WOWOW開局25周年を記念して、新たにワーナー・ブラザース・テレビジョン製作の人気ドラマ「コールドケース」の日本版を制作することが決定。今年10月より、WOWOWのオリジナルドラマ枠「連続ドラマW」にて、「コールドケース~真実の扉~」として放送されることが明らかになった。「コールドケース」は、2003年から全7シーズンにわたってアメリカ・CBSで放送されていた刑事ドラマシリーズ。製作総指揮は、「CSI:科学捜査班」シリーズや、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどを手掛けたジェリー・ブラッカイマーが務め、ペンシルベニア州のフィラデルフィアを舞台に、未解決の殺人事件(通称「コールドケース」)を解決する捜査チームを描く。本国アメリカでは、全シリーズの平均視聴者数が1,000万人を超え、さらには全世界で放送&配信されるなど世界中の人々に愛されたドラマシリーズだ。今回、WOWOWがハリウッドメジャースタジオ、ワーナー・ブラザースから「コールドケース」のフォーマット権を獲得したことにより、本企画が実現。本作がアメリカ国外で制作されるのはこれが世界初。またオリジナル版では、フィラデルフィアが舞台だったが、本作では舞台を神奈川に移し、主人公の刑事とそのチームのメンバーを日本のキャストが演じ、毎話異なる未解決事件の真相をたどり事件を解決していく内容になっているようだ。スタッフには、「SP」シリーズを手掛けた波多野貴文監督や、『64-ロクヨン-前編/後編』や『ヘヴンズストーリー』の監督である瀬々敬久が脚本を担当し、そのほか、新進気鋭の映画監督の吉田康弘、さまざまな舞台を手掛ける演出家・蓬莱竜太、『ハゲタカ』を手掛けた名匠・林宏司が名を連ねる。さらに、全編4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)で制作するに当たり、7月公開の『シン・ゴジラ』を手掛けた撮影監督・山田康介を起用。カメラは『ゴーン・ガール』のデヴィッド・フィンチャーをはじめ、世界のフィルムメーカーが絶賛する最新の機種を使用し、テレビドラマではもちろん日本初投入であり、史上空前の画質で迫るハイクオリティーな作品を完成させる予定だという。WOWOWがオリジナルドラマを4K・HDRで制作するのは、「連続ドラマW 海に降る」に次いで2作目の試みだ。また波多野監督は、「日本版を演出するに当たり、それぞれの時代の登場人物のリアルな感情をライブ感のある演出で切り取っていこうと思っています。戦後、震災、バブル…日本の激動の時代を生きた人々の感情を大切にし、その時代だからこそ起きた悲しき事件を、現代の時間軸を生きる主人公たちを通して描いていきます」と話し、「そしてそこには、日本の美しさの象徴でもある、四季の風を感じられる、そんなドラマにしていきたいと思っています。私は幸せなことに、最高のキャストで捜査一課チームを組むことができました。出演者たちを通し、時代時代の哀愁や余韻を視聴者の皆様に感じていただけたらと思っています」と意気込みを述べた。世界で人気を博した海外のドラマが、日本の地で、そして日本のキャストで作られるとあって、どういったドラマになっていくのか。また気になるキャストには、どういった俳優陣があてられるのか、続報が楽しみだ。WOWOW開局25周年記念「連続ドラマW コールドケース~真実の扉~」は10月、WOWOWにて放送予定。(全10話)オリジナル版「コールドケース迷宮事件簿」は7月、WOWOWプライムにて放送予定。(全23話)(cinemacafe.net)
2016年04月21日モデルの池田エライザが、4月2日から配信されるフジテレビオンデマンド(FOD)のオリジナルドラマ『SHIBUYA零丁目』(全4話)で、ドラマ初主演を務めることが30日、明らかになった。このドラマは、明暗両方の顔を持つ東京・渋谷を舞台に、破天荒な若者たちが苦悩しながら答えを模索する様子を、ドキュメンタリータッチで描くもの。池田は、自分をふった元カレをもう一度振り向かせようと奮闘するハル役を演じ、その元カレ・オギト役には村上虹郎、ハルに大きな影響を与えるDJ・レイ役を、ロックバンド・OKAMOTO’Sのドラムスであるオカモトレイジが演じる。また、10代の女性を中心に支持を得ているバンド・ミオヤマザキが、初めてドラマ主題歌を担当。タイトルは「シブヤノウタ」で、渋谷にいる若者たちの浮遊感や虚無感がテーマとなっている。配信は、4月2日8時開始。この再編集版が、4月23日深夜2時20分から、地上波フジテレビで放送される。
2016年03月30日動物愛護センターを舞台に、1年間に10万頭を超える犬や猫が殺処分される現実と向き合う現場スタッフの苦悩と葛藤を描いたWOWOW『ドラマW この街の命に』。俳優の加瀬亮が行政獣医として、法律に従い業務を遂行する牧田洋を、『恋人たち』で数多くの新人賞に輝いた篠原篤が心を持たずに、日々の業務にあたる作業班・木崎良太を演じている。その他の画像加瀬は役作りのため、実際に殺処分に携わる職員から話を聞いたといい「何とも言えない表情で、『片手で動物たちをなでて、片手で絞め殺す。そんな仕事だよ』とおっしゃっている姿が印象に残った」と明かす。そんな矛盾した思いを入口に、主人公・牧田にアプローチした加瀬は、「誰も手を汚したくないという気持ちがある中で、殺処分が施設に押し付けられている現実に、役としてはもちろん、自分自身も向き合うことになった。突きつけられるものが多い作品でした」と真摯なまなざしを見せた。一方、篠原は自身が演じる木崎について「彼は仕事とは何かをずっと考えていたと思う」と語り、「働いてお金を稼ぐだけじゃなくて、せっかく生まれてきたからには、限られた命を使って、何をするべきか……。世の中での役割、というと大げさですが、俳優業について、今まで以上に考えるようになった」。さらに「まだ経験が浅いですが、どんな現場も全力で取り組む俳優でいたいと思っています」と俳優としての決意を新たにする。「ドラマや映画は、道徳の場ではないので、自分らが質問を投げかけ、観てくださる皆さんが答えを見つけてくれるのが理想。頭ごなしに押し付けては、大切なことも伝わらない。一方通行なドラマにならないよう、あえて感情を抑えた分、丁寧に題材と向き合うドラマに仕上がったと思います」(加瀬)「スカッと爽快な気持ちで終われる作品も大切ですけど、それ以上に作品を観て『眠れなくなる』くらい強い印象や衝撃を与えられたら、それは観てくださる皆さんにも、僕らにとってとても意味や価値があると思います。僕自身もそんな作品に何度も助けられたことがありますから」(篠原)取材・文・撮影:内田涼加瀬亮ヘアメイク/細川昌子(ベレッツアスタジオ)加瀬亮スタイリスト/梶雄太WOWOW『ドラマW この街の命に』4月2日(土)夜9時よりWOWOWプライムにて放送関連特集「『ドラマW この街の命に』放送記念!俳優 加瀬亮」4月2日(土)昼1時~「それでもボクはやってない」「劇場版 SPEC~天~」「劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇」「劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇」
2016年03月23日2016年4月より放送開始となるTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のキービジュアル第2弾が公開された。キービジュアルをよく見ると、町の中には様々な人物が……! どんなキャラクターが登場するのか、どんなストーリーがこの杜王町の中で展開するのか、注目しておきたい。また、本作のPV第2弾が、東京・新宿、大阪・道頓堀、宮城・仙台の街頭ビジョンにて3月21日(祝・月)の正午12:00ごろに先行初公開される。上映回数は各ビジョン1回の予定。詳細は公式サイトなどをチェックしてほしい。【東京・新宿】アルタビジョン(新宿駅東口)【大阪・難波】トンボリステーション South&North(道頓堀)【宮城・仙台】スーパーライザ仙台(仙台駅東口)○TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』放送スケジュールTOKYO MX …… 2016年4月1日(金)24:30~毎日放送 …… 2016年4月2日(土)25:58~(通常放送時間は27:28~)東北放送 …… 2016年4月2日(土)26:18~BS11 …… 2016年4月3日(日)24:00~アニマックス …… 2016年4月8日(金)22:00~(リピート放送:4月8日(金)27:00~、4月10日(日)25:30~)※放送日時は変更となる場合がある。(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険DU製作委員会
2016年03月19日TVアニメ化が発表される否や大きな話題を読んだ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の公式サイトが新ビジュアルでリニューアルされ、2016年4月よりTOKYO MX、毎日放送、東北放送、BS11、アニマックスにて放送開始となることが明らかとなった。○TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』登場キャラクター■東方仗助 (cv. 小野友樹)ぶどうヶ丘高校に通う高校1年生。ジョセフ・ジョースターの隠し子であり、承太郎の叔父に当たる。温厚な性格だが、自慢の髪型をけなされると激昂する一面も。生まれ育った杜王町を守るために立ち上がる■広瀬康一 (cv. 梶 裕貴)仗助の同級生。身体も小さく、どこか頼りない性格だったが、様々な戦いを通して成長していき、仗助たちから強く信頼されるようになる。身近な人を守ることに対しては非常に強い意志を持ち、仗助と共に戦う。■虹村億泰 (cv. 高木 渉)仗助の同級生。単純で直情的だが気のよい人物。自他共に認めるほどに頭が悪く、本人曰く「考え事をすると頭痛がする」らしい。情に厚く、仗助の仲間になってからは仗助や康一と無二のチームワークを発揮する。■岸辺露伴 (cv. 櫻井孝宏)杜王町に住む人気漫画家。非常に我儘で自己中心的な性格。漫画を描くことに関しては真剣で、リアリティの追求や新たなアイデアのためならば手段を選ばない。基本的に人間関係が苦手だが、仗助たちと知り合い、杜王町の謎を解くために行動を共にする。■空条承太郎 (cv. 小野大輔)仗助の甥にあたり、海洋生物研究の第一人者。冷静な判断力と強い正義感を持つ。祖父ジョセフの隠し子探しのため杜王町にやってくるが、杜王町を覆う不穏な空気を察知し、仗助たちと共に戦う。■クレイジー・ダイヤモンド仗助のスタンド。壊れたものに触れると元の形に「直す」能力をもつが、既に死んでしまった生命等は直せない。また、仗助自身の傷を癒すこともできない。承太郎のスタープラチナにも匹敵する強力なパワーとスピードを持つ。○オープニングテーマは新ユニット「THE DU」が担当2016年4月より放送開始となるTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のオープニングテーマは、城田純・和田泰右・Jeityによる新ユニット「THE DU」(ザ ドゥ)が歌う「Crazy Noisy Bizarre Town」に決定。シングルは4月27日にリリースされる予定となっている。また、2016年3月26日(土)~27日(日)に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan2016」においては、『TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」放送直前ステージ』が27日9:20よりREDステージにて行われ、小野友樹(東方仗助役)、小野大輔(空条承太郎役)、櫻井孝宏(岸辺露伴役)の出演が予定されているので、こちらもチェックしておきたい。こちらの詳細は「AnimeJapan2016」公式サイトにて。(C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険DU製作委員会
2016年02月19日俳優の加瀬亮が、WOWOWで4月2日に放送されるスペシャルドラマ『この待の命に』に主演することが18日、明らかになった。舞台はある街の行政組織「動物愛護センター」。センターに配属され、殺処分される犬や猫たちの運命に直面し苦悩する行政獣医・牧田(加瀬)とその同僚・亜紀(戸田恵梨香)の姿を通じ、人間と動物とのあり方をリアルに描いていく。加瀬は「丁寧に書かれていて、淡々とした静かな話だと思いました。 結論を急がずに、声高に何かを叫んでいないところも好きでした。人と動物などの問題は、業を含む難しい題材ですが、今回、このような機会をいただいて、自分にとってさまざまな角度からそれらについて考える良い時間となりました」とコメント。『SPEC』シリーズ以来となる戸田との共演については「『SPEC』のときとはまったく違う関係の役でしたが、自分自身は戸惑いはまったくありませんでした。 戸田さんはとても信頼している役者さんで、いつでも刺激と安心を撮影に与えてくれる人だと思います。 今回は現場で戸田さん一人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました」と、現場での彼女の素顔を披露した。戸田は「私自身、子供の頃から犬と生活をしてきて、たくさんの思いをそれらに抱いていました。この台本を読んだ時には戸惑いましたが、一人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせていただけて良かったと思っています。ドラマでは描ききれない事実があります。この作品をきっかけに犬猫に興味がない方たちにも今、日本では何が起こっているのか、そんなことに興味を持ってもらえたら幸いです」と視聴者にメッセージを送っている。監督は緒方明、脚本は青木研次。出演はほかに田中裕子、渋川清彦、黒田大輔、岡山天音、諏訪太朗、篠原篤、柳英里紗、高橋長英、島かおり、きたろう、熊谷真実。ドラマ『この街の命に』はWOWOWプライムにて4月2日(土曜 21:00~)放送。
2016年02月19日WOWOWで今春放送される開局25周年ドラマ『沈まぬ太陽』の追加キャストと放送日が13日、発表された。第1話の放送日は5月8日(日曜 22:00~)。そしてすでに発表されている上川隆也と渡部篤郎に加え、第1部(全8話)に出演することが決まったのは夏川結衣、檀れい、板尾創路、小泉孝太郎、草刈民代、若村麻由美、古谷一行、國村隼の8人。上川隆也演じる主人公・恩地の妻、りつ子を演じる夏川結衣は「本作は仕事や家庭といった普遍的なテーマを扱っていて、とても身近に感じられる作品だと思います。恩地を真摯に演じられる上川さんと共に、妻であるりつ子という一人の女性を丁寧に演じていきたいです」とコメント。WOWOWと同じく初舞台から25周年を迎える檀れいは「今回この作品に素敵なご縁を感じ、ワクワクしながら台本を読ませていただきました。豪華なキャストとスケールの大きなストーリーで一話も見逃せないほど、内容の濃い素晴らしい作品になると思います」と意気込みを語った。ひと足先にアフリカロケを終えた草刈民代は「時代に伴う進化、また消えて無くなってしまったもの、物質的、 精神的…さまざまなものが混沌としている時代だからこそ、今このドラマを観ることでいろいろな再発見があるのではないかと思っています」と、ドラマへの期待を寄せた。日本のドラマや映画を支える実力派俳優たちによる演技の競演が今から楽しみだ。なお、3月5日(土)からは『沈まぬ太陽』をより深く楽しむためのミニガイド番組を随時放送する予定。
2016年02月14日『鉄道員(ぽっぽや)』や『地下鉄(メトロ)に乗って』などの人気作家・浅田次郎の同名小説を、WOWOWの連続ドラマW『きんぴか』(2月13日スタート 毎週土曜 22:00~)として映像化。金や出世よりも人としての"筋"を通したがゆえに、組織からはじかれてしまった3人の悪党役に、中井貴一、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧が息を吹き込んだ。中井は、義理と人情に厚い昔気質の真っ直ぐなヤクザ・阪口健太役、ユースケは、政治家の罪をかぶった、元政治家の秘書・広橋秀彦役、ピエール瀧は、安全保障法案に反対し、“ひとりクーデター”を起こす元自衛官・大河原勲役に扮した。全く違うフィールドで生きていた3人の悪党が、老刑事の元に集結し、格闘していく。個性豊かな三悪党を演じた3人にインタビューし、浅田次郎作品の魅力や、現場での撮影エピソードについて語ってもらった。――浅田次郎さんの小説のドラマ化作品ということで、どんなふうに臨みましたか?中井「浅田さんの作品に出演するのは、(「ラブ・レター」「壬生義士伝」「柘榴坂の仇討」に続き)4本目になります。なぜ、浅田さんの本がなぜこんなに人気があるのかというと、やっぱり読みやすいし、読者を突き放してない感じがするんです。でも、それを映像化する時、同じ感覚でやってしまうと、小説のクオリティーを下げてしまうと思っていて。『きんぴか』をそのままコメディで描き、映像化したものを安っぽくしたくなかったので、小説とは異なっても、ハードな方を取り上げた方がいいかなと思いました。浅田さんご本人は『小説と映像は全く違うから、趣旨さえ変えなければどうやってくれてもいいから』と言ってくださるけど、だからこそ、気にするじゃないですか。そういう意味で、プレッシャーは大きいですし、実際、緊張しながらの撮影でした」ユースケ「僕は浅田さんの作品は2本目なんです」中井「先生がいらっしゃった時、ユースケさんが、『先生、どうもはじめまして。ユースケ・サンタマリアです』と言ったら、先生が、『あなた、前にも出てくださいましたよね?』とおっしゃって。そしたらユースケさんが『ですよね』と(笑)」ユースケ「いやあ、僕、原作者が誰とか、あまり考えないんです。台本だけなので。それで『日輪の遺産』のことを忘れていたんです。やった時は印象に残った作品だったけど、時間が経っているし、ちょっと忘れていて(苦笑)。それで、2本目だとわかりました。最近は、だいたい原作本があって、オリジナル脚本ってなかなかないでしょ。面白ければそれでいいんだけど、みんなそのままやっちゃうから、台本が2次元のままなんです。読み物としては成立しているけど、台詞としてしゃべってみるとちょっと違ってくる。台本は2.5次元だとありがたいなぁって。今回、中井さんから、そういう提案があってからスタートしたので、すごく良かったなと思います。魅力が倍増しているんじゃないかと、ピエール瀧さんが言ってました」ピエール「そうですね(笑)。僕は、浅田作品に出演するのが初めてでした。扱っているのはコメディですが、3人のキャラクターから導き出されたのは、男はこうあるべきではないかという資質の話です。言葉にしたらベタなのかもしれないけど、それは必要だと思いました。最近のドラマでは、みんながもう少し変化球を求めていて、そこを直接描くものが少なくなってきています。でも、今回、WOWOWという有料チャンネルで、そういうものをどんと投入する感じがいいのかなと。そこが、今回非常に興味深いところでもありました」――実際、演じてみて難しかった点は?中井「ヤクザ役を演じましたが、ここ数年、ヤクザ映画自体がなくなってきていて、ヤクザを描くこと自体が社会のなかで良くないことだと思われがちです。でも、だからこそ、敢えて挑戦したかったのです。僕たちは、虚構の世界を演じる仕事をしているのに、現実社会のことだけにとらわれて役を決めていてはおもしろくない。もっとみなさん、嘘を楽しんで欲しい。僕たちはドキュメンタリーをやっているわけではないし、それを楽しむのがドラマなんですから」――ヤクザが登場する作品では、そんなに撮影の制約などがあるのですか?中井「びっくりするくらいあるんです。『ヤクザが出てくるのなら、うちは貸せません。撮影できません』とか言われますから。でも、そんなことで撮影ができなくなっていったら、どんどんアウトロー映画がなくなってしまうんです。ユースケ「僕は、演じた広橋のような、腕っ節は弱いけど、頭の切れる役が多いんです。連続で5回くらいメガネをかけた役をやりましたし(笑)。でも、今回は何かいつもと違っていたんです。ヤクザの方や自衛官は、いままで僕がやってきた作品には、登場人物として出てこなかったし、確かにそういうドラマがなくなってきているんだなと感じました。浅田先生が書かれた原作は80年代で、オンエアは16年なので、そこは僕らがブラッシュアップするしかないと思いました。現場では、中井さんがリーダーになってディスカッションしながらやっていったけど、それって最近のドラマの現場では難しかったりするんです。でも、この現場では、それが当然のごとく、すさまじくスムーズに行きました。監督もすごくフットワークが軽いし、全員がとてつもなく協力的でした。毎回、現場は祭りでしたよ」ピエール「僕は"軍曹"というあだ名がつく腕利き自衛官役でした。今回、中井さんのヤクザ、ユースケの元政治家の秘書と、普通は身近にあまりいない人たちです。でも、やっていくうちに、中井さん演じる健太さんはヤクザだけど、乱暴じゃない。軍曹も筋肉バカっぽいイメージがあるけど、乱暴者ではない。3人ともただの社会のあぶれ者たちではなく、何かしらの憤りや正義感があるからこそ、一緒にいて成立するんだなと思いました。だから、そういうものを、台詞回しでにじみ出すということを、この3人でやれたことが非常に良かったなと。2話、3話、4話と観ていくうちに、3人がだんだんチームっぽく見えてくる。それを打ち出したいと、ユースケが言っていました(笑)」――確かに全く畑が違う3人ですが、次第に絶妙なチームワークが生まれていきます。3人の関係性をどう捉えましたか?中井「世の中は悪と正義に分けられる。でも、今、世界のいろんなところでテロが起きているけど、テロの被害者たちにとって、テロリストたちは悪だと思うけど、テロリスト側は、自分たちには正義しかないと思っているんです。それなら、正義と悪の区分けは、どこにあるのかと。社会的に見ればヤクザは悪だと思いますが、僕が昔、任侠映画をやるに当たって取材をした時『任侠を貫く人間は、まず最初に、一般の人に好かれなきゃダメだ』という任侠道をもっている人たちがたくさんいました。『よその組から攻められてきた人々を、俺たちが守るというふうな関係だったのに、いつのまにかそいつらから搾取する関係になった時点で、それは任侠道じゃなくなる』と言われて。健太もそういう考えの人間なわけです。彼がやることが正義だとは思わないけど、間違ったことはやらないという気持ちはあるんです。それは軍曹も、広橋も同じ。それが唯一の共通点として集結する。慣れ合いのチームにはない面白さがあればいいなと」ユースケ「接点のなかった人間が集まり、自分にないものをこの2人がもっているんだと各自が思う。最初は仲間意識もないけど、2人が大事になり、その場所が心地良くなっていくんです。全員が偏った人間たちで、1人でいると周りから浮いてしまう。でも、3人だと、一人前の感覚が味わえる。僕はそういう感じで心地良かったです。最高でした」ピエール「最初のきっかけは、おのおのの組織に裏切られたり、爪弾きにされたりしたところからスタートしていく。最初は各世界がパラレルに見えるんですが、だんだんそれが密接に絡み出して、最後には3人対世間、対世の中みたいになってくるんです。世の中は複雑回帰なので、世界がそこで融合して1つのものになっていく感じや、そういう男気を描くのは大変だろうなと思っていたら、浅田先生がひと通り、ご自分で経験されたものらしくて。浅田先生が炙り出された世界観や憤りみたいなものがうまく反映されているなあと。そういうところがリアルでした」ユースケ「ある意味、この話はノンフィクションかも」中井「そんな。あれだけフィクションだと言っていたのに(笑)」ユースケ「あ、僕のいうところは省いてください。よくあるんです。あれだけしゃべったのに、ばっさりと削られていることって。最後に"(笑)"とかを入れておいてください」3人の息の合ったクロストークから、劇中さながらのチームワークの良さが垣間見られた。三者三様の個性による化学反応も楽しみである。いまの世の中に、痛快なカウンターパンチを入れる『きんぴか』に期待したい。
2016年02月13日俳優・伊藤英明の主演で映画化される『テラフォーマーズ』(4月29日公開)と連動したオリジナルドラマ『テラフォーマーズ/新たなる希望』が、4月24日から映像配信サービス・dTVで公開されることが9日、発表された。映画は、『石膏ボーイズ』(公開中)などを手がけるLIDENFILMSの制作で2014年にTVアニメ化もされた同名コミックを原作とするSFアクション。2599年の人口激増により貧富の差が激しくなった日本を舞台として、火星で人型に進化したゴキブリ「テラフォーマー」とそれらを駆除するために特殊能力の手術を受けた人々との戦いを描く。メガホンを取るのは三池崇史監督。伊藤のほか、女優の武井咲、菊地凛子、篠田麻里子、加藤雅也らも出演する。オリジナルドラマとなる本作では、そんな映画出演陣に加え、オリジナルキャストとして、林遣都、菅谷哲也、藤井武美、高岡早紀らも登場。世界観再現のため、映画と同じセットを用いて撮影を行い、三池氏が監修、山口義高監督がメガホンを取る。描かれるのは、映画の前日譚で原作でも明かされていなかった物語。火星に向かう宇宙船"バグズ2号"に乗船するのにふさわしい人選のため適性検査を実施する、とある施設を舞台として、志願者同士による裏切りやだまし合いを映す。この展開から、映画で「(火星行きに)選ばれた15人の地球人」がなぜ"選ばれた"のかも明らかになるという。伊藤は、自身が演じる小町小吉を「すごくまっすぐで、純粋で、熱い男」と表現。続けて、「その純粋さだったり、熱さというのは、男から見てもカッコイイ」と感慨を示す。本作の現場については「自分自身で想像を膨らませることが多かったので、楽しくもあり、大変な部分でもありましたが、その辺は監督に身を任せてついていきました」と振り返り、「この作品がどこまで世界に通用するのか楽しみです」と期待を寄せた。本作でメガホンを取る山口監督は、映画との差別化を図る上で「『成功率30%の手術(バグズオペレーション)』の後、バグズ2号乗組員たちは何をして…何を思ったのか?」と想像をめぐらせ、「閉じ込められた空間での彼らの焦燥や憤怒など万華鏡のようにうごめく感情を、オリジナルキャストをぶつけることで、さらに激しくあぶりだそうとした」と説明。さらに、「可能ならば、『成功率30%の手術』を受けたかった」と口にする。それは、「細胞レベルで生まれ変わらなければ、この世界(テラフォーマーズ)には立ち向かえない」から。そんな思いもあり、「賭けることができるのは己の命だけだろう」と強い信念をもって製作にあたったことを明かす。「『テラフォーマーズ』完全実写化という無謀な挑戦に緊張しています。しかし、走りだした以上は一歩も引きません」と主張するのは、映画版監督の三池氏。本作を「映画とdTVがお互いに補完し合い、『壮大なバトル』と『激しい愛』の物語をお見せします」とアピールした。オリジナルドラマ『テラフォーマーズ/新たなる希望』はdTVにて、4月24日に配信。同じくdTVでは現在、TVアニメ版も配信している。(C)BeeTV
2016年02月09日2月13日からWOWOWでスタートする連続ドラマ『きんぴか』で、主演の中井貴一が飯島直子と濃厚なベッドシーンを披露することが明らかになった。同ドラマは浅田次郎の原作をドラマ化したもので、中井演じる不器用なヤクザ・阪口健太、政治家秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)、元自衛官・大河原勲(ピエール瀧)の悪党3人が老刑事(綿引勝彦)のもとに集まり、彼らなりのやり方で"筋"を通そうとする重厚な人間ドラマ。物語の中で、飯島演じる看護師・マリアはふとしかきっかけで健太の優しさに触れ、健太は彼女の懸命な姿を見て強く惹かれ合い、肌を重ねる。東康之プロデューサーは「中井貴一さんと飯島直子さんが、ついに禁断の一線を越える…。中井さんには4時間かけた刺青を背中に背負ってもらい、飯島さんには一糸まとわぬ美しいお背中で演じていただきました。2人が小さなベッドで重なり合う、それはそれは危険な"大人のラブシーン"にぜひ注目下さい」とコメント。ドラマ『最後から二番目の恋』では兄妹役を演じていた2人が、はたしてどんな妖艶な絡みを見せてくれるのか注目だ。ドラマ『きんぴか』は2月13日(土曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート(第1話無料放送)。
2016年02月08日WOWOWで2014年に放送された宮沢りえ主演の連続ドラマ『グーグーだって猫である』の続編『グーグーだって猫である2-good good the fortune cat-』が製作されることが7日、明らかになった。このドラマは少女漫画家・大島弓子の自伝的コミックエッセイをドラマ化したもので、パート2となる今作では、主人公・麻子(宮沢)と愛猫・グーグーたちとのふれあい、担当編集者・大森(長塚圭史)の結婚、麻子のアシスタント・ミナミ(黒木華)の独立、そして麻子とグーグーを引き合わせたホームレス(田中泯)の行方など、原作をもとにしたオリジナルストーリーを展開していく。監督は前作と同じ犬童一心。放送は6月予定。
2016年02月07日2014年に宮沢りえが主演を務め、小泉今日子主演の映画版を監督した犬童一心監督が自らまたメガホンをとったWOWOWの連続ドラマW「グーグーだって猫である」の続編製作が決定。宮沢さんに長塚圭史、黒木華、田中泯ら、おなじみのキャストが揃い、あのほっこり温かい世界観を再び届けることになった。本作は、少女漫画界の巨星、大島弓子の自伝的コミックエッセイのドラマ化第2弾。大島さんの原作を基に、前作では描ききれなかった“グーグーとともに過ごした”15年8か月の出来事をオリジナルストーリーで再び紡ぎ出す。大島さんの“分身”であり、柔和な雰囲気ながらも芯の通った主人公・小島麻子を演じるのは、映画『紙の月』で第38回日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」など、その年の各映画賞を総ナメにした宮沢りえ。連続ドラマ出演は、前作以来となる。また、前作に引き続き、編集者の大森役にはNHKの朝ドラ「あさが来た」の“炭鉱夫”で強い印象を残し、劇作家や演出家としても知られる長塚圭史。さらに、麻子のアシスタント、ミナミ役には、映画『小さいおうち』『母と暮せば』と好演を見せ、大河ドラマ「真田丸」ほか4月スタートの「重版出来!」で連ドラ初主演を果たす黒木華。前作で麻子と猫・グーグーを引き合わせたホームレスには、前クールの朝ドラ「まれ」でのコミカルかつ人間味あふれる職人役も記憶に新しい田中泯と、主要キャストが再集結。脚本は『そこのみにて光輝く』『セーラー服と機関銃-卒業-』の高田亮、音楽を『横道世之介』『箱入り息子の恋』の高田漣、そしてシリーズ構成と監督を犬童監督が務め、スタッフも続投する。空前の“猫ブーム”の中、約1年ぶりに帰ってくるグーグーと彼を取り巻く人々には今度も目が離せない。連続ドラマW「グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat-」は6月、毎週土曜22時よりWOWOWにて放送予定(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2016年02月07日WOWOWにて3月27日(日)より放送スタートする、土屋太鳳主演の連続ドラマW「カッコウの卵は誰のもの」。本作に、「ファブリーズ」のCMやドラマ、バラエティなどで活躍する高杉真宙が初挑戦となるクロスカントリースキー選手役で参加することが決定、スキー板を抱えた姿も凛々しい高杉さんのビジュアルとメイキングカットが一挙に解禁となった。親子2代でトップスキーヤーを目指す緋田風美(土屋太鳳)と父・宏昌(伊原剛志)。風美からは高い運動能力を示す特別な“遺伝子パターン”が検出されており、彼女の人目を引く容姿も相まってメディアの注目の的に。遺伝子研究者の柚木(戸次重幸)は、新たなスポーツビジネス開発のために父娘のさらなる検査を申し出るが、宏昌は拒絶。実は風美の出生には大きな秘密があった。一方、全日本の強化合宿では、風美のほか、同じく“スポーツ遺伝子”を“持つ”もののスキーに興味がない伸吾(高杉真宙)、“持たない”が実績のある恵里香(真野恵里菜)や和真(森永悠希)、年齢的な限界を迎えている翔太(矢野聖人)ら若者たちが、さまざまな想いを抱きながら練習に臨んでいた。ところが、そこへ「緋田風美をメンバーから外せ。さもなくば彼女に危害が及ぶ」という脅迫状が届く。そのころ、ある病院ではひとりの青年(本郷奏多)が子どもたちに“才能”に関する物語を読み聞かせていた…。白銀の世界を舞台に、スポーツと遺伝子の謎が交錯する医科学サスペンスとなる本作。主演の土屋さん演じる風美と同様、トップアスリートになりうる遺伝子を持つためにスキー選手にスカウトされ、五輪選手を目指すメンバーに選ばれた男子高校生・鳥越伸吾役を演じるのは、初主演舞台をはじめ、ドラマ「スミカスミレ 45歳若返った女」など活躍著しい高杉さん。本作では、クロスカントリースキーに初挑戦した。長野県・白馬村にてクランクイン前の1月上旬、約3日間のスキー練習を行い、元五輪選手に1対1の指導を受けてクロスカントリーの滑り方を体得したという高杉さん。人生初のウィンタースポーツに果敢に挑み、意欲的に練習に励んだ高杉さんについて、コーチは「クロスカントリーの板は細長く、動きやすいように踵が固定されていないため、初めはバランスをとるのも難しいです。そのため、まずは板に乗って滑れるように基礎的なストックの押し方、足の動き方の練習から始めていき、徐々に撮影シーンに合うような動きの練習もしていきました。最終的に長野オリンピックのクロスカントリー競技会場であったスノーハープの3kmコースを滑れるほど上達されてました」と絶賛。また、「もともと東野圭吾さんの作品が好き」という高杉さんは、「脚本を読み進むうちにどんどん謎が出てきて明かされて、謎が出てきて…と読み終わるまで止まらなかったです」と、あっという間に本作の世界に引き込まれた様子。「親子の絆の話。そして、才能とは何だろう?自分はこんなふうに努力出来てるかな?って思ってしまいました。(演じる)伸吾は父親のことが好きなんだろうなぁっていうのが、最初一番思ったことですね。 そして、台本を初めて読んだときは暗い子?なのかなぁって思ったんですけど、いまは(役の印象も)ちょっと違って少し試行錯誤しながら作っていますね」と語る。初めてのスキーにして、クロスカントリー選手という役どころには、「雪もあまり経験がなく、初めてのウィンタースポーツなのにクロスカントリーという難しい競技でけっこう大変です。でも練習していくうちにいろいろ覚えて、いまは楽しく滑ってます!!!」とコメント。髪の毛や飲み物もシャーベット状になってしまうという極寒の中でも、「練習しているとすぐに暑くなるんですよ。それくらいクロスカントリーは動く競技で、必死に練習しています。この間はコースに出て滑ってみました。難しいですが、だんだん楽しくなり手応えを感じています」と語り、「1日練習をしないだけでめちゃくちゃ感覚を忘れちゃうので怖いですね。スポーツ選手はやっぱりすごいなぁと改めて思います」と、トップアスリートの役柄を目指して日々奮闘していることを明かしている。これまでどちらかといえば“草食系”の役柄が多かった高杉さんの新たな一面を、このドラマで見ることができそうだ。連続ドラマW「東野圭吾カッコウの卵は誰のもの」は3月27日(日)22:00よりWOWOWにて放送(第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日WOWOWで3月27日からスタートする土屋太鳳主演の連続ドラマ『カッコウの卵は誰のもの』に出演する高杉真宙のスキープレイヤー姿のビジュアルが公開された。高杉が今回演じるのはスキープレイヤーとして五輪選手を目指すメンバーに選ばれた高校生・鳥越伸吾役。クランクイン前の今年1月上旬、長野県の白馬村で元五輪選手にマンツーマンの指導を受け、クロスカントリーの滑り方を体得したという。練習について高杉は「雪もあまり経験がなく、初めてのウィンタースポーツなのにクロスカントリーという難しい競技でけっこう大変でした。でも、練習していくうちにいろいろ覚えて、楽しく滑ることが出来ました」とコメント。また役柄について「台本を初めて読んだときは暗い子? なのかなって思ったんですけど、少し試行錯誤しながら作りました」と語った高杉。演技はもちろん、はたしてどのような滑りぶりを見せてくれるのか注目だ。
2016年02月03日WOWOWで3月27日からスタートする土屋太鳳主演ドラマ『カッコウの卵は誰のもの』のオールキャストとポスタービジュアルが22日、明らかになった。同ドラマは「スポーツ遺伝子」というテーマのもと親子の絆について深く問いかける、東野圭吾原作の医科学系ヒューマンサスペンス。土屋演じる天才アルペンスキーヤー・風美が、自らの出生にまつわる危険な事件に巻き込まれる姿を描いていく。風美の父・宏昌役には伊原剛志、物語の鍵を握る青年・文也役に本郷奏多、そして冷徹な研究者・柚木役に戸次重幸と、個性派&実力派キャストが集結。加えて真野恵里菜、高杉真宙、森永悠希、矢野聖人ら人気若手俳優も勢ぞろいし、ドラマを盛り上げる。今回、解禁となったポスタービジュアルのイメージカラーは、ヒロインの風美をはじめ、それぞれのキャラクターが抱える真実のすべてを覆い尽くすほどの純白。そこへ「白銀の世界に遺伝子の謎が舞う」というキャッチコピーが重なり、まるで物語に吸い込まれてしまいそうなミステリアスなビジュアルに仕上がっている。
2016年01月23日WOWOWで2月13日からスタートする連続ドラマ『きんぴか』の原作者・浅田次郎が撮影現場を訪れ、主演の中井貴一、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧を激励した。ストーリーは、昔かたぎで不器用なヤクザ・阪口(中井)、最強の肉体を持つ自衛官・大河原(ピエール)、収賄容疑を被って逮捕された政治家秘書・広橋(ユースケ)の3人が老刑事・向井(綿引勝彦)のもとに集まり、彼らなりの方法で"筋"を通すべく大暴れする人間ドラマ。浅田は「この小説は25年前くらいに書いたものなので、映像化したいというお話をいただいた時は、正直『ええ?』って驚きました。ただ、その当時、社会の話題になっていたことが、時代が巡り巡って、また同じようなことが出てきている。不思議な感じがしました」とドラマ化についてコメント。「この小説は、あまり動きで笑わせるものではなく、平文の叙述で笑わせており、ストーリーの中で笑うものではない。その辺りをどのようにキャストのみなさんが演じて下さるのか興味があります」と、演技力に定評のあるキャストたちに期待を寄せた。出演はほかに村井國夫、岩松了、飯島直子。ドラマ『きんぴか』は2月13日(土曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート。
2016年01月21日市原隼人を主演に迎え、第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化する「ドラマW 双葉荘の友人」が3月19日(土)、WOWOWプライムにて放送されることが決定。共演に臼田あさ美、中村倫也、陽月華らを迎え、見えないはずの“幻影”が見える男を演じる。2000年3月。舞台監督の川村正治(市原隼人)と雑誌編集者の妻・美江(臼田あさ美)は、横浜港を望む高台のテラスハウス・双葉荘に移り住む。この家の大家・寺田幸吉(中原丈雄)とその妻・直子(吉行和子)の高飛車な態度は気になったものの、隣の部屋に住む主婦・八井沙季(陽月華)との相性は良く、正治も美江も新生活になじんでいった。そんな中、正治は舞台監督の仕事を退職し、美江の計らいで自宅でのライター業を始めることに。ある朝、美江を送り出した正治は、家の中に不穏な気配を感じる。誰もいないはずの家に人影が…。それは26年前に双葉荘の同じ部屋に住んでいた倉田誠司(中村倫也)という画家の“幻影”だった。驚く正治に反応する倉田。似たような境遇の2人は次第に交友を結ぶようになるが、ある日、正治は幻影の中で信じがたい光景を見てしまう。それは幻か、実際に過去に起きたことなのか?驚くべき真相がやがて明らかになる――。プロ・アマ問わず優れたシナリオ作品を発掘し、脚本家の育成を通じて広く映像文化の発展に貢献することと、その映像化を目的に創設された「WOWOWシナリオ大賞」。今回、2014年の第8回で応募総数482編の中から大賞を受賞した、川崎クニハルの「双葉荘」をドラマ化したのが本作だ。主人公の“幻影”と出会う男・川村を演じるのは、『ホテルコパン』『星ガ丘ワンダーランド』と出演映画も控える市原さん。市原さんは「仕事も生活も順調な妻とは裏腹に、人生において目標もなくアイデンティティも持てない夫が、自宅で起こる奇妙(ファンタジー)な体験とともに独特な感情面を包み込む中で、夫として人として芽生えてゆく温もりを伝えて行きます。現場でも、この風変わりな作品の世界観を優しく感じていきたいです」とコメント。さらに、共演に臼田さん、中村さん、陽月さん、中嶋朋子、中原丈雄、吉行和子と若手からベテランまで多彩なキャストがそろう。監督は、長年、山田洋次監督のもとで助監督を務め、『母と暮せば』『家族はつらいよ』などの山田作品で脚本を担当、『ひまわりと子犬の7日間』では監督と脚本の務めた平松恵美子。定評ある丁寧な人物描写が、本作でも発揮されることになりそうだ。川崎さんが若いころに体験した実話をベースに執筆したという“ロマンティック・ミステリー”が、豪華キャスト&スタッフでどのように映像化されるのか、期待していて。ドラマW「双葉荘の友人」は3月19日(土)21:00よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年01月18日1987年から1995年にかけて放映され、いまでも世代や国を超えて愛される大人気ファミリードラマ「フルハウス」のその後を描いた「Netflix」オリジナルドラマ「フラーハウス」。2月26日 (金) よりスタートする全世界同時オンラインストリーミングに先駆け、お馴染みの面々が揃ったファン待望の場面写真が公開された。妻に先立たれたダニーが、3人の娘たちを育てるために義理の弟ジェシーと親友のジョーイと繰り広げる笑いと感動の共同生活ドラマ「フルハウス」。本作では、タナー家族のその後のストーリーが描かれており、オリジナルでは幼かったタナー家の長女D.J.と次女ステファニー、そしてD.J.の親友キミーが大人の女性に成長し、お馴染みのメンバーと共にカムバックを果たす。今回公開された場面写真では、「フルハウス」ファンなら誰もが待ち望んでいたオリジナルキャストたちが勢揃い!ダニー役のボブ・サミット、ジョーイ役のデイヴ・クーリエ、ジェシー役のジョン・ステイモス、レベッカ役のロリ・ローリンの4人はもちろん、D.J.役のキャンディス・キャメロン・ブレ、ステファニー役のジョディ・スウィーティン、そしてキミー役のアンドレア・バーバーと、今回のストーリーの中心となる娘たちが再集結。それぞれ年齢を重ねてはいるものの、懐かしいセットにいるその姿に思わず「お帰り、みんな!」と言いたくなるワンシーンだ。男3人から、“娘たち女3人の子育て奮闘記”へと新たな展開を予感させる本作に、いまから期待が高まる。「フラーハウス」は2月26日(金)より「Netflix」にて全世界同時オンラインストリーミング開始。(text:cinemacafe.net)
2016年01月08日主演に大泉洋、共演に有村架純や長澤まさみを迎えて贈る映画『アイアムアヒーロー』。この度「dTV」にて映画と連動で、長澤まさみを主演としたオリジナルドラマ「アイアムアヒーローはじまりの日」が配信されることが決定した。鈴木英雄(大泉さん)35歳。職業は漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる。徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の異形の姿だった。一瞬にして現実の世界は崩壊し、姿を変えて行く。原因不明の感染によって理性を失い、人を襲う謎の生命体“ZQN(ゾキュン)”で街は溢れ、日本中はパニックに陥る。標高の高い場所では感染しないという情報を頼りに富士山に向かう英雄。その道中で出会った女子高生・比呂美(有村さん)と元看護師・藪(長澤さん)と共に生き残りをかえた極限のサバイバルが始まる――。映画の原作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の同名コミック。累計発行部数は500万部を超え、大人気作品となっている。また、今年10月にスペインで開催された第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭のコンペティション部門で観客賞と最優秀特殊効果賞を受賞するなど、早くも国内外で注目を集めている。そんな映画に続き、その世界を新たな視点で今回オリジナルドラマとして「dTV」にて映像化。未だ解き明かされていない“隠された謎(ZQN)の正体”に迫る内容となっている。そしてドラマの主演は、映画にて看護師・藪役を演じた長澤さん。役を演じるにあたって長澤さんは「漫画のファンでしたので、プレッシャーもありましたが、もうやるしかないなという気持ちで演じました」と語り、また「映画とはまた違ったテンションがあったのでとても面白いなと思いました。一つの作品が色んな角度から見られることはとても面白いなと思います」とドラマについてもコメントしている。ドラマは、原作でも根強い人気を誇るキャラクター・藪にフォーカスを当て、世界がパニックに陥る前夜、まだ誰も知らない“ZQN”の兆しに気づくまでの明かされていない看護師時代のエピソードを、原作者の花沢健吾監修のもと描いている。共演には、霧島れいか、浅香航太、山崎紘菜らが脇を固めている。さらに、監督を務めるのは『放送禁止』や『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』など、これまでも独自の手法で数多くのホラー・サスペンス作品を手掛けてきた長江俊和。主演の長澤さんについて監督は「非常に真面目な方という印象を受けました。長澤さんからも、色々とアイデアを出して貰い、撮影に取り組んでもらいました。時にはアドリブも飛び出したりして、作品に臨場感を与えてくれました」と現場での様子を語った。また「撮影現場には常に医療指導の方に来てもらい、長澤さんに細かい台詞回しや医療品の扱い方、ナースコールの受け答え方などを指導してもらいました。また長澤さんは、撮影の合間や休憩時間も入院患者役の子役の男の子と遊んだりしているのが、印象的でした」とリアルな等身大の看護師にこだわったとコメント。監督の手により、手持ちカメラや定点カメラの映像をつないだフェイクドキュメンタリーの手法を使った斬新な映像表現で、観る者をドラマの世界に引き込む臨場感溢れるリアルな描写を実現させた本作。長澤さんが描くドラマが一体どんな展開を見せるのか、ぜひ映画と併せて観たい一本だ。「アイアムアヒーローはじまりの日」は2016年4月、dTVにて配信予定。(cinemacafe.net)
2015年12月25日ハンガリーでハリウッド映画を凌ぐ異例の大ヒットとなった話題作『リザとキツネと恋する死者たち』が日本にもついに上陸!ジャポネスクとヨーロピアンが奇妙に絡み合い、一風変わった大人のための“甘くてブラックなおとぎ話”です。舞台は1970年代、ハンガリーの首都ブダペスト。元日本大使未亡人の元で看護士として住み込みながら働くリザは、外出する機会もなく、孤独な日々を送っていた。そんなリザにとって、日本の恋愛小説と彼女にだけ見えるユーレイの日本人歌手“トミー谷”が唯一の心のよりどころだった。ある日、30歳の誕生日を迎えたリズは、特別に許可をもらい、ステキな出会いを求めて外出することに。しかし、なんとその間に未亡人が殺害されてしまい、ゾルダン刑事による捜査で疑われるリザ。殺人を犯した様子はなかったが、リザが恋する相手が次々に殺されてしまい、連続殺人事件へと発展してしまう。実は、その影に潜んでいたのは、日本のある妖怪の伝説に登場するキツネの呪いだった。はたして、恋を夢見る孤独なリザは幸せを手にすることができるのか……?ハンガリーで最も売れっ子のCMディレクターであるウッイ・メーサーロシュ・カーロイが仕事で日本の那須を訪れた際に、美しい狐の化身と恋をする男が次々と死んでしまう物語に魅せられたのがきっかけとなり、本作で長編デビュー。元々、日本映画や日本文学、そしてJポップも大好きという監督だけに、全編通して“日本愛”で溢れている作品に仕上がっています。日本人にしかわからないと思われる面白さも随所に散りばめられており、じわじわと込み上げてくる可笑しさに、最初から最後までクスクス笑いの連続。もはや、ちょっとした間違いもご愛敬で、片言の日本語や謎の昭和歌謡はクセになること間違いなし!劇場を後にする頃には、トミー谷のヘンテコ歌謡曲を思わず口ずさんでしまうかも。とにかく、こんなに日本を愛してくれている作品を「日本人が観なくて、誰が観る?」とさえ思ってしまう作品です。リザを演じたモーニカ・バルシャイのかわいさにも目が離せないのですが、何といっても今回一番気になるのは、トミー谷を演じた日本人の父とデンマーク人の母を持つデヴィッド・サクライ。現在は、アメリカを拠点にアクション俳優として活躍しており、鍛えられた身体から繰り出される軽快なステップと甘い歌声には釘付けです!ある意味ツッコミどころ満載の作品ですが、実は監督が伝えたいメッセージは「愛を得るためには一生懸命努力しなくてはいけない。けれども、努力する価値のあることであり、努力すればご褒美をもらえる」という普遍的なこと。「運命の人が現れない!」と嘆いている人は、もしかしたらまだまだ努力が足りないのかもしれません。リザたちのように、“本当の愛”を見つけることがいかに大変なことか、ここで一度見直してみる必要があるかも!?イベントデータ:『リザとキツネと恋する死者たち』公開表記:12月19日(土)より新宿シネマカリテ他にて全国順次公開配給:33 BLOCKS
2015年12月20日累計発行部数700万部を超える山崎豊子のベストセラー小説『沈まぬ太陽』が2016年春、WOWOWにて連続ドラマ化されることが16日、明らかになった。『沈まぬ太陽』は、『白い巨塔』『華麗なる一族』『不毛地帯』などの名作で知られる日本を代表する作家・山崎豊子の最大のヒット作で、巨大航空会社を舞台に、未曾有の航空機墜落事故という悲劇の裏で信念を貫き、組織に立ち向かう人間たちを描いた社会派作品。2009年に渡辺謙主演で映画化されたものの、その壮大なスケールからこれまでテレビドラマ化は不可能と言われてきた。今回、WOWOWは開局25周年という大きな節目に合わせ、全8話による第1部と全12話による第2部、トータルで全20話というかつてないスケールで描いていく。主人公・恩地元を演じるのは、1995年に『太陽の子』で主演を務めた上川隆也。「私の人生を大きく変えることになった『大地の子』の放映から20年が経ちました。自らも50代に入り、一つの大きな節目を迎えたこの時に山崎先生の作品に携わる機会を得られたことに、何とも申し上げようもない御縁を感じます。感謝と共に驚きを禁じ得ません」と、大役に挑む心境を語っている。そして、恩地のライバルである行天四郎を演じるのは渡部篤郎。「山崎豊子さんの作品に出演させていただくことは大変光栄なことだと感じております。素晴らしい原作を映像化することは非常に困難な作業になると思いますが、多くの原作ファンの方に納得していただけるよう、楽しんでいただけるよう、心を込めて演じさせていただきます」と、こちらも心構えを語っている。2015年12月下旬からクランクインし、2016年5月クランクアップを予定。
2015年12月16日西島秀俊に竹内結子、川口春奈、東出昌大、藤野涼子、香川照之ら演技派俳優が、サスペンス・スリラーの名手・黒沢清監督の元に集結し“奇妙な隣人”に翻弄される夫婦を描いた『クリーピー』。このほど、公開日が6月18日(土)に決定し、併せて特報映像が解禁された。日本ミステリー文学大賞「新人賞」を受賞した前川裕の小説を原作とし、不気味な隣人との接触をきっかけに、日常から深い闇へとひきずりこまれていく夫婦の姿を描いた本作。『CURE キュア』『回路』など、数々の名ホラー映画を手掛け、最新作『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門「監督賞」を受賞した黒沢監督によって実写化が実現した。主人公で元刑事の犯罪心理学者・高倉を演じるのは映画・ドラマ・CM・雑誌など、いまやその顔を見ない日はない活躍を見せる西島秀俊。『ニンゲン合格』『蟲たちの家』『LOFTロフト』に続き、黒沢作品への出演は4度目となる。一方、高倉の隣家に暮らし、夫妻を恐怖に引きずり込む西野役には、同じく4度目の黒沢作品出演となる香川照之がキャスティングされ、物語の鍵となる男を怪演、圧倒的な演技力を見せつけている。今回解禁された特報映像は、西島さん演じる高倉の引っ越し先の隣に住む、中学生の娘・澪(藤野涼子)が、怯えた表情で訴える「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」という衝撃的なセリフからスタート。崩れ落ちる高倉の妻・康子(竹内結子)、高倉が携わる失踪事件の生き残り・早紀(川口春奈)の怯える表情、元同僚刑事・野上(東出昌大)の恐ろしい形相など、次々と切り替わる場面の中で、香川さんの不気味な笑顔が際立つ映像となっている。最後に一瞬覗く目が与えるインパクトは、トラウマになりそうな鮮烈さだ。隣人の顔をも知らずに生活する現代に忍び寄る圧倒的な恐怖を描いた、黒沢監督の真骨頂ともいうべきサスペンス・スリラーである本作。日常が戦慄へと変貌する、驚愕の瞬間を、まずはこちらの映像からチェックしてみて。『クリーピー』は2016年6月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月11日東京都・表参道の根津美術館は、王朝文学から平家物語、曾我物語、西行物語、お伽草子まで、さまざまな物語を描いた絵画作品のコレクション展「物語をえがく -王朝文学からお伽草子まで-」を開催している。会期は12月23日まで(月曜休館、ただし11月23日は開館し、翌24日休館)。開館時間は10:00~17:00。入館料は一般1,000円、学生800円、中学生以下無料。同展は、伊勢や源氏の王朝文学から平家物語、曾我物語、西行物語、そして酒吞童子をはじめとするお伽草子まで、さまざまな物語を描いた多彩な形式の絵画作品を集め、展示するもの。古くから絵に描かれ、楽しまれてきた物語だが、たとえば、最古の歌物語である伊勢物語の存在が文献上に知られるのは、源氏物語のなかに絵巻のかたちで登場するのがはじめてとなる。ほかにも、源氏物語の作中で行われた「絵合」というイベントでは、ほかにもさまざまな物語絵が競いあわされているという。また、源氏物語には、物語を音読させながら絵を眺めるといった鑑賞方法も記されており、やはり物語の楽しみが絵とともにあったことがうかがえる。源氏物語も、成立後まもなく絵に描かれ始めたと考えられているということだ。物語絵は、中世まではもっぱら絵巻や冊子、色紙といった小画面に描かれており、絵巻ではストーリー展開や情景の移り変わりが横長の画面に巧みにあらわされ、色紙でも複数の画面をアルバムに仕立てる画帖が人気を集めていた。やがて、近世になると屏風にも描かれるようになり、物語のダイジェストを大画面に散りばめるタイプがある一方、一場面のみを大きく印象的に描く作例もあったということだ。なお、関連プログラムとして、学芸員がスライドを用いて説明するスライドレクチャー「物語をえがく」(11月25日・12月11日)、「扇面絵意画巻」(12月4日)が開催される。開催時間は各日13:30~約45分間。予約不要、聴講は無料だが入館料が必要となる。また、会期中同館庭園の紅葉が見ごろを迎えるため「南青山で紅葉狩り」キャンペーンが開催される。開催期間は11月25日~11月29日。キャンペーン期間中は茶庭開放が行われ、11月26日15:00~16:00には茶室「一樹庵・披錦斎」に入ることができる(入室のみ、お茶の用意はなし)。
2015年11月25日ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントは、TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』より、放送情報やキービジュアル、スタッフ・キャストなどの最新情報を公開した。10月24日(土)に開催された『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のスペシャルイベント「The Last Crusaders」にて発表された第4部のTVアニメ化だが、そのメインスタッフは以下の通りとなる。原作:荒木飛呂彦(集英社ジャンプ・コミックス刊)ディレクター:津田尚克シリーズディレクター:加藤敏幸チーフ演出:高村雄太シリーズ構成:小林靖子キャラクターデザイン:西位輝実スタンドデザイン・アクション作画監督:三室健太サブキャラクターデザイン:石本峻一プロップデザイン:宝谷幸稔美術設定:青木 薫・長澤順子色彩設計:佐藤裕子美術監督:吉原俊一郎撮影監督:山田和弘編集:廣瀬清志音響監督:岩浪美和音楽:菅野祐悟アニメーション制作:davidproduction■『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』イントロダクションエジプトでの宿敵DIOとの死闘から11年後。1999年、空条承太郎は祖父ジョセフ・ジョースターの隠し子、東方仗助に会うため、日本のM県S市、杜王町にやってきた。しかし発見した仗助は承太郎と同じ特殊能力、「スタンド」を持っていた。そして、承太郎の来訪を皮切りにまるで引かれ合うように、新たな「スタンド使い」達が動き始める。「この町には何かがある…」生まれ育った杜王町を守るため、仗助は立ちあがる――。第4部『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』では、東方仗助役を小野友樹が担当。広瀬康一役を梶 裕貴、虹村億泰役を高木 渉、岸辺露伴役を櫻井孝宏、空条承太郎役を小野大輔がそれぞれ務める。そこで今回は、監督・キャスト陣から寄せられたコメントをあわせて紹介しておこう。■津田尚克ディレクタージョジョのアニメ化も、遂に第4部に到達しました。毎度、次はあるのかとヒヤヒヤしながら作っているタイトルですが、皆様の応援もあって第4部のアニメ化が決まって嬉しいです。そして、いつも通り、胃が痛い…。今回も、ただただ全力で頑張ります。よりジョジョらしさをドライブさせるアニメにしようと考えてます。一緒に杜王町を楽しみましょうッ!■小野友樹 (東方仗助役)長く愛されている、伝統ある「ジョジョ」作品に参加させて頂ける事を、光栄に思います。仗助を精一杯、グレートに演じさせて頂きますッ! ドラララララララーッ!!!■梶 裕貴 (広瀬康一役)祝・第4部アニメ化! 杜王町の独特な世界観が大好きです。康一という重要な役でTVアニメ版ジョジョに関わることが出来て、非常に嬉しく思っています。彼の成長を、魂を込めて演じさせていただきます。よろしくお願いします!■高木 渉 (虹村億泰役)3部から引き継ぎ皆さんに楽しんで頂けるよう僕も暴れたいと思ってます! 億泰というキャラクターが沢山のファンの方々から支持を得てると聞いてこんなに光栄なことはありません。今後とも応援よろしくお願いします!■櫻井孝宏 (岸辺露伴役)岸辺露伴を担当することになりました櫻井孝宏です。個性が美しいジョジョの諸作の中でも異彩を放つ印象深いキャラクター。自分にとってはチャレンジとなる役です。よろしくお願い致します。■小野大輔 (空条承太郎役)ジョジョの歴史を「受け継ぐ」こと。次の世代へ「伝える」こと。承という字に込められた意味を、この4部で体現していきたいと思っています。○ジャンフェス2016でアニメPV第1弾を公開2015年12月19日(土)~20日(日)に開催される「ジャンプフェスタ2016」にて、12月19日(土)の9:00開場と同時にワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントブースでは、第4部『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のアニメPV第1弾を初公開する。また、12月20日(日)の14:00~14:30には、ジャンプスーパーステージにて「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」のステージが開催される。登壇者は、小野友樹(東方仗助役)、梶裕貴(広瀬康一役)、櫻井孝宏(岸辺露伴役)の予定。TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』は、2016年4月より放送開始予定。そのほか詳細はアニメ公式サイトをチェックしてほしい。(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険DU製作委員会
2015年11月19日女優の松雪泰子が、主演を務めるWOWOWのオリジナルドラマ『連続ドラマW 5人のジュンコ』(21日スタート、毎週土曜22:00~、全5話)の脚本を初めて読んだ際に「これは大変な撮影になるな」と覚悟した心境を明かした。このドラマは、作家・真梨幸子の同名小説を原作に、松雪演じるジャーナリスト・田辺絢子(たなべ・じゅんこ)が、連続不審死事件を取材する中で、同じ「ジュンコ」という名前の女性たちとの出会いによって翻弄(ほんろう)され、悪意の渦に巻き込まれていく姿を描くもの。ミムラ、西田尚美、麻生祐未、小池栄子が、ほかの「ジュンコ」を演じ、脇を固める。松雪は、初めて脚本を読んだ時の印象を「これは大変な撮影になるな」と覚悟したことを振り返る。しかし、「すごく斬新な脚本展開で、約5時間(1時間×全5話)という時間の中で、どのように凝縮して撮影するのか楽しみでした」という心境になっていったそうで、「女性特有の習性が非常に立体的に描かれ、リアリティがあり、だからこそ怖い」と作品の見どころを語る。自身と役柄の共通点は"究極の自己犠牲"。絢子を「自己を犠牲にしてしまう極端な部分がある人物」と語り、「自己犠牲をしてしまう感覚が自分の中にも少しあるので」と理解を示す。松雪の考える「自己犠牲」とは「一見エゴではないように思う反面、究極的なエゴでもあって…」といい、「だからこそ恐ろしいなと思います」と、自らにも言い聞かせているようだ。印象に残っているシーンは、絢子がアシスタントを務める、人気ノンフィクション作家・久保田芽依(渡辺真起子)との場面。20年以上ぶりの共演だという渡辺とのシーンは「特別な感じがしました」と振り返り、「ワンカットで撮影したのですが、その時のその空間に漂うお互いの熱量と息遣いと全てのエネルギーが高い撮影ができたように感じます」と満足の表情だ。実際に「スタッフも含め、全員汗だくでした(笑)」と、"熱い"現場だったことを明かした。21日に放送される第1話では、連続不審死事件の容疑者・佐竹純子(小池)が逮捕される。連日ワイドショーをにぎわせる中、ジャーナリスト・田辺絢子(松雪)は、この事件の取材を、新人の鵜飼優子(小林涼子)と開始。すると、佐竹の事件に関わる被害者と思われる人物が、何人も浮かび上がってくる。
2015年11月13日25周年を記念し11月21日(土)、28日(土)に初めて2週連続放送することが決定した「世にも奇妙な物語25周年記念!秋の2週連続SP~傑作復活編・映画監督編~」。この度、人気投票で上位にランクインした作品を新キャストで復活させる「傑作復活編」のキャストが発表。本番組初主演の野村周平をはじめ有村架純、藤木直人がそれぞれ主演を務める。「あなたが好きな『奇妙』作品」アンケートで人気ナンバー1に輝いた「イマキヨさん」。彼女に振られ、就活もうまくいかない高田(野村周平)の部屋に、ある日見知らぬ黒い頭巾のおじさんが現れる。この怪しいおじさんは「イマキヨさん」(酒井敏也)と呼ばれ、寂しい人にとりつく座敷わらしのようなものだそう。あるルールさえ守れば幸福をもたらすと言われているらしいが、高田はルールをつい破ってしまう。すると、イマキヨさんに驚きの変化が…。本作で主演を務めるのは、月9ドラマ「恋仲」での好演で話題の野村さん。「『世にも奇妙な物語』にはいつか出させていただきたいと思っていたのでうれしい気持ちでした。自分が一番人気のものに出演させていただくのは、とても光栄です。前作を超えられるように頑張っていますし、最初の『イマキヨさん』とはまた別の“最新版の『イマキヨさん』”として見てもらえたら」と出演の喜びと意気込みを語った。また、イマキヨさんを、初回に続いて酒井敏也が続投する点も注目したい。2006年に初放送されたときは“男性親友2人の物語”だったものを、今回、女性の親友2人という設定に変更された「昨日公園」。東京の大学に進学した美和(有村架純)は、幼少からの親友・隆子(福田麻由子)といつしか疎遠になっていた。久々の故郷で、フルートを吹く隆子と再会した美和は、その夜隆子が事故死したことを聞いて驚がくする。やりきれない思いを抱えて立ち寄った公園で美和が見たのは、昨日と同じくフルートを吹く隆子の姿。美和は、隆子を死の運命から救おうと奔走するのだが…。2013年春の放送に続いて2回の主演となるのは、「ようこそ、わが家へ」「永遠のぼくら sea side blue」とドラマ出演が立て続く有村さん。悲しくも苦しい本作の物語について「『世にも奇妙な物語』ならではの最終的にはぞっとしてしまうところもありながら、感動的な二人の表情などが印象的な作品ができたと思います。私も親友がいるので共感しながら演じています」と語った。さらに名作として名高い「ズンドコベロンチョ」。「情報こそが命」を信条とする博識な男。彼は、この世に知らないことなどないと自負していた。そう信じていた。ところがある日、周囲の人間が「ズンドコベロンチョ」という聞いたことのない言葉を使っていることに気づく。プライドが邪魔して誰にも聞けない三上は、その意味を知ろうとムキになる。草刈正雄主演で最初に放送されたのが1991年、そこから月日は流れ、現在は何でもすぐインターネットで検索できる時代だが、そんな2015年ならではのストーリー展開になっているという本作。主人公で、時代を駆け抜けるIT界の寵児・三上を演じるのは藤木さん。「現代版ズンドコベロンチョの主役は、とにかくカッコよくて、何でも知っている、デジタル時代の最先端を独走している男です。そんな完璧な人間を演じられるのは、藤木直人さんしかいません」と本作の演出・プロデューサーが藤木さんの起用について明かした。「世にも奇妙な物語」は11月21日(土)、28日(土)にフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月30日西島秀俊、長澤まさみ、ピエール瀧が出演するWOWOWの新CM「WOWOWの良さ」篇と「MOZU」篇が、11月1日(日)から放送スタートとなる。「目の前を、おもしろく。」という新キャッチコピーが添えられた本CM。西島さん、長澤さん、ピエールさんそれぞれが「WOWOW」のロゴをかたどった青いメガネをかけた途端、カメラ目線でWOWOWの魅力について語り出すという、なんともシュールな世界観が展開されている。「WOWOWの良さ」篇では、クラシカルな洋館の書斎での西島さん、メガネショップでの長澤さん、そして銭湯での瀧さんと、3人それぞれが「WOWOW」メガネを手に取る姿が映し出され、テンポよく3人の台詞が続いていく。撮影に際して長澤さんは、10年前のWOWOWのCM出演時を振り返り「巡り合わせってあるんだな」と感慨を語った。撮影当日は、冒頭の台詞から最後までをワンカットで撮影。「一つひとつの言葉にメリハリをつけて演じてください」という監督からのオーダーに長澤さんは、表情はもちろん、目線の動きや台詞の間、言葉の強弱やスピードなどで応え、監督からオーケーが出ると思わずガッツポーズしてしまったという。さらに撮影当日、ピエールさんが颯爽と現場入りすると、早速スタッフから「とてもよく似合う」「目力というより顔力がある」などと声が上がり、演じる前から圧倒的な存在感を発揮。監督がその場で台本にないコミカルな台詞を考えて撮影した場面でも、ピエールさんは即座にイメージ通り演じ、現場は何度も爆笑の渦に包まれたそう。「MOZU」篇では、「WOWOWの良さ」篇と同じく洋館の書斎を舞台に、読書中の西島さんが登場。執事から渡されたメガネをかけた途端に、WOWOWの魅力を突然語り出す、といった内容に仕上がっている。撮影は都内のとある洋館の一室で行われ、なんとも言えない厳かな雰囲気と至るとことにならぶ調度品に、数多くのロケ地で撮影してきた西島さんんも興味深そうに室内のあちこちを眺めていたという。西島さんは「全部にこだわりを持った撮影で、すごく楽しかったです」と撮影を振り返っている。今後も、西島さんが異なるシチュエーションで登場する「MOZU」篇の続編や、長澤さん、ピエールさんが主人公を務めるCMも順次放映予定。豪華キャストのシュールなCM世界の続きに、ぜひ期待したい。WOWOWの新CM「WOWOWの良さ」篇と「MOZU」篇は、11月1日(日)より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月29日25周年を記念し11月21日(土)、28日(土)に初めて2週連続放送することが決定した「世にも奇妙な物語」。21日には視聴者からの人気投票で上位にランクインした作品を新たな出演者により復活させる「傑作復活編」、28日には日本を代表する映画監督&キャストで贈る「映画監督編」が放送されるが、この度、「映画監督編」のスタッフ&キャストが決定。山崎貴、本広克行、中田秀夫ら日本を代表する監督と共に妻夫木聡、竹内結子、阿部サダヲら豪華俳優陣が集結した。人間が持つ恐ろしさ、醜さなどがにじみ出る奇妙なドラマを描いてきた同番組。「傑作復活編」に選ばれた作品は、「イマキヨさん」(主演・松本潤)、「昨日公園」(主演・堂本光一)、「ズンドコベロンチョ」(主演・草刈正雄)、「思い出を売る男」(主演・小堺一機)、「ハイ・ヌーン」(主演・玉置浩二)。この作品の主演は誰になるのかは、追って発表されるとのこと。25周年を飾るにふさわしい豪華キャストが「傑作復活編」にこぞって出演するようだ。そして今回「映画監督編」では、『永遠の0』『寄生獣』の山崎貴監督が3度目のタッグとなる阿部サダヲを、『踊る大捜査線』の本広克行監督が妻夫木聡を、『アンフェア』の佐藤嗣麻子が竹内結子を、『リング』の中田秀夫監督が4回目のタッグとなる中谷美紀をそれぞれ主演に迎えて「世にも奇妙な物語」の25周年を盛り上げる。本広監督は「『奇妙』の前身『奇妙なできごと』(1989年~1990年深夜枠で放送)ではADもやっていました。『奇妙』のコンセプトは身に染みています。正統派をがっつり見せていきます」と意気込みを語った。タッグを組む妻夫木さんは「『世にも奇妙な物語』は僕にとってどこか登竜門のような存在だと考えていました。それは脚本家さんや監督さんにとっても、もしかしたらそういう存在なのかもしれません。いつか出てみたいとずっと心の奥底にしまっているような存在で、『美女缶』で初めて出演できたときは不思議な感じでした。人間の想像力は果てしない。その中にはかなさを感じさせてくれる。そこが僕にとっての『世にも奇妙な物語』の魅力です」と語った。本作の演出は約15年ぶり2作品目となる佐藤監督は、初タッグとなる竹内さんについて「ほぼ竹内さんの演技にかかっている作品です。竹内さんのすばらしい演技力を持ってすれば必ず成功します」と期待を寄せた。そんな竹内さんも「初めてお会いしたりお世話になる方に対しては、なるべく考え込まず必要以外の準備をせず、監督を信頼するという気持ちだけ携えて撮影に臨みたいです。出演するキャストが非常に少ない作品ですので、佐藤監督を独り占めする勢いで指示を仰ぎたいと思います」と真摯な姿勢をみせた。そして今回初めて本作の演出を手掛ける山崎監督、中田監督。山崎監督は開口一番「ずっと『奇妙』をやりたかったんです」と興奮気味に語ると「僕は今回“This is『奇妙』”ということをやってみたかったので、そういう視点で作品も選びこれぞ『奇妙』というものができたと思います。ある種クラシカル、昔ながらの『奇妙』の味わいを出せたと思います」と自信を見せた。タッグを組む阿部さんはこれまで声の出演のみで参加していたが「人づてに『顔を出して!』と(阿部さんが)言っていると聞いていたのでまずは念願がかなって良かった」と笑顔で語る山崎監督。やっと顔出しができた阿部さんも「いままで山崎監督の作品は声の出演しかなかったので実写で出られたのがすごくうれしかったです。僕の作品は『世にも奇妙な物語』らしい!!『世にも奇妙な物語』と言ったらこういうの!っていう作品だと思います」と喜びを語った。また中谷さんと、4作目のタッグを組む中田監督は「またご一緒できてワクワク楽しみにしております」と話すと、主演の中谷さんも「まさに中田監督が最も得意とする心理的な恐怖表現と言いますか、日常に潜む恐怖を扱った作品というのが監督らしいと思います。かつ今回は親子の愛情のようなものを扱っている悲しい物語でもあります。十何年もお会いしてなかったのですが、その間に監督はいろいろな道を歩んでこられたと思いますので、私も成長できているかは分かりませんが、お互いお会いしていなかった間の人生が反映されたらいいかなと思います」。「映画監督編」では、ほかにも『呪怨』を手掛けた清水崇監督が参加。現在キャスト、ストーリー共に調整中とのこと。今後の続報に期待したい。「世にも奇妙な物語」は11月21日(土)、28日(土)にフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月21日世界の奇妙な自然現象を紹介する新番組『地球の不思議アワー 自然のいたずら』(毎週土曜21:00~ほか)が、17日から動物・自然専門チャンネル「アニマルプラネット」で放送される。事実は小説よりも奇なり。同番組では自然界で見られる不思議な光景や現象、奇妙で魅力的な生き物の姿などにスポットを当て、その原因や科学的背景を探る。17日の第1回「町を覆う回転草」では、とんでもない場所に現れて人間を驚かせた動物や生き物が登場する。国内でも度々ニュースになる"珍客"。今年7月には練習ラウンド中のプロゴルファー・松山英樹選手の前にヘビが現れたことが報じられて話題になったが、オーストラリアのカーブルック・ゴルフコースでは1998年ごろに"そこにいるはずのない生き物"がプレイヤーを震撼させた。ある会員からの「池でヒレを見た」という耳を疑うような目撃証言をもとに、ゴルフコース内の池を調査したところ、内陸にもかかわらず複数のオオメジロザメを発見した。淡水・海水の両方に生息できるオオメジロザメにとって、淡水は敵が少なくエサが多いため、産卵場所としては格好の場所。その池は川とつながっていないが、近くを流れるローガン川が1990年代半ばに氾濫したことが原因と見られている。タイトルにもなっている「回転草」は、アメリカ・カリフォルニア州で大量発生が問題となっているヒユ科の植物群・タンブルウィードのこと。西部劇では孤独に転がっているおなじみのアレだ。柵が200メートルにわたって埋もれるなど事態は深刻で、北米全土で手がつけられないほど増殖を続けている。冬場になると根元が乾燥し、転がりながら種子を撒き散らすことが異常発生の原因。この問題に立ち上がったのが、起業家のジョン・ソローリオ。1日に最大10トンを処理できるタンブルゲーターを開発して救世主となった。24日の第2回は、水から飛び出すフロリダの魚や、カラフルなハチミツを作るフランスのハチを調査。友情を築いたクジラとイルカの謎にも迫る。31日の第3回は水辺のハトを捕食するため攻撃する巨大ナマズ、死んだふりをするフクロネズミなど、奇妙な行動を取る動物たちが紹介される。
2015年10月16日ソニーストアは、プレイステーション 4専用ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』(発売元:バンダイナムコエンターテインメント)の発売を記念して、「PlayStation 4 ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン Limited Edition」を2015年12月17日(木)より数量限定で発売する。「PlayStation 4 ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン Limited Edition」は、PS4本体、PS4専用ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』に加え、「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」のデザインが刻印されたPS4 HDDベイカバーがセットになった数量限定の商品。PS4 HDDベイカバーは、「メインビジュアル ver.」「空条承太郎 ver.」「DIO ver.」の合計3種類をラインナップで、最大3枚まで購入することができる(※)。※PS4本体と異なる色のPS4 HDDベイカバーは購入できない。※同一デザインのPS4 HDDベイカバーは2枚以上購入できない。本体カラーは、ジェット・ブラックとグレイシャー・ホワイトの全2色で、価格はPS4 HDDベイカバー1枚購入で43,180円(税別)、2枚で44,680円(税別)、3枚で46,180円(税別)となる。■メインビジュアル ver.■空条承太郎 ver.■DIO ver.当商品の予約は、2015年10月16日(金)より開始され、ソニーの公式通販サイト「ソニーストア」、ソニーの直営店舗「ソニーストア 銀座・名古屋・大阪」、または、全国のe-ソニーショップにて注文可能となっている。そのほか詳細は、「PlayStation4 ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン Limited Edition」特設サイトなどをチェックしてほしい。(C)荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 SC 製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.(C)2015 Sony Computer Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2015年10月16日