで口を出されたくないですよね。自分勝手な言動ばかりする義母に、うんざりしました。(30代/女性)教育方針にまで口出ししてくる義母と一緒に生活するのは大変ですよね。義母の家を譲ってもらえるという勘違いには思わず笑ってしまいました。(50代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年01月21日わが家には2人の子どもがいます。夫は家事や育児を積極的におこなうタイプで、周りからはうらやましがられる存在です。ですが夫婦間で教育の考え方に違いがあり、少し口うるさいところがあるため、私は時々窮屈に感じることも。そんな夫ですが、自身の障害をきっかけに読み始めた教育本により、子どもとの関わり方に興味を持ち始めました。それだけ聞くと、とても素晴らしいことのように感じますが、夫の発言に私はイライラが止まらず……。発達障害をきっかけに教育に目覚めた夫夫は仕事の人間関係で適応障害になったことがきっかけで、「発達障害」と診断されました。自分の障害をきっかけに、子どもの発達や教育に興味を持つように。発達障害の本をはじめ、子どもとの関わり方に関するさまざまな本を読み始めました。 これまで、「雨じゃないのに長ぐつを履く」「水遊びがしたいから1日に2回お風呂に入る」など、生活の上で非合理的な行動を子どもがすると、「なんでそれをやらせるの?」とイライラしていた夫。ある程度のことは自由にやらせることが、子どもの学びに繋がると考えていた私と意見がぶつかり、たびたび険悪になっていました。 ところが、教育本を2~3冊読んだところで、一転、「子どもが何かをやりたがっているときは、やらせてあげることも大切だよ」と語るように。私は、「いやいや、私は最初からそう考えていたよ!」と思わず心の中でツッコミを入れました。 その後も、おもちゃを子どもたちと一緒に手作りしたり、パズルをしたり、私が以前からおこなっていることを、「これが発達にいいからやったみたらどう?」と、伝えてくる夫。正直、上から目線で伝えてくる夫に私はイライラしてしまいます。 私が今までおこなっていたことを、まるで「俺が教えてあげている」ことのように語られ、イラッとしてしまう私。ですが、適応障害によりいろいろなことに対する興味を失っていた夫が、「学ぶことが楽しい」と生き生きしている姿は喜ばしい限りです。また、今までは真逆の教育方針だったわが家ですが、今回のことをきっかけに考えていることが近くなったと感じます。家庭がより良い方向に向かうきっかけと考え、なるべくやさしい気持ちで夫を見守りたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ミロチ著者:南星 花
2023年12月16日2人の子どもを育てているユキさんは、4歳の娘・ヒナちゃんをモンテッソーリ教育を取り入れた保育園に通わせています。娘のクラスメイトであるヨウタくんのママは、かなり教育熱心。しかし、幼稚園受験に失敗したことをきっかけに転園したと噂が流れます。その後、保育園でヨウタくん親子の姿を見ることはなかったのでした。ヨウタくんママをきっかけに、ヒナちゃんには自分で考えじぶんで行動を起こせる大人になって欲しいとユキさんの夫。話し合いの末、教育環境を変えたいとマレーシアへの移住を決断したユキさん家族。翌年の春、マレーシア移住への準備をしながら街を歩いていると、そこにはヨウタくんとヨウタくんママの姿が……。今なら感謝できる…… 教育熱心なヨウタくんママとの出会いがあったからこそ、教育の方法はその家族それぞれであって「誰かと比較するものじゃない」と気付かされたユキさん。ユキさんの教育方針にダメだしをしたり、マウントを取られたり……。そのたびに悲しい思いをしたり怒りが込み上げてきたりと、何度も気持ちを振り回されることもありました。しかし、最終的には「私たちは私たちの方法で育てていく」と新たな思いを胸にマレーシアへ旅立つのでした。 ◇◇◇ 「私たちは私たちの方法で育てていく」と心に決めたユキさんの表情は、とても凛々しく印象的ですね。この先の生活がたくさんの出会いとチャレンジであふれ、ユキさんやヒナちゃんにとって充実したものになるといいですね。そして、小学校受験をしたヨウタくん。これまでの頑張りが実を結ぶものだといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぽよ母
2023年12月03日2人の子どもを育てているユキさんは、4歳の娘・ヒナちゃんをモンテッソーリ教育を取り入れた保育園に通わせています。娘のクラスメイトであるヨウタくんのママは、かなり教育熱心。ユキさんの教育方針をバカにし、あざ笑うような態度をとってきたため、ユキさんは家で泣き崩れてしまいます。幼稚園受験の本番当日に泣き出してしまったヨウタくん。その姿を見て帰宅後、頭をかかえ落ち込むヨウタくんママ。慌てて帰宅したヨウタくんパパと話し合いに。「俺のいった通りだろ」って思ってんでしょ? どうせ。」と投げやりになるヨウタくんママ。その様子をみたヨウタくんパパは否定するどころか、ヨウタくんママに対し「たくさん一人で頑張ってくれてありがとう」と感謝の気持ちとこれからも頑張ろうと伝えます。月日は流れ季節は春へ。春休みも終わり登園すると、そこにヨウタくん親子の姿はありませんでした。「転園したらしいよ」と噂ばなしを耳にすることに。そしてユキさんに新たな変化が……。……いってみない? ヨウタくんママがきっかけとなり、ヒナちゃんの教育環境について考えるようになったユキさんの夫。このタイミングで実はマレーシアへの海外転勤の話があると打ち明けます。 ユキさんの夫は自身のアメリカ留学で「じぶんの考えを主張しないとやっていけない」と痛感。どんなシーンでも自分の意見を求められるヒナちゃんには「自分で考えて自分で行動を起こせる大人に育てたいと」強い思いを伝えます。ユキさんもヒナちゃんには「色々なことにチャレンジして人生を楽しんでもらいたい」と思い、新たな環境で学ぶためにマレーシアへの移住を決断するのでした。 ◇◇◇ ヒナちゃんのこれからの長い人生を思いマレーシアへの移住を提案した旦那さん。「自分で考えて自分で行動を起こせる大人に育てたいと」と、ヒナちゃんのことを思うからこその言葉にユキさんも胸を打たれたのではないでしょうか。受験や海外移住など、様々な選択肢を持つことは子どもの可能性を広げる大切なことかも知れません。その時は、子どもの気持ちを受け止め、夫婦で話し合いながらこれからの方針を決めていけるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぽよ母
2023年12月02日コープ共済連(日本コープ共済生活協同組合連合会、代表理事理事長:和田 寿昭)は、2023年12月1日より、「子ども・学生未来応援プロジェクト」を実施します。長く続いた新型コロナウイルスの感染拡大の影響や物価の上昇により、家計に大きな影響を受け支援を必要としている子どもや学生に対し、CO・OP共済加入者専用Webサイト「共済マイページ」*1の利用登録件数や手続件数に応じて、コープ共済連から、子どもの貧困や学生の学業継続の活動に取り組む団体に寄付をおこないます。子ども・学生未来応援プロジェクト当プロジェクトでは、共済マイページへの登録・利用1件につき30円*2を、コープ共済連から次の2団体に寄付することで、子どもや学生の未来を応援します。■寄付先の団体1. 一般財団法人 全国大学生協連奨学財団:「たすけあい奨学制度」扶養者を失った学生の学業継続を支援する財団。2. 日本生活協同組合連合会:『「子どもの貧困」支援活動への応援助成』「子どもの貧困」支援活動への応援助成事業。■実施期間:2023年12月1日(金)~2024年2月29日(木)*1:インターネット上で契約内容の確認や各種手続きができるCO・OP共済加入者専用のサービス。*2:利用いただいた方に寄付金を負担いただくものではありません。コープ共済連より、実施期間終了後に人数および件数に応じた金額の寄付を行います。特設サイトURL: CO・OP共済は、今後も子どもや学生、子育て家庭が安心して生き生きとくらせる社会づくりに貢献してまいります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月01日2人の子どもを育てているユキさんは、4歳の娘・ヒナちゃんをモンテッソーリ教育を取り入れた保育園に通わせています。娘のクラスメイトであるヨウタくんのママは、かなり教育熱心。ユキさんの教育方針をバカにし、あざ笑うような態度をとってきたため、ユキさんは家で泣き崩れてしまいます。その後、ユキさんは第2子を妊娠。その頃、ヨウタくんは幼稚園受験の本番当日を迎えていました。ヨウタくんは道端で突然立ち止まりママの手をギュッと握り締めたまま泣き出してしまいました。その場から動けなくなってしまったヨウタくんの姿を眺め勝手に涙がこぼれるヨウタくんママ。ヨウタくんの大粒の涙を目の当たりにしたヨウタくんママは自宅へ戻ると焦りと不安から頭を抱えてしまいます。幼稚園の受験会場に向かう途中に泣きだし、その場から動けなくなってしまったヨウタくん。様子を聞いて心配したヨウタくんパパが慌てて帰宅すると……。どうせ…私が… ヨウタくんママは受験のために頑張ってきた日々が無駄だったのではないかと泣き崩れてしまいます。ヨウタくんに否定され、ヨウタくんパパにも否定されると思っていたヨウタくんママ。 しかし、ヨウタくんパパは否定するするどころか、ヨウタくんママへ「たくさん一人で頑張ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えてくれました。その言葉を聞き、悲しい涙は温かい涙へと変わっていきました。 ◇◇◇ まだ4歳のヨウタくんの気持ちを無視して勉強することをヨウタくんに強いてきたヨウタくんママ。習い事にかけた時間や費用もきっと莫大なものだったでしょう。幼稚園受験の当日に泣き出してしまったヨウタくんを見たら、これまで自分がやってきた行動が全て無駄だったのではないかと自分を責めてしまうのも無理はないですよね。しかし、旦那さんからの「ありがとう」の言葉が聞けて、ヨウタくんママの心はスッと軽くなったのかもしれません。受験失敗ときっかけはとてもつらく大変なことでしたが、夫婦で話し合う機会を持つことができたのは大きなポイントになったと思います。もう一度夫婦できちんと話し合い、ヨウタくんの進むべき道を前向きに考えていけるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぽよ母
2023年12月01日1日の中でも、朝の時間は1分たりとも無駄にしたくないもの。学校や仕事に行くため、出かける準備に追われたり、家族を無事に送り出すため、朝ご飯やお弁当の支度をしたりする人もいるでしょう。お腹が痛くて目覚めた朝…?ある朝、もす(mosumanga30)さんは家族のため、朝の支度をしようとキッチンに向かいました。腹痛を感じながらも、キッチンでやることを頭の中で整理していたもすさん。いざ到着すると、感動の光景が広がっていたのです。洗われた水筒、炊かれたご飯、作り置きされたおかずと、朝の準備がほとんど済まされているキッチン。気を遣った夫がやったのかと思いきや、すべて昨日のもすさんが済ませていたことでした!朝一バタバタと準備しなくて済むように、昨日のうちにできることをしたのでしょう。お腹を痛めていたことも相まって、「ありがとう、昨日の自分…」と、涙を浮かべたもすさんなのでした。【ネットの声】・自分かーい!でもめちゃくちゃ分かります。夜にできる限りの準備を済ませた次の日は、昨日の自分を強く抱きしめたくなる。・ラストを見るまでは、「夫がやってくれたのだろうな、素敵すぎる!」と思っていました。感動した時間を返して…!・えらい!誰かがやってくれたことはもちろん、自分の頑張りを褒めたいですよね。朝の支度だけでなく、過去の自分の行いに、感謝する場面はあるものです。そんな時は、もすさんのように、自分を思い切り褒めてみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2023年11月20日皆さんは、子どもに性教育を教えたことはありますか?なかには、経血を見た子どもが生理だと知らず思いもよらぬ言葉を言われた方もいるようです。そこで今回は、MOREDOORに寄せられた「生理を見た子どもからのひと言」をご紹介します。子どもと一緒にお風呂に入ったら……2歳の男の子と一緒にお風呂に入っているときに経血が垂れてしまいました。すると子どもから、衝撃のひと言を言われたのです……。経血を見た我が子が放った言葉とは「ママ絵の具たれてるよ」と言ったのでした。私が「血だよ」伝えると私の体調をとても心配してくれました。自分は慣れているけど、子どもから見たらかなりの出血でびっくりしたんだろうなと思います。一生懸命、血を止めようとしてくれて可愛かったです。(36歳/パート)心配する子ども……生理のことを知らない子どもは、母親が出血しているのをみて不安になる子も多いはず。コクリコのHPによると、オランダでは早いと4歳前後から性教育をスタートする学校もありますが、まずは前提となる「愛情の大切さ」「自分の意思の伝え方」「他人の気持ちの尊重」といった、「他者との関わり」から始める場合が多いといいます。その後、10歳前後から「生殖や妊娠出産の仕組み」について学ぶそうです。性教育を受けることで、正しい知識を持って相手の気持ちを尊重できるかもしれませんね。あなたも似たような経験はありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年11月18日教育と探求社は、高校の教員や教育関係者を対象としたウェビナー「探求型人材が日本の未来を拓く ―中高から大学、社会へとつながる野性味ある学びとは―」を2023年11月2日にオンラインで開催いたします。このウェビナーでは、教育で日本の未来を変革するための議論と最新情報を提供します。探求型人材が日本の未来を拓く教育と探求社は、19年にわたり、探究学習を開発・普及させてきました。主体性と創造性を育む様々なプログラムを学校現場に届けてまいりました。学習指導要領が変わり、探究学習は着実に広まりつつあります。しかし、大学受験という壁を越えるために、生徒たちがせっかく身につけ始めた野性味ある学びが抑制され、受験のプロセスのなかで、過度に既存のルールや現在の社会に適合した人材が生み出される傾向があります。このシンポジウムでは、中学から高校、大学までの連続性を保ちながら、野性味を失わずに知識と専門性を習得する方法に焦点を当てています。<本ウェビナーのホスト 宮地 勘司のコメント>「失われた30年」と呼ばれる時代を超えても、日本の変革は遅々として進んでいません。世界が急速に変化し、新たなチャレンジに向かう他国と比べて、日本人は変化を恐れがちで、未来への自信を失いつつあります。このウェビナーでは、私たちが内に秘めた「野性味」を取り戻し、よりすばらしい未来を築くためには、教育を変革する必要があるという視点を共有します。■企画概要◯日程2023年11月2日(木)19時00分~20時30分◯形式Zoomウェビナーによるオンラインセミナー◯テーマ探求型人材が日本の未来を拓く ―中高から大学、社会へとつながる野性味ある学びとは―◯対象教育関係者、高校の先生など(約100名)◯内容 (予定)◎キーノートスピーチ「想定外と板挟みの時代における大学教育とは?」登壇者 鈴木 寛氏(東京大学 教授、慶應義塾大学 特任教授、社会創発塾塾長)◎トークセッション「大学における探究学習の今とこれから」モデレーター :鈴木 寛氏パネリスト :伊藤 羊一氏(武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 学部長、Musashino Valley 代表、LINEヤフーアカデミア 学長、Voicyパーソナリティ)パネリスト :岩田 千栄美氏(桃山学院大学 ビジネスデザイン学部 特任講師)パネリスト :早田 吉伸氏(叡啓大学 ソーシャルシステムデザイン学部 教授、産学官連携・研究推進センター長、県立広島大学大学院 経営管理研究科(HBMS) 教授)ホスト :宮地 勘司(株式会社教育と探求社 代表取締役社長、一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ 代表理事)◯主催株式会社教育と探求社このウェビナーは、教育に情熱を持つ方々、探求学習の実践に取り組む教育者、そして教育が未来にどのように影響を与えるかに関心を抱く先生方の参加をお待ちしています。参加登録および詳細情報はウェビナー専用Peatixページでご確認いただけます。 ■教育と探求社の紹介教育と探求社は「自分らしく、生きる。」という理念のもと、さまざまな教育事業を手がける会社です。メイン事業として、現実社会を題材に“生きる力”を育む中高向けの探究教育プログラム「クエストエデュケーション」を提供しています。「クエストエデュケーション」は2004年の創業以来約2,000校で導入され、合計36万人の生徒が学んでいます(2023年3月現在)。代表取締役社長:宮地 勘司創業 :2004年11月資本金 :1億6,338万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月31日ある日、公園でママ友と話しているとき、子どもへの性教育の話題になりました。するとママ友は、私がびっくりするような発言をしてきて……!? 先輩ママの話私のママ友は、6歳と3歳の男の子を育てています。0歳と3歳の男の子を育てている私よりも、そのママ友は先輩ママだったので、私は育児の悩みごとや困ったことをよく相談していました。 ある日、公園でばったり会った私たちは、話の流れで生理の話題に。話を聞くと、そのママ友は子どもたちに今のうちから生理の話を積極的にしていると言うのです! 子どもたちに生理の話をする理由は?「家でも生理の仕組みを子どもたちに話しておいたほうがいいのかな」とは思っていたものの、小さいころから生理の仕組みを教えるということが私にとってはとても衝撃的でした。 ママ友になぜこんなに小さいうちから生理の話をするのか聞いてみたところ、「子どもがまだ小さいからこそ話しやすいこともある」とのこと。 ママ友の伝え方そのママ友は子どもと一緒にお風呂に入ったときに生理の話をすることが多いそうで「女の人は月に1回、体から血が出る日がある」「毎月赤ちゃんを産むための準備なんだよ」と説明しているそうです。 たしかに、お風呂では裸になるので、お互いの体が目につきやすい分、話しやすい雰囲気になるのかもしれません。 ママ友の話を聞いて、私は「生理は女性の体だけに起こるものだけど、男性も知っておくことで生理中の女性に寄り添うことができるのかもしれない。成長して話しにくくなる前に息子に話したほうがいいのかも」と思いました。 息子たちは生理への理解がある大人になってほしいので、私もママ友のように、子どもたちに生理の話をしておこうと思っています。 著者/nanoka22イラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年10月23日インクルーシブ教育システムとはインクルーシブ(inclusive)とは「包摂的な」「包み込む」という意味を持っており、インクルーシブ教育とは「誰も排除せず、すべてを包み込む教育」とされています。現在の日本の学校ではマジョリティ(多数派)の子ども中心のつくりとなっています。例えば、障害のない子ども、シスジェンダー(生まれたときの性別と自分が自認している性別が一致している)の子ども、家庭環境が安定している子どもなどです。しかし、実際の社会の中には障害のある子ども、性的マイノリティの子ども、外国にルーツのある子ども、社会的養護が必要な家庭の子どもなどもいます。そのようなマイノリティ(少数派)の子どもたちが排除されないように、マジョリティ、マイノリティ関係なく誰もが当たり前に通常の学校に通えるように教育システムを変えていくことがインクルーシブ教育においては必要です。日本では、障害者の権利に関する条約を踏まえて、インクルーシブ教育システムの構築が進められています。インクルーシブ教育システムとは文部科学省でこのように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。引用:共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)概要|文部科学省このコラムでは、・インクルーシブ教育って?・インクルーシブ教育の実践例・合理的配慮の手順・インクルーシブ教育の課題・インクルーシブ教育を広めるために保護者ができることなど、インクルーシブ教育についてのギモンから、課題まで専門家の先生のアドバイスを交えてご紹介します。【専門家が回答】メリット、デメリットは?実践例や保護者ができることなどインクルーシブ教育を分かりやすく解説!ここからはインクルーシブ教育・インクルージョン研究者/一般社団法人UNIVA 理事の野口 晃菜先生にインクルーシブ教育についての質問にお答えいただきます。(質問)「インクルーシブ教育」という言葉を最近よく聞くようになりました。「みんな一緒に」という考え方ということなのでしょうか。一体どのようなものなのか分かりやすく教えてほしいです。(回答)多様な子どもがいることを前提とした教育です。教育の形を何も変えずに、ただ多様な子どもが同じ場にいるだけではインクルーシブ教育ではありません。インクルーシブ教育のためには、学校教育の在り方そのもの、例えば先生や子どもの人数、カリキュラム、学校経営や学級経営、授業づくりの在り方などを見直し、変革していく必要があります。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもに発達障害があり、「インクルーシブ教育」について関心があります。今世界や日本で実際に行われているインクルーシブ教育にはどのようなものがあるのでしょうか。(回答)通常の学級における授業のスタイルや学級経営のスタイルを、多様な子どもがいることを前提に変えている学校がたくさんあります。例えば、教科書を使って、先生が黒板に板書をして、一斉指導をするスタイルではなく、一人ひとり自分のペースに応じて学ぶ授業スタイルや、テーマに沿ったプロジェクト型学習を自分で計画して進めるスタイルの授業など。一人ひとりが違う興味関心があり、得意な学び方が異なり、休み時間の過ごし方も異なる、など、多様な子どもがいることを前提とした学級経営や授業づくりをした上で、個々に必要な合理的配慮をすることがポイントです。Upload By 発達障害のキホン(質問)子どもに発達障害があり、特性から学校で苦労していることが多くあります。このような場合インクルーシブ教育のために合理的配慮などをお願いできるのでしょうか。先生への伝え方や手順、あると役立つものなども教えていただけるとうれしいです。(回答)合理的配慮は、障害者差別解消法という法律において義務付けられています。ぜひ合理的配慮を学校に意思表明してください。お子さんの年齢や特徴にもよるかと思いますが、なるべくお子さんとどのような合理的配慮が学校であるとよいか、まずは話し合ってみてください。ポイントは、まずは学校においてお子さんが学ぶ上でのバリアがどこにあるのかを先生と話すこと。その上でそのバリアを解消するための合理的配慮について話し合うことです。もし学校側が保護者の方が提案した合理的配慮が難しいという場合、その理由を聞いてみてください。その上で、どのような合理的配慮であれば可能かを、ぜひ話し合ってみてください。可能であれば、その場に子どもさん自身が参加されることをお勧めします。担任の先生のみでなく、特別支援教育コーディネーターや管理職の先生にも同席をしてもらうと、いろんなアイディアがでてくると思います。「バリアをどう解消するか?」という観点からぶれずにみなさんで対話をしてみてください。学校における合理的配慮の事例は、国立特別支援教育総合研究所のインクルDBにたくさん掲載されています。そのほかにも、私が編著として9月に出版した書籍「LD(ラーニングディファレンス)の子がみつけたこんな勉強法学び方はひとつじゃない! - 合同出版」にも合理的配慮の事例や、そのためのプロセスがたくさん掲載されていますので、参考にしてみてください。参考: インクルーシブ教育システム構築支援データベース(インクルDB)|国立特別支援教育総合研究所参考:LD(ラーニングディファレンス)の子がみつけたこんな勉強法学び方はひとつじゃない!|合同出版Upload By 発達障害のキホン(質問)インクルーシブ教育がもっと日本に浸透すればいいのにと思っています。広めていくためにはどのような課題があるのでしょうか。(回答)インクルーシブ教育は障害のみの話ではなく、子どもたちは多様であることを前提とした教育です。そのためには、障害分野のみでインクルーシブ教育の議論をしたり、制度をつくるのでは限界があります。日本には不登校状態の子どもも、外国にルーツのある子ども、性的マイノリティの子もたくさんいます。学校教育そのものをどのように変えていくのか、より大きな視点での議論が必要です。教育施策の中で優先順位を上げていくために、より多くの人が知り、関心を持てるような工夫が必要です。そもそも教育そのものにもっと予算が割かれることも必要です。Upload By 発達障害のキホン(質問)通っている学校などでもっとインクルーシブ教育を知ってもらうために、保護者としてできることはあるのでしょうか。(回答)上記のご質問への回答とも重なりますが、まずはご自身のお子さんにとって今の学校で学ぶ上でのバリアはなにかを明らかにし、その解消方法として合理的配慮の意思表明を学校にしていただくことができることかと思います。学校はまだ合理的配慮に慣れていません。みなさんの行動により、学校にとって合理的配慮がどんどん当たり前のものになっていくと思います。また、ぜひその経験を周りの保護者とも共有してみてください。Upload By 発達障害のキホンインクルーシブ教育にまつわる関連コラム(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年10月21日廃棄される有機野菜を未来の資源に変える取組を奈良県で行う一般社団法人Es(所在地:奈良県奈良市橋本町3-1、代表理事:下田 英吾)は、子ども達が選ぶ『未来のひともじ』を2023年10月31日(火)まで募集いたします。応募された「ひともじ」は11月25日(土)、奈良県宇陀市室生「大野寺」にて、上位5選を書道家Rihoにより実際に書きます。イベント詳細・応募フォーム(ひともじ参加無料): 第1回 未来につなぐ「ひともじ」■子ども達が選ぶ『未来のひともじ』開催の背景2021年6月より、未来の資源に変える取組として、奈良県宇陀市で有機栽培をされる山口農園から出る「食べられる」のに規格外となって捨てられてしまう野菜の利用方法を試行錯誤しておりました。そして2023年、小松菜やチンゲン菜・水菜・ほうれん草など、その日収穫された野菜をミックスした廃棄野菜から生まれた緑色染料「抹菜」(※ペースト状)を商品開発いたしました。誰でも安心で安全に使用でき、食品としても美味しく食べられるため、口に入っても安心です。捨てられる野菜から生まれた、食べられる染料「抹菜」■キーワードは『未来の大人 × 食品ロス × 有機農家支援』子ども達が「自ら未来を創造し」主体となって考え、その子ども達の言葉で「大人たちが未来を考える」をコンセプトに、本イベントを開催いたします。規格外となって捨てられる有機野菜を未来の資源に変える素材として、食品ロス問題を食べる事だけに捉われずに、染料としてアートとして活用することで、規格外となって廃棄される有機野菜を買い上げ、農家支援を行います。一例:食べられるのに規格外で廃棄される有機小松菜■子ども達が選ぶ『未来のひともじ』について応募:専用フォームより応募 対象:0歳~12歳(小学6年生)参加:無料※個人情報は必要ありませんが、当選された方へのご連絡のために【メールアドレスのみ必須】となっております。※メールアドレスは一つで【複数名応募可能】です。プレゼント抽選は【アドレス1つで1抽選】となります。※赤ちゃんや言葉が解らないお子様の場合は、お母さんや、お父さんなど、その子の未来を思い描いた「ひともじ」を送っていただくことも可能です。■選考基準最多の応募を獲得した「ひともじ」上位5選を、書道家Rihoにより奈良県宇陀市室生「大野寺」にて廃棄される野菜を使用した食べられる染料「抹菜」を使用し実際に書きます。12月2日(土)奈良市内にて、1位の発表を行います。※発表場所や日時は状況により変更することがございます。■書道家RihoInstagram: 2023年5月28日(日)一般社団法人Es「食と農をアートとデザインで考える」にて緑色染料「抹菜」を使用書道家RihoYahoo!ニュースは下記で検索「“食べられる染料”誕生 廃棄品の有機野菜を活用 奈良の農園」■プレゼント企画参加していただいたすべての方を対象に『絵本や有機野菜・グリーンカレー』など抽選により選考させていただきます。当選者のみ結果通知をご連絡にて発表させていただきますので、予めご了承下さい。「あるくとはしる」絵本作家:わたなべはな対照的なふたりが互いの生き方を体験し、小さくて大きな発見をする物語。詩的なリズムや鮮やかであたたかなイラストが、そっと心に寄り添ってくれる絵本。あるくとはしる■開催概要イベント名: 第1回 未来につなぐ「ひともじ」子ども達が選ぶ『未来のひともじ』応募日時 : 2023年10月31日(火)まで主催 : 一般社団法人Es後援 : ロート製薬(アグリファーム)・有限会社山口農園・株式会社ウエルアップ・日本緑茶株式会社申込方法 : 専用応募フォームサイトより公式サイト: ■会社概要商号 : 一般社団法人Es代表者 : 代表理事 下田 英吾所在地 : 〒630-8217 奈良県奈良市橋本町3-1設立 : 2021年6月事業内容: ソーシャルビジネスURL : 【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】一般社団法人Es担当:下田 英吾お問い合わせは下記のフォームよりお願いいたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月18日皆さんは、お金のことで悩みはありますか?今回は、教育費を払わない元夫のエピソードと、その感想を紹介します。2人の子ども離婚して、2人の子どもを育てている主人公。金銭的な問題が大きく、悩むことがあるのですがその一方で元夫は…。教育費は出さない!?出典:Grapps子どもの教育費の話になると、元夫はきまって「俺は出さない」と言うのです。そのため、主人公と母が教育費を工面しなければなりませんでした。大黒柱らしい振る舞いをし、子どもたちとは仲のいい元夫。しかし、主人公は教育費を出さない元夫が高級車に乗り、贅沢な生活をしていることを知っています。これを知った主人公は夫との離婚について、考えを巡らせるのでした。読者の感想主人公の複雑な心境が伝わってきました。主人公は子どもたちのために頑張っているのに、教育費の支払いを他人事のように言う元夫は許せないです。(30代/女性)大黒柱らしい振る舞いをしているのに教育費を出さない元夫は、身勝手に思えました。主人公が納得できないのも当然だと感じます。(40代/女性)イラスト:まがうら※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年10月15日2人の子どもを育てているユキさんは、4歳の娘・ヒナちゃんをモンテッソーリ教育を取り入れた保育園に通わせています。娘のクラスメイトであるヨウタくんのママは、かなり教育熱心。ユキさんの教育方針をバカにしあざ笑うような態度をとってきたため、ユキさんは家で泣き崩れてしまいます。その様子を見た夫が、ユキさんがヨウタくんママと顔を合わせなくてもよいよう、娘の送迎を引き受けることに。すると娘を塾に送ったとき、夫とヨウタくんママが顔を合わせ、2人は知り合いであることに気付きました。なんと夫は前の会社でヨウタくんママの教育担当をしていたのです。長い間一緒に働いていたため、ユキさんの夫はヨウタくんママが完璧主義で負けず嫌いな性格であること、誰にも頼れない環境で優秀を求められてきたことなどを理解しているよう。それがこれまでの数々の発言につながっていると思うとユキさんに話しました。 しかし、ヨウタくんママがユキさんを傷つけたことは事実。他人の子育てにマウントをとるなんてとユキさんは腹を立てます。すると夫は……。マウントの解決方法…? ヨウタくんママから自分の教育方針をバカにされたり、マウントをとられたりしてしまったユキさん。 ある日の夜、夫はユキさんに、「他者からマウントをとられてしまったときはどう対応すればよいと思う?」と問いかけます。 ユキさんは少し悩みながらも、更に相手を持ち上げる、話を聞き流すなどと自分なりの案を話します。 すると夫は、「マウントってのは……受け取る本人が自分を認めていればそもそも気にならないと思うんだ」と持論を展開。 そして、自分はヨウタくんママの発言は気にしていないと続けました。その理由は、夫はユキさんのことを、ヒナちゃんを楽しませながら才能を伸ばしてくれる最高のママだと思っているからだとユキさんに伝えます。 ありのままの自分を認めてあげることが大切だと諭されたユキさんは、マウントの連鎖について夫の言葉を元に整理しました。 ヨウタくんママがマウントをとらざるをえなかった背景が、なんとなく理解できたのでした。 ◇◇◇ ユキさんは、ヨウタくんママにマウントをとられ、自分の子育て、教育に不安をもっていたところもあると思います。旦那さんから「俺にとっては感謝しかない最高のママだよ」と言ってもらえてほっとしたのではないでしょうか。これから、肩の力を抜いて子育てに向き合っていけるといいですね。そしてヨウタくんママにも、ユキさんの旦那さんのようにありのままを認めてくれる人が現れるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぽよ母
2023年10月12日2人の子どもを育てているユキさんは、4歳の娘・ヒナちゃんをモンテッソーリ教育を取り入れた保育園に通わせています。娘のクラスメイトであるヨウタくんのママは、かなり教育熱心。ユキさんの娘と自分の息子の勉強の進み具合を比べて、対抗心をむき出しに……。ユキさんの教育方針をバカにしあざ笑うような態度をとってきて、ユキさんは家で泣き崩れてしまいます。その様子を見た夫は、ユキさんがヨウタくんママと顔を合わせなくてもよいよう、娘の送迎を引き受けてくれることに。すると娘を塾に送ったとき、夫とヨウタくんママが顔を合わせ、2人は知り合いであることに気付きました。なんとユキさんの夫とヨウタくんママは、夫が前に勤めていた会社の同僚だったのです。夫はヨウタくんママに対して、妻を傷つけたことへの怒りを出すのではなく、ヨウタくんママが教育熱心であることを肯定し、ねぎらうような言葉をかけました……。夫とママ友はただの同僚ではない…? ※エルダー制度とは、新入社員に対してエルダーと呼ばれる先輩社員が仕事上の指導やメンタルケアをおこなう教育制度のこと。 ヨウタくんママと顔を合わせても、話しかけないという約束を夫としていたユキさん。 約束を破ってヨウタくんママと会話をした夫にユキさんは少し苛立っている様子。 苛立つユキさんに対して夫は言いました。 「でももうこれでヨウタくんママから嫌味言われないと思うよ?」と。 なぜなのかユキさんが夫に理由を尋ねると、ヨウタくんママは自分のエルダー社員だったからだと答えました。 つまり、ユキさんの夫がヨウタくんママの教育担当だったのです。 夫はヨウタくんママと長い間一緒に仕事をしてきて、彼女が完璧主義で負けず嫌いな性格であること、誰にも頼れない環境で優秀を求められてきたことなどを理解しているよう。それがこれまでの発言につながっていると思うとユキさんに話しました。 しかし、ユキさんはいくらそのような事情があったとしても他人を傷つけてよいわけではないと、イライラしてしまったのでした。 ◇◇◇ ユキさんの旦那さんはヨウタくんママの教育担当であったことから、彼女の性格をよく理解している様子でしたね。ヨウタくんママの「一番になりたい」という強い思い、そして完璧主義で負けず嫌いな性格がユキさんの娘の教育方針をバカにするような発言につながってしまったようですね。ヨウタくんママが同じ過ちを繰り返さないためにも、ユキさんの気持ちをきちんときちんとヨウタくんママに伝えて、話し合う機会が設けられるとよいのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ぽよ母
2023年10月11日2人の子どもを育てているユキさんは、4歳の娘・ヒナちゃんをモンテッソーリ教育を取り入れた保育園に通わせています。娘のクラスメイトであるヨウタくんのママは、かなり教育熱心。ユキさんの娘と自分の息子の勉強の進み具合を比べて、対抗心をむき出しに……。しまいにはユキさんの教育方針をバカにしてあざ笑うような態度をとってきて、ユキさんは家で泣き崩れてしまいます。その様子を見た夫は、ユキさんがヨウタくんママと顔を合わせなくてもよいよう、娘の保育園の送迎を引き受けてくれることに。送迎の初日はヨウタくんママと鉢合わせになることはなかったのですが、翌日の塾の送りで顔を合わせることに。なんとユキさんの夫とヨウタくんママは、夫が前に勤めていた会社の同僚でーー!?なんでそうなるの?話は意外な方向へ… ヨウタくんママはユキさんの夫が自分の知り合いだったとわかり、「私ヒナちゃんママに余計なこと言ってないわよね……?」と心配になりました。 2人は今どこの会社に勤めているのか、どのような働き方をしているのかなどを伝え合います。 ヨウタくんママはユキさんの夫に苦手意識を持っているようですが、ユキさんの夫は気付いていないのか、子どもの教育について話を振りました。 「すごく教育熱心なんだね。妻から聞いてるよ」「息子くんが明聖初等部を受験するって」 教育の話題になったからなのか、ヨウタくんママは自分の考えを熱心に語りました。 ユキさんの夫は、「大事な幼児期だ……うちのヒナのことをよく考えるきっかけになったよ。君のおかげで。妻共々……これからもよろしくね」と言葉を続けたのでした。 ◇◇◇ 送迎を引き受けてくれた旦那さんは、ヨウタくんママに自分から話しかけたりはしないと言っていたにもかかわらず、「君のおかげで娘のことをよく考えるようになった」、「これからもよろしく」などと意外な言葉をかけていましたね。やさしく声をかけることでヨウタくんママとユキさんの関係が悪化しないように配慮してくれたのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ぽよ母
2023年10月05日道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」とは?麗澤大学大学院(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)学校教育研究科は、2023年12月3日(日)に「道徳教育学セミナー」をオンラインで開催します。本大学院学校教育研究科は、日本において初めて道徳教育に特化した大学院として2018年に設立。小中学校の教員でも教育現場を離れることなく、道徳教育の理論と実践を学ぶことができることが特徴の大学院です。道徳教育の理論と実践の融合を通じて、「特別の教科道徳」に精通した教員や専門研究者の養成に取り組むとともに、教育学における新領域「道徳教育学」の開拓に向けた研究と教育を日々行っています。学校教育研究科では毎年、道徳教育学の最新の動向と論点を概観し、今後の研究に新たな視野を開くことを目的に、道徳教育学セミナーを一般公開形式で開催しています。7回目の開催となる今年度のテーマは『道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」』。本セミナーは2部制で開催されます。第1部では、前文部科学省道徳教科調査官で十文字学園女子大学教授の浅見哲也(あさみ てつや)氏による講演を実施。第2部では、本大学院修了生で、現在、東京都公立中学校道徳指導教諭として活躍中の三浦摩利(みうら まり)氏と千葉県公立中学校教諭で、千葉県長期研修生(道徳)として本大学院に所属する田中大輔(たなか だいすけ)氏も加わり、浅見講師とディスカッションを行います。第2部終了後には、参加者を交えた全体討議を予定いたしております。本セミナーの概要と講師のプロフィールは以下をご確認ください。【道徳教育学セミナー】■日時:2023年12月3日(日曜日)9時〜11時20分■場所:オンライン(Zoom)※参加者は、自由に入退室可能■テーマ:道徳科における「個別最適な学び、協働的な学び」とは?■講師:浅見 哲也(十文字学園女子大学教授、前文部科学省道徳教科調査官)■主催:麗澤大学大学院学校教育研究科■対象:参加自由■参加費:無料■申込方法:申込フォームより要申し込み申込フォームはこちら : 【講師プロフィール】浅見 哲也埼玉大学教育学部卒業。埼玉県深谷市教育委員会課長補佐、深谷市藤沢小学校校長等を経て、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官を歴任。現在、十文字学園大学教育人文学部教授。主な著書に『道徳科授業構想グランドデザイン』、『こだわりの道徳授業レシピ』など。2007年文部科学省優勝教員表彰。麗澤大学について麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 日本大学ランキング」の国際性分野では2017年から連続して千葉県1位の評価を受けています。【プレスリリース】麗澤大学学校教育研究科による道徳教育学セミナー開催.pdf : 麗澤大学WEBサイトはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月05日2人の子どもを育てているユキさんは、4歳の娘・ヒナちゃんをモンテッソーリ教育を取り入れた保育園に通わせています。娘のクラスメイトであるヨウタくんのママは、かなり教育熱心。ユキさんの娘と自分の息子の勉強の進み具合を比べて、対抗心をむき出しに……。しまいにはユキさんの教育方針をバカにしてあざ笑うような態度をとってきたのです。平然を貫いていたユキさんでしたが、帰宅するなり泣き崩れてしまいました。その様子を見た夫は、ヨウタくんママとは距離を置いたほうが良いのではないかと判断し、娘の保育園の送迎を引き受けてくれることになりました。初日、夫はヨウタくんママと鉢合わせることなく送迎ができたのですが、この後、夫も塾のスタッフも驚く展開に……。夫とヨウタくんママの意外な関係性 その翌日、ユキさんの夫が塾に娘を送ったときのこと……。 ユキさんの夫とヨウタくんママが鉢合わせになりました。 ヨウタくんママはユキさんの夫を見た途端、表情をこわばらせます。 「やあーー!! 久しぶり!!」とユキさんの夫が声をかけると、なんだか気まずい雰囲気に。 明るい笑顔で話しかけるユキさんの夫に対して、「どうも。ご無沙汰してます……」とヨウタくんママはよそよそしく挨拶をします。 ユキさんの夫とヨウタくんママは、夫が転職をする前の会社の同僚だったのです。 ◇◇◇ まさかヨウタくんママとユキさんの旦那さんが知り合いで、前職の同僚だったとは驚きですね。笑顔で挨拶をするユキさんの旦那さんに対して、ヨウタくんママは気まずい雰囲気が表情に出ていました……。会社でどのような関わりがあったのかはわかりませんが、お互いを理解している部分もあると思うので、ユキさんとヨウタくんママが良い関係になれるよう旦那さんに協力してもらえたらいいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぽよ母
2023年10月01日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ2022年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでにインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどう捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる”指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第一回は、神奈川県葉山町教育委員会の教育長である、稲垣一郎氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール:稲垣一郎 氏東京目黒生まれ。早稲田大学を修了後、私学の教員、その後に県立高校の教員を経て、特別支援学校の高等部で3年間知的部門に勤めた後に、県の教育委員会で教育行政に12年携わる。教頭、副校長として通信制、専門学科を経て横浜北部学区の荏田高校で校長職、湘南高校で5年間校長職、2021年4月から葉山町の教育長に就任。Upload By 発達ナビ編集部インクルーシブ教育という言葉すらない、多様な人が自然に共にいる未来を目指すーー本日はよろしくお願いいたします。稲垣さんのご経歴を拝見したのですが、特別支援学校での指導経験もあるそうですね。はい、当時は養護学校と呼ばれていましたね。その前にいた学校で、下肢に障害がある生徒を担任した時に、障害のあるお子さんについてもっと知らなければいけないなと感じまして。インクルーシブなんて概念はない時代でしたけど、希望を出して知的障害のあるお子さんが通われる特別支援学校へ赴任することになりました。ーーそれまで指導してきた生徒とは、接するうえで異なる部分もあったのでは?そうですね、そこで自閉的傾向のあるお子さんのいるクラスを受け持ったんです。その子は自分の殻に閉じこもる傾向のあるお子さんで、入学式の日は体育館にすら行ってくれなかったんですよね。「そろそろ行ってみねえか?」なんて2人で話して、それで私たちの入学式は終わりましたよ(笑)。ーー前途多難なはじまりを経て、そこでの経験はどのような糧となったのでしょうか。そんな子どもたちと接することで気付かされたのは、「教師の意思で何かを無理矢理してもらう考え方は、この子たちには通用せんな」ということでしたね。でも、一人ひとりスピードは違えどちゃんと成長していくので焦る必要はなくて、保護者の方と小さな成長の喜びを共有することが大切。教育とは常に待つことである、そんなことを学ばせてもらいました。Upload By 発達ナビ編集部ーー以降のキャリアでは教育行政などに関わられた後に、名門と名高い湘南高校の校長に就任されます。湘南高校は中学校でオール5の生徒が集まるような学校だったのですが、当然ここに来ると順位がついてしまうんですよね。でもそこで見た光景は、成績上位の子どもが下位の子どもを馬鹿にしない風景でした。ーーなぜそのような風景が見られたのでしょうか。成績が下位の子でも、歌が上手かったりバスケが上手かったり、誰しも特別に得意なことがあるんです。それを認め合う姿を見て、これこそ完全にインクルーシブでオルタナティブなんだと感じましたね。葉山でもその姿を現場で何度も伝えているんです。ーーなるほど。一方で湘南高校の例とは異なり、日本の教育はこれまで「分断」の道を辿ってきたかと思います。障害があれば、特別支援学級や通級に行くものだと捉えている人が多いですよね。そうですね。例えば欧米では当たり前に、街で目が見えない人がいたら手を差し伸べるなど、誰かが困っていたら誰かが支援することが自然と根付いているように思います。でも、日本では障害がある人とない人で、そもそもの教育の場から区別してきてしまった。最近やたらとインクルーシブ教育という言葉を聞くようになったのは、そんな日本の分断されてきた背景があるからこそ。だから、インクルーシブ教育なんて言葉がいつか存在しなくなるほど、ごく自然に多様な人が一つの場所に混ざり合う社会にしていくことが求められているんだと思います。Upload By 発達ナビ編集部進む方向を示して目線を合わせ、取り組みを常に見える化し不信感を取り除くーーそして、現在に繋がる葉山町教育長としての取り組みが始まります。葉山に来て3年目ですが、人的な配置も含めて教育への支援が非常に手厚いと感じています。特に小・中学校に入っている教員ではない支援員さんはその多くが町の保護者の方で、葉山の教育に何らかの形で参画をしたいと思ってくれていることを非常に有り難く感じますね。元々PTAの役員をしていた方が集まってできた、学校を支援する組織もあります。そういう方々の個別の相談にもいつでも乗るように意識しています。ーー町の人が主体的に教育に参加されているのは素敵です。葉山町に来られてから、具体的にはまずどのような課題に取り組まれましたか?この町は先生も教育委員会もみんな熱心なので全方向に一生懸命取り組まれていて、その反面でどこに向かっているのかが見えないところがありました。だからまず、選択と集中をしていくために指針をつくったんです。これを見れば葉山の教育方針が分かるというものをつくりました。葉山町支援教育推進指針「葉山町支援教育推進指針」共生社会の実現に向けたインクルーシブな環境づくり 、社会情勢や教育的ニーズを踏まえた継続的な「あり方」の検討をベースに、 「すべての児童・生徒ができるだけ共に学び共に育つ仕組みづくり」、「多様かつ個別の教育的ニーズに合わせた連続性のある教育の実現」、「切れ目ない支援体制の構築」について示したもの。ーー指針をつくるうえで、特に意識されたことはあるのでしょうか。指針の受け手である子どもたちと保護者の方にとって、どういう教育理念を持っていたとしても反対するレベルのものは入れないようにしています。町や子どもたちに対する眼差しを持って、誰もが根本で共感できて目線を合わせることができるラインで選定しています。議論や対話をする必要があるのは教員ですが、そこはちゃんと議論をして解決していきますね。ーー誰もが共感できる指針。その後はどうしたんですか?指針はスタートラインでしかないので、その後に会議体を持つことにしました。各学校の支援担当の先生や校長先生、加えて外部の識者を呼んで、何が課題で今後はどこに進んでいくかを現場と識者が融合して話す場を年3回つくっています。ほかにも毎月校長会議があって、そこでディスカッションもしますし、校長先生や現場の先生を個別に呼んで話すこともしょっちゅうあります。教育長室の扉は常に町に対して開いているんです、もちろん飲みの場も多いのですが(笑)。Upload By 発達ナビ編集部ーー教育長と現場の距離が近いんだなと感じます。さて、インクルーシブ教育という視点でのテーマとなりますが、葉山町として具体的に取り組まれていることを教えてください。私が就任する以前からあるのですが、不登校のお子さんが小学生も中学生も通うことができる「ヤシの実教室」という教育支援教室がありますね。小学校の一部の場所を活用していて、自由をモットーに自分たちのやりたいことをして良い場なんです。通った時間については、所属する小・中学校の出席にあてられるようになっています。この教室に通って、気付けば学校に戻っているお子さんもいますね。また、「ことば・きこえの教室」という場もあります。言葉や聞く力、コミュニケーションについて心配のあるお子さんと保護者の方から相談を受け、必要な指導や支援を行う教室です。特別支援学級の対象ではないけれど、課題を抱えているかもしれないお子さんが通って、適切な個別指導が受けられるようになっています。個別課題がクリアできればこの教室からは卒業します。Upload By 発達ナビ編集部ーー分断ではなく、支援が必要な子どもたちのための場が設けられていると。さらに、どの学校にも支援級があります。土地柄オルタナティブスクールも多くて、年に1回程度お互いの活動を報告する会議で連携を取りながら、町全体として子どもの居場所づくりに取り組んでいるんです。ーー葉山町の特長の一つとして、教育長はSNSでの発信も多くされていますよね。そうですね。組織として動くだけではなく、それを町の人々に届けることも大切と思っています。だからSNSを通しても、私の考えは常にオープンにするようにしていますね。新しいことに取り組む際に、見えないことが不信感につながると考えているので、発信は大事なことです。結局のところ私たちがやっていることに革新的なことはなくて、進むべき道を明確にし、そして教育現場で今何が行われているかをちゃんと見える化していく地道な作業をしているだけ。でも、それこそがきっと推進のためには必要なことなんですよね。稲垣教育長のnote短期的ではなく、中・長期的な視点で、一人ひとりの学びと成長に向き合うーーインクルーシブ教育を推進する中で、具体的にどんな困難がありましたか?困難……。家が少し遠いので、毎日通勤するのが大変なことくらいですかね(笑)。というのは半分本気で半分冗談で、物事を推進する中でハードルがあったり人と人との軋轢が生まれたりするのは当たり前のことなので。だから、ハードルがあるから推進できないとあきらめるのではなく、そういうものだと開き直ってでも力強く進めることが必要なんだと思います。Upload By 発達ナビ編集部ーーそれでも、組織の中の一部には不安な空気もあったかと思います。それは当然あると思うので、だから単純に言うと「稲垣があれだから仕方ないよね」と私を悪者にしてあきらめてもらって、それで進んでいけばと。結果それが町のためになったら何よりです。ーーインクルーシブ教育推進のために、今まさに取り組んでいることも教えてください。実証実験として、LITALICOの教育ソフトの導入を進めています。誰もが凹凸があり、好き嫌いがあり、勉強の得意苦手があるので、自分をどう活かしていくかを子どもたち自身が理解していくことが大切だと考えているんです。支援が必要なお子さんの指導においても、教員の経験や感覚だけではなく、明確な軸を持てるのが良いと思います。Upload By 発達ナビ編集部ーー先生や生徒にとって必要な体制を揃えていかれるのですね。はい。そして今年、この3年間で各校の校長先生とも話し練ってきた葉山町としてのスクールミッションを出します。これは教育委員会が葉山の学校に対しての指針となる3本柱と考え方を明確にしたもので、このミッションを受けて各学校がスクールポリシーを出す計画になっています。各学校での個性を最大限活かしながら、目線の先はしっかりと葉山町全体で足並みを揃えていくための取り組みです。Upload By 発達ナビ編集部ーーなるほど。「楽校」という言葉からも葉山町の目指す方向がイメージできます。そして、インクルーシブ教育の考え方にも繋がるのですが、葉山の長柄小学校と南郷中学校を小中一貫校として統合します。昔から中1ギャップという考え方がありますが、葉山でも例外ではなく中学から学校に行かなくなる子たちが増えてしまう現状があるんです。だから、義務教育の6年+3年を一連の流れで考えることで、中・長期的な視点で少しでも成長を滑らかに支援していきたいと思っています。9年間で同一の指導方針を持てることは、子どもたちが夢を見つけて進路を決めるうえでも良いことです。それに、中学校の先生が小学校に来てもいいし、小学校の先生が教えた子がどうなったか見に行く、そんな交流も生まれると思います。何より生徒も喜ぶし、先生も喜ぶ、それが日常化していってほしいですね。ーーなるほど。それではインクルーシブ教育を推進する中で、変わってきた印象はありますか?一番変わったのは組織だと思います。結局教育長としての仕事も組織論として捉えることが多くて、どう職員室をマネジメントするかが大切だと捉えているんです。インクルーシブはもちろんですが教育には答えがないので、仕事においてたとえしくじってしまっても挑戦してもらうことを大切にしています。成功することが至上命題という考え方を捨てて、結果が元々目指していた場所から変わってしまってもそれで良いとすることが必要。当初はネガティブな捉え方もあったかと思うのですが、前向きな発言が波及してきて組織全体として挑戦を積み上げられているという実感がありますね。Upload By 発達ナビ編集部ーーさまざまな視点でお話をいただきありがとうございました。最後に、今後のビジョンを教えてください。ポリシーをつくることでブレない教育理念がちゃんとあって、そこに向けてきちんと学校が自走していくことが今後の理想だと思っています。そしていつか、子どもたちがこの町に戻ってきてもらって、新しいサイクルを生んでくれたら理想です。子どもたちが成長して20年後に振り返った時に、小・中学校の大切な時間を葉山で過ごせてよかったなと思ってもらえたら、それ以上のことはありません。この連載を重ねることで、皆さまの中でインクルーシブ教育への解像度が上がりますように稲垣さんは謙遜をされていましたが、隣に寄り添っていた教育委員会の課長は「今の教育長ほど一人ひとりの声に耳を傾け、寄り添っている人を見たことがない」とおっしゃっていました。その姿勢こそが先生方や保護者の方の教育へのモチベーションにも繋がり、同じ目線で進んでいくための原動力になっているようにも感じられました。Upload By 発達ナビ編集部これから全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2023年09月20日