大阪出身の30代主婦。3人の男の子を持つ母。「なんかいけそうな気がする~♪」とただただフィーリングで生きる女。思い立ったら即行動せずにはいられない猪突猛進な性格ゆえ、猛烈子さんとの異名をも持つ。幼少期より鍛え抜かれた雑草魂により、相当打たれ強く、年々鉄の女化が加速。だいたいのことにおいて三日坊主なのにブログだけは6年間ほぼ毎日書き続けており、ありのままの失敗談(!?)を等身大にぶちまけている。モットーは「大変なことほど笑いにかえて」。である。
やんちゃ3兄弟との育児絵日記! アメブロで大人気のブログ「kosodatefulな毎日」の作者がつづる爆笑(たまにホロリ…)のエッセイです。
お盆には実家や義実家に帰省された方も多かったのではないでしょうか。 自宅に戻ってきてまたいつもの日常が始まりましたね! 子ども達の夏休みもあともう少しとなりました。 私が子どもの頃はお盆に数日間、父の田舎に帰省するのが恒例行事でした。 父の兄弟も多いので、たくさんのおじやおばが祖父宅に集合し夜遅くまでお酒を飲んだり話に花を咲かせている中、私たち子どもはいとこたちと戯れながら過ごしていました。 何をするわけでもないのですが、雰囲気だけで楽しいものでした。 家族旅行に行った事がなかったので、唯一家族で遠出した思い出は「おじいちゃんおばあちゃん家」です。 しかし、現在。 我が家の子ども達はというと親戚づきあいはほぼありません。 定期的に会う親戚はわずかに存在しますが、そもそも親戚一同が集まる機会がないですし、人数自体もものすごく少ないので、もしかしたら我が子にとって「親戚」という概念すらないんじゃないかというぐらい疎遠な存在となっています。 それはそれで特に不自由はないのですが、子ども達にとって機会損失しているな~と思うことは、 「お年寄りの昔話を聞けない」 事です。 いまどきのおじいちゃんもおばあちゃんも若いのでまだまだ現役世代が多いですが、80代以上の方(父や母の姉妹にあたる年齢)の話って聞いた事ありますか? 戦争や、戦後の混乱した日本を生き抜いてきた人達の昔話を聞くって、子ども達にとってだけでなく私たちにとっても貴重な機会だと思うのです。 今から7年前、私の父の初盆の際に実家におじやおば(父の兄や姉に当たります)が集まったのですが、その時の話が私にとってはとても衝撃的でした。 今日のテーマは子育てに関係ありませんが、何十年か前の日本はこんなんだったんだよ~~と子ども達に伝えたくて書く事にします。 あくまで私の親戚の体験談で、戦場に出向いて命がけで帰ってきたとかそういうエピソードではないのですが、戦争の時代に人々がどういう暮らしをしていたかという貴重な体験を聞かせてくれました。 ■謎の母乳神話…戦時中のトンデモ話 何故 父(父は戦後生まれ)の初盆で戦時中の話になったのかというと、仕出し料理に入っていた「お麩」がきっかけです。 おじ(愛媛出身)がおば(大阪出身)と結婚した当初、おばがお味噌汁にお麩を入れたんだそうです。 そしたらおじが「麩なんて鯉が食べるもんや!!」とキレたってゆう話から始まったんです。 今の私からしたらお麩は立派な食材のひとつですが、当時のおじからしたらお麩は「鯉の餌」だったんでしょうね。 そこから、鯉の話題になりました。 昔、おじが小さかった頃は家の庭に池があり、100匹以上の鯉が泳いでいたんだそうです。 そして、戦時中には、自分たちは食べるものもロクにないのに、家の中から庭の鯉に麩をやって鯉を愛でたらしく、ここからおじとおばの夫婦漫才かのような掛け合いが始まっていきました。 おば:「自分たちの食べるもんないのに、鯉かわいがっとってわけわからんやろ。ハハハ! 鯉とって食べたらよかったのに。ガハハ」 お…おばよ…(笑) 歯に衣着せなさすぎる…(笑) おば:「わたしら、 鯉食べとったで 」 がーーーん!笑 大阪では鯉食べていたんだったら愛媛のおじも食べといたらよかったのに。 おじ:「たまに近所の人が『病人がいるから鯉分けてくれ』って来たからあげたりしとったけど」 おば:「昔(戦時中)は鯉の生き血が結核に効くっていわれてたんよ」 鯉の生き血…!? (ゴクッ…) 結核に鯉の生き血が効く…。 今のご時世だったらどこに根拠あんねん! エビデンス出してこーーい! で一蹴される話ですが、当時は生き血で病が治すと信じられていた時代だったんですね。 おば:「私の親戚のお姉ちゃんなんかは母乳の出が良くなくって、お乳が良く出るようにって、鯉の血絞って飲まされてはったで。あんな生臭い血!! かわいそうに」 母乳の出も結核も鯉の血頼み!! ひぃぃ…。 今なら母乳が出ないなら粉ミルクでぜんっぜんオッケーですが、当時のお母さんにとって母乳が出ないって死活問題ですよね。 本当にワラにもすがる思いで鯉の血を飲んだんでしょうね…。 さらに、おじが自分がひもじくとも愛でていた100匹以上の庭の鯉。 その後、どうなったかといいますと、 おじ:「忘れもせん、小学2年のとき。学校から帰ってきたら、朝までおった鯉が1匹ものうなっててのー。 どうしたんかと思うたら、”よかれん(※)”っつー兵隊のグループが、兵士の食料にするからっつーて根こそぎすくって持ってってしもた」 ※旧「海軍飛行予科練習生」の略 ええええ…!! 人の家の庭から勝手に鯉を根こそぎ!! おじ:「あの時代は、鍋やら金属やら、根こそぎ持っていかれても文句は言えんかったから」 ひぃぃ…。 どうせ根こそぎ持っていかれるんなら、やっぱり食べてればよかったのに…。 おじ:「それが戦争が終わってしばらくして、新しくできたプールに行ったら、そこの池に、うちの鯉がおってのぉ。うちの鯉が泳いどんのよ。フォッフォッフォ…」 何じゃそりゃ!! 鯉、生きとったんかーーーーい!! それじゃぁ、ただ家からプールに引越しただけじゃん!! いやいや、そうやって笑って済ませられるのも、混沌としたメチャクチャな時代だったからこそですよね。 ■戦時中に盲腸になったら… おじ:「昔は、何もかもがめちゃくちゃで、適当やったから。医者も役所も適当よ」 おば:「そうよ、戦争中は、盲腸でよう人が死んどったわ」 え!? 盲腸で!? 盲腸で死んでたんですか!? おば:「よう死んではったで。なんてったって、手術するっつっても、麻酔なんてないから、意識あるまま、お腹切るんやで」 ヒーー!!!! もう、「ヒー!」しか出てきません。。。 おば:「押さえつけられて生きたままお腹切られて、消毒もなにもないから、化膿したり、術後の回復がよくなくってよう死んではったわ」 切腹じゃないですか!! こぅっわーーー!!!! おば:「私の親戚の兄さんも、盲腸になったゆうて、兄さんのお母さんが、リアカーに布団しいて、兄さん乗せて、茨木から、大阪城のとこまで押して歩いて運んどったわ」 ひーーー!! 大阪をご存じない方には分からないかもしれないけれど、茨木から大阪城まで歩く…。 歩けない事はないのでしょうが、、ろくに整備されてない道をリアカーに人乗せて…とても行ける距離じゃぁありません。 おば:「あのお兄さん、どうしはったんやろ。あ、でも、こないだ死んだから、生き残ったってことやろうな。 ガハハ」 わ…わろてる…。 戦時中の話はメチャクチャすぎて、激動の中生きてきた世代の人たちの生命力が凄すぎる!! と、改めて敬意を払ったのでありました。 ■戦後復興を支えた人々に感謝せずにはいられない 結局父の初盆なのに、父の話は一切出てきてないことに後から気づきましたが…(笑) 鯉と盲腸の話はこの時の話のほんの一部です。 戦後の、日本全体が復興に向けて伸びていくまさにALWAYS(映画)の時代の話も聞きました。 今私たちが当たり前のように使っているトンネルだったり電線だったり高速道路だったり…。 今整えられているインフラは、昔の方々が必死に汗かいて働いて作ってきてくださったものだと考えると、感謝せずにはいられません(おじの話聞いてたら仕事が過酷すぎました。ブラックどころじゃない)。 いまのお年寄りたちが現在の日本の土台を作ってくださったからこそ、私たちは今こんなにも便利な生活を送れているんだと敬意を表しながら、カーナビ・ETC・Bluetooth搭載の涼しい車でバビューン! とトンネルくぐりたいと思います! (ほんっと…数十年後の日本がこんなになってるだなんて当時の人達は想像もしていなかったでしょうね)
2019年08月22日次男が幼稚園の年中さんの時のお話です。 学期末に個人懇談がありました。 幼稚園生活は概ね健康に楽しく元気に過ごせているということで安心したのですが、先生がこんなことをおっしゃいました。 先生:「そういえば… 今、プールの時期なのですが、 教室でお着換えしている時に、仲良しのA子ちゃんの体を ペロッ! と触っちゃったらしく、A子ちゃんのお母さんからお話がありました」 …!!!! お…おおおおおお……。 いやぁ~~。 なんと言語化したらいいのか分からないのですが、男の子のママならこの時の私のなんとも言えない気持ちを分かってくださるのではないでしょうか。 「やってしまった…」という気持ちと、「そう来たか…」という気持ちと、「それも問題になってしまうのか…」と悩む気持ちと。 本音を言えば、家ではお風呂上りにおち○ち○を振り回してるぐらいなのですから、お着換えしている最中に女の子の体をふざけて「エーイ!」と触っちゃう事があっても不思議ではないんですよね。 私達の頃は小学生でさえもスカートめくりしてる男子がいましたし、めくられた事もありましたが「アホだな」ぐらいにしか思っていませんでした。 プールのお着換えの時にも真っ裸で走り回ってる男子もいましたからね…。 でも、私達の子どもの頃はこうだった~とか引き合いに出してはいけないのです。 感じ方は個人によって違うし、悪気がなくても相手を不快にさせてしまうこともあります。 さらに言えば、最近では 子どもの性にまつわる認識は確実にアップデートされ、より厳格に規制されるようになっています。 例えば女湯に男の子を連れて入るのは何歳までならオッケーなのかを明記する浴場が増えていますし、母親目線で男湯に女の子を連れて入るのはたとえ小さくてもためらうケースが多いです。 理由は様々ですが、どこに幼児愛嗜好を持った人が潜んでいるかが分からないから、気軽に我が子の裸を他人の目に晒すわけにいかなかったり、たとえ子どもであっても男の子が女湯にいる事に抵抗を感じる人もいるからです。 昔なら「そんなの気にしすぎだよ!!」で一蹴されていたかもしれませんが、今はそれではいけません。 たとえ小さくても、我が子の身を守るために、またモラルを守るため子ども達に性差を教えていかなくてはいけません。 そんな中、我が子がお着換え中に女の子の体を触ったという報告。 聞くところによると、ポーン!と触った程度だそうなのですが、それでもきっとA子ちゃんからしたら嫌だったからお母さんに報告したのでしょうし、お母さんも気になったから先生に報告なさったのでしょう。 先生のこの報告に、わぁぁぁぁぁ~~~やってしまったぁぁぁぁ~~…とめちゃくちゃ落ち込みました。 男の子が女の子の着替え中の体に触る。 幼稚園児ならあってもおかしくない事だけれど、それを男の子の親である私が言うと「お前が言うな」になってしまうし、相手が嫌だと感じた以上許されない事ですし、申し訳ないやら、恥ずかしいやら…なんとも言えない気持ちで夫に相談しました。 私の気持ちとしては、すごく落ち込んでいたのですが、事情を説明した夫から帰ってきた答えは… 「で??」 の1文字でした。 ええええーーー!!!! そ、それだけ!? で!? ってー!! もしや夫も「昔は~」なんて言い出すんじゃないかと思っていましたが、答えはそうではありませんでした。 夫:「次男は知らなかっただけでしょ」 へ…? 夫:「普段家では男兄弟しかいなくて、なんなら男にとっておち○ち○は相棒ぐらいに思ってるんだから、女の子の体に触っちゃいけないんだっていうことを単に知らなかっただけだと思う。 何回も教えているのに注意しても触ってしまうとかだったらまた話は違ってくるけれど、一度ちゃんと話したら分かるんじゃないかな?」 なるほど。 私は大人世界の常識を我が子も既に把握しているものだと思って、「触っちゃいけないって分かってるはずなのに触ってしまった!」と1人で勝手に落ち込んでいました。 単に知らなくて、兄弟にやるのと同じように触ってしまっただけかもしれないという…そんな初歩的な事を客観的に判断できていませんでした。 感情で動く母親に対して父親は冷静だなと思います。 この日は夫から話をしてもらいました。 次男は父親の言うことをしっかりと聞き理解したのか、それ以降同じような事はしていません。 私はその後、参観に行った時にA子ちゃん親子に直接謝りました(快く許してくださいました)。 今回のような事例はきっと珍しいパターンではなく、集団生活の中で起こりやすい事だとは思います。 女の子の体に触る。 それは相手の女の子がどう思うかによって違ってくるし、感じ方も人それぞれだとは思います。 どう思われるか分からない以上、女の子の体に気軽に触っちゃダメなんだということを、息子には小さいうちから教えておかないといけなかったんだなと反省した出来事でした。
2019年08月15日(今回からライター名が、ちゅいママからオギャ子になりました!) 夏が来れば思い出します。 三男妊娠中のつわりのことを。 妊娠した事が判明したのが2013年の7月。「3人目が欲しい」と夫に頼み込み、念願叶っての妊娠。そのすぐ3週間後には長男の夏休みがスタートしました。 つわりには個人差がありますが、私は吐きづわりがひどいタイプでした。しかも1人目とは違い、3人目の妊娠は 上の子2人も育てながらのつわり生活 になるので、自分1人の体調の悪さだけに専念していればいいというわけにもいかず。 しんどい…でも子ども達の世話もしなくちゃ…でもしんどい…という狭間で苦しんでいました。 帰りも遅く土日もマイペースな夫と、まだまだ小さい4歳と1歳の息子達。 実家は遠く、頼れる人もいない中24時間子ども達と一緒の夏休み。 いくら自分で望んだ事とはいえ、つわりって根性や気合で解決するものじゃないので、言う事をきかない体に途方に暮れていましたね。 以下は当時の記録を掘り起こしたものなのですが、読み返してみて自分でも本当によく頑張ったなと思います。 今つわりでしんどい中、上の子の育児に励んでいらっしゃるママ達! 1か月ぐらい外に出なくても、てんやものでも、長い人生の中ではほんの一瞬。 割り切って自分の体調を優先してください。 つわりは「無理しないで休んでいなさい」というサインなんだと思います。 (以下、2013年8月の記録より記事にしています) ■忘れていた! つわりの本当の恐ろしさ… 最初の段階では、気合いと根性で乗り越えられると思っていました。 気の持ちよう次第で、何とかなるだろうと思っていました。 だーけーど…年月とともにすっかり忘れていました。つわりの本当の恐ろしさを…。 つわりの厄介なところは気持ち悪いとか、吐くとかいった身体的症状の他に 精神的に来るところです。 メンタルが弱るんですよね。 最初の頃は1日の中でも体調が良い瞬間と、悪い瞬間とがはっきり分かれていたから、体調が良いときに家事なりおでかけなりを済ませられたけれど、ここんところは1日中気持ちが悪すぎて何をしても吐き気との闘いで…。 そのせいで、だんだん気分が滅入ってきましたよ。今の私は、めっちゃ根暗…。 どうしようもないこと。今は耐えるしかないこと。 いずれ治まる日が来ること。 全部分かってはいても、あと最低1ヶ月半は同じ状況が続くってことを、今までの経験上分かってるだけに弱気になってしまいます。 この状況があと1ヶ月半も続くのかと思うと涙出てきそうになります。 ■つわりで吐く私に、夫からまさかの文句! 朝目覚めた瞬間に感じるのがまず吐き気…。胃の中には何も残ってないのに、体は外に出そう出そうとするから窒息しそうなほど苦しいし、顔も真っ赤で涙もボロボロ出る。 つわりの原因は諸説あるけれど、その中のひとつに 「体内にできた異物(胎児)を外に出そうとして、拒否反応が起こる」 というものがあるそうです。 私もまさに口から赤ちゃんを出そう出そうとしてるように、お腹の中からえぐりだされるような吐き気をもよおすんです。 ドラマみたいに、「ウッ!!」とか言うかわいい吐き方なんてものではなくて、 オ゛エーーーッ!! ヴォエッホッ!! 体裁なんて保っていられないので、とても上品とは言えない吐き方をしている自覚はあったのですが… しまいには夫に、 「かわいそうやし、しんどいのは分かるんやけど…… 吐き方、めっちゃうるさいな。 オレ、吐くときでもそんなにうるさくないで…」 と言われる始末。 わぁぁーーん!(泣)酷くないですか!? つわりでどうしようもない妻にかける言葉じゃないですよね!? 自分でも分かってるけどどうしようもないんだから言わないでよー!!!! 毎日ゲーゲー言ってるおかげで次男(1)も真似するようになってしまい、次男に「ママの真似して」って頼むと、ベロをペロッと出して、「ヴェッ!!」って言うようになりました(笑) ママの真似が、「ヴェッ!!」ってどうよ(笑) ■何もしたくない…精神が崩壊寸前 空腹時に吐き気をもよおすのなら、寝起きに小さなおにぎりやビスケットなんかを食べたらいいというアドバイスもよく聞きますが、正直、 これだけ気持ち悪い時に何も食べたくありません。 食べなくても気持ち悪いし、食べても気持ち悪い。 特に食べたあとはものっすごく疲れて横にならずにはいられないし、一度横になると、もう何もしたくなくなって起き上がれなくなってしまいます。 今の私の願いは、 とにかく1日中横になっていたい。もう何もしたくない。 掃除も、洗濯も、ご飯も、お風呂も、ハミガキも、何もかも…。 それでも、そんなわけにはいかないのが現実。 すっかり気分が滅入ってしまってる私は、 「もうやだぁぁーーーー!! なんでこんなに気持ち悪いんだよぉぉーーーーー!!」 と手をバタバタさせて、ひっくり返って泣きたい衝動に駆られてしまいます。 つわりがあるという事はとても幸せな事のはずなのに、もう全部イヤ!! って叫びたい。 キテますねーーー。 ■つわり中の子連れでの買い物はまさに地獄 そして買い物に行くのも一苦労。 数日前、吐き気90パーセントの状態で長男の幼稚園のお迎えに行き、長男のお友達のお母さんと平気な顔して喋って歩いたものの、実はかなりキテいて… 笑顔でバイバイしたあとは、長男次男を引き連れてスーパーのトイレへダッシュ。 鍵を閉めるなり、便器に顔を突っ込んで吐きまくります。 長男は、優しく私の背中をさすってくれ、次男は、私の左側(ウォッシュレットや緊急ボタンや色々付いてる壁側)でひたすらウロチョロしていました。 長男が私の背中をさすりながら、「もう! ゆいたん(次男)ダメらよ!!」とたしなめてくれてはいたものの、気にしちゃぁいません。 用を足すための便器に顔を突っ込みながら吐くなんて、もう、 なんともいえない惨めな気分…。 これだけで、泣きたくなってきます。 ひたすら、吐いているうちにスーパーの店員さんが外から声をかけてきて、 「どなたかご気分の悪い方はいらっしゃいませんか? 呼び出しブザーが鳴りましたけどーーー!!」 って、 え!? ええええええ!! すすす、すみません! きっと、それうちの次男が犯人です!! 次男が呼び出しブザーの紐を引っ張ったんだと思われます。 たしかに気分は悪いですが、大丈夫です~~!! 私:「スミマセンっ!! 子どもが間違って押しちゃいました!!(汗)」 と個室の中から返事しました。しかも、なぜか、こうゆう時だけ全然平気っぽい感じの元気な声で…(なぜじゃ) ボタンが要注意だとは分かっていても、なんせ顔をあげられないから避けようもできないし… もう誰か助けて! ■スーパーのトイレでは上の子たちとの戦い そして別の日、とにかく子どもたちに何か食べさせなければならないので仕方なくスーパーへ行ったものの、着くなり真っ先に向かったのは、もちろんトイレ…。 壁1枚へだてた向こうの個室には誰かが入っています。向こうに誰かがいると分かっていながら吐くのも気を使うので、できるだけ静かに…と思ってもそうもいかず…。 狭い個室に3人入って、長男は私の背中をさすり、次男はおかまいなしにトイレのフタを私の頭上でガッタンガッタンガッタンガッタン壁に打ちつけ、何をどうしてんのか分からないけど、とにかくガチャガチャ騒がしい。 「……やめなさい…オエッ!!!!!」 とにかくスーパーのトイレで必死に戦う。 ひざまずいて、便器に顔を突っ込んでゲーゲー吐き、顔も真っ赤になり、涙も出て、ヨロヨロになってトイレをあとにしました…。 もう、ほんと、泣きたい気分です。(何回目) しかも、吐いたからといってそこでスッキリするわけでもなく、もちろん帰ってからも即効トイレに駆け込みましたとさ。 ここんとこ、トイレの往復ばかり…。 ■つわり中でぐったり…上の子たちは家でどうする? 外に出て誰かと喋ってるときには案外元気なのですが、家にいるとダメダメ人間になるのか1日中寝て過ごす日々。 リビングの真ん中にマットレスを敷いて横になりながら、朝から晩まで過ごしているというような状況です。 長男は「今日、どこ遊びに行く?」って聞いてきます…せっかくの夏休みなのにごめんねという気持ちはあるけれど、 正直どこにも行きたくありません。 一歩も外に出たくない…。 私がぐったりしている間息子たちはどうしていたかというと… ペンで体にお絵かきしてるーーー!! 腕だけかと思いきや手のひらもすごいことに。真っ赤っ赤! 長男も一緒に落書き! しかも、これ、水性ペンなので汗で取れるんです。 おかげでこの人たちが触ったソファや、お昼寝布団はピンクに染まり気付いたら壁にもしっかりついてました。 でも引きこもって子どもたちにも我慢させてる分、あまり叱る気にもならず…というか、叱る元気もなく… ただ床に伏せるしかできない私。 ■つわりで吐く妻に、夫からまさかの文句が! すべては私が望んだこと。 つわりがキツイことも分かってたはずだし、覚悟の上で3人目を希望したのに、それでつらいとか、しんどいとか言うのは甘いと自分でもわかっています。 子どもを無事授かってこうして順調に経過が進んでる事がどれだけありがたい事なのかもじゅうぶん分かっていますが、それでも、 つらいものはつらい!! そのせいで、仕事から帰ってきた夫と言い合いになることも…。とほほ。 夫の言うことは全て正しい。あなたの仰る通り。 仰る通りだけど…つわりのつらさは理性とか気力とかでどうにかできるものじゃないんですよ。 どうか妻の不機嫌とイライラを真に受けず流してください。 しんどい、とか、つらい、とか言うだけ言わせてほしい…。 あなたが今でもじゅうぶん我慢してくれていることや、心のなかで何を思ってるかは100も承知だから、私のイライラを真に受けないでなんとか耐えてほしい…。 ■当時を振り返って… はい、ビックリするぐらい頑張ってますね、私。 ていうか何をこんなに必死になってスーパーに行っていたのかと若干呆れはしますが(しんどいならネットスーパーで全然よかったのに)、当時は少しでも子どもたちを外に連れだしてあげなくちゃという思いで、せめてものお散歩先がスーパーだったんだと思います。 あんなにどこにも連れていってあげられていないことに罪悪感を感じていたのに、彼らが小学生になった今、家から出かけていかずにゴロゴロしている息子に腹を立ててるんですから、私のあの頃の必死の努力は…(笑) そして 夫のひと言が酷い~~~(笑) つわりの妻に対して冷たい態度を取る夫は、今すぐ漁船に乗せましょう。 遠い遠い沖までイカでも釣りに行ってもらったらいいですわ。 (この数年後、イカ釣り漁船に乗って船酔いをしたことで初めてつわりのつらさを実感した夫なのでした。もっと早くに乗せとけばよかった!!)
2019年08月06日夏休み。 3食のご飯づくり、悩みますよねぇ~。 さっき食べたと思ったらもう昼ご飯ですからね(朝ごはんから昼ご飯にかけての時間の経ち方が早すぎる)。 大人の私は1食ぐらい抜いたっていいんじゃないかと思うんですけど、子どもはそうはいきません。 時間が来たらきっちり「お腹すいた~」「ごはんなに~」ってやってくるんですよね。 毎日の事なので 簡単にパパッと作れるレシピ が夏休みには重宝します。 そこで今日はわが家のパパッと簡単ズボラ飯をご紹介します。 ■ズボラ飯は市販品に頼ろう! まず、簡単に作るためには時短家電と同じ概念ですが、ある程度「割高」になるのは我慢しなければいけません。 私がズボラ飯を作るために活用しているのは 市販品 です。 例えばお野菜。 もちろん日頃は普通の野菜(普通のお野菜?(笑))を購入しているのですが、物によっては冷凍やパックの物の方が便利だったりするんですよ。 特に便利だなと思うのが 冷凍のほうれん草! 生のほうれん草を買うと念入りに洗わないといけないですし、アク抜きをしたりしないといけなかったりするので冷凍のほうれん草ってすごく便利だなと思います。 刻みネギなんかも パックになってる方が圧倒的に便利 だな~って思っています。 ただ生のお野菜に対して、冷凍のお野菜は時期によっては割高だったりするのでお金はかかりますが、 わずかな金額で手間が省けるのなら、私は手間を省く方を選んでいます (冷凍のお野菜は旬の時期に収穫したものを冷凍しているので、栄養価も高いと聞いたことがあります ※あくまでも聞いた話になります )。 調味料も本当はこだわった方がいいんでしょうけど、私はジャンジャン市販品を利用しています! あれこれ混ぜる必要がないかんたん酢や、 既に味付けがバッチリ出来ているトマトソースとか、 数種類の野菜がミックスされているサラダ野菜とか。 添加物を気にする事もありますが、毎日ガチガチに気にして暮らすよりかは、ゆるくおいしく上手に付き合っていきたいなと思っています。 はい! ということでわが家のズボラ飯。 まず1品目はこちらです。 ■ツナと大葉と海苔のパスタ ポイントは… 2分で茹でられるスパゲッティ を使うことです!!(え。そこ!?) いやでも知ってます? 2分で茹でられるんですよ!! 日本の技術凄すぎじゃないですか!? ついこないだまで3分ですごいとおもってたのに、2分にまで縮まってるーー!! そのうち1分も出るんじゃないのか…。 茹でたパスタに、ツナと海苔と大葉をちぎって載せて、ポン酢をタラ~ッ。 以上です! 量は適当にどうぞ(笑)簡単でおいしいですよ^0^ ■長生ききゅうり そして2つ目は副菜。 長生きって何だよって感じですよね。 実は命名したのは次男なんです。 いわゆるきゅうりの酢の物なのですが、ポイントは味付けができている かんたん酢 を使う事と、玉ねぎのスライスを入れる事です。 きゅうりだけでなく、玉ねぎのスライスが入る事でよりおいしくなるんですよ~! さらにお酢なのでサッパリ! お酢&玉ねぎは長生きできるというウワサがあり、私がそれを次男に言ったことがきっかけなのですが、すっかり信じた次男がせっせと食べています(かわいい…)。 最近の子は酸っぱい味を食べなくなったという話も聞きますが、私は大好きです。 去年はプールのお供に持って行って、休憩時間につまんだりしていました。 プールサイドできゅうりの酢の物を食べる子ども…渋い…(笑) 酢の物のお酢をいちいち調合しようと思うと手間なので、かんたん酢がとても便利です。 そして、最後に子どもにも大人にも大人気のズボラ飯です。 ■おしゃぶり枝豆 冷凍の枝豆をそのまま食べてももちろんおいしいのですが、こちらはあえてひと手間加えるとも~~~~止まらないおいしさです!! これ、元は料理家の平野レミさんが考案されたレシピなのですが、それを私も真似してアレンジさせてもらいました! 枝豆の皮に中華スープペーストがまとわりつくので、チュウチュウとしゃぶりながら枝豆を食べるのがおいしいのなんの!! お酒のおつまみにもピッタリだし、子ども達はお酒は飲みませんが大好きです! これ、全国の居酒屋で出せばいいのに思うほどです。 以上! わが家の夏のズボラ飯でした。 早ゆでパスタやかんたん酢、調味料ペーストなどをうまく使ってパパッと仕上げています。 どうぞお試しあれ~~!
2019年07月30日こんにちは!! ちゅいママです。 今回のテーマは「私のおススメする時短アイテム」についてです。 まずはじめに、私の思う「時短の意味」について語りたいと思います。 ■家事にお金をかけることへの戸惑い 特に専業主婦の人や、子育てに専念している女性に読んでいただきたいのですが、「家事を時短」をするためのお金の使い方について。 私は日ごろブログを書いていまして、コメント欄を通して女性たちの価値観や考えに触れる機会が人よりも多いのですが、 自分のためにお金を使う事を躊躇する女性がいかに多いか ということを日々感じています。 私もかつてそうだったので気持ちは痛いほどよくわかるんです。 家事って自分さえがんばればタダでできちゃうんですよね。 特別なアイテムや、最新の家電がなくたって、朝から晩までせっせと家事をこなせば余計なお金をかけることもありませんし、やろうと思えばできます。 家事をして料理をして育児をする それが私の「仕事」だと思っていましたし、むしろそれをしなければ私が存在する価値さえないとまで思っていました。 しかしそれが自分の仕事だと自分自身に言い聞かせる反面、 終わりのない家事、代わり映えのしない毎日に疲弊していく自分もいました。 どうせ明日も洗うかと思えば今日干す気にならないし、どうせ明日散らかると思えば今日片付ける気にもならない。 家事に楽しみを見出せる性格であったらよかったのにと何度思ったことか。 かといって自分が楽になると分かっているのに家電も買いませんでした。 一度に大きなお金が動く事がすごく不安だったからです。 例えば食洗器。 以前の家では食洗器がついていなかったので購入するとなると数万円飛んでいきます。 その飛んでいく数万円が惜しかったんです。 食器なんて自分が洗えば無料なわけですから。 しかしその考えは環境の変化や夫婦の在り方の変化によってどんどん変わっていきました。 ある時、夫がこう言うようになったのです。 ■夫に気づかされた「お金では得られないもの」 夫:「君は目先のお金が消えていくこと、お金が貯まっていくことに囚われすぎているけれど、お金では得られないものがひとつある。 それが時間だ。 どこの国の人にも、豊かな人にも貧しい人にも皆に平等に与えられたものがある、それが時間。 人は生まれた瞬間から全力で死に向かって走って行っている。取り戻したいと思っても絶対に取り戻せないし、人より多く欲しいと思っても手に入れられない。 その時間を有効活用するも、ムダにするも、すべて自分次第なんだよ」 夫:「世の中の偉人と呼ばれる人たちは皆共通して『時間の大切さ』について語っている」 私:「え…そりゃさ! 何か大きなことを成し遂げた偉人だったら時間だって大切でしょうよ。でも私ただの主婦だし、時間の大切さを説かれたところでピンとこないんだけど」 夫:「スティーブ・ジョブズだろうが、1人の母親だろうが関係ない。 自分の時間をどういう風に使ってどういう人生を送るのかということは皆に共通している事」 そう言われて、つい偉人の名言をググりました。 「あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない」 byスティーブ・ジョブズ(Apple社の共同創立者のひとり) 出典: Steve Jobs' 2005 Stanford Commencement Address …ハッ!!!! 刺さります!! 「○○ちゃんのママ」「○○さんの奥さん」。女性にはいろんな名称があるけれど、自分の中身がそれだけになってしまうのも少し違うと思います。 家族や子どものために生きるのは大変すばらしいことだけれど、それと同じぐらい 自分の人生=時間も大事にしたい。 平等に与えられた時間をどう使っていくかは、私たちみなに与えられた課題です。 だから私、 お金で買える時間は買うことにしました!! (時短の意味に辿り着くまで前置きが長かったですが) 過ぎた時間をお金で買うことは不可能ですが、これから過ぎていく時間をお金で買うことは可能です! 自分の使える時間を増やすためにお金を投入するのは、むしろ正しいお金の使い方とさえ思うようになりました! というわけで私がみんなにおススメしたい時短家電はこれ!! 実はこの洗濯機を手に入れたのも今年に入ってからなんです。 だいぶ遅いデビューですが、ハッキリいってめちゃくちゃ高いです! 我が家は5人家族なので一番大きいサイズのパナソニックの全自動ドラム式洗濯機にしました。 価格は29万円でした!! 高いですよね。縦型の洗濯機に比べたら倍以上の値段がします。 電気屋さんで私もたじろぎました。 縦型だったら安いし、洗濯を干すのは手間だけれど、今までと同じ暮らしをしたらいいだけだし… もう一度タテ型の洗濯機を買おうとしていたんです。 でも、夫に説得され、ドラム乾燥式洗濯機を購入していざ使ってみると… なんでもっと早くにこれを買わなかったのか!! と激しく後悔しました。 寝る前に洗濯~乾燥の予約ボタンを押しておくと、朝起きたらもう乾いてるんです!! タオルなんて外に干すよりフカフカだし、プールが2日連続である日もタオルが一晩で乾くし、なによりいちいち2階のベランダに持って上がって干さなくていい!! デメリットとしては、毎日乾燥機を使うたびにフィルターの掃除をしないといけないことと、服によってはシワシワになるので洗濯が終わったあとでより分けないといけない手間はありますが、 服をいちいち干す時間に比べれば全然苦になりません。 毎日洗濯を干す時間を30分としたら、30分×365日分の時間が浮くことになります。 その時間を他の事に費やす事ができるんです。 ブログを書くための時間や、子どもと遊ぶ時間や、睡眠時間にあてたっていいんです。 こういう家電をおススメした場合、一定数電気代を気にする人がいるのですが、あくまで私の考えですが、 多少増える電気代は自分のために有意義な時間を過ごす価値には変えられないと思います。 今までの生活=タテ型の洗濯機よりかは倍以上のお金が飛んでいきましたが、長い目で見ると決してムダな出費ではありませんし、お金以上の価値を生み出します。 商品名: パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 (Amazon) パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 (楽天) そして次におススメの家電はこちら。 ウォーターサーバーですね!! ドラム式洗濯機と同様、別にこれがなくても生活はできます。 だからこそ「要らない」となりがちなんですよね。 私も最初はこんなの要らないと思っていました。 ただ思い返してみれば、子どもが小さかった頃、私たち夫婦の喧嘩の元になっていたのが「お茶を沸かしていない事」だったんです。 ほんとですよ(笑) お茶を飲みたい時に飲めない夫が「またお茶沸かしてない!!」って怒って、「お茶がなかったら自分で沸かすか、どっかで買ってきたらいいじゃん!!」と反撃する私。 よくモメていました。 決してお茶を沸かす時間が1秒もなかったわけではないのですが、私にとってお茶を沸かすという行為が優先順位が低かったんです。 ウォーターサーバーが来てからは、お茶を沸かす労力もなくなり、家族それぞれが各自でお水を入れて飲んでくれるのでめちゃくちゃ楽になりました! そして当然喧嘩もなくなりました(笑) コメントで世間の女性の意見を伺っていると、 自分の仕事をアウトソーシングしていくことに罪悪感を持ってしまっていたり、中には旦那さんが反対して買わせてくれなかったり、 そういう状況に置かれている方もまだまだ多いです。 何かを成し遂げるためとか、成功者になるためとか、そんな大きなことを目指している人ばかりじゃないです。 でも、自分が楽になる事、自分の時間を増やす事を貪欲に求める権利は平等に与えられていますし、家族のために一歩も二歩も下がって生きるのが美徳のような日本古来の洗脳とはもうさよならしたいと思います! 良妻賢母ってなんでしょうね。 私は子どもも大事! 夫も大事! でも自分も大事~~~!!! むしろ自分が一番大事! そのぐらいの意識でまずは私が楽しんで毎日を過ごしたいと思っています。 そのためにお金で得られる時間はどんどん買っていこうと思います。
2019年07月23日こんにちは! ちゅいママです。 今日はいつもの子育て記事と趣向を少し変えて、 私がどのようにしてコミックライターになれたのか について書いてみたいと思います。 「好きを仕事に」と言うのは簡単だけれど、子育て真っ最中のママ達がこのフレーズを聞くと、憧れる反面心のどこかでモヤモヤしてしまいませんか? 子育て中って好きな事に打ち込みたくても日々忙殺されて時間は過ぎていきますし、自分のための時間なんて ほんのわずかしかありません。 そんな状況の中で「好きを仕事に」というフレーズを耳にすると、子育てに打ち込んでるだけの私じゃダメなのかな…って焦りにも近いような感情が湧いてくる時もあると思います。私もそうでした。 でも好きな事に打ち込めない自分も、好きな事が特にない自分も否定はしないでほしいです。 だって私もそもそも仕事にしようと思ってブログを書き始めたわけじゃありませんから。 ■コミックライターになった最初のきっかけ 私がコミックライターになる最初のきっかけは ブログ でした。 ブログを書き始めたのは長男が2歳で、次男があともう1カ月で生まれるという頃でした。 転勤で見知らぬ土地に住んでいた私に、昔からの友達が「ブログ書いてみたら?」って薦めてくれたんです。 日記のように書き記せて、遠くに住んでいる家族にも見せる事ができるし、めったに会えない友達にも近況を知ってもらうことができる。 転勤族の私にとってはとても便利な伝達方法 だなと思ったんです。 ちょうどその頃スマホを持ち始めた頃でしたので、軽い気持ちではじめてみました。 そしたらドハマりしちゃって!! 一番ハマった理由は、 次男がまぁぁぁ~~毎日イタズラばっかりするんですよ!! 引き出しを全部ひっくり返したり、 物を投げたり、 片付けたものを即引っ張り出してきてはぐちゃぐちゃにしたり。 気が付いたら台所の床にごま油まいてたり!! これをただ1人で片付けたからといって、そんなこと誰も知らないし、ねぎらわれないし、褒められない毎日。 でも ブログに書けば誰かが励ましてくれる し、コメントがなくても 自分で今日1日を振り返って記録していくことが心の整理にもつながる んですよね。 もともと文章を書くのが好きだったことや、記録するのが好きだったこともあり、いつしかブログがモチベーションに変わっていきました。 イタズラされても「よし!! 今日はこれをネタにしよう!」と考えるようになり、大変な事ほど面白おかしく記事にしようと思えるようになってきたことが大きかったですね。 ただ、私にとっては子ども達が寝静まったあとに取れる唯一の自分時間が、夫にとっては唯一の夫婦の時間でもあるわけで、 時間の使い方でモメる ことが多かったですね。 特に口うるさい夫なわけではありませんが、あまりにも私がブログに熱中するので、「ブログ」が原因で喧嘩することがよくありました…。 ただの趣味なのに、寝る暇も削って打ち込む妻を呆れて見ている夫。 その状態を何年続けたでしょうか…。 ■ブログを書き続けた私の大きな転機 5年経った頃に、アメブロの公式トップブロガーに自薦で応募して、めでたくトップブロガーになれたんです!! これが大きな転機でした。 そこから出版が決まったり、ウーマンエキサイトでの連載が決まり(一番最初に連載を持たせてもらったのがウーマンエキサイトさんでした) そして今こうしてSNSで発信することを仕事にしています。 私が思うに、好きを仕事にした人って最初から仕事にするつもりではじめてないんですよね。 私の一番の原動力は、 たとえ周りに止められてもやめたくないほどブログに夢中になれたこと。 どんな努力も夢中には勝てません。 もともと根気強いタイプでもないし、三日坊主の私がなぜこんなにブログに夢中になれたのか言語化するのは難しいのですが、 自分が好きな物ってなんでそんなに好きなのか説明しろって言われても なかなかうまく説明できなくないですか? とにかく好きなんだもん! 継続は力なりと言いますが、 継続できるのも夢中になれたからこそ。 7年間ずっと書き続けられるのは、やっぱり好きだからです。 きっと明日からもう二度と書くなと言われたとしても書いてしまうと思います。 ■私が「好き」を仕事にできている理由3つ 私がなぜ「好き」を仕事にできているのか。その理由を考えてみました。 ・自分のブログに自信をもっている 私、なぜかやたらと自分のブログに自信満々だったんです。ヤバいやつですよね(笑) 全くの無名だし、アクセスも全然ないのに、自分が作るものを自分が一番好きだし、 自分の作るものが一番だ! って根拠のない自信を持ち続けられたこと。 これが結果的によかったなと思います。 当時、1本の記事が長すぎるとか、スクロールが多すぎるとか、色々周囲からのアドバイスはあったのですが どれも聞かなかったんです。 アクセスを取れるセオリーからはかけ離れていたかもしれませんが、模範に囚われず、自分のやりたいようにやり続けてみてよかったなと思います。 ・周りの評価を受け流すメンタル メンタル も最重要事項です。 何かを書くという事には必ず周りの評価がくっついてきます。 面白いと思うか、つまらないと思うか人それぞれ。 ウェブは読者とより距離が近いため、普段なら直接言われないような言葉も投げかけられますし、きつい言葉に傷ついたり自信をなくす事との戦いでもあります。 顔も知らない匿名の人の言葉に傷ついて辞めていってしまう人もたくさんいましたし、辞めたくなる気持ちもよくわかります。 ただそこを 乗りこなせるメンタル!! そこを身に付ければ、 最強だなと思います。 なかなか難しいんですけどね。 私もいまだに落ち込んだりしますし、傷つきもします。 受け流すメンタルを保つ、とても重要だなと思います。 会社勤めでもなんでもそうですよね。 ・そして最後のひとつは… 最後のひとつは、努力とは関係ない、いわば自分にはどうしようもできない事なのですが、 運の良さ です! 私はとても運がよかったんです。あの時公式トップブロガーになれた事がすごく強運でした! 本人の努力と継続力と、そして運! この3つが合わさって今こうして好きを仕事にできていると思います。 別に好きな事を仕事にしているのがエライわけでもないですし、ドヤる事でもありません。 ただもし、読者の方たちの中に好きな事を仕事にしたいのにうまくいかなくて悩んでいる人がいたとして、私の経験から3つアドバイスできることがあるとしたら、 ・自分に自信を持つこと ・運を自分から掴みに行くこと、 ・とにかくまずはやってみること! この3つをお伝えしたいと思います。 私の天職!! いつまで続けれるかわかりませんが、これからも変わらず私の中心にあるのは 「楽しさ」 ! 楽しさを軸にして、今後も頑張っていきたいと思います。
2019年07月12日【 前回 のお話】 次男が1歳を過ぎてから初めて(!!)夫に子ども2人を託して自分の時間を貰うことを決めた私。 目的は 美容院に行くため です。 がしかし、その前に午前中に長男(3)を習い事へ連れていかなければなりません。 なかなか起きてくれない夫にしびれを切らした私は、なかば強制的に次男を夫の枕元へ置いて長男を習い事へ連れ出したのでした。 さぁ、 育児に非協力的な夫 がはじめて子ども2人と過ごす休日。 無事に子守りはできたのでしょうか~!! ■夫、初めての2人子守スタート! 長男の習い事に到着して10分後。 さっそく携帯が鳴り出しました。 見ると夫でした。 家を出てまだたったの15分。 もう?!!! はやーーーっ!! 一体何の用事!? 私:「もしもし」 夫:「ねぇーーーー 今日の昼飯何?」 ズコーーーッ!!! そんなことでわざわざ電話してきたの!? (という心の声は置いといて) 私:「ハヤシライスですけど」 夫:「どこに置いてあるの? このキッチンカウンターに置いてあるやつ?」 私:「いや、、、それは(習い事から帰った後に食べる)私と長男の分のハヤシライスです!」 (見ればわかるでしょうよ! どう見てもサイズが違うのに!) 夫:「じゃぁ、オレのはどこに置いてあるん?」 もーーー!!! あたしゃ、オカンか!! てゆうか大人なんだからさぁーその辺よーく見渡してみようよぉーー。 鍋の蓋とか開けてみましょうよーーー。 私:「そこのお鍋に入ってますけど…」 夫:「あ、ほんとだ♪ あったわ。じゃ、先に食べとこーーー」 ブツッツーツーツーツー……。 ナニコレ。 先が思いやられるーーー。 そして、習い事を終了し家に長男を送り届け、私はいざ念願の美容院に向かいました! だがしかし、同じく出発10分後。 早くも電話がかかってきました!!! 今度はなにー! 私:「もしもし!?」 夫:「ねぇ…次男が全然ハヤシライス食べないんだけど…」 私:「…」 偏食小食の次男、出したものを食べないなんて日常茶飯事です。 夫:「なんか他に食べるものある?」 でぇぇーーーーい!!! そんなのいちいち電話してこないでよ!! 戸棚あけたらどっかに何かしら入ってるでしょうがよーーー! 私:「じゃぁ、戸棚ん中にベビーフードが入ってるから、そっちあげてみて…。ごはんの量はかくかくしかじかで……」 戸棚の位置やご飯の量も懇切丁寧に指示。 はぁ…。 次男に関しては、完全に初心者な夫。 既に1歳になりますが夫が次男のオムツ替えをした回数は両手以下です。 そのぐらい触れ合っていなかったので、私からしたらどうしてそんなことも知らないの!? って思うことも(ものの場所とか次どうしたらいいのかとか)、夫からしたらわからなくて当然なのかもしれません。 そして、美容院に到着しその後どうなったかっていうと…。 髪の毛を切ってもらっている間に携帯が鳴る鳴る!! ピローン♪(メッセージ着信音) 夫: 「結局次男が全然食わんかった…」 ご丁寧に報告ありがとうございます。 報告してくれなくてもどうせそんなもんだと思ってますんで大丈夫です。 ピローン♪ 夫: 「家から歩いていけるデザート屋さん知らない?」 私はGoogleか! 商店街に行けばドーナツ屋さんかカフェがありますけど。 ピローン♪ 夫: 「ラジャ! カフェに三輪車で出動する!」 いちいち報告(笑) はい、いってらっしゃい! ピローン♪ 夫: 「てか、教えてもらったカフェ、全然スイーツの種類ないし!!」 そんなの私に今言われたって知らないわよ!!! 入り口で確認でもして入っておくれよーー!!! ピローン♪ ピローン♪ ピローン♪ ピロピロピローーーン♪ どんだけ連絡してくんねーーーん!!!! 結局私が美容院から帰ってくると、親子3人でドーナツを食べて三輪車でプラプラ戻ってきているとこでした。 すごくテンパっているように見えた夫ですが、 夫:「2人ともすごくいい子で、兄弟2人で仲良く遊んで全然手がかからない」 だそうです。 あーん! 期待はずれー! ママならやりたい放題なのに パパならなぜか2人ともおりこうさんなんですよね~! おいおいブラザーズ!!! いつものあのややこしさはどうした!? いつもの最強っぷりとくと見せたらんかいっ!! いえ、いいんですけどね。2人ともママがいなくてもご機嫌で過ごしてくれた方がすべてが丸く収まります。 また次も面倒見ようか! ってなるし。 はい。というわけで夫のはじめての兄弟育児は… 妻にいちいちメールで聞きながら、なんとか無事に終わったのでした。 おしまい!
2019年07月04日こんにちは! ちゅいママです。 子ども達がまだ小さかった頃、うちの夫はどちらかというと 育児に非協力的 でした。 正確に言うと、当時は非協力的だとは思っていませんでしたし、むしろ、「世の中の父親はこんなもんだろう」と夫自身が言っていました。 私も夫に育児の協力を求めるのを諦めていて(というか期待していなくて)、夫婦の間でなんとなく「夫は外で働くかわりに、妻は家事育児をするのが仕事」という意識で繋がっていました。 当時は非協力的であるという認識はなかったけれど、今、昔の記録を見返してみると がっつり非協力的でした!(笑)なんだコイツ! こんなんだったんだぁぁぁ~~と驚くとともに(今の夫は随分変わりました)、ひとりで抱えて頑張っていた私を労りたくなりました。 長男が3歳、次男が1歳になってすぐの頃のお話です。 ■夫への「はじめてのお願い」 今日は、夫にお願いしたいことがあるんです。妻のたってのお願いなんです。 ずばり「息子2人の子守をしてほしいの!!」 次男が生まれてもう1年もたつけど、今まで一度も夫に息子2人を預けたことはなかったんですよね。 なぜなら夫にとって2人も同時に子守するだなんて、 完全にキャパオーバー だからです! 子守が苦手な夫にとって1人が限界。 そして私もそんな夫に息子2人を預けると、かえって心配で気が気でなくなるので、今までお願いしたことはなかったんです。 怪我をするんじゃないかとかそういう心配じゃなくて、なんていうか…面倒見るといいつつ結局そのへんで昼寝してるだけなんじゃないかとか、スマホ片手にグダグダしてるだけなんじゃないかとか… 夫が 「私のしてほしい育児」をしてくれない事にモヤモヤ してしまうんですよね。 だけど、今日は違う。 今日は、いい加減、そろそろ預けたい。 私、 パーマをあてたいんです!! 人生で1回だけかけたことがあるパーマ。もはや10年も前の話だけどそれ以来のパーマ! 美容院に行きたいから子ども2人の面倒を見てくれないかと、私の胸のうちを思いきって夫に打ち明けてみました。 そしたらもちろん、子守りはすぐに引き受けてくれました。次男も卒乳し、おっぱいの心配もなくなったのでハードルはだいぶ低くなっていたようです。 じゃ、お願いします!! だけど余計な一言がふたつもみっつもーーー!! 夫:「なんでいきなりパーマなん?」 なんでってイメチェンしたいからだよ。 夫:「…なに色気づいてんの?」 ハ!? なにそれ!!!! この手のツッコミってすごくハラタツんですよね!! 本人は冗談のつもりなのかもしれないけれど、すごく傷つきます。 そういえば産後、息抜きに洋服を買いに行ったら、「どうせそんなに来て行く場所もないのに」って言われたことがありました。 すごーーーーーく悲しかったです。 そりゃ幼い子ども2人いる専業主婦なんですから、せいぜい出かける場所は児童館か幼稚園か小児科かスーパーぐらい。 服だってそんなにいらないし、着飾っていく場所もないのは自分がいちばん分かっています。 でも「どうせ着て行く場所もないんだから、服なんて買ったってしょうがない」って妻自身がそう決めるのならいいけれど、周りが決めるのはおかしいですよね。 息抜きに服を買ったっていいじゃない! 髪の毛にパーマあてたっていいじゃない! それを色気づいてどうすんのとか言わないでほしい!! 夫:「だって、ママの髪の毛なんてゴワゴワなんだから、そんなパーマなんて無理だって。どうせすぐとれるって」 ムッ!! 人の髪の毛をタワシみたいに! 夫の失礼発言は無視して、意地でもふわふわのパーマをかけに美容院に向かうことにしました。 でも、その前にまずは長男を公文に連れていかなければいけません。 11時から習い事に連れて行って、長男と家に戻り、お昼の13時から私は念願のパーマネントへ向かうのです!(夫の兄弟子守は13時からです) でも今日はいつもに増しててんやわんやな朝でした。 ■毎週末戦力外な夫… ちなみに夫はというと、 休みの日はいつもなかなか起きてきません。 昼過ぎまでは毎週末戦力外です。 長男が、「タワーあびたーい」と言い出しました。朝からシャワーが浴びたいそうです。 掃除をしたかったので、「ちょうどいいや!」と思い立ち風呂場で遊ばせることにしました。 「お風呂で遊んだらいいよ! ほら、泡立て器でアワアワ作ったら?」と、私の一声で「やるーー!!」と喜ぶ長男。 長男、「ママ、おふろのとちはやたちーねー!」ですって(爆)普段どんだけ優しくないんでしょうか(笑) そして、そうこうしてるうちに次男もお風呂に入りだして、しばらく2人で楽しそうにお水遊びをしていていました(見守りつつ掃除をしています)。 ですが、もちろん、ビチョ濡れのまま部屋にあがってきて2人してウロウロするもんだから床は水がボトボト。 ひとつ用事が済んだと思ったら次から次へと用事が出てきます。 もう、どーでもいいや! と開き直り裸ん坊で次男をベランダで遊ばせていたんです。 そして私は洗濯物を干し終わり、部屋に入って洗濯カゴをしまってきたら、長男の呼ぶ声がします。 「マーーマーーー!! 次男くんがベダンダでうんちしたったーーー!」 えーーーーー!? しまったーーー!! オムツ履かせておけばよかったーー!!!!(すぐに履かせるつもりだったけどちょっとぐらいいいかと思ってスッポンポンのままにしていました) 早くしないと、習い事も閉まっちゃうし、美容院も遅れちゃうし… あぁぁーーーー! パパ!! ちょっとは手伝ってよーーー!!!! 時はすでに11時。いつものように寝室でグーグー眠り続ける夫。もう、私は諦めているので、週末は予定がなければ夫はお昼頃まで眠っています。 いつもは放置していますが、今日、いま、この瞬間はさすがにちょっと手伝ってほしい!! なぜなら、しつこいようだけれど、ひとつ用事が済めば次になにか用事が増えて、一向に準備が進まなかったから…。 思い切って、「ねーー! ちょっと手伝ってくれない?」と起こしてみました。 だけど… 完全に無視したんです!! シカトですよシカト!! ひどくないですか!? むむむむむぅーーー! 今日は久々に腹立ってきたぞぉ!! ちょっと今、この時だけ少し手を貸してほしいって訴えてるのに、どうしてそうもグーグー寝続けるのか。 あなた言ったよね!? 家事は妻の仕事でも、育児は2人の仕事と言ったよね!? そもそも夫婦2人の子どもなのに、なんでこんなに気を使わないといけないんだろう。 私が毎日子どもを見るのは当たり前なのに、土日に夫に託すと「子守り」になってしまうのはなぜなんだろう。 よっぽどキレそうになる気持ちをぐぐぐーーーっと押さえ、忍耐忍耐そして忍耐!(この頃の私は自分の気持ちを主張するのがすごく苦手で、私ひとりが我慢すればうまく回るんだと自分に言い聞かせていました) 夫には、私がキレそうになってることが完全に伝わってるだろうが、怒りを口にだけは出さないように注意し、なんとかひとりで乗り切り、習い事へと出かけました。 (そしてこういう小さな事が積み重なって、私の心は「夫には何も期待しない」へと変化していきました。 夫からしたらその時に眠かったから記憶になかったとしても、「オレだって休みたい」と思っていたとしても私は悲しかったです。 きっと聞いてもらえないだろうなって分かっていながらも、ダメ元でお願いをしてみるって勇気がいることなんですよね。 起こしたってどうせ起きてくれないだろうな…と思いつつも、「起きて助けてほしい!」と頼んだ時に無視された悲しさといったら…) あぁーーー、もう、ほんと…ひとりでバタバタしてるときに、目に付くところでグーグー寝続けられるとムカつきます。 こんなんならいっそのこと仕事でいない方が諦めがつきます。 そうそう! 今日は半ばヤケクソの当てつけで次男を夫に託して、長男の習い事に出てきました!! 私のささやかな反抗です。 いよいよ、パパ。子守タイムのスタートです!! とりあえず頑張ってもらいましょう!!
2019年06月28日こんにちは。昔の記事(現在は非公開)を見返していたら、こんなのが出てきました。 長男が4歳で次男が1歳の頃のお話です。 子ども達が大きくなった今読むと… 当時の私は今よりずっとしっかりしていたな~ということと(笑)、今なら抵抗せずにさっさと譲っていただろうなという思いと、懐かしさともどかしさが入り混じって…とにかく言いたいのは、 小さい子どもを育てているママ達!! ほんとーーーーによく頑張ってるー! ということ。 「大きくなったら、もっと別の大変さが出てくるわよ~」とか一切言う気になりません。 だって大きくなったら話が通じますもーん!(先輩ママに、「思春期になったら話通じないよ!」とか言われるかな(笑)) ■長男4歳の頃。お出かけ準備万全の朝にまさかの… 今日は夫が休日出勤。子ども達と何して過ごそう…。 そうだ! 朝10:28に新山口駅を通過するドクターイエローを見にいってみよう!!(当時山口市在住) いや待てよ? どうせ新山口まで行くのならそこから電車でどこかへ遊びに行ったらいいんじゃないの? と思いはじめまして。 よし! 電車とバスに乗って徳山動物園に行ってみよう~! そのためには、まず余裕を持って9:30には家を出たいところ。 9:30過ぎに家を出て車で新山口まで行って駐車場に車を置き、 そこから新幹線乗り場で10:28のドクターイエローを見て、 次に在来線で11:12の徳山行きの鈍行列車に乗って、 徳山駅からはバスに乗り換えたら動物園着予定です(盛りだくさん)。 我が家にしたら朝早めの出発です。 そのために前日にほぼ全部の家事は終わらせ、あとは掃除機をかけるだけの状態にしておいたんです。 お弁当も作ったし洗濯も干したし食器も片付けた… ほぼ万全な状態にして挑んだ土曜の朝だったのにーーーー なんと長男がグズグズじゃないですかぁぁぁ。 まさか4歳でも、こんなにグズるとは大誤算です。 朝から何かにつけ文句をつけてきて、何度言い合いしたことか。 まず、朝起きて文句を言ってきたのは… 長男:「チョトボールが食べたい」 朝ごはんの準備で冷蔵庫を開けたときに、ドアポケットに食べかけのチョコボールを見つけた長男。 長男:「チョトボールたーべーたーいー!!」と言い出しました。 私:「ダメよ! 朝ごはん食べてからよ」 長男:「チョトボール! チョトボールたーべーる!!」×3 私:「だーーかーーらーーー朝ごはん食べてからだって! ママ、いっつも朝ごはんにはお菓子を食べましょうなんてこと言ってる?? そんなこと一度も言ってないでしょ? まずはごはんを食べてから!」 長男:「チョートーボール! チョトボールーーーー!」×3 冷蔵庫の前で座り込んでビービービービーうるさい長男。 私:「もーーーっ! こんなことで時間取ってたら、おでかけするの遅れるよ!? ドクターイエロー行っちゃうよ!? いいの!?」 長男:「%&$#‘!”#$%&+!!!!」 キャンキャンキャンッ!! 私:「$%&$#”!*+‘%!!!!」 キャンキャンキャンッ!! 長男:「#”!%&’($‘+!!!」 キャンキャンキャンッ!! 私:「%&%$#”!‘+*!!!」 キャンキャンキャンキャンッ!!!(爆) 朝からチョコボールを食べる食べないで押し問答。 あぁーーー、もう…。コレじゃぁ、2歳児と変わらないじゃないかよー。寝起きから既に不穏な空気です。 【現在の私がもしこの場に居合わせたとしたら…モメるの面倒だからさっさとチョコボール与えちゃっていたと思います。休みの日だしまぁいっかー! って(笑)】 ■おやつの次は「掃除機うるさい」問題… そして、次はテレビVS掃除機の闘いが始まりました。 土曜の朝は8:35から欠かさずサルのアニメを観賞する長男。 サルのアニメだけを見る日もあれば、続けてそのあとの、ひつじのアニメ→かっぱのアニメを見ることもあるんですよね。 そして昨日は続けてひつじのアニメとかっぱのアニメを見るパターンだったんですよ。 でもかっぱのアニメが始まる9:20。この時間にはどうしても掃除機をかけないと間に合わないんです! テレビを見てるときの掃除機がうるさくて仕方がないのはよくよく分かります。私も子どもの頃、掃除機の音って大ッ嫌いだったもん。 だけど、親になってようやく分かった掃除機の重要さ(笑) 子どものテレビが終わるまでなんて待ってられないので。かっぱのアニメの途中で掃除機をかけ始めたんですよ。 そしたら、これが気に食わなかったようでここからまたバトルが始まってしまいました。 長男:「うるたぁーい! どーちて、とうじち かけるの!!」 私:「うるさいったって、そろそろ掃除機かけないと間に合わないんだからしょーがないでしょっ!」 長男:「おわってからにちてよー! きこえないちっ!」 私:「だーかーらー! 終わってからだと間に合わないって言ってるでしょ!」 長男:「やぁぁーだーーー! どうちて、とうじち かけたのーーーー!」 私:「もぉぉーー!!(プチッ(怒)) もう今日、行くのやめる?! 今日、朝からうるさいよ!? おでかけしたら、ちゅんたんに色々協力してもらわないといけないのに、ちゅんたんがそんなにややこしかったら、もう、おでかけできないよっ!!」 長男:「やぁぁーーだぁぁあーーーー!! なんでとうじち かけたのー!(泣)」 (←通じてない…) あぁぁーもう! おやつで揉めテレビで揉める。 もういい加減イヤになっちゃうわぁ。 【現在の私からすると…子どものために遊びに連れていってあげたいという私の気持ちと、今目の前にあるものを楽しみたいという長男の気持ちがかみ合ってないのがわかります…。とほほ。】 そんなこんなで、結局 家を出れたのは9:50。 大幅に遅刻しております! 急がないとドクターイエローが行ってしまうーー!!! ■さらに、予想外の展開が… すると、行き道で車の中から、マクドナルドを発見した長男。 今度はシェイクを買ってほしいとゴネはじめましたぁーー!! もーー! なんなのよ!! 実は前日に私がシェイクを買ったんですよ。長男が幼稚園行ってた間に。 そしたら飲んだあとのシェイクのゴミを、めざとくゴミ箱から発見してきまして。 「これ、なに!?」 「いつ飲んだの!?」 「どうしてボクに置いておいてくれなかったの!?」 「ボクも欲しいっ!」 「今すぐ買いにいきたいっ!」 の大ブーイングだったんですよ…。 しまったーー! この子のおやつへの執念あなどってたーー。ゴミ箱のもっと奥の方へ隠して捨ててればよかった!! このことを、マクドナルドの前を通り過ぎた時に思い出したんでしょうね。 ボクにもシェイクを買え買えと、うーーるさいのなんの。 長男:「シェイクかってー!」 私:「もう通り過ぎちゃったよ」 長男:「じゃぁ、戻ってー!」 私:「無理だよ! ドクターイエロー間に合わないよ!」 長男:「間に合うーーー!!」 私:「間に合わないてば!」 長男:「間に合うー! かってかってー! シェイクかってーー!」 もぉぉーーー!!! ほんっっと、食べ物にうるさい、この子!!! テレビと甘いものが大好きな泣き虫の男の子…。 かわいいんだけどしんどい。 結局、駅についたのは10:24。 ヤバイーーー!!! 急げ急げーーーー! あと4分で、ドクターイエロー来ちゃうーーー!! と大急ぎで駆けつけたのでした。 ドクターイエロー見るまでにどっと疲れました…。 \「ママの行動について」のアンケート実施中!/ ウーマンエキサイトでは、さらに皆さまのお役に立つ情報を提供すべく、 「ママの行動について」のアンケート を実施中! 日ごろのお悩みやウーマンエキサイトへのご意見など、この機会にぜひ教えてください。 アンケートにお答えいただいた方の中から、抽選で 3000円分のAmazonギフト券を10名様にプレゼント いたします! (応募締切:2019年7月1日まで) 回答はこちらから>>
2019年06月19日こんにちは! ちゅいママです。 先週は三男の卒乳チャレンジについてのお話を読んでくださりありがとうございました。 前回 は卒乳初日にどのような苦労をしたかという話を中心に書いたので、今回は【卒乳したらどうなったか】について書きたいと思います。 結論から先に言いますと、三男、無事に卒乳できました。 パフパフパフーー!! しかもわりとあっけなく。 当初はすっごい苦労したような感覚でしたが、終わってみれば初日は2時間格闘して、2日目は1時間格闘しただけでした。 初日は泣いて悲しむ姿に「もう少し先延ばしにしようかな」と心が揺らぎましたが、なんと…!! 3日目から添い寝で寝られるようになったんです!!(快挙) 1週間ぐらいは大変なんじゃないかと覚悟していたのですが、たった2日ですんなり寝るようになるという結果に。 想像以上に早かったです。 というのも、ひとつ工夫したことがありまして。 寝る場所を変えてみたんです。 今までは2階の寝室で寝ていたのですが、夜中にお茶を飲ませたり、お茶がこぼれてタオルを取りに行ったり、泣く三男を1階に連れていって気分転換させたりするのが面倒だったので、1階の和室にお布団を敷いて寝るようにしてみたら、これがまぁ~~楽で!! 2階建てのおうちを建てたもののほとんど1階しか使っていないっていう声をよく聞きますが、どうしても子どもが小さいと生活の中心が1階になりますよね。 和室はオモチャ部屋になっているのですが、オモチャ部屋で寝るようにしたら2人の兄たちも添い寝しなくても寝てくれるようになったんです(私がリビングで片づけをしていても気配を感じるので安心するようです)。 三男はまだ寝る時間(20時半)になったからといってすぐに寝られるリズムが出来上がっていないので、本人が疲れて眠くなるまでひたすら遊ばせておきます。 豆電球をつけておくと、お兄ちゃんたちが寝てる周りで三男が一1人で遊び続けているというシュールな状況ですが、これもオモチャ部屋だからできるワザ。 ひとしきり暗闇で遊んでようやく眠くなってきた頃に、担いでお布団に入れて添い寝をすると5分ぐらい泣いて… 寝ます(バンザイ!) 私の気配がないと時々目を覚まして起きますが、それでも添い寝さえしていればまた寝ます。 ほんっっっとに楽になりました(涙)(私の場合、授乳を卒業した寂しさよりも、よく頑張った! という解放感・達成感の方が勝っていました) ■夜中の授乳がなくなると私のコレが変わった 夜中の授乳がなくなって何がいちばん違うかというと、 朝の目覚めです。 当たり前ですけど、全っ……然!! 違います!! 今までは夜通し1時間置きに起こされてずーーっとおっぱいを吸われたまま寝ていたので朝起きた瞬間から疲れていて、肩がとにかく凝っていたのですが、まとめて寝られるようになるとスッキリ感が全然違います。 あと、夜、子ども達と一緒に寝落ちしてしまうことが少なくなったので、夜の自由時間も確保できるようになりました。 溜まった食器を洗ったり(こんなこともしょっちゅう泣くので全然できませんでした)、テレビを見たり、おやつを食べたり…あぁ幸せ。 洋服も授乳しやすさ目線で選ばなくて済むようになりましたし、お出かけ先でちょっと授乳タイム…なんてこともなくなりました。 それになにより卒乳したことで三男の情緒が逆に安定して、 1日中朗らかに過ごすようになりました (それまではおっぱいが飲みたくてグズったり、なんだかムシャクシャしていました)。 この1週間で大きく階段を駆けあがった気がします。 1年間、朝も夜も関係なしに24時間母乳育児してきたけれど、それもこれでおしまい。 これにて私の母乳ライフも終了です!! よく頑張りました私。 卒乳して情緒が安定した他に、三男にもうひとつ変化がありました。 ■情緒安定の他、卒乳して三男が変わったこととは…? 三男、 とにかくよく食べます。 めっちゃくちゃ食べます。 朝から大量に食べて、朝しっかり食べたくせに昼もしっかり食べ、夜ももちろんたくさん食べる。 2番目のお兄ちゃんとさほど変わらないんじゃないかっていうぐらいよく食べます(誰よりも先に席について誰よりも後に席を立つ(笑))。 誰かが何かを食べていたらすかさず寄って行って「くれくれ!」ですし、そもそも食べ物をかぎ分けるセンサーが鋭いので、こちらもおちおち間食できません。 今まで乳に注いていた愛情が、全部食べ物に注がれてしまったようです。 この小さなおなかによく入りきるもんだと感心しますが、実際入りきれていません。 入りきらないとなると、こうなりますよね…。 1日5・6回うんち。 ところてんのように食べたら出てきます。 食べたら出す、健康でなによりなんですが… 文句言っちゃいけないんですが… 正直面倒な時もあります(笑) 出かける用意がやっとできて、さぁぁ家を出よう! ってなった時に ぷぅ~~~~~ん…… 片付けが終わってさぁ一息つこう! って思った時に ぷぅ~~~~ん…… 夜寝かせようとお布団に入ったら ぷぅ~~~ん…… 乳との戦いが終わったと思ったら今度は便との戦いが始まりました(笑) ガッツ。
2019年06月11日こんにちは! ちゅいママです。 先日友人と卒乳した時の話になったもので、今日は我が家の三男の卒乳にチャレンジした初日の話を書きたいと思います。 当時の記録が残っていますのでそちらを振り返りながら書いていきますね。 卒乳を決意したのは彼が1歳1か月になった頃でした。 添い乳で寝かせていたのですが、あまりにもコマ切れ睡眠で30分~1時間おきに泣くので、私が全く寝た気がせず疲労困憊状態だったので思い切って卒乳を決めました。 ■三男の卒乳チャレンジ! この日三男は卒乳、初めての夜を迎えようとしていました。 三男にとっては初めての卒乳ですが、私にとっては三度目の卒乳チャレンジです。 昼間はおっぱいを飲まずに過ごせていましたし、この日はたっぷり遊ばせて体力も使っていたので、夜ももしかしたらスムーズにいくんじゃないかな? って気がしていました。 現に21時に寝かしつけた時には、夫の寝かしつけで寝る事ができました~~!! すごい! 意外とあっさり寝ましたね!! 今までは常に寝かしつけは私の役目だったんですもの。 それが夫の抱っこで寝れるようになっただなんて…しかもコテンと寝ただなんて、幸先いいスタートを切りました。 もしかしたらこのまま朝まで寝るんじゃないの? …と淡い期待を抱いていましたが、そんな一筋縄ではいきません。 午前0時。 ボーンボーンボーン……。 起きました…。 しかもおもいっきり泣いてます。 だけども、聞いてください!! 21時から24時まで3時間続けて寝られただけでも、この子からしたらすごい事なんです! 快挙!! さぁ~~ここからが勝負。 今まで泣けばすぐにおっぱいをくわえさせて寝かせていたんですもの。 おっぱいがないとなると、どうやって寝かせたらいいのやら。 ■そして、作成開始! まずは作戦その1! 【「牛乳あるよ」作戦~~~!!!!】 さっそく枕元に置いておいた牛乳をあげてみました。 1歳を過ぎて牛乳が解禁になったので、少しでもおっぱいに風味の近い牛乳でも飲んで心静めるがよいわ!! と思ったけど、 あぁぁぁっ!! 隊長ーーー!! 失敗しましたーーー!! 全力で牛乳を投げ捨てられ、むなしく床に転げ落ちましたーーー!! よしっ! ならば次!! 牛乳がダメなら王道で 【抱っこ作戦!】 鉄則です! 抱っこでゆらゆら。だいぶ長い間ゆらゆらし続けました。 でも…まったく泣き止む気配がしません。 泣き止むどころかむしろますますひどくなるばかり…ど…どないしよ。 こうなったら最終作戦に切り替えます!! その名も、 【大好物で気分転換しましょ作戦~~~!!!!】 三男を抱っこして1階に降りていき、台所へ連れていき、お茶を飲ませてイチゴを与えてみました。 夜中の12時過ぎにイチゴ。 いいーーんです!! 夜中にイチゴを食べさせていいなんて、どこのマニュアルにも載ってないけれどそんなことはどうでもいいんです! 一度泣き止んで心落ち着けてくれるのなら夜中にイチゴを食おうが何食おうがかまいません。そんな境地です。 大好きなイチゴを食べる事ができて本人大変ご満悦。 暗闇でイチゴを食べながら(寝室に戻ってきました)、傍らにはお茶だの牛乳だの一式広げて、食べて飲んで雄たけびあげて、 宴が始まってしまいました。 ドンチャンドンチャン。ひねりつぶされたイチゴの汁で床がべちゃべちゃです…。 イチゴの宴で超ご機嫌になったものの時刻は深夜1時です。さぁ…どうしましょう。ここからどうやって寝かせばいいんでしょうか(笑) さらに困った事に思いがけない事が起こったんです。 最初の抱っこの大泣きの時点で、 お兄ちゃん(長男)が起きちゃったんですー!! いつもはどんなに泣いても気づかずに寝ているはずの長男が、この日に限って泣き声に反応して目が覚めてしまったらしく、しかも弟が泣いているのを聞いて長男の方が泣き出してしまったんです。 なぜ~~~!! いや…なんで長男が泣くのよぉ~~~。 やはり子どもなりに異変を感じとったのでしょうか。三男がおっぱいをもらえず泣いている姿をみてかわいそうになったんでしょうね。 「おっぱいあげてよぉ~~…あげてよぉ~~~」って言いながらシクシク泣き始めてしまいました。 優しい心なのは素晴らしいのですが、まさかこんな事態になるとは思っておらず、兄弟のあるなしによっても断乳事情が変わってくるんだな~と実感しました。 子ども1人ならその子だけに集中してあげられるけど、他に兄弟がいると他のメンバーが予想外の行動を起こしてくるんですね。 しかも長男だけじゃなくて、なんと次男までもが!! ふと目を覚まして「ママーーー!」だの「パパーーー!!」だの喋りかけてきて… わーーん! ナニコレ! 全員起きてる!! しかも全員泣いてる!! 最悪な状況に陥ってしまいました。 この状況を打破するためにイチゴの宴を開催したのですが、宴が終わったあと寝かせようとするとものすごく泣いてしまうので、さっさと白旗をあげて、三男には好きなように遊んでもらいました。 夜中にパソコンのキーボードをたたいて、 大はしゃぎで遊んでいます…。 バンバンバン!! ダシダシダシ! ベンベンガンガン!! そんなに叩いちゃキーボード壊れちゃうかもしれないけれど、この際もういいや…。 キーボードが壊れてもいいのでとにかく三男に泣いてほしくなかったんです。泣く事で上の2人がさらにややこしくなるので。 結局長男はそのまま目が覚めてしまったままです(しかもまだ泣いてる)。 これは一体いつになったら寝られるんだろうかと少々不安になりつつも、しばらく遊んで気が済んだ三男がトコトコと私の元へとやってきました。 どうやら眠いのは眠いようです。 そりゃそうですよ。お昼寝も1回しかしていないし、夜だってまだ3時間しか寝てないんですから。 目がとろーんとしておててもぬくぬく。 寝たいのは寝たいんだろうけど、おっぱいがないと寝られないんですよねぇぇぇーーー。 ■本番スタート…! ここからが大変でした…!! 泣いて泣いて、布団の上を転げ回って大号泣です!! 最初は「どうしてくれないんだーー!」と怒っているような泣き方でしたが、そのうち悲しそうな泣き声にかわってきてしまいました。 私もずーーーーーっと体をさすったり、声をかけたり、子守歌を歌ったり、呼吸を合わせたり、足を撫でたりと、あの手この手で落ち着かせようとしたんですが、こんな事で寝るような男ではありません(超しつこい)。 ずっと泣き続ける三男に集中してあげたくても、ご近所迷惑も気になりますし…。 夜中に赤ん坊の泣き声が1時間も2時間も続くとなると苦情でも来てしまうんじゃないかと内心ヒヤヒヤしていました。 そしてなによりとても悲しそうに泣いて、それでもおっぱいを求めてくる三男を目の当たりにして いっそのこともう与えてしまおうかと心揺らぎました。 何度心折れそうになったことか!! こんなに泣いてるんだもん。 もう少し先延ばしにしてもいいかな。 寝不足だって私が我慢すればいいことなんだし。 そう何度も思いました。 でもここでやめたら、今までの1時間半が何のために泣いてたのか分からなくなるし、余計にかわいそうですもんね。 三男も辛抱。 私も辛抱。 こうなったら2人の我慢くらべです。 お布団の上をゴロゴロ転がりながら泣きじゃくりながらも、最終的には眠気の方が勝ったようで泣き寝入りしてくれました…ホッ…。 かなり泣いたような気がしたけれど時刻を見たら深夜2時。 大号泣していたのはせいぜい30分か40分といったところでしょうか。 でも泣き声って体感ではものすごく長く感じるんですよね。。 0時から2時までのちょうど2時間。あの手この手で格闘しましたが、なんとか寝てくれました!!! はぁぁぁ~~~~!!!! かわいそうだったけれど、これも大事なステップのひとつ!! このあともう1回起きたりするかな? と不安に思っていたのですが、どうやらそのあとは4時間連続で寝続けて6時に起きました!! 記憶が定かではないのですがふと見た時にはひとりでガチャガチャ遊んでたので(こんなの初めて)、泣かずに6時には起きていたらしいです。 成長したぁぁぁ~~~!!!! 少々手こずりましたが、まぁこんなもんでしょ! 着実に成長の階段一段あがりましたとさ!! ■あれから4年… こうして読み返してみるとまるで昨日のことかのように思い出されます。 現在三男は5歳。 大きくなりましたねぇ…。
2019年06月03日そういえば夫がこんなことを話してくれました。 出張から帰ってきた日のことです。 へぇ~。 ずっと泣いてる子がいてうるさかったの?? 夫:「いや、子どもが泣くのは当たり前だから気にならないんだけど」 ほぉ。 なんで泣いてたのかな。 何歳ぐらいの子?? 夫:「それがさ、俺もどこにいるのかな? とか、なんで泣いてるのかな? って気になって泣き声の方を見たかったんだけど、 そっちを見てしまうとその子のお母さんにプレッシャーを与えてしまうかと思って見れなかった」 あぁぁぁぁぁ~~なるほど。 そういう視点があるんだなぁ~と初めて知りました。 たしかに夫のその気遣い、わかるような気がします。 私自身の経験に置き換えてみても、公共の場で我が子がグズっていたりするとただでさえすごく焦るんですよね。 周囲のみんなが全員「うるさいなぁ…」と迷惑に感じてるような気がして、なんとかして泣き止ませなくちゃと必死になります。 そんな時に前の席の人が振り返ろうもんなら、その人からしたらただ振り返っただけでも、私の中では「疎まれてしまった!」って変換してしまうと思います。 私たちママは見知らぬ誰かの手助けに反射的に「すみません」と頭を下げてしまいがちです。 ■ママは周囲に「すみません」ばかり言っている… スーパーでおやつを買ってほしいと泣いてる我が子に、通りすがりの人が「どうしたの?」と声をかけてくれても、つい口走るのは「すみません…」 電車の中でつい楽しくて「あぁーー!」と喃語を発しただけでも「すみません…」 落とした靴を拾ってくれても「すみません…」 「ありがとうございます」と「すみません」を比べたら圧倒的に「すみません」が多いんですよね。 だからママに「すみません」と思わせるぐらいなら、いっそのこと関わらないでおこう、そっとしておこうと思う夫の気持ちが分かるような気がしました。 ちょっと子育てとは話がズレるんですけど、このあいだ私の東京在住の知り合いが出勤前に派手に転んだんですって。 いい大人がズルッ!! ドテーーー!!っと漫画みたいにコケたんです(か、かわいそう…)。 手も膝も血まみれで、あまりの痛さに3分ほど立ち上がれなかったらしいのですが、うずくまる彼女に声をかけてきた人は… ゼロ! なんと…誰も声をかけてこなかったんだそうです…。 「大丈夫ですか?」の一言も何もなくただ横を通り過ぎていく人たち…。 これを聞いた時には「みんななんて冷たいんだ…」って思ったりしましたが、夫のこの視点を聞いて少し考え方が変わりました。 歩いてる人全員が、道端でコケてうずくまっている彼女に無関心だったわけではないと思います。 中には「痛そうだな…大丈夫かな…」って思った人も当然いたでしょうが、 どう声をかけていいのかわからなかったり、 声をかける事で逆に彼女にみじめな思いをさせることになるんじゃないかとか、 そもそも声をかけたところで自分には何もできないしな…って思ったり、 いろいろ頭をよぎった結果、「素通り」することを選んだ人 だっていたはずです。 子育てにもこれと似たような状況って多々あります。 ■街で見かけた困っているママ。声はかけられないけれど… 私の子どもは今、小学5年生・小学2年生・年長になりました。 3人とも未就学児の時などはそれはもういちいち大変で、ただ歩くだけでも前に後ろにおんぶにだっこみたいな状態で(気分的に)そんな時代はもう過ぎ去った今、 街の中で小さな子どもを3人連れたお母さんを見かけると、「あぁ…私もこんなんだったなぁ…」と懐かしくなりつつ、「もうあの頃の体力はないな…」と思ったりもしています。 そんな小さい3人を育てる苦労が分かる私でさえも、街中で見かけた困っているママにはなかなか声をかけられません。 声をかけた事で余計ややこしくさせてしまうかもしれないし、 逆に恐縮させてしまうかもしれないし、 私が声をかけたところで何も変わらないかもしれないし… いろいろと理由を考えて、そっとしておこうと素通りしてしまう機会が多々あります。 せめて「ファイト~!」の意を込めて微笑み顔で通り過ぎるぐらいです。 「うっとおしくなんてないよ! 泣いてる君もかわいいよ!!」という、どこに向けてアピールしてるのかよくわからないアピールを少々して通りすぎるという…(なんじゃそら!)。 仮に声をかけたとしても、きっとママたちのほとんどが「大丈夫です…」と断ると思うんですよね。 でも、こういう「素通りする」ことを選んでしまう事が、そして手助けしてくれる人が現れたとしても断ってしまう事が、 どんどん子育てを密室的なものにしていくし、他人を介入させないものにしていってしまうんですよね。 ■令和のママは「OPEN子育て」! さて、ここまでツラツラと語ってきましたが、なぜこのような話をしたかというと、 ウーマンエキサイトが 「令和ママはOPEN子育て主義!」 という新しい定義を提案していくことを発表したからです。 平成から令和へと元号が変わり、新しい時代・令和を生きるママたちは「3つの『OPEN』」をキーワードにオープンな子育てをしていこう! と提案をしています。 特に私の心に響いたOPENマインドはこちら。 これ!! すごくいい事ですよね。 しかもママ側だけでなく、みんなに言える事のような気がします。 「こんなことを頼んだら迷惑かな…」と考えずに「私は助けてほしい、だから頼もう!」とマインドを変えることになりますし、 逆の立場の人にとっては「今手を貸したら迷惑かな…」と考えずに「私は手助けしてあげたいから一言声をかけてみよう」とマインドを変える事になります。 「相手の気持ちや視線」に軸を置きすぎるのではなく、 「私がどうしたいか、どうしてほしいか」という軸を持って ママたちが周囲に気軽に「Help!」という事で、周囲の人たちも気軽に「Can I help you??」と声をかけやすくなるような気がします(なんで英語…)。 というわけで、現在ウーマンエキサイトが「OPEN子育て」を盛り上げるべく 「令和ママ川柳」 を募集しています。 「令和ママはこんなママになりたいな!」でもいいし、「令和の家族はこうありたいな」でもいいし、令和にちなんだ川柳を募集しているということで、 私も願いをこめて一句詠んでみました。 オホンッ!! 令和の私は「すみません」より「ありがとう」がつい口に出るような人になっていきたい、という思いを込めて、 ちょっと何言ってんのかよくわかりませんね。 お粗末様でした。 \「1人で抱える」は平成でおしまい!/ 「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか? 平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。 ■令和の時代に期待することを詠む「#令和ママ川柳」も大募集! 最優秀賞の方には「令和(=018)」に合わせて 賞金18万円 を贈呈! さらに100名様以上の方を対象に数々の賞をご用意しています。応募期間は2019年4月23日(火)~2019年6月16日(日)23時59分まで。 >>>「#令和ママ川柳」のご応募や詳しい応募要項は こちら から!
2019年05月27日朝ってバタバタしますよね。 我が家はまず7:40に小学生組2人を送り出したあと、8:00過ぎに三男を保育園に送っていきます。 小学生組を送り出すまでは朝ごはんの準備~後片づけ、洗濯をしながら次男の時間割をチェックしたり、水筒の準備をしたり、小学生を送り出してからは自分の身支度をしながら三男の保育園の準備を進めます。 ドラマのように家族そろって朝ごはんをゆっくり食べられればいいのですが現実はそういうわけにはいきません。 そんなある日、三男が 「今日は保育園お休みしたい」 って言い出したんです。 ■突然の登園しぶり 実は4月から別の保育園に転園したばかりなんです。 登園初日は少し緊張していたものの、相性がよかったのか2日目からは一度も嫌がる事なくよろこんで登園していました。 それが数週間経って初めて「行きたくない」と言いだした三男でしたが、私は特に気にしませんでした。慣れてきた頃の行きしぶりは子どもによくある事なので深く取りあおうとはしませんでした。 私:「お休みするのはダメ。ママお仕事あるもん」 三男:「じゃぁ12時で帰りたい(従来のお迎えは17時前後)」 私:「今日はママどうしても外せない仕事があるから行ってもらわないと困る」 三男:「ねぇママ~~、 私:「え?? カブトの折り方?? あ~~もうすぐ子どもの日だから?? 今は無理だからまた今度ね~~」 三男:「行きたくない~!!」 なんでよ! はい! 行くよ!! 靴履いて!! なんでいきなりカブトの話が出てきたのかなと思いつつ、なんとか連れ出して保育園に着きました。 教室に入ると先生が出迎えてくれたので、ちょっと一言耳に入れておこうと思って、今朝は保育園をお休みしたいと言い出したことを伝えました。 私:「今朝は珍しく行きたくないと言いました」 先生:「へ~~どうして~~??」 私;「なんかカブトの折り方を教えてほしいとか言ってるんですけど…」 先生:「あぁ~~!! なるほど!! 今ね、カブトの折り方を3日間ほどみんなで練習してたんですよ。 でもほーちゃん(三男)折り方がよくわからなかったみたいで、お友達に『教えてあげてね~』って先生役をお願いしてたんですけどまだ分かってなかったかな!?」 私:「3日も練習してたんですね。たしかにカブトの折り方ちょっと難しいですよね。しかもうちの子折り紙ほとんどやったことないから…」 先生:「それに今日は、 年長さんが小さいクラスの子にカブトの折り方を教えてあげる日なんですよ~ 」 …!! あ~~それで!! ここでようやくピンと話がつながりました!! 「小さい組さんにカブトの折り方を教えられるかどうか不安で行きたがらなかったんだ!!」 今日そんな予定が入ってるだなんて全く把握していなかった私は、適当にあしらっていたんです。 が、 三男からしたら… 不安だったんですよね。 「できない事が恥ずかしい」と思うタイプなので、教えられないのならいっそのこと休みたい!! という思考回路になったようで(笑) 「行きたくない」と言った裏にはきちんと彼なりの理由があったんだな とこの時ようやく分かりました。 私:「それで行きたがってなかったんですね!」 先生:「ほーちゃん、折り方が分からないんだったら、教える係じゃなくて紙を配る係とかしとけばいいよ。できることをやればいいんだよ~!」 先生にそう言ってもらった三男の表情は一気にほころび、安心したようにお庭に遊びに出ていきました。 あぁ~… あの時ちょっと手を止めて行きたくない理由をきちんと聞いてあげればよかったな。 朝から後悔です。 いや、でも…たしか、私「どうして行きたくないの??」と聞いたような気もするな…。 どうして行きたくないの?? と聞いたんですけど語彙力の足りない5歳の説明ではなかなかここまで詳細に分からず、単純にカブトの折り方が分からないだけかと判断していました。 低年齢のうちはまだまだ自分の思いを完璧に言語化するのが難しいので、ヒアリングもなかなか難しいですね。 そのために担任の先生との連携が存在してるような気がします。 今回も別に深い意図があって先生にカブトの話をしたわけではないのですが、ポロッと言った一言から三男が行きたくないと言った理由がわかりました。 一緒に子どもを育てていくパートナーとして、 先生とは些細な事でもこまめにお話をする ってとても大事だな~と感じました。 そして忙しくても少し手を止めて子どもの話を聞く。日々の暮らしの中でつい忘れがちな事ですけど、今一度見直さなくちゃなと思った出来事でした。
2019年05月17日この春新しく入園したお子さんを持つママたち。 どうですか?? 毎朝スムーズに登園できてますか?? なんの未練もなくさっさと教室に入っていって拍子抜けしてしまった、むしろママの方が寂しいという話も時々聞きますよね。 4月に入園して少し慣れたのに、GWを挟んだらまた振り出しに戻っちゃったというご家庭も少なくないと思います。 つい先日、小学5年生の長男がこんな事言い始めたんですよ。 なに?? いつの事?? おおおーーーーー。 かれこれ7年前、当時3歳の日のことを今でも鮮明に覚えているそうです。 今までこんな話を聞いたことはなかったのですが、聞いてみたらすごく面白かったんです。 そう、あれは登園初日。入園して1か月は慣らし保育なので 2時間で帰ってくるんですよ。 子どもたちのことを思っての時間配分なのですが私からしたら早すぎでした(笑) で、大人の私からしたら2時間幼稚園に行くなんて「たったこれだけのこと」なんですよ。 幼稚園にちょろっと行ってお歌うたって遊んで帰ってくるだけ。なーーーんも難しくないですよね。 でも子どもからしたら一大事の大問題らしく、前日の夜はこんな事になってしまいました。 (以下、当時の記録をもとに書いています) ■初登園の前夜。長男に「1人での登園」を説明しようとしたら… 夜20:10。寝床に入った長男。 電気を消して寝る前に、明日のことをもう1回ちゃんと説明しておこうかなと思った私。 私:「明日はひとりで幼稚園バスにのって幼稚園行くからね」 長男:「…ママも!」 私:「ママはバス停まで一緒に行くから」 長男:「ちだう!」 うーんやはり…。1人で登園できそうな気配が感じられません。 私:「ママはいかない。11時にお迎えにいくから」 長男:「ママもいっちょにようちえん いちゅぅぅー!」 私:「ママはいかないの。おうちでお留守番」 怪しい雰囲気になってきました。 何を言っても しか言いません。 私:「ううん。行かない。幼稚園バスどんなんだったかママに教えて?」 長男:「マーマーもーーいっちょにいちゅ!」 私:「ママはいけないの。幼稚園は子どもが通うとこなの」 長男:「マーマーもーーいっちょにいちゅーー!!」 …もう、このあたりまで来たら、 ひっくり返って大号泣です。 あぁ~~寝ようと思った時にまずかったかな…。 いやいや、でも、このままうやむやにしたところで、明日の朝、押し問答するのは目に見えてるし… ここはしっかりと話し合っといた方がいいんじゃないかしら。 とにかくその場しのぎで適当にごまかすのだけはやめておこう。 「ママはいかないの」 「ママもいっちょにようちえんいちゅ!(泣)」 「ママはいかない」 「ママもいっちょにようちえんいちゅー!(泣)」 「ママはいかない」 「ママもいっちょにようちえんいちゅーーー!(泣)」 ひたっっすらこのやり取りの繰り返し!! たぶん……100回ぐらい(笑) 母もしつこけりゃ、子もしつこい(笑) もういっそのこと「ママいかない」「11時お迎え」「バスひとりで乗る」この3セリフをテープに録音してエンドレス再生でもしようかと思ったほどです。 ひたっすらおんなじやり取りを繰り返し、時すでに1時間経過です。 一度場所を変えてリビングへ移動しテーブルに座ってみました。が、そこでも差し向かいで号泣する長男。 私:「いいよ。ママ、長男が分かるまで待ってる」 うぉーーーーーーんうおんうおん!!(号泣) 長男:「マーマーもーーー! うぉーーーーんうぉーーーん!」 ひたすら同じ事を言い続け21:25。 長男:「わたった! わたったよー!」 私:「…え!? 分かったの!? えらい突然やな(笑)」 長男:「うん…ねよ」 どひゃーーー!! 思わず笑っちゃいました! 突然終わりました!! かなり怪しいけど、どうやら納得したらしいです!(ほんまかよ) 長男:「…ママも…いっとに…いちゅ…ぐーーーzzz」 やっぱり納得していない…。恨み節を吐きながら寝ましたわ(笑) ■夫に報告すると… その後、帰宅した夫にこのいきさつを話したら、 夫:「そりゃ、今までずっと一緒にいたんだもん。いきなり1人で行くなんていやに決まってるやん。それを一晩で納得させようなんてムリムリーー(呆)」 …だってだって。ちゃんと納得してもらわないと明日の朝大変と思ってさぁ。 夫:「そんな初日から完璧なんて求めなくても。泣いたってバスに放り込めばいいやん」 …そうやけどぉぉ。そのバス停に行くまでがネックで…ちゃんと家出れるかなぁ…。 私も第1子で初めての経験なので不安です。 夫:「大丈夫だって。なんとかなるって! 明日は俺もいるし」 (いや君は役に立たんだろ!) 夫:「長男はなんだかんだ言って、行けば楽しめるタイプの子やから、楽しいところってわかったらすすんでいくようになるって!」 そうかあ~~。気にしすぎなのはわかってるんだけど、自覚はしてるんだけど…やっぱり今朝はドキドキ落ち着かなかった私。 はー…ドキドキ。家、ちゃんと出れるかしらぁ… ■いよいよ当日。いざ、登園!! 結局翌朝は昨晩の健闘むなしく、まったく同じやり取りを繰り返し…。 最終的には奥義・「ママもパパも行っちゃうよ!」を実行し、夫婦そろって玄関で出発しちゃうフリしたら、慌てて長男も出てきたという…完全におびきよせでございます。 無事、家の近くの待ち合わせ場所に到着! よっし!! なんとか家、脱出成功!! 第一関門クリア!(なんの戦いこれ) 朝の通勤ラッシュの車をあれやこれやと観察してるうちにバスが到着してー… どうかなーー!? 乗るかなーーー!? のるか!? そるか?! のるか! そるか?! …おーーーーっと!! すんなりとバスに乗りこんだぁアーーーー!! では、先生! よろしくおねがいいたしますーーー ブルブルブルーーーー… 超不本意そうな顔をしながら無理やり先生に手を振らされ、バイバイしながら息子は旅立っていきました。 いってらっしゃぁぁーーーい。 やれやれ。 昨日の夜はどうなるかと思ったけど、朝が来て、目の前にバスが来れば意外にすんなりと乗り込んでいきました。 パパの言う通り、あんなに必死になって納得させる必要なんてなかったのかもね。 もっと自然の流れに任せてもよかったのかも。 という初日でございました。 ■あれから7年。長男が当時を振り返って語ったこと 当時、私も若くて一生懸命でしたね。 そして、あれから7年経った長男が あの時どういう気持ちだったのかを語ってくれました。 とにかく彼の頭の中では だそうです。 ママは色々安心させようと言ってくるけれど、 ボクからしたらどこに行くのかも何をするのかもわからなくて不安 で、行く事は別にいいけどママについてきてほしい、ママと一緒に行きたいっていう気持ちで溢れていたそうです。 なるほど。 たしかに「行かない!」とは言ってなかった。ママも一緒に行くって主張してましたね。 長男:「バスに乗り込んだ時には嫌で嫌でしょうがなかったけど、走り出したらすぐに窓の外の車を見るのが楽しくなって、 どうでもよくなった 」 え!!!! 切り替えはっや!!!! 現にあの日迎えに行ったら、朝の不安気な顔とは打って変わってニコニコ笑顔で出てきました。でも翌日からしばらく朝は泣き続けたんですけどね(苦笑) 大人の私達からすれば、幼稚園がどういう場所かも、幼稚園が何をする場所かも経験しているので不安はありませんが、自分に置き換えてみたら。。。 いきなり「お前このバスに乗れ!!」とか言われて、 どこに行って何をするのかもわからないバスに無理やり乗せられるような感じかな?? え、こわっ!! 絶対イヤだ!! バスなんて乗りたくなぁぁぁぁい!! ていうか、一緒についてきてよ! どうして1人で乗せるんだよ!! やだよ! 家にいたいよーーーー!!!! って、なりますね…おぉ…。 というわけで、人生で初めてママと離れて小さな社会に出て行く子どもたちからしたら、 大人が思ってる以上に、不安で心細くてドキドキしちゃう事 なんだということが、長男の証言からもわかります。 でもじゃぁ一体どうしてほしかったのかと聞くと 「無理やりにでも放り込んでくれてよかった」 だそうです(笑) そうなのか! 休ませてほしかったとか、乗せないでほしかったとかじゃないのか! 長男は長男なりに「そりゃ無理やり乗せるしかないやろ」と思ってるらしいです。親が思ってる以上にたくましい一面も持ち合わせているということですね。 もちろんその子その子によって性格も違いますし、感受性も違うので一概にこうとは言えないのですが、我が家の長男の「当時を振り返る」でございました。
2019年05月10日こんにちわ。 我が家は子どもが3人いるんですけど、これは結婚当初から私が「子どもは3人欲しい」と希望していたからなんです。 しかし夫はというと「子どもは2人がいい」という希望でした。 3人欲しい私と、2人でいい夫との間で折り合いがつかないまま、なんとなく月日が流れ、次男も1歳半になった頃の話です。 ふとしたことがきっかけで折り入って話をする機会がやってきました!! その時の話を記録していたものがあったので、今日はそのお話を書いていきたいと思います。 ■「3人目が欲しい!」夫に切り出したタイミング この日私たち夫婦は、ある会話をしていました。 きっかけは、大量にある布オムツのカバー。 次男の布オムツもほとんど使わなくなったので箱の中にしまったままだったんです。 それを見つけた夫が、 夫:「もう使わないんだったら捨てたら??」 と言ってきました。 私:「ちょとっ!! まだいるしっ!」 夫:「もういらんやろ」 私:「いや、まだ3人目への夢が!!」 心の声:よし、今がチャンス!! この機会を逃すまじ!! 私:「あのさ、ちょっと折り入って話があるんだけど…」 夫:「…なに」(ごくりっ) 私:「あのさぁ…あのさ、あのさ… 今、本気で3人目が欲しいんねんけどっ! お願い! お願い! お願い!!」 (どんなお願い方法だよ!!! 必勝祈願か!!) 夫:「えぇ?!」 私:「違うねん! 秋ぐらいに…って思ってたけど、でたら春に欲しいなーーって思うようになってさ」 夫:「え?! 春に産みたいってこと?」 私:「違う。今、妊娠したいってこと」 夫:「でぇぇぇぇぇーーーーー!!!!」 出た! 妻の大暴走! しかしここから私の猛攻撃開始です!! 私:「お願いっ! お願いっ! お願いーーー!! 100万円あげるからっ!!」 夫:「はぁ? なにを言うてんねん無茶苦茶か!」 私:「お願い! お願い!!」 夫:「えぇーーー!? ちょっと考えさせて…」 私:「じゃぁ、わかった! 1週間考えて!!」 夫:「えぇ!? 1週間? 短かっ!!」 妻:「何よ! 1週間あれば十分でしょ」 夫:「はいはいわかったわかった…」(呆れモード) というわけで、まだ先かと思われた我が家の3人目会議が、妻の気分が変わったために予定より早めで大詰めに~~。 さて、この1週間で果たして吉と出るか、凶と出るか…。 いよいよ運命のとき。 ついにやってきました! このあいだの土曜日!! 出張から帰ってきたばかりの夫をつかまえて聞きましたわ。 私:「1週間たったけど答えは出ましたか?」 夫:「…は? なにが?」 私:「……!? …なにがって…3人目どーすんのかって話やんか!!」 夫:「あぁ…忘れてた」 私:「ちょとっ! ちょとちょとちょとーーーーー!! 考えるって言ったのアナタじゃないの!!」 夫:「……そんな暇なかったし」 私:「はい、そんなん絶対ウソだし。考える暇がなかったんじゃなくて、考える気がなかったんでしょ」 夫:「ほんとだってー。じゃぁ、まぁ、……長男に聞いてみ」 おっとここで突然巻き込まれた長男(当時4歳) 私:「なんじゃそりゃ(爆)! 長男に聞いたら絶対欲しいって言うに決まってるやん」 夫:「分からへんやん。聞いてみ?」 私:「長男~~、もう1人、赤ちゃんがいたらいいなぁって思う?」 長男:「うん」 ほらーーーー!!!!(笑) 夫:「ぎゃっ!!!」 はい、じゃぁ、いいってことだね! わーーいわーーい! 夫:「え、もうこれで決まりってことなん?」 私:「うん。だって長男がいいって言ったらいいんでしょ?」 夫:「わぁーー…えぇ~~~…いいけどぉ~~。いいけどまた赤ん坊かぁーー…大変やぁーーん…」 私:「ちょっと!! なにが大変なんよっ! つわりで苦しむのも私だし、産むのも私なんだから別にあなた大変じゃないじゃん!!」 夫:「いやあーー、俺だって無言の圧力に耐えてるんだから」 私:「なによ。無言の圧力って!」 夫:「なんか感じるやん? ダラダラしてたら、明らかにイラついてる空気みたいなやつ?」 私:「そーーーお!? あたし、できるだけ自由にさせてあげてると思うけど!?」 夫:「そんなこと言ったってイライラしてるときとかあるもん。俺だって怯えながら寝てんねんからー」 私:「知らないしっ! 勝手に怯えて寝てるだけやんっ! そんなにイライラしてないしっ!」 夫:「…まぁ、いいや。はいはい、いいよ」 やったーーーー!!! 私:「わーーーい! わーいわーいわーーーい!」 というわけで3人目を作る合意が得られました。パチパチパチ。 なんだかんだ言って、結局最初っから夫の答えは出ていたのだと思う。 俺の嫁は譲らないところは譲らないとわかっていたのだと思います。 それだったら、一体なぜ、「ちょっと考えさせてくれ」と言ったのだろうか。とりあえず1回抵抗してみたかったのかな(笑) なにはともあれ、我が家の3人目の許可が下りました。 ■実際に三男が生まれると、夫は… はい、というわけでその1年後、めでたく三男が爆誕したのでございます。 今となっては「三男が生まれてきてくれてよかった」とデレデレです。 めでたしめでたし~~~~。 ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから!
2019年05月02日こんにちは! 新学期が始まって2週間。 さっそくやってしまったポンコツエピソードを皆さんと共有したいと思います。 私のような失敗をせずに済むようにしてくださいねぇ。トホホ。 ■春休みのある日のこと… 春休み。 子ども部屋の掃除をしたんです。 今回は引っ越しをしたということもありますが、ゴチャゴチャになった学習机周辺を整理しようと教科書も分別しました。 いや私もこう見えて一応三児の母なので、捨てちゃいけない教科書や捨てていい教科書の判断ぐらいはつくわけですよ。 当然、図工や道徳のように2年連続で使う教科書は捨てずに置いておいたんですね。 でも…捨てちゃったんです。 もう使わないと思って捨てちゃったんです!!! 【1年生で使った足し算引き算カード】 を。 2年生になったら九九を習い始めるので、足し算引き算カードはもういらないな~と思って捨ててしまったのですが、新学期が始まったあとの宿題が… 足し算引き算カードが出てるやないかーーーい!!!! ええええーーーー!!! そうか…!! 九九が始まるのは2学期からだったようです。 1学期の間はまだ足し算と引き算の繰り返しだったのか。 どうしましょう。 処分してしまってもはや手元にありません。 あ、そうだ!!! 良いことをひらめきました。 こういう時のためにフリマアプリがあるんじゃないか!!! ■フリマアプリで検索! さっそく探してみると、ありますあります。足し算引き算カードのおさがりが。 しかし、なんということでしょう。 全部キレイに売り切れだったんですよ!! あれもダメこれもダメ。 ソールドアウトでございます! も…もしやこれは…同じように捨ててしまったお母さんが続出したのではないでしょうか…。 ダメもとで別のフリマアプリを見てみたら、 ありました!!! 最後の1点!!! 秒で買いましたわ。 メッセージを送る欄があったので、 「はじめまして。春休み中に捨ててしまったら新学期になってもまだ要ると分かり困っています。是非購入させてください」とメッセージを送ると、 おそらくこの計算カードを使い終わったであろう売主の先輩ママが、 めっちゃ協力してくれて、夜の21時に購入して、翌朝の8時には送ってくれたんです!!! ありがとうございます!(笑) 凄い!! どこのどなたかわからないけれど、見知らぬママ同士ならではの連帯感が生まれました。 というわけで注文した翌々日にはもう届き、なんとか事なきを得たのでした。 いやぁ…素晴らしい時代ですね。 世の中に学校で使ってる足し算引き算カードって売られてないんですよ(私は見つけられませんでした)。 フリマアプリがこんなに便利とは!! というわけで今1年生のお子さんをお持ちのママ達。 来年の春休みには足し算引き算カード捨てないように気を付けてください。 2年生になってもまだ使います。 そして今年新しく入園入学されたお母さんたちに教えてあげたい「備えておいたほうがいいもの」をひとつお伝えしたいです。 ■新入園・新入学の子を持つママにおすすめの便利グッズ これ、あまり書かれてることがないんですが、100均で小銭を種類別に収納できるコインケースありますよね? それをひとつ用意してください。 何故かというと、学費や給食費は銀行口座から引き落としされるんですけど、学校ってちょこちょいこ現金での集金があるんですよね。 備品代とか、写真代とか。 足りないものはなんでもすぐにネットで買える時代ですけど、以外と細かいお金ってすぐに用意するのがむずかしくて。 銀行で両替するのも面倒だし、小銭を作るために大きなお金を出して買い物するのも手間だし、私はこのコインケースに小銭を常備しておくことでめちゃくちゃ助かりました! 100円でストレスがフリーになるので、よかったらすぐに買ってみてください。 ではでは~~。 【お知らせ】 第117話 の記事下アンケート「Q. 学校、園などの子どもの行事や準備で「しまった!」と思ったことがありますか? 」のアンケート結果はこちら↓ ≫ 「入学式に旅行、場違いファッション…「親がやってしまった」大失敗を調査」
2019年04月25日子連れの旅行の投稿を見ていると、とても素敵に見えますよね。 いいなぁ~~~!!! 我が家もおでかけするのは好きで、私自身も子ども達と一緒に色々な経験をしたいと思っているので、子ども達が小さいうちからあちこちお出かけしていたのですが、年齢が低いと楽しい反面大変なことも多いですよね。 あれは5年前。長男が4歳、次男が2歳の頃でした。 長男が大相撲に興味を示していた頃だったので、一度生で観てみようと思って家族で九州場所の千秋楽へ出向いたのでした。 リアルに目の前で見る相撲は迫力があって、一度はこの目で見てみてよかったなと思ったのですが、実際の舞台裏はやはり楽しいことばかりではなく、子連れおでかけの見えざる苦労や、疲労や、忍耐が隠れていました。 当たり前ですが、お金もドバドバ飛んでいきますし、ガソリンもジャンジャン飛んでいきました(笑) では当時の記録をもとに書いていくことにします。 ■子連れ旅行の見えざる苦労とは? それは…なんといっても おむつ替え 。 我が家の次男・2歳2か月。 まず、会場入りして席について、少し落ち着いたところでおむつ交換しておくことにしました。 しかし、女子トイレへ行くには、ツラーーーっと通路を通って階段を降り2階へ出ないといけません。 当時三男を妊娠中だった私は大きなお腹を抱えて階段を下りていきます。 そしてトイレへ着いたら着いたでなんと! ご婦人方が長蛇の列を作っているんですよ!! 女子トイレって混みますよねぇ~。 こんなことなら夫に頼んで男子トイレに行ってもらえばよかった、と心の中でつぶやきつつも、しばらく列に並びようやく個室へ入りました。 がしかし、こうゆう古い建物のトイレにはおむつ交換台なんてものはないから(今は分かりませんが)、狭い個室で四苦八苦しながら出っぱったお腹を折り曲げておむつ替えなくちゃいけないんだけど、これだけでも結構な消費カロリーでして……。 ひぃぃぃ…汗かく…ぜぇ…はぁ…。 おむつ台がないってすごく大変…。 おむつを交換したらまた階段を上って通路を通って席に戻りました。 さてと…落ち着いてお相撲を観ましょうかね、と思って次男をお膝に抱っこした途端 くっ…くさぁぁぁ!!! なーんーーでーーーー!!! 今さっきトイレから戻ってきたところなのに、戻ってきた瞬間にうんちしちゃいましたーーー!! がっくり!!! いや、がっくりとか言っちゃダメか!(笑) でも世のお母様方ならきっと共感してくれると思います。 さっき遠路はるばるトイレに行ってきたのに帰ってきた瞬間うんちされるこのがっくり感…。 あぁ………何で今………さっきトイレ行ったばかりの このタイミングで……。 しかも、2歳ぐらいになると匂いもなかなか立派でして、さらに次男の体質的に毎日ユルユルということもありまして… なかなかキレイに拭きとれないんです!! お下品でごめんなさいねっ!! 誰も知りたかないだろうに、うちの息子の便状態まで詳しく書いちゃってごめんなさい。 さっき戻ってきたばかりの道をもう一回戻り、 もう一度階段を降りて、もう一度狭い個室で四苦八苦しながらうんちの処理! あぁぁーーーー! よっこらしょ!! なっかなか取れないし、狭いし、暑いし、お尻拭き全部なくなるかと思いました! こんなことばっかしてたら、正直、 相撲をちゃんと観れたのは最後だけ!!(笑) 長男は夫に任せていたから、2人はゆっくり見れてたんだけど、私は終始、トイレとの往復か、次男の徘徊の見張りか、散歩の付き人をしていたので、 全然落ち着きませんでした!! チャンチャン! というわけで2歳とのおでかけはね…楽しい反面大変なこともありますよね。 でもね? 5歳の時に見た大相撲。10歳になった長男、ちゃーーーんと覚えてるんです!! 当時の光景や臨場感、雰囲気など全部覚えているらしくて、あぁ…長男のために連れて行ってよかったと今は思います(次男の存在…(笑))。 親は体を張らないといけない事いっぱいありますが、これも思い出。というベタな言葉で閉めさせていただいて…。 もうすぐゴールデンウィークですね。 今年はどこにお出かけしようかなぁ~~。 【お知らせ】 第115話 の記事下アンケート「Q.母親となってから関係ができた「ママ友」はいますか?」のアンケート結果はこちら↓ ≫ 「“ママ友必要ない”に声が集まるワケ。「いまどきママの友人関係」の実態とは」
2019年04月12日こんにちわぁ~~。 ただいま春休みもようやく終わりが見えてきてる頃でございますが、春休みが終わったと思ったら、今度はじゅ、じゅ、じゅ…10連休がやってくるんですよね~。 わーー、めっちゃリフレッシュできそう~~(棒読み)。 とはいっても、子どもたちも小学生2人・保育園1人になった我が家なので、全員小さかった頃に比べたらだいぶ楽になりました(そのかわり、きょうだいケンカが激しくなって爆音ですけど…)。 6年前、次男が1歳の頃のゴールデンウィークの記録があったので久しぶりに読んでみました。 すると…そこにはロクでもない夫がおりました(笑)。 ■6年前のゴールデンウィーク3日目、夫の放った驚きの一言 お昼間に起きてきた夫が起きてきて放った一言。 「あぁーー。3日目ですでに疲れてきた…」 え、なに!?(イラッ…)。 おいおい、たったの2日で育児疲れですか。しかも、昼まで寝ておいて「疲れてきた」だとぉ!? そんなに疲れるほどみっちり育児してましたっけ!? 子守が苦手な夫、子どもと過ごすのは2日が限界のようです。 私:「土曜日なんて大半寝てたくせに何が疲れるんよ!」 夫:「違うし、出かけてるときはオレがメインで相手してるやんか」 (この出かけてる時“だけ”メインで頑張ってるっていうのも、しゃくに障るんですよね。何も知らない人からしたらすっごいイクメンかのように映るんです。そして、それを狙っているように見える…キィィ!) 私:「仕事してた方が楽でしょ??」 夫:「いやぁーー、仕事は仕事でイヤ」 私:「じゃぁ、どうしたいの?」 はぁぁぁぁ??? 私:「そんなん言ったら、そもそも何で結婚したん!? って話になるでしょ」 夫:「いやぁ~、たまにはそうゆう日も欲しいってことやんかぁ~」 (ハラタツーー!!) 私:「…そんなん私だって欲しいし!! 一日ゴロゴロ何もせず、ひとりでゆっくりしたい!! あ、そうだ! 今年の母の日にはプレゼントいらないから、あなたが1日お母さんをやってよ」 夫:「やめとけって。そんなのオレに向いてないの決まってるやん。お互いにとって有益じゃないの目に見えてるやろ?」 …なんかうまいこと言いくるめられてる感…!!! 思えば、今まで長期休みはいつも大阪の実家に帰ってたんですよね。帰省した際にはお互いそれぞれ自分の実家で過ごし、子どもはもちろん私の手元においてあるので、夫からしたら長い間子どもと毎日過ごすのは、今回が初めての経験。 毎日子ども達と一緒にいるのが、こんなに疲れるものなんだとようやく分かったようです。 …というわけで今日は仕事に行きました。 本当は10連休の予定でしたが、用事が入ったらしくお仕事に出かけていきましたとさ。 そんな夫には、あさって1日、自由時間をあげたいと思います(やさしい私!!)。 もちろん、行き先はパ○ンコ。朝早くから出撃するそうです…。 こう書くとすごく酷い夫のように思えるけど、夫にもリフレッシュの時間がないといけないのは一緒。 …なので、1日自由時間をあげました。 なにより、パパが長い間お休みなことに、長男が喜んで喜んでとてもうれしそうです。 というわけで、あさってには自由時間があるから、明日の休みは頑張って乗り越えて! 休みを乗り越える…どうゆうことや、ほんまーーー! ■夫に期待するだけムダ…「6年前の私をほめてあげたい!」 はい、6年前のこれを読み返して今思うことは… なんじゃこいつ!! の一言ですね。 完全にふざけてますね。24時間、育児と家事で疲れきってる妻を一体なんだと思ってるんでしょうか。 そして私、やっさっし。 やさしそうに見えて実は「期待してなかった」だけなんですよね。 当時は期待してもうまくいかないことが多すぎて、すっかり「夫に期待しない、期待するだけムダ」とあきらめモードだったので、全部ひとりでやってしまおうと強がっていた時期でした。 そして、あれから6年たった今。 夫はこの春から単身赴任生活がスタートしました。 私の中ではずっと「ひとりでゆっくり家で過ごすのが好き」な夫のイメージだったので、さぞかし単身赴任生活も楽しむんだろうと思っていたのですが、 実際に始まったら想像以上の寂しがりようで、正直私の方が驚いています。 特に、子ども達に会いたいという気持ちが強いようで 「あなた、そんなに子ども好きだったっけ!?」 と心の中で思っています(ないしょ)。 夕方にテレビ電話がかかってきたりするのですが、い…いや…。 かける時間が悪すぎて、子どもたち、全然パパに興味なし…!!!! 私もバタバタしてるし、夫が向こう側でひとり「おぉおお~~~い・・」って呼んでる(寂)。 ■タイムマシンがあったらね…夫に教えてあげたい「あと6年だよ」 平日仕事を終えて、家に帰って、レトルトのマーボー春雨をチンして、パックごはんを温めて冷たい部屋ですすったら、その後やることなさ過ぎてYouTubeを見てるそうですが…。 いざ、ひとり暮らしが始まってみるとYouTubeもそんなに長い間見続けられないらしく(疲れてくるし、飽きてくるらしいです)。 「このままじゃオレ、ダメ人間になりそう…」 週末、家族のもとに帰れるのをモチベーションに、平日5日間を頑張っているような状態です。 今この生活を始めてみてこそ分かる、 家族と一緒に暮らせる幸せですね。 子どもたちが騒いでうるさい生活も、当たり前じゃない毎日だったんだなと。 当時はまだ1歳のかわいい盛りの次男だったのに、ほとんど記憶に残っていないと言います(そりゃ家にいないか、寝てばっかりだったので)。 家族と一緒に暮らせるのもあと6年だと分かっていたなら、もう少し時間を大事にしていたかもしれません。当時の夫に「あと6年だよ」と教えてあげたい気分です。
2019年04月05日春休み、皆さんいかがお過ごしですか? 中には入学準備に追われている方も多いのではないのでしょうか。 今日は私が長男の小学校入学式の話を書きたいと思います。 ■下の子2人を連れて長男の入学式に行った時の話 第一子って親も初めての経験ばかりなので要領が分かってなくて毎回驚きと反省ばかりなのですが、自分が出席する入学式と親として出席する入学式ではこんなにも違うんですね。 今になって親のありがたみがよくわかります。 はっきりいって 入学式、なめてました! 入園式に出席していたので入学式も同じようなものかと思っていたら、緊張感とスピード感が全く違いました。 校長先生のお話や、歌、祝電、PTAの挨拶等はいわゆる形式的なものなので入園式と何が違うかって言ったら「静けさ」ぐらいなんですが、何が一番違ったかというと 「やらなくてはいけない作業の量」 です。 まず明日から1人で教室まで行けるように下足箱から教室までの手順を教えていきます。 そして教室に入ったら机の上にはドドーーーーン!! と書類や用品などが置かれていて、黒板には式が始まるまでやっておくことがいろいろと書いてあったんです。 しかしそんなことが書いてあると知らなかった私は完全にお客様気分で、周囲のお母さん達、みんな何をそんなに用品をガサゴソしてんのかな? とのんびり眺めていたんです(おいおい)。 それがふと黒板を振り返ってみると… 書類が13枚入ってるか確認しろとか 名札とワッペンと連絡ファイルに名前と組を書けとか 後ろに掲示してある地図にシールを貼れとか そのシールをワッペンに貼れとか 名前が間違ってないか確認しろとか なんかいろいろとやらないといけないことがたくさんあって…わーーー!! 私1人ならすぐに済むことなのですが、次男がギャーギャー騒ぐし、夫は三男を連れて外にいってるし、狭い教室に人がいっぱい入ってるし気づくのが遅かったしで混乱してるうちに先生が教室に入ってこられて、「あと5分で体育館のほうに移動してください」と告げてきました。 えーーー!!! 私、いま、どれをやって、どれをやってないの? あと何をやればいいの? 明らかに出遅れている事にプチパニックです。 そもそも何が間違ってたのかって、教室に入ってくるのが遅かったんですよね(致命的) ■入学式当日の大失敗 いえ、学校自体には早くついてたんです。 でも、教室に入ってからこんなにやらなくちゃいけないことがあるって知らず、写真撮影しちゃってたんです!!! 正門のところに置いてある看板と一緒に撮る写真撮影!! 何で先に撮ることしか頭になかったんでしょうか。 正門にズラーーっと写真撮影の列が出来ていたので、流れに乗って並んじゃったんですよね。 この列に並んだせいで受付時間に遅れはしないものの、 教室に入るのが遅くなってしまって 出だしから遅れてしまいました。 式が終わってからだと下の子がグズグズになったり、着崩れていたりしてちゃんと撮れないかな? と予想して最初に撮影することにしたのですが、これが裏目に出てしまいました。まずは教室に入ればよかったです。 結局、ハッ!! と気がついた時には「体育館に行け」と言われていた時刻を3分過ぎていて教室には私1人!! 先生に声かけられてようやく気がついて、そそくさと体育館へ向かいました。 式典が終わり、また教室に帰ったら担任の先生のお話があるのですが、これもまたいろいろと覚えないといけないことがたくさんあって…。 幼稚園ではご丁寧に逐一イラスト入りのおたよりで教えてくれてたけれど、小学校では先生が口頭でやつきばやに諸々を説明していくもんだから頭に入れるのに必死です。 説明のスピード感に驚きました。 入学式は木曜日だったのですが、 月曜にはこの袋に何を入れて持ってきてその袋をどのようにしまうだとか 引き出しの左には何を入れて、右には何を入れるだとか 連絡帳の扱い方からおたよりはどうするのかだとか 名札を失くした場合、名札の扱い方、カッパのかけかた、おうちとの連絡手段、等々 口頭でバァァァァーーーーーっと伝達されるのでまったく何も分からない私は覚えるのに必死です。 ましてや下の子2人を見ながらなので集中して聞けず1人で来るより3倍あたふたしてました。 書類もたくさん配られるのですが、これがまた 小学校は提出期限は早い!! 幼稚園なら来週までに~~って配布されてから提出まで猶予があったりしたのですが、小学校では今日配って明日提出なんてものもたくさんあるんです! 早いーーーー!!! そんなこんなで要領分からない私はつくづく思いました。 「小学生をすでにお持ちの同じ小学校に通うお母さんがお友達にいればーーっ!!」 と。 当時、ママ友がいなかったわけではないですが、みんな違う小学校に行ってしまったし、先輩ママが1人もいなかったんです。先輩ママがいればよかったなぁぁぁぁと心から思いました。 ■入学前日からすでにてんやわんやだった 子ども達が寝てから明日さっそく持っていくものを準備しようとしたんですよ。 そしたら持ち物のところにさらっと 体操服・給食着 って書いてあるんです。 今日、入学式でもらったばかりの体操服と給食着なのですが、それをさっそく 次の日 持っていかなくてはいけないそうです。 そしてその体操服の間からハラリと舞い落ちたゼッケン…。 え。 ゼッケン…!? これは一体どこに付けたらいいんでしょうか??? 真ん中? 右胸左胸? 書類を見てみてもどこにもそんな説明書いていません。 時間は夜中だし、聞く相手もいないし、どこに貼ったらいいのかわかりません。 給食帽もどこに名前書くものなのか、自由にどこでも書いていいものなのか? マスクってこれどうしたらいいの? 普段なら気にしないような細かい所が気になってしまって、右往左往! 結局、体操服はわかんないから左胸に貼り付けて袋に忍ばせました。 違かったらはがそう。 翌日の準備もせめて日が昇っているうちに準備していれば学校に電話して聞けたんですけどね…。結果的に子ども達が寝てからゆっくりやろうと思ったのが間違いだったようです。 もちろん学校によっても違うでしょうが、提出期限が早いというのはどこも同じではないでしょうか。 はじめての入学式を控えているママさん。 私のような失敗をしないように、教室には早めに入り、持ち帰った書類や用品は家に帰ったら明るいうちに一度全部確認しておいたほうがよいと思います~~。 って当たり前か!!!(笑)
2019年03月29日子どもに怪我はつきものだと思ってるんです。 転ばないように石をどけてあげるより、転んですりむいて血が出たり、落っこちてタンコブのひとつでも作ったり、こうすれば怪我をしてしまうんだということを学んでいくこともひとつの経験だと思っています。 が! 子どもが怪我する瞬間って本っ…当にあっというまです。 怪我するぞするぞするぞ…ほらーー! というケースよりも、え!!! 今!? と驚くほどわずかな隙に怪我する事の方が多いように思います(経験上)。 親がそばにいてもほんの一瞬の隙をついて怪我をするんですよね。 ■次男の事件 次男が2歳の頃の話です。 私は長男(年長)の友達を数名引き連れて児童館に遊びに行っていました。 みんなで楽しく遊んで夕方になったのでさぁ帰ろうと、三男を最初に車のチャイルドシートに乗せていた時のことでした。 子どもたちは私のすぐ後ろで集まって車に乗り込むのを待っていたのですが、三男をチャイルドシートに乗せてるそのわずかな隙にそれは起こりました。 後ろから子どもたちの「わーーー!!! 次男が落ちたーー!!!」という叫び声が聞こえてきたのです。 何事かと思いつつも次男がこける、落ちる、泣く、そんなものは当時の私にとって日常茶飯事だったのでまたいつもの怪我かなと思って見に行きました。 すると… 次男がおでこを押さえて大号泣しているではないですか。 おいおいおい、このわずかな時間に一体何が起こったんだよーー。 さかのぼること1分前…。 車の背後は手すりのついたスロープになっていて、その手すりでお兄ちゃん達がぴょんぴょん弾んでいたんです。 そこに2歳の次男が加わったのですが、厄介なことにこの次男、自分もお兄ちゃんと同じ事が出来るんだと思ってるんですよね。 自分も5歳の身体能力があると思ってるんです。 何を思ったか手すりによじ登って前回りをしようとして、途中で手がはずれて顔面から地面に落ちちゃったらしいです…。お…おぉおおお…。 運悪く落ちた場所がコンクリだったため、私もさすがにこれはちょっとダメなんじゃないかなーーーと思いましたね。 おでこに手を当てながら号泣してたので最初はどうなってるのかよくわからなかったのですが、地面に血がボタっと落ちてるのを発見して、「あ、切れてるな」と確信しました。 おでこの手をどけてみると… ボタボタボターーーーーー!!! 見事な流血〜〜!!! ち。み。ど。ろ!! あーーあ。どうやらコンクリートの角に打ち付けたようです。 我が家今までに何度もヒヤっとする瞬間はありましたが、意外と流血するほどの怪我は誰もしたことがなかったんです。 次男のことだからいつか絶対そのうちやるだろうと思ってましたが、今回とうとうその時がやってきたようです。 いざその場に出くわした私の心境としては、意外と落ち着いていました(いつかくると思ってシミュレーションしてたからかな??)。 血を見るとたしかに一瞬ひるみはするのですが、テンパることはなく、まずは血の出所と傷の大きさを確認しました。 うん、大丈夫! ぱっくり切れてるとか骨まで見えてるということはなく傷口が少しだけ深くめり込んでるだけです! 児童館の人に何か押さえるものないですか?と言って、タオルをもらいおでこに巻いたら血もすぐ止まりました。 このぐらいなら病院に行かなくてもいいぐらいだと思うのですが、一応打った場所が大事な頭だし、ボタボタ流血もしたことだから急遽そのまま外科へ連れていきました。 まずはお友達を家に届け、一度自宅に戻って保険証等を取ってから向かいました。 しかし、頭にタオルを巻いて、顔面血まみれ、手のひら血みどろのわりと見た目的に大怪我な本人はというと… すっかりテンションダウンです(そらな)。 あれだけチョロチョロピーピーうるさい次男が終始無言でめっちゃ暗かったです(笑) そして弟の大出血事件を目の当たりにして、付き添いの兄もつられて神妙な面持ちになっていました(笑) 診察室に呼ばれ、看護師さんに促されるままベットに横になり、頭のタオルをはずして顔面に血を拭いてもらいました。 先生にも診てもらい「縫わなくても大丈夫!」とお墨付きも頂きまして。 「念のため、もし今晩急に意識が朦朧としはじめるようなことがあれば救急車を呼んで大きな病院に行ってください」と説明を受けました。 私:「こんな傷なのに結構大量に血出るもんなんですねー」 看護師さん:「頭は血管がいっぱいありますからねぇ」 この程度の傷でアレだけボタボタ出たんだから、縫うレベルだともっと流血しちゃうってことか…。なるほど。 おでこの怪我のため当日はお風呂禁止。血流が良くなって血が出やすくなるんだそうです。 翌日も軽くシャワーだけにしてシャンプーはまだしちゃダメ。おでこのばんそうこうは次に病院に来るまではずしちゃダメ。 ということで、次男のおでこ流血事件、この時はなんてことないただの傷だなぁと思って終わったのですが…。 実はですね。 この手の切り傷って、全然治らないんですね!! あれから5年経った今でも、次男のおでこにはくっきりと傷跡が残っています。 おでこの髪をどけると、傷跡が筋になってへこんでいます。 うちの場合は顔面に対する美意識がないので、おでこの傷は誰も気にしていませんが、顔に傷を残したくない!という場合は、いかに残さないようにケアしていくかにかかってるような気もします。 ちなみに余談ですが、私がいっっっちばん焦るのは、「喉に何かを詰まらせる」ことです。 これは焦りますよねーーー。お正月、4歳の三男が豚肉が詰まりかけてめちゃくちゃ焦りました。4歳でもまだ喉に詰めるんですよね …こればっかりはほんとサーーっと血の気が引きました。
2019年03月21日こんにちわ! 気ぜわしいですよね、3月4月って。って年中同じようなこと言ってる気がしますが(笑) 突然ですが、皆さんのストレス解消法って何ですか? 私の場合は、ブログを書いたり、コンビニスイーツを食べたり、イオンにお買い物に行ったりすることがストレス発散なのですが、 そもそもストレスを溜めないためにしていることがあるんです。 ストレスの感じ方は人それぞれですが、私の場合は 「頑張らないといけない人付き合い」 がストレスの要因なんですよね。 しんどいな~と思いながら誰かと会う時間を過ごすぐらいなら、1人で好きなように時間を使いたいんです(誰だってそうか)。 でも子どもがいると、周りの関係なんてどうだっていいわ、私は1人で生きるのよなんて言ってる場合じゃない時も多々ありますよね。 特に第一子のはじめての小さな社会デビュー。 長男が幼稚園に入園した頃には、私がお付き合いを頑張ることで、子どもの幼稚園生活がスムーズにいくような気がしていました。 お友達同士で帰り道同じ方向に歩いて帰っていたり、そのまま公園で遊んで帰るなんていう話を長男が小耳に挟んだら、当然長男も遊びにいきたがるんですよ。 でも、私は誰もお知合いがいなかったですし、既にママ友グループも出来ていたので割り込んでいく勇気もなく、長男に「また今度ね…」となだめながら帰るしかありませんでした。 私があそこのグループのママ達とお友達だったら長男に寂しい思いをさせなくてすむのに。私に仲のいいママ友がいれば放課後一緒に遊べるのに。 私のせいで長男の願いをかなえてあげられてないような気がしていました。 しかし、なかなか打ち解ける機会がなく、ママ友ゼロのまま1年が過ぎ、長男が年中になった7月です。 茶話会開催の連絡が来たんです。 ■ママ友ゼロだけど、長男のために保護者の集いへ この頃にはママ友作りへの期待はだいぶ薄れていて、ムリに作らなくてもいいやと開き直りつつあったのですが、やっぱり保護者の集りとなると肩に力が入ってしまいます。 もちろん、参加不参加は自由ですし、強制でもなんでもないのですが、せっかく保護者会役員さんが企画してくださったんですし、なにより長男もこの1年このクラスでお世話になるんだし参加するほうがいいと思ったんです。 席はくじ引きで決まってくじで引いたとおりの番号で座りました。ママ友ゼロ人間にとってはくじ引きはありがたいシステムです。 最初に役員さんから一言があり軽く自己紹介をしていくことになりました。 出た自己紹介…!! 保護者会あるあるぅ! 入園したてのときは子どものこと、兄弟のこと、お母さん自身のこと、最近のおもしろエピソード等みんな長々と自己紹介していましたが、年中になると「○○の母です。よろしくお願いします」といった簡潔な挨拶がほとんど。 「○○の母です。今年1年よろしくお願いします」 「○○の母です。よろしくお願いします」 「○○の母です。よろしくお願いします」 みなさん、揃えたように「よろしくお願いします」オンパレードが続きます。 が、途中から、陽気なお母さんが登場したことによって自己紹介が一転。 「好きな飲み物は、焼酎でっすっ!」やら、 「うちの子は○○くんのことが好きみたいですっ! キャッ!」やらだんだんと景気づいてきたお母さんたち。 いやーーーん!! 笑いのリレー発生しちゃった!!!!(さらに緊張!) 笑いがクスクス起きるなか、だんだんと私の番が近づいてきます!! ガクブルガクブル。 どどど…どないひょ。 なんか…おもしろエピソードってあったっけ? あぁぁ~~…長男のおもしろエピソード… おもしろエピソードー… えぇーと…えぇーと…いっそのこと…私も「よろしくお願いします」で終わらせようかな…。 ガクブルガクブル…。 しかし、ここで、よろしくお願いします、だけじゃぁ何も伝わらないしなぁー…。 意を決した私は思い切って、素直に胸のうちを明かしてみることにしました。 みんなが明るい自己紹介をする中めっちゃマジメな自己紹介しました。 「○○長男の母です。こちらに引っ越してきて、1年9ヶ月経ちました。引っ越してきてすぐに下の子が生まれて去年はバタバターっとあっという間に過ぎていってしまったんですが、いまだになかなか知り合いができなくって…。 子どもも、年齢があがるにつれて悩み事も増えてきましたが、なかなか身近に自分の子と同年齢の子を持つお友達もいないので分からないことも多くて…よかったら色々と相談に乗ってください」 真面目か!! 暗いわ!! 心配かけるわ!! でも今まで黙ってたせいで、なかなか私の本意が伝わらなかったんだから、正直に自分の思いを口に出すしかないと思ったんです。 もちろん一切笑いは起きなかったし、皆さんがどんな顔をしていたのかも覚えていません。 が、ちゃんと自分の思いをいえてよかったかなと思うことにしました。 その後気を使ってくださったのか同じテーブルのママが「どこから引っ越してきたの?」と声をかけてくださったり、会が終わったあとに役員さんが「ゆっくり話せた?」と聞いてくださったり、なんとかその会は平和に終わりました。 しかし結果的に言って、 その茶話会に出たからといってママ友はできませんでしたし、それがきっかけで仲良くなった方もいませんでした。 でもね? この時にひとつ気づいたことがあったんです。 この日、茶話会の会場に入ってみると、 す…すっくなーーーーー!! 参加者がすごく少なかったんです! 30人いるクラスのうち、参加したのは半分でしかも男の子のお母さん…たったの4人だったんです! 男の子のお母さんみんなどこへ行ったのぉ~~!!!! やっぱり年少さんのときは最初の顔合わせってこともあって、ほぼ全員集合したけれど、2年目となるとガクンと出席率落ちました。 でも、逆にいえば、そのぐらいのスタンスでいいんだって肩の荷が下りたんですよね。 参加してもしなくてもどっちでもいいものに、勝手に「参加しなくちゃ!」って勝手に息巻いてたのは私の方で、参加しなかったからといって誰にも責められないし、仲間はずれになるわけでもないんです。 「気心の知れたママ友」はとても心強いし、大切な存在ですが無理して作るものでもないし、頑張って参加しなければいけないママ会ならかえってストレスになるので、 参加しなくてもいいものは参加しなくていいや ってこの時割り切れました。 しかも、その1年後卒園する頃になって、あの時とても仲よさそうに見えたママ友グループが実はゴチャゴチャしていたというのを聞き、 人間関係って外側からは全然わからないもんだなと思い知りました。 「子どものために」無理して付き合うママ友付き合いでストレス溜めるって本末転倒 ですよね。 私、次男の時に「一度ぐらいはママらしいことをした方が子どもも喜ぶだろう」と勝手に思って、サークルに入ったのですが、毎週行くのが嫌で嫌で… いや、人間関係が嫌とかじゃなかったんです。 行きたくなかったんです(ただのグータラ)。 イヤイヤ行くのも苦痛だし、結果、サークルに入ったからといって次男が喜んだわけでもないですし、一体なんのための時間だったのか意味不明です。 というわけで私の場合、思考が「自分がどうしたいか」ではなくて「子どものために」になると苦痛になることが多いので、 「子どものために~~しなくちゃ!」という思考を捨てる ことにしました。 逆に自分が「こうしたい!」「会いたい!」と思った人・物に対してはものすごい行動力で行動します。 あ、PTAとか1人1回必ずしないといけないものに関してはちゃんとやりますよ? でも、子どものために~~とひとりよがりで頑張ってイライラしてるって子どもからしてもいい迷惑だと思うんですよね。 だから 「子どもの」じゃなくて「私が」やりたいかどうか で判断するようにしたらすっごく楽になりました! 現状、三男の幼稚園ではママランチ会や飲み会は全く参加していませんが、今のところ不便は生じていません。 もちろんそういうのが楽しい人はどんどん参加したらいいと思いますし、ママ友たくさん作りたい方を否定する気もさらさらありません。 誰とどこまで付き合うか、そのキャパシティーも人それぞれ。 私は私の器で人付き合いをしていきたいと思います。 それが私のストレスを溜めないコツです! 【お知らせ】 第112話 の記事下アンケート「Q. 夫に理解してほしいこと、変わってほしいことがあれば教えてください 」のアンケート結果はこちら↓ ≫ 「“よき妻・よき母”仮面を外すけど、夫は妻の価値観が変わったこと理解して!」
2019年03月15日2人目が生まれたら、まずは上の子を優先にしましょうってよく聞くけれど、そうはいっても下の子だって同じように大切にしてあげたいんですよね。 下の子は生まれてから常に上の子のペースで動かざるを得ません。 我が家は次男が生後半年の頃に長男が幼稚園に入園したので、まだ寝ているのに朝のバスの時間が来てしまったり、ぐっすりお昼寝してるのにお迎えの時間が来てしまったりなどでなかなか生活リズムが噛み合いませんでした。 寝ていようがグズっていようが、なんだって長男のペースで動かざるを得ないんです。 個人的にぐっすり寝て時にお迎えに連れていくのが辛かったですねぇ。 ベビーカーにうつしても、抱っこ紐で抱っこしても起きてしまう事が多く、ゆっくり寝かせてあげたいなぁと常々思っていました。 長男が赤ちゃんの頃はすべて長男のペースで1日が過ぎていっていたのに、次男の場合は二の次なんですよね。下の子の宿命だと思います。 そうして幼稚園に通い続けること数か月。もうすぐ入園して1年が経とうとしていた頃です。次男も1歳半前になっていました。 長男も幼稚園生活にすっかり慣れてきたので、初めて幼稚園の延長保育を利用してみることにしたんです。 (以下、当時の記録をもとに書いています) ■次男と2人っきりの時間を作ってみた いつもは14時にお迎えに行かないといけないけれど、ちょうどこの時間帯って次男のお昼寝の時間なんですよね。 延長保育をお願いすれば17時まで預かってもらえるので、今日は次男にゆっくり昼寝をさせてあげて、 1日次男のペースで生活してあげよう! と思ったんです。 午前中はお友達を呼んで、おうちで遊んで、お昼からは昼寝。 お昼寝が終わったら公園で次男と2人で遊んで、そこから幼稚園にお迎えに行きました。 こうして次男と2人っきりで1日過ごしてみると、平和で癒されました。 長男に言うと彼の性格からしてヤキモチを焼きそうなので、長男が幼稚園に行ってる間に何をするつもりなのかは黙っておいて、「今日は幼稚園でたっぷり遊んできていいよ!」といって送り出しました。 そして夕方長男をお迎えに行くと、どうやらめちゃくちゃ楽しそうに遊んでいたらしく、お友達と2人でキャタピラーで追いかけごっこをしていたんですって。 声かすれてましたからね。よっぽどキャーキャー言ってたんでしょうね(ほっこり)。 そして家に帰ってきたのですが、 部屋に入るなり異変に気付かれてしまいました (え、なんで!!)。 ■長男、刑事ばりの質問攻め! はっ!! やばい見つかってしまった!!!! 彼が見つけたものは、 次男とお友達に飲ませた、 某人気キャラクターのジュースの紙パックーーー!! しまったーーーー!!! 捨て忘れていました(おいおい)!! ここから刑事ばりの追求が始まります。 長男:「これ…誰が飲んだやつ?」 疑問に思ったことはとことん聞きまくる長男。 見慣れないジュースの空き箱をスルーするわけがありません。 えぇーーーっと… 私:「さきちゃんが飲んだやつ」 長男:「…たちちゃんって誰??」 でーーすーーよーーーねーーーー!! そうなりますよねーーー!! さきちゃんが誰なのかをほぼ知らない長男。 私:「あのー…ほら、前に紅葉まんじゅう届けに行ったおうちの子。その子が今日、うちに来てたんだよ」 ちゅ:「…なんで?」 なんでって…。 私:「次男と遊びたかったからだよ」 ちゅ:「え、いちゅ?」 時間の確認まで…。 私:「朝9時から12時までです」 長男:「…なにちてたん?」 ひぃぃーーーーーー!!(笑) ちょとちょとちょとーーーー! むっちゃ聞くやんかーーーー!!! 私:「次男と一緒に遊んでました」 ちゅ:「……え?? 取り合いちてた?」 え!? その心配!?(笑) 弟が誰かと一緒に遊んだ事実を確認した直後に出てきたのが、その疑問!!(笑) ははは…はい!!(笑) ガッツリ取り合いしていました!!(笑) ちゅ:「で…なんで、もうこのジュース、ないん?」 やっぱり聞かれるよねーーー!! しまった! もうこのジュースなくなってしまったんです!! 同じものを買っておくべきでした!! どうしよう。 あのジュースがないと知ると、めちゃくちゃややこしくなるんじゃないかな…。 ママ:「え…もう全部飲んじゃったよ(ヒヤヒヤ)」 ちゅ:「…ボクも飲みたい」 ひひ…ひぃーーー…。 どうか炎上しませんように。 ガクブルガクブル。 私:「長男には、リンゴジュースがあるから。ね? ね??」 長男:「じゃぁ、りんどじゅーちゅ。」 ホッ!! 地雷踏まずに済みましたぁぁ!! 長男が幼稚園に行ってる間に私たちが何をしてたかを、ありのまま話すべきかいまいち決めかねてる私。 正直に話すと「ボクもあとびたたったーーー!」 とか言われるかもしれないし… 「今日、なにしてたの?」と聞かれると内心ヒヤヒヤしてるママなのでした。 年月を経てもいまだに状況はさして変わっておらず。 三男に幼稚園帰りにおやつを買っていることは上の2人(特に次男)には内緒にしているのでした。
2019年03月08日子どもが小さいうちに大変だった事を挙げると色々あるのですが、その中でも 「何をするにも時間がかかる」 これが地味にじわじわとストレスをもたらすんですよね。 特に次男が生まれた年、長男3歳・次男0歳のころは身動き取りにくかった記憶があります。 自分1人なら10分で行って帰ってこれるところが子ども2人連れていると30分以上かかるんですよね。 そもそも家を出るだけでも戦争です。 次男が生まれるまでは長男に対してゆったりとした気持ちで待てていたのに、次男が生まれると時間的にも限界があるし、気持ちの余裕もなくなってくるんですよね。 本当はもっとゆっくり待ちたい気持ちはあるし、優しいお母さんでいたいのに、どうしてもイライラしてしまって… この頃はしょっちゅう夜な夜な落ち込んでいました。 その中でもひとつ、今でも覚えているエピソードがあるので、過去の記録を掘り起こして書いていきたいと思います。 長男3歳、次男0歳の頃のお話です。 ■なかなか言うことを聞いてくれない長男 今年は「怒らない育児」を目標としていたのにさっそくやってしまいました…。 なぜあんなに頭に血がのぼったのか、1日が終わり夜になった今では分かりませんが、後から考えたら些細な事なのにその時はイライラが抑えられなかった。たいていそんな事の繰り返しです。 今日は月曜日。 月曜日にしかやっていない保健センターの体重測定に次男の体重をはかりに行きたかったんですよね。 15時までしかやってないから、そろそろ行かなくては…と思って家をでようとした14時。 そしたら長男が昨日に引き続き今日も「いたない(いかない)!」とか言い出すんです。 あーーー…またか…。 ブーたれる息子をあの手この手で説得してなんとか車に乗り込んだもののいざ保健センターに着いたら、「たーーえーーーる! たーーえーーーる!」の帰るコール。 なんで行きたくないの?? 長男:「だってー、じかんかかるから!」 時間なんてかかんないってば。 すぐに終わるから。 長男:「たーーーえーーーる! たーーーえーーる!」 じゃぁ、車で待っとく!? 「たーーーえーーーる! たーーーえーーーる!」×30回。 車から先に下りて保健センターの中に入るフリをしたらなんだかんだでついて来るかな? と思って、先に車から降りてみたものの、大泣き号泣大音量の雄たけびで、 「たーーーーえーーーーるーーーー!!!! たーーーえーーるーー!!」」 帰るの一点張りで絶対に車から降りてくれません。 あーーーー…もうっ! この押し問答してる時間がもったいない! パッと行けばすぐ終わることなのに!! プチッ。 どごごごごご…… どっかーーーーーーーん!!!(噴火) いい加減にしてーーー! 昨日からギャーギャー文句ばっかり! ワガママ言うのもたいがいにしなさいっ! この時点でも私の血管は3本は切れていました。 般若のような顔をして、角をはやし、頭から湯気まで噴いて怒り狂っておりました。 でも長男、本当にしつこくて。 あんまりにも帰る帰ると言い張り、意地でも車から降りてくれないのでどうすることも出来ず渋々家に帰ることになりました…。 「下の子が生まれたら、まずは上の子をなによりも優先しなさい」と言われてきたけれど、 上の子の気持ちを優先する事と日常生活を送る事はまた別なんですよね。 上の子も大事にしたいのはしたいけれど、下の子だってずっと泣かせっぱなしは気が焦りますし(2人目の余裕はありますが、やはり泣かれると焦ります)、写真や発育の記録を取ってもどうしても上の子より少なくなりがちです。 私からしたらどちらも大事な息子なので出来るだけ平等にしてあげたいと思うものの、小さい長男の相手をしながらの次男のお世話は本当に思うように進まない事が多くて。 この日はただでさえ少ない次男の発育記録をどうしても取りたかったんです。 長男がいるとどうしても行けなくて(平日の15時からなんですよね)。 たったこれだけの事がスムーズにいかないことにものすごく悲しくなってきて、「もう!! おうちで1人で待ってなさい!!」とめちゃくちゃ怒ってしまいました。 長男:「いーーやーー。ママもーー!」 もーーー、ワガママばっかり! 長男:「たーえーる! たーえーる!」 あれ嫌これ嫌って!! たまには我慢して付き合ってよーーー!! 怒怒怒。 もはや「怒る」とか「叱る」ってもんじゃなくって 完全にキレていました…。 マンションの駐車場まで戻ってきたところで、 「やっぱりいちゅ。泣」 かーーーー!! でた! 「やっぱり行く」発言!! どうせ行くって言うんやったら最初っからおとなしくついてきてよー! どごごごご…… どっかーーーーーーん! バリバリーー! ってことでさらに血管追加で2本切らしながら、もう一度保健センターへ舞い戻りまして、プンプンキレる母親となんで怒られてるのかイマイチわかっていない息子、なんとかギリギリで体重測定に滑り込みました。 はーーーー…。 どっこいしょ。。 ここにたどりつくまでにすったもんだがあったけど、無事次男の計測を済ませてもらいまして…。 ピピピ。 はい、6925グラム。 よしよし、増えてるね! ……たったこれだけのために。 たった、この10分のために…… なぜあんなにモメたのか。 朝は平和だったんですよ? 午前中は地区の公民館で開かれていた「おひなまつり」と称した育児サロンに行き、とっても楽しい紙芝居やら手遊びやらを見せてもらってとても和やかだったんです。 それなのに…… それなのに…… まさか次男の体重測定でもめることになるとは。 そして、毎度のことながら、こうして振り返ってみると、 なんってしょうもないことでキレてしまったのかと反省しました。 ■なぜこんなに怒ってしまうのか…後悔する日々 一体何回同じことをやっているのか自分よ。 「いく」「いかない」なんていつもの事じゃないの。 だいたい体重測定なんて長男からしたら面白くないことなんだし、どうしても今日絶対に行かないといけないものでもないんだから、もっと長男の思いを汲んでやってもよかったんじゃないか。 子どもは親の所有物じゃない。 親が行きたいと思うところに子どもは行きたくないと思うことだってあって当然のこと。 子どもには子どもなりの思いがあるのだから…。 後になったらいつも思うのに。 分かっているのに… どうしてあの時の自分は感情を抑えられなかったんでしょう。 彼よりも10倍も長く生きてるというのに…。 こんな1メートルにも満たない小さな生き物に本気で腹を立ててしまうなんて… 疲れてたのかな。 ホルモンバランス崩れてるのかな。 あぁ、いっそホルモンのせいにしてやりたいです。 ■当時の私と同じように悩むママたちに伝えたいこと はい!! 今の私から一言。 めーーーーちゃくちゃよく頑張ってますね! 私! 1日中未修園の子どもを2人見るってすごく大変です。 何をするにも時間がかかるし、スムーズにいかないし、アクシデントは起こるし二言目には「やだ」だし。 そんな中で朝からあちこち遊びに連れていって、よく頑張っていたと思います。 事象だけを見れば些細なことだけれど、日頃小さなつまづきが重なりあって爆発したんだと思います。 だから今同じように些細な事で怒ってしまうことに落ち込んでいるママ達。 あなたの器が小さいわけではないです。 誰にでも同じように葛藤する時期があると思います。 優しそうに見えるあのママも、たくましそうに見えるそこのママだって同じような気持ちを抱えていると思います。 切り替えてはうまくいかないという毎日を続けていくかもしれませんが、その繰り返しをしていくうちにいずれ状況が少しずつ変わっていきます。 あまり自分を責めすぎず、 責めている時間があればサクッと眠って明日に備えてください。 フレフレー! 【お知らせ】 第109話 の記事下アンケート「Q1. 断乳・卒乳時、苦労をしましたか?」のアンケート結果はこちら↓ ≫ 「“授乳はつらかったけど大好きな時間だった”そう語るママたちの断乳・卒乳」
2019年03月01日ウーマンエキサイト読者のみなさんこんにちは。ちゅいママです。 【前回のお話】 もともと専業主婦だった私は一念発起して働き始めたものの、なかなか夫に協力してもらえず、ある日とうとうハムの箱がきっかけで大爆発したのでした。 「共働きなのに家事も子守もしない夫。結婚9年目で私が初めてブチギレた日!」 さて、数年ぶりに当時の事を思い出してみたら、夫のあまりのダメっぷりにイライラしてきた私ですが、せっかくなので同じ記事を夫にも読んでもらい、当時の自分について聞いてみました。 あの頃の自分を今見てみてどう思いますか?? 夫:「クズだなとは思うけれど、だからといって当時の自分は否定するつもりはない」 おっと!? あくまで当時の自分はアレでしょうがなかったという主張でよろしいでしょうか。 夫:「そう」 (チッ!! ちょっと「あの頃はごめんね」という反省の言葉を聞けるかなと思ったけれどそうはなりませんでしたわ) どうして仕事から帰ってきた妻が隣で必死にご飯作って食べさせてとてんてこまいになってるのに、自分はこれみよがしにソファに寝転がっていられたのでしょうか?? 夫:「それは単純に、面倒臭い事をやりたくなかっただけ」 え。ひどくないですか!? 子どもかよ。 夫:「ひどいという感覚もなかった。俺は 最低限のことをしていればいい と思っていたし、必要以上に尽くそうとか、期待に応えようという気持ちもなかった」 隣で必死に動いてる妻がいるのに??? 夫:「だって仕事を始めたいって言い出したのも自分だし、子ども3人目が欲しいって言い出したのも自分でしょ。家事も育児も今まで通り頑張るっていう条件のもとで始めたんだから、 俺は俺のスタンスを崩す必要はない と思っていた」 カーーーーッ!!!! たしかに理論上はそうなのかもしれないけれど、夫婦として家族としてあまりにも思いやりにかけるのではないでしょうかーー!! 夫:「単純に当時は 妻の仕事への理解がなかった んだと思う」 と言うのは?? 夫:「働きたいなら勝手に働いていいけれど オレの仕事の負担を増やすな 、といった感じ」 なるほど。 それは肌でひしひしと感じていました。 家計を助けるために働きに出るというパターンよりかは、 自分が子育て以外に打ち込めるものが欲しい と思って始めた仕事なので、仕事=余計な物として捉えていたのでしょうね。 では、一体何をきっかけにして夫の意識が変わってきたのでしょうか。 ■夫の意識が変わったきっかけ 夫:「これといった大きなきっかけはなかったけれど、しいて言うなら 妻の仕事が端で見ていて面白いから応援したくなった ということかな」 へーーー!! そうだったんですね。 実は当時は赤ちゃんの写真撮影業をやっていたのですが、夫の転勤を機に撮影業はやめて、今のライター業に舵を切りました。 家にいる時間は以前より増えましたし、体力的な負担も軽減されたのですが、反比例するように夫がすごく家事も育児も率先して協力してくれるようになったのです。 現状に至るまでには何度も何度も話し合いを重ねて、 私の仕事についての相談を夫に持ち掛けるようにして、私がどういう仕事をしているのかを夫が把握できるように心がけました。 もちろん最初からうまくいったわけではありません。 例えば子どもが体調不良になった時などは、最初の頃は夫が仕事を休むという選択肢は全くありませんでした。 仕事を休めるかどうかを聞くことすら許されない雰囲気で、私1人が仕事をキャンセルするか、必死に病児保育の手配をしてから仕事に行くといった状況だったのですが、 妻1人が何もかも手配するのは実際しんどいし、夫も仕事が休めないのはわかりますが、 それと同じぐらい私だって仕事を飛ばしたくはないということを何度も話し合った 結果、今では2人平等に対策を考えるようになりました。 夫の方が相手がある仕事なので急に休むということは難しいのは難しいですが、逆に事前に申請をすればきちんと有給が取れるので、事前に相談して私が平日出張する時などには、夫が当たり前のように仕事を休んでくれるようになりました。 私、今だから思うんですけれど、 仕事をしていなくても、平日に夫に家のことや子どものことをすべて任せてみればよかったな と思っています。 実はこないだ平日まるまる夫に子守をお願いしたんですよ。 私が東京へ泊りで行かないといけない用事があったので、夫に夜~翌々日の朝まで1人で母親業をしてもらったんです。 平日の朝なので、夫、3人目にして初めて子どものお弁当をはじめて作りました(三男に何を入れたらいいか聞きながら全部冷凍食品で乗り切ったようです(笑))。 幼稚園の登園グッズもはじめて1人で用意して、幼稚園に送り届けた後には一度家に帰って掃除と洗濯をし、そこから電気屋へ行って家電の価格交渉をし、一度家に帰ってきて慌てて昼食を食べたらもうお迎えの時間だったようで。 夫:「すごく忙しかった…」 と嘆いていました(笑) そーーーなんです!! 意外とお母さんって忙しいんです。 昔、子どもが幼稚園に入る前には「子どもが幼稚園行ってる間、何するの?? 暇でしょ??」とか言ってたんですよ、夫。 実はこのセリフ悪気なく吐くご主人が結構存在するんじゃないかな? と思います。 経験してみたら分かると思いますが、意外と暇ではないんです。 あっという間ですよ。 以前は夫に子守をお願いするときは、晩御飯を前の日に用意しておいたり、掃除や洗濯はしなくてもいいよ、と気をつかっていたりしたのですが、 私、もうやめました!! 晩ご飯も洗濯も掃除も、ぜーーーーーんぶやっといて!! 私無理だからーーーー!! 夫に家事育児をお願いするのに 私がお膳立てするのおかしいなと思って!! 晩ご飯も準備せずに出かけたら、夫、頑張って素麺を茹でたそうです。 素麺を茹でても茹でても子どもたちがおかわりというので、途中でめんつゆが切れて急いで買いに走ったそうです(笑) お野菜は何もなし、ひたすら素麺だけを男4人で食べたそうなのですが、たまにはいいや! 冬の素麺ディナー、さぞかしおいしかったことでしょう! と東京で1人笑っておりました。 こうして経験してみて分かることが夫にも妻にも多いのなら、仕事をしていてもしてなくても、思い切って子どもたちを夫に預けて1泊2日でもしてくればよかったな! と今になって思うのでした。 当時の夫がそれを許してくれたかどうかはわかりませんが、 私1人で「もう無理ーーー!! 助けてーーーー!」と もっと早くに白旗をあげれば、もっと早くうまく回っていたのかもしれない と思います。 【お知らせ】 第108話 の記事下アンケート「Q. 1歳半健診でのエピソードやご意見をお聞かせください 」のアンケート結果はこちら↓ ≫ 「1歳半健診はモヤモヤ体験が多い? 成長を確認するためとわかっていても…」
2019年02月14日ウーマンエキサイト読者のみなさん、こんにちは! 今年の節分は日曜日でしたね。 皆さんのおうちにもこわ~~い鬼がやってきてお子ちゃまはパニーックでしたか(笑)?? うっふっふっふ。かわいいですよね。 我が家は今年は神社の節分祭に出向いて餅まきに参加してきました! さて、今日は私が鬼になった日の話を書きたいと思います。 ちなみに節分の話ではありません。結婚して9年。私が初めて夫にブチ切れて言い返した日の話です。 この頃の夫婦の関係に比べると今はかなり平等になって、家事も育児も率先してフォローしてくれる夫にかわりました。 どのようにして変わって行ったのかはあいまいなのですが、私の中ではこの日がひとつの突破口だったような気がします。 そのあたりを含めて2話に渡って書いていきたいと思っています。 ■私が仕事をスタートさせたころ… 私と夫は同じ年齢です。 結婚したら私は専業主婦になりたいと思っていましたし、夫も妻には専業主婦でいてほしいというタイプだったので当初はお互いの価値観が合っていました。 そして専業主婦&子ども3人を出産して過ごすこと8年。 三男が1歳になった頃に、急に自営業を始めたくなったのです。 働き始めるのは子どもが中学生になってからかな? とか思っていたので、まさか三男が1歳で仕事を始めるとは夫も私も予想していませんでした。 ですが、自分も30代に突入して念願の3人目を出産したと同時に、 自分の人生が子育て一色で終わってしまってもいいのかな? という疑問も湧いてくるようになったのです。 子育ても大事な仕事だけれど、子どもの事だけを見つめて暮らす生活に少し疲れてきて、子育て以外で自分自身が打ち込めるものが欲しくなったのです。 そう思った時が始め時ということで、見切り発車感は否めませんでしたが思い切って仕事をスタートさせました。 そして1年経った頃、とある喧嘩が勃発したのです。 ■ついに喧嘩が勃発! この日は土曜日でした。私は仕事が入っていたので夫に子ども3人の子守を頼んでありました。 休みの日に子どもを預けられることを、夫がよくは思っていないということを知っていたので、預けるこちらとしてもすごく気を使っていたのですが、前日になって夫から「足にバイキンが入って腫れてしまいろくに歩けない」とかいう報告が入りました。 (いや、正直心の中では、なんでこのタイミングやねん…! ほんまに歩かれへんくらい足痛いん!? 仮病ちゃうん!? とか思いましたよ(笑)) でも足が痛かろうが、体自体は元気なんだから、と約束通り子ども3人を夫に託して私は仕事へ向かいました。 そして仕事を終え家に帰ろうとしたのですが、本来であれば17時には帰れるはずが予定してた時間よりすっかり遅くなってしまい、結局家に着いたのは18時でした。 帰りの道中では家に帰ってからの段取りや、夫と留守番している子どもたちのことで頭いっぱいです。 夫の機嫌も悪くなってるんじゃないかとか、さらにこの日は帰ってから花火大会に行く予定にしていたので、尚更気が焦っていました。 しかし、息をきらして家に着いてみるとどうでしょう。 散らかった部屋に、放たれた3兄弟。 そしてソファで寝ている夫。 ドォォオオオオーーン。 ただいまっ…え…もしかして、 ずっとそこで寝てたの??? 子どもたち:「パパ、1日中そこで寝てた」 え……。 夫:「だって足が痛いんだからしょうがないじゃないか」 え…。 女性の皆さんならこの時の私の気持ちが手に取るように分かってくれると思います。 いくら不本意な子守とはいえ、妻が仕事に行っている間せめて子どもの相手ぐらいはしてくれてもいいと思いません!? 仮に私が足の爪が痛くたって、歯を食いしばって歩きますよ。 それがどうでしょう。 家の中は散らかり放題。 乾いてる洗濯物はそのまま。 …はぁ…。正直悲しかったですよ。 いえ、百歩譲って家事は別にいいんです。 1日中家の中で漫然とほったらかしにされていた3人の子どもたちが気の毒でぐっと歯を食いしばりました。 しかし、 働きたいと言い出したのもこの私。 別に今働かなくてもいいんじゃないかと夫が思っていることも分かるのであまり強くは出れず、今日1日子どもたちが安全に過ごせてただけでオッケーと思うしかないと自分に言い聞かせて、夫には苦言も呈しませんでした。 そして玄関を開けた瞬間から飛びついてくる3人の子どもたちの相手をしながら晩ご飯を作り、食べさせ、喧嘩を仲裁し、子どもたちの話に耳を傾け、文字通りてんてこまいですよ。 その間夫は何をしていたのかというと… ソファに寝転んでくつろいでたんですよ!! 一歩も動きません。 まるで「オレの任務は終わった」とでも言いたいかのように。 任務もなにも日中からずっとそこに寝てたのにですよ!? 端で必死になってる私の姿が確実に視界に入っているのに、何ひとつ手伝ってくれないなんて…ひどい!! でも…でもでもでも…と必死に自分に言い聞かせ、子守り苦手な夫が1日面倒みたんだから仕方がないかと思って耐えました。 がしかし、ご飯食べさせ終えて、後片付けをしはじた頃にようやく起き上がって夫が台所にやってきました。 そしてハムの空き箱を見つけてきました。 「これ、なに?」って聞くから、「実家から送ってきたハム」って答えたんですよ。 そしたらそれが気に食わなかったみたいで、そこからいつもの説教モードに突入してしまったのです。 夫の怒りポイントは以下3つです。 ハムが届いたことを知らされてなかった。 俺だって食べたかった。 てか、そもそも届いたってこと報告してないってこと自体俺に対して失礼だろ! たとえ嫁の実家からであろうが、俺の実家からであろうが、届いたよってことぐらい報告するべきだろ! 俺に対して失礼だーーー!!!!と、大変お怒りでして、、。 これ、妻側と夫側では意見が割れると思うのですが、私からしたら別に隠してたわけじゃなくて、普通に言うの忘れてただけで、そもそも平日は帰ってくるの遅いし、ろくに顔も会わさないし家でご飯も食べないし出す機会もなかったんですよね。 黙って食べてやろうって思ってなんかなくて、ほんと、普通に忘れてただけだったんですよ! でも、夫からしたら知らない間にハム届いてて、知らない間に全部食べられていて、せめてひと言ぐらい報告があってもよかったのにという主張で…。 今までだったら私はひたすら黙って聞いてたはずなのですが、この日はもうさすがに我慢できませんでした。 結婚9年で初めて。 ついにキレました。 私だって毎日一生懸命生きてるんだよ! それが仕事から帰ってきたら、あに!? 晩ごはんを食べさせるのも1人でやって、やれ洗濯物が畳めてないだとかほったらかしだとか、あげくにはハムひとつでごっちゃごっちゃごっちゃごっちゃ説教され、しまいには俺に失礼だとか言われて、 はぁ!? じゃあ、あなたは私に対して失礼なこと一切してないわけぇぇぇぇ!!!!? キレましたぁぁぁぁぁーーー!!!! パンパカパーーーン!!!! 夫も平静を装っていましたが、私が爆ギレしてきたので面食らってる風でした。 こうして言い返せるようになった事自体大進歩なんです。 今までは自分の中のどこかで外で夫が働いてくれてるおかげで私は専業主婦として生活できてるんだから夫の言うことには従わないと、っていう意識がどこかにあったんだろうけど、自分自身も働き始めたことによって少し言い返せる自信がついたんだと思います。 あ、本人の名誉のために言っておきますが夫から直接そんな風にしろって言われたことは一度もありません。私が勝手に思ってただけ。 ですが、口では言わないけれどそう感じさせられるような態度はよくとっていました。 反逆し始めた私に対して夫は、私がキレてるポイントと夫がキレてるポイントが違うってことを主張していていました。 いや、それは分かってますて。ハムこときでごちゃごちゃ言ってるんじゃなくて俺に対して失礼やろってことで怒ってるんですよね?? でもさ、よく考えてみて? じゃああなたのその態度は私に対して失礼じゃないの?? 私、あなたが仕事から帰ってきたら、これみよがしにソファーでくつろいで「私、1日子守りしたんだから後はあなたが全部やってよね!?」みたいな態度とったことあります!? ないですよね? 私だってソファーで横になりたいよ! 休憩したいよ! 色々と家の事が回ってないのも申し訳ないよ!! でーーもーーーさーーーー!!!! 私が失礼なんだったら、 あなたもだいぶ失礼!!!! くわーーーーーっ!!!! そして険悪な雰囲気のままお互いそっぽ向いて花火大会へーー。 しかし子はかすがいとはこのこと。喧嘩しても子どもとは喋りますし、パパもママも一緒にいかないと子どもが悲しむから一緒に行動せざるをえません。 花火会場に着いたらもうお互いケロっとしてて、お互いの言い分を言い合ったらそれでサクっと終了しました。 ほんと、心底思うけど この人と暮らせるのは私しかいないと思うと同時に、よくここから今の関係まで持ってこれたな… と今あらためて思いました(笑) さて次回は実際、 夫はどのように思っていたのか、そしてどのようにして変わっていったのか を書いていけたらと思います。 つづく。 【お知らせ】 第107話 の記事下アンケート「Q. 育児について『過去の自分に言いたいこと』を教えてください。」のアンケート結果はこちら↓ ≫ 「今、育児がつらいママへ「あなたががんばったから、10年後のこの子がある」」
2019年02月07日今回は、現在10歳になった長男が、3歳の頃のお話です。 今の様子からしたら考えられないほどややこしかったですね~。思えばこの頃から自分の好きなものへの要求はしつこかったような気がします。 食べる事が大好きだったのでよく食べ物でモメた記憶が残っていますが、この日もやっぱり…食べ物でモメてました!(笑) ■泣き虫長男がかなりややこしい この週末は夫がお腹を壊してずっと寝てたので、夫が出張で不在なのと同じような週末を送っていました。 私少々疲れております。 昨夜はついに私までもがおなかの調子が壊れてきたので、もしや!? と怯えながら寝ましたが、なんとか持ち直した様子です。 家族の中で一番倒れちゃ困るのは夫でも息子でもなく間違いなくこの私です。おちおち寝込んでなんかいられません。 週明けに疲れてるのは病魔だけではなく 大半は長男のせいです。 泣き虫の長男(3)が昨日はいつもにも増してややこしかったんですよね。 泣き虫毛虫とキーキー虫と、コンチキ虫と…本当にお腹の中に何か虫でも潜んでるんじゃないかと思うほど。 まず朝から何を泣いたかといいますと、朝食の時に 長男:「ひちゃちぶりにー、なだいウィンナーたべたーーい」 って言い出したのがことの始まりです。 え? 久しぶりに長いウィンナーが食べたい? そんなのないよ。って、返事したらいきなり火がついちゃって… 「ひ~ちゃ~ちぶりのものがたべた~い~!!」 「ひちゃちぶりのものがた~べ~た~い!!」 「ひちゃちぶりのものがたべたいーーー!!泣」 「ひちゃちぶりのものがたーーべーーたーーいーーー! 泣」 ×100 feat.号泣 い、いや…久しぶりの物が食べたいって言われましても(笑) なによ久しぶりの物って…。 「うめーぼーちーたべたーーいーーーー!!」 今度はいきなり要求が変わりました。 え、梅干? 梅干も、今ないわ…。 また買っとくねーって答えたのに、 「ひーーちゃーーちぶりのものがーーたーーべーーたーーいーーー!!」 また振り出しに戻ったぁぁぁーーー! だから久しぶりの物ってなんだよぉ~~~!! あ、パンにジャム塗ってジャムパンにしてあげようか? 「いやー!」 卵焼こうか? 「いやーー!」 チーズ、あるよ? 「いやーーー! ひーーーちゃーーちーーぶりのものがたーーべーーたーーいーーー!!」 も~~~~~!!!! なんだよっ!! いくら泣いても、ないもんはないんだからしょうがないでしょーー! もういい! 泣いてなさいっ!! ということで久しぶりのものを求めて号泣する息子は置いといて、自分の朝ごはんを用意。 ひたすら心の中で「真剣に聞いてはダメ。真剣に聞いてはダメダメ」 と唱えて本気で相手にしないように心がけます。 相手はまだ3歳…とりあえずイチャモンがつけたいだけなんだ…(自分に言い聞かす) そして長男は散々ゴネた後いきなり、 「チージュたべるー」 「ちゅんたんも、たまどたべるー」 と言い出し、先ほどあれだけ拒否したチーズと卵を結局食べると言い出して、久しぶりのものが食べたい戦争は終わりました。 トホホ…朝からどっと疲れた…。 しかし、戦争が終わったと思ったら第2次親子間戦争勃発。 次男におっぱいをあげていたので、長男に自分で着替えをもってこさせようとしたらクローゼットの部屋から、 「パーーンチュがな~い~ーーー!! 号泣!」 「パーーンチューーがなーーーいーーー! うぉぉーーーーん! 号泣」 と、パンツを求めて泣き叫ぶ声が聞こえてきます。 また泣くんかぁー! 久しぶりのものが食べたくて泣いた次にはパンツがなくて泣き始めましたぁぁぁ!! もーーー! そんなことで泣かないのっ! 泣かずにパンツがないから探してほしいって言えばいいんでしょ? ったく、もーー! てゆーか、いつものとこに入っとるやないかーーい! おっと私もとうとうイライラしてきましたよ…。落ち着け…落ち着け私…。 無事にパンツをお履きになられたご長男。 パンツないない事件の次はこれで泣きました↓ 一体なんだと思いますか?? 答えは 「キーボードの音量が予想外に大きくて、ビックリして泣いた」 …です。 キーボードの自動演奏の音楽をつけたらボリュームが最大になっていたため、いきなりダダダダダ!!♪ て音楽が始まってしまって驚いたようです。 ビックリしたのは分かるけどそんなことで泣くんじゃないわよっ! 自分で音量マックスにしたんでしょうよ! キーボードにビビッてさっさと退散し次に始めた切り紙。 そしたら、お次は紙が思った以上に切れてしまい、 「やぶれたったーーーー!」 「きーーーーー! 号泣!」 「やぶれたったーーー!! ぎぃぃーーーー号泣!」 うぉーーーーん!! 大号泣…。 どんだけ泣くねーーん! 後ろからテープ張ったら、くっつくでしょ!? ほら、テープ持っといて。はい、なおったよ。 「…ひっく…ひっ…ひっく……」 …ったくもう! 泣かずに「破れちゃったから直して」って言えばいいだけでしょう? まだまだグズグズは止まりません。 切り紙の次はトーマスのせいで泣きました。 トーマスの数字クイズの正解がわからなくて泣きました。 正確に言うと、自分で考えて出した答えが間違っていて悔しくて泣くというパターンではなく、正解がどれなのか、両親が先に教えてくれないから泣いてるんです…。 上の、自分で考えて出した答えが間違えて悔し泣きするパターンならほほえましくて全然オッケーですが、先に答えを教えてもらえないから泣いてる姿ってのはあまり同情心が湧いてきません(笑) 朝からぐずぐず言うのは寝不足だからじゃないか…と思いお昼寝をさせました。 お昼寝から起きれば、気分もスッキリして泣き虫毛虫もどっかに飛んでいってるだろうと思ってたのに… お昼寝あがりにもグズグズ泣きましたーー! どないやねーーーん! お昼寝後には図書館に行こうと思ってたんだけど、グズグズグズグズ泣き続けるので、なかなか用意が出来ず… ようやく出発できたのはもう夕方。 はーーーー、なんなんだ、この1日は…。泣きっぱなしで日が暮れてしまいました…。とほほ。 ■当時の私に言いたいこと いやぁ~~よく頑張ってますね! わたし。 わからんちんの3歳児だもん。そりゃ泣きっぱなしで日が暮れる日もあるって~~。 1人で頑張りすぎようとしないで、 どうせ何しても泣くスイッチ入っちゃってるんだし開き直って今日は1日外に出ないぞ~ぐらいで乗り越えて~~~。 と言ってあげたいです。 【お知らせ】 第105話 の記事下アンケート「Q. 夫の体調不良にイライラしてしまうことはありますか?」のアンケート結果はこちら↓ ≫ 「夫の体調不良アピールにむかつく妻が9割以上!優しくできない妻の本音」
2019年01月31日先日1歳の子を育てている友達と話をしていて卒乳の話になったんです。 友達は事情があってある日突然パタッとおっぱいを止めることにしたらしいのですが、後日おっぱいマッサージに行きそのことを話したら、 助産師さんに 「そんなやり方じゃダメ! 赤ちゃんが混乱しちゃうでしょ~、卒乳の正しいやり方は…」 と言われたんですって。 えーーー! そんなぁぁ~~…。 たしかに卒乳のやり方には「正しい順序」があって、彼女のように突然卒乳を決めることは邪道なのかもしれません。 卒乳するならタイミングは気候的に春か秋がよくて 事前にこの日に卒業するよという日を決めて 赤ちゃんにも(わからずとも)しっかりと話して心の準備をさせて… と、順序だてて行えれば一番いいのでしょうが、そうもいかないトラブルっていうもんがあるんですよ。 理想や正しい順序を知っていたとしても、その通りにはいかない現実があるんです。 だから1年間夜も昼も関係なしに頑張ってきたお母さんを、 最後にわざわざ否定するような言葉をかけないであげてほしかったな~ と、第三者の私は思ったのでした。 かくいう私もある日突然卒乳を決行した1人です。 かつてのブログ記事(今は非公開にしています)をもとに書き起こしていきたいと思います。 当時の心境をそのまま載せたいのでできるだけ当時の記事をいじらないようにして載せておきます。 ■お盆休みで大阪の実家に帰省中のこと(次男生後11か月) ここに来てちょっとした壁にぶち当たっております。 どうゆうわけかおっぱいが詰まっちゃって、 ゴリゴリの塊 ができちゃったのよーーー。 私はおっぱいトラブルには無縁なほうで、ぺちゃんこな胸のくせに母乳もよく出るし、今回のようにしこりができたとしても3日ほどで自然に解消されてきたのよね。 でも今回はいつもと違っていつまで経っても塊が取れなかったのよ。 しかも塊が1個だけじゃなくっていくつもブチブチとできてしまってるような状態で…。 それでも今まで自然に解消してきたのもあったし、「今回もまぁそのうちなくなるだろう」とたいして気にもせず大阪に帰ってきたのよね。 でも、詰まってるおっぱいを次男が一生懸命吸うもんだから今度は 乳首が切れてきちゃってさぁ。 それでもまだ懲りずに「そのうち治るだろう…」と思ってたいして気にしてなかったんだけど、滞在5日目ほどでいよいよ事態は深刻化。 歯を食いしばってあげなければならないほど痛くなってきてさぁー。 もーーーー!! めっちゃくちゃ痛いのよ!! 乳首が痛いって経験したことない人には想像つかないでしょうけど、めっっっちゃくっっっちゃ×3 痛い!! 針数本を乳首に刺されてるような痛み。 思わず「いったーーーーい!!」と悲鳴をあげちゃうほど。 上の歯も生えてきてるからその上の歯で、 傷ができた乳首をぎゅーーーーーっとひねりつぶしながら飲むのよ! 痛いのなんの!! はじめは歯をくいしばってあげてたけれど、もうどうにもこうにも我慢できなくなるほど痛くなってきたため、なんとかしなくては、と代わりに哺乳瓶で飲んでもらおうと思ったのよ。 でも、生まれてからずーーーっと母乳オンリーで育ってきた次男。 彼が初めて哺乳瓶というものに触れたのは生後8カ月頃。その頃には時すでに遅く、 いっさい哺乳瓶を受け付けない性格になっていた。 そんなわけだから、今回もたとえ私の乳首がちぎれかけ寸前であったとしても彼が哺乳瓶で許してくれるなんてことが起こりうるはずもなく、全力で哺乳瓶を拒否。 口元に近づけただけで、泣くわ泣くわ全身全霊で拒否!! それならばと痛む乳首を少しでもガードするために、切れてる箇所にばんそうこうを貼ってみたのよね。 これで少しでも歯が直接当たらなくなれば…と。 だが、しかーしこれもダメ! 僕の大好きなおっぱいがいつもの知ってる感触と少し違う!! なんじゃこら!! と大激怒。 泣いて泣いて猛烈に抗議する次男。 金曜日の夜にはこのばんそうこうがよっぽど気にくわなかったのか、夜中に1時間半布団の上を転げ回り泣き続けた。 真夜中に顔を真っ赤にしながら泣くゆいたんを眺めながら、 なんだか私も泣きたくなってきた。 お願いだから哺乳瓶で許してよーーーと本気で愚痴りたくなった。 次男は私にって2番目の子どもである。 私はすでに長男を育てている経験から、赤ん坊のお世話には慣れたつもりでいた。 だけど、その内容があまりにも今までと正反対すぎて、 まるで初めての子育てのよう。 哺乳瓶なんて誰でも飲めるもんだと思っていた。 実際、長男はすんなりと飲めたから…。 でも次男は違う。 まっっったくもって受け付けない。 何種類もの哺乳瓶を試してもダメ。 どんなにお腹をすかせてみても、どんなに根気よく近づけてみてもダメなものはダメ。 11ヶ月にもなればマグも吸えるようになると思っていた。 長男は8カ月で吸えるようになったから…。 でも、次男はマグもまったくもってダメ!! というより、 「吸う」という原理にまったく気づいてない。 離乳食なんて、お腹がすけば食べるようになると思っていた。 だって長男はモリモリと食べたから…。 でも次男は違う。 待てど暮らせど一向に食べ始める気配すらない。 11ヶ月にもなれば、いくらなんでもさすがにちょっとは食べるだろうと思っていたのに、まったくもって離乳食を受け付けない彼…。 すでにあきらめていた私だけれど、離乳食を一切食べずおっぱいに頼りきってきたことで、 私のおっぱいのほうが先に悲鳴をあげ始めてきた…。 哺乳瓶もダメ。 離乳食もダメ。 マグもダメ。 ばんそうこうもダメ。 そんな彼が、今、おっぱいを飲まなくなったらどうなるんだろう。 頼むから哺乳瓶で飲んでほしい。 離乳食を食べてほしいとまでは言わないから、せめて、お願いだから哺乳瓶で飲んでほしい。 じゃないと、やせ細って死んじゃうよーーーー! だけれども哺乳瓶も乳首も離乳食もなにもかも拒否して泣き続けるわが子。 おっぱいを求めて大泣きする次男をただぼんやりと眺めるしかできなかった。 そして、そのうち疲れ果てて眠った。 ■長男の時はうまくいったけど… 次男11ヶ月。ようやく私は多くのことに気付かされている…。 子育てなんて思うように進まない ということを。 2人目育児となると兄弟を比べるつもりはなくともついつい上の子の子育ての経験を基準に考えてしまいがち。 今、思えばほとんど苦労せずに育ててきた長男の赤ちゃん時代。 特に悩んだこともなかった。 だけど次男は同時期の長男の3倍ほど手がかかる。 2人目にして思いどおりになんてならないってことをたーーーっぷりと教えてくれているような気がする。 次男が生まれなければ、私はずっと手のかからない子しか知らなかったことになる。 どちらかというと今までの私は「親が努力すれば思うように育てることができる」とタカをくくっているようなところがあった。 でも次男を育ててみて、その考え方は見事にひっくり返ってしまった。 思い通りになんて育たない。 3歩進んで5歩下がる。それが子育て。 おかげで、今まで世の中のお母さんの悩みがどこか他人事だったのが、今では心の底から共感できるようになった。 次男よ、大きなプレゼントをありがとう。 土曜日の夜からは夜通し泣くことを覚悟してリビングに布団を敷き、哺乳瓶はもう諦めてコップでおっぱいを飲ませることにした。 手動の搾乳機でおっぱいを搾って、それをコップにうつしてコップから飲ませるのよ!! もちろんコップじゃうまく飲めるわけないし、ほとんどダダ漏れ。布団も服もぐちゃぐちゃ。だけれど、どんな手段でも次男にはおっぱいを飲んでもらわなければならない。 そんなわけで、昨日からは1日中ひたすら搾乳しコップで飲ませて過ごしています。 そして少しの望みをかけてしばらくお休みしていた離乳食も再開してみました…。 が。やっぱり…ダメ(笑) おせんべいや甘いものなら喜んで食べるけど、ご飯ってなると一切受け付けません。最悪でしょ?笑 豆腐もダメ。 ポタージュもダメ。 カボチャもダメ。 グラタンもダメ。 スプーンもダメ。 手で放り込んでみてもダメ。 ダメダメダメ。 ビスケットは喜んで食べるくせに、食事となるとすんごい勢いで吐き出すという…。 このやろーーー!! 嫌なものは嫌、何をどうしても嫌。ごまかしたってダメ。 笑わせて気分をあげようなんて作戦には一切乗らない。 もちろん場の流れになんて一切流されない。 思うようにならないことばかりで泣いてる次男もかわいそうだし、自分も疲れてるしでちょっと落ち込んだ2日間だったけど、 こうなりゃコップで飲む練習にもなるし、なんならこのまま卒乳目指せばいいんじゃないかと、ちょっとだけポジティブに捉えることができ始めてきた。 はっはっは!! はっははははーーーーー!! えーーーい、笑ってやるーー!! いつか、この記事読んで「こんな時期もあったわねー」って、笑い飛ばしてやるーーー!! あぁ…試練の11ヶ月目。 実家に帰ってる間に次男がよくグズるので、私の両親はそのグズリっぷりに、「どこか悪いんじゃないか…」「どこか痛いんじゃないか…」と心配していた。 いや、だいたいいつもこんな感じですが…と思いつつも、そう言われてるうちにだんだん私も「どこか悪いのかもしれない…」と思い始めてきて、週明けの今日さっそく耳鼻科と皮膚科に行ってきた。 きっと中耳炎の再発とか…? 湿疹がかゆいとか…? なにかしら、体に不調があるにちがいないとグズグズの理由が欲しくて駆け込んだ病院だったけれど… 結果、どこも異常なしっ!(汗) 鼓膜もきれいだし肌荒れもただの虫刺されと乾燥だってさ!! でえーーーー! いたって健康体。 よくグズッてたのは単なる疲れ、か、そうゆう「性格」のせいであろう… ちーーーーん。 いやいやいや健康が一番だよね。 性格の問題なら諦めるしかないわっ。 ダメダメ尽くしの次男でも私は次男のいいところをたくさん知っている。 かわいいところもたくさん知っている。 得意なこともたくさん知っている。 できないことよりもできることに目を向けて、少しでもプラス思考 で彼に付き合っていきたいと思います…。 ■当時を振り返って今思うこと これを書いてから6年経った今この記事を読んでみて思うことは、驚くことに当時から全く同じことをいまだに何度も考えているという事実と(笑)、 「ほんっとによく頑張ったね…私」と自分を労いたい気持ち です。 みんな、自分の子どもを必死に育ててるんだもん。 自分とやり方が違っても否定するより、まずは「よく頑張ったね…」と温かく肩を抱いてあげられるような人でありたいです。 【お知らせ】 第103話 の記事下アンケート「Q.子どもの「なぜ?」に困ったことはありますか?」のアンケート結果はこちら↓ ≫ 「終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法」
2019年01月24日こんにちは! よくブログのコメントなどで育児について質問されることが多いのですが、大変申し訳ないことに全くお返事できていません。 1人ずつお返事させていただく時間がないというのもありますが、専門家でもなんでもないのでどう答えたらいいのか分からないというのもひとつあります(ひとつひとつありがたく読ませてはいただいています)。 その中でも「言葉の遅さ」について心配されているお母さんもたくさんいらっしゃるように思います。 うちの次男も言葉を発するのが遅かったので、もしかしたら何かしらの共通点を感じる方が多いのかもしれません。 発語に限らずいろんな面で周りの子や母子手帳などと照らし合わせては、うちの子大丈夫かな…と心配になることたくさんあると思います。 特に第一子の子育てでは自分も初めて経験することばかりなので、些細なことでも心配になってしまう気持ちもよくわかります。 というわけで今回はわが家の次男の1歳半の健診の様子を書きたいと思います。 あくまでうちの次男の健診結果ですので、決して比べないでくださいね! というか比べるもなにも安心材料って感じになるかもしれませんけど(笑) でも真面目な話、子どもの発達は本当に個人差があります。母子手帳や問診票に書いてある項目はあくまで目安に過ぎません。 1歳半過ぎても歩かなかった子が半年後道端で会ったらスタスタ歩いていたり、 3歳までママしか言わなかった子が幼稚園入園する頃にはちゃんとお話しできるようになっていたり、 大号泣して体重計にも乗れず、問診にも何ひとつ答えられなかった子がすごくしっかり者の小学生になっていたり、 いろ~~んな子がいます。 もちろん心配な事や不安なことはどんどん専門家に相談していただきたいと思いますが、あくまで私の経験だけで言えば集団健診の会場にいる保健師さんもまちまちなんですよね。 保健師さんもそれぞれ考え方も違うし性格も違うし、ママとの相性もあると思います。 子どもも千差万別なように保健師さんも十人十色なので、 あまり1人の意見に一喜一憂しないように心構えして健診には臨むべきだなと私は思います。 (問診でのひと言に傷ついたっていうママ、たくさんいらっしゃるので…) ただでさえ1歳半健診って初めて子どもと保健師さんが会話をしてコミュニケーションを図るスタイルになるので、親としてはなんだかちょっとわが子を試されているテストのような感じになってくるんですよね(笑) ついつい前置きが長くなりましたが、1歳半健診の様子を当時の記録をもとにお届けしたいと思います。 どうぞ笑ってやってくださいな。 この体験記に記載された健診は、あくまでも筆者の体験談であり、自治体によって問診内容は異なります。詳しくは自治体にお問い合わせください。 ■次男の1歳半健診 健診会場に着いてしばらく待っていると「ゆいたんくーーん」と名前を呼ばれました。 保健師さんが待っている席まで出向いたらテーブルの上に積み木が置いてありました。 保健師:「ゆいたんくんこんにちは!」 ゆ:「ん! ん! ん! ん!」 おっと! 次男ってば挨拶も無視して積み木に一目散です。 保健師さん:「おうちで積み木で遊んだりしますか?」 私:「はい、遊んでると思います」 保健師さん:「ゆいたんくん、積めるかな? って、…あ、もう積んでるね…」 はいそうですね。 もう積んでまーーーす!!! 保健師さん:「上手上手~~~」 ゆ:「ん。ん。ん。ん。ん。」 見てくれアピールが凄いです。 長男:「見てーーー! ちゅんたんも積めたよーーー!」っとここで長男も俄然やる気で横入り(平日の午後だったので幼稚園児の長男も一緒に連れてきていました)。 保健師さん:「あ、お兄ちゃん。何歳?」 長男:「よんたい!」 保健師さん:「そう、4歳」 次男:「んっ! んっ! んっ! んっ!」 次男も負けじと会話に割り込みます。 1歳半といえば問診票には発語確認の項目があるのですが… 保健師さん:(問診表を見ながら) 私:「はい」 保健師さん:「ママのことをママですか? パパは?」 私:「パパもママです。てゆうか、大人ならみんなママです」 保健師さん:「そうですか。こちらの言ってることは伝わりますか?」 私:「はい、分かってますね」 平均からすると遅めだったのかもしれませんが、こちらの言う事をちゃんと分かっているので次男の言葉の遅さは心配していませんでした。 保健師さん:(絵本を開いて)「犬とか、聞いても分かりますかねーー?」 私:「…さぁーーーーーどうですかねぇ…気まぐれなので」 保健師さん:「犬はどれかなぁ~~?」 ゆ:「ん! ん! ん! ん!」 積み木に夢中すぎて保健師さんの質問全部スルーです!!! 保健師さん:「ゆいたんくん、ワンワンどれ?」 ゆ:「ワゥッ! ワゥっ!!(吠)」 おいおい吠えてどうする。 保健師さん:「ゆいたんくーーん、ワンワンは…?」 わんわん。ワンワンは!? 何回も聞かれて面倒くさくなったのか絵本を「でぃ!!!」とたたき… 適当にたたいた場所がたまたま「犬」でしたっ!!! これは果たして答えになっているのかそれとも偶然か!? 保健師さん:「今は積み木に夢中で全然興味ないですね(笑)」 私:「ですね…まぁでも分かってると思います」 保健師さん:「ですよね。じゃあ次のブースへ移ってください」 ってなわけで問診タイム終了~。 お次は歯科健診。 別に泣きはしなかったけれど、口を真一文字に結んで意地でも開けようとしなかったので最終的にこじ開けました。エイッ。 今度は保健相談です。 問診表の中には「育児について相談する人はいますか?」「子育てを辛いと思うときはありますか?」という項目があるんですよね。 その答えを見ながら保健師さんが 「子育てを辛いと思うときがありますか? で、時々ある、になっていますが…大丈夫ですか? ちゃんと相談する相手はいますか?」と真剣な面持ちで聞いてきました。 そうなんです。私ここの欄を「時々ある」にマルをしたんですよね。 いやだって、子育てって楽しい時もあるけど辛い時やイライラする時だってもちろんありますよね?? 辛くない子育てってむしろどういうのだろう。 子どもと一緒に泣きたいぐらい必死な日だってあるし、子どもに叱りすぎて自己嫌悪で落ち込む夜だってあるし、でもその反面かわいくて仕方がない朝もあれば、愛しくてたまらない瞬間もあるんですよね。 みんなそんな中でなんとかかんとかやりこなしてるお母さんがほとんどだと思うのですが、その微妙なニュアンスが伝わりにくい育児の問診票って答え方が難しいなとつくづく思います。 保健師さん:「誰かに相談したりとか…されてますか? ご実家は近いですか?」 私:「実家は遠いのでめったに帰らないですけど…だ、大丈夫です。ちゃんとうまいこと発散していますので」 保健師さん:「そうですか。お友達とか、いますか?」 私:「いますよ~」 保健師さん:「そうですか。牛乳の飲む量が多いということなので、もし、アレでしたら栄養相談のほうにも寄られてみてはいかがでしょうか?」 あーーそうなんです。 次男牛乳が大好きすぎて、1日500ミリぐらい牛乳飲んでたんですよ。 食べないかわりに牛乳をガブガブ飲むので私も飲ませすぎないように悪戦苦闘していました。 てことで、栄養相談の窓口へーーー。 栄養相談の窓口ってテーブルの上に「1歳半の一度の食事量の目安」って感じでサンプルが置いてあるんですよね。 次男、これに食いついちゃってサンプルの乗った食器を「でぃ!!」っと投げて、カランコローーン!! カランコローーン! と床に転がりまくるーーー…。 転がったサンプルを私が拾い遠くに飛んでいったものは長男が拾い。 拾っては投げ拾っては投げ…そしてそれを拾っては戻し拾っては戻し、ヒィィ…!! ちょっ…! 話どころじゃないんですけど~~~!!! せっせせっせとあたしゃ田植えでもしてるんか! ぜーはーぜーはー。全然落ち着きのない次男…。 カランコローーン。 栄養士さん:「牛乳500ccですか?」 私:「水で薄めてその量です」 栄養士さん:「すごいですねーー。それで、小食ですよね?」 私:「ですねー。ほとんど水みたいな味のはずなんですけどねー。どうゆう味覚してるんでしょうね…。欲しがるのって我慢させたほうがいいですか?」 栄養士さん:「いやぁ、水分だから我慢させるってのもねぇーー。ご飯前には我慢させるとか…?」 そりゃ保健師さんも牛乳をガブガブ飲む小食の子をどうしたらいいかとか、そんな解決策千差万別すぎてなんとも言えないですよね。 私:「はいー」 栄養士さん:「小食って、どんな感じですか?」 私:「えぇぇーーっと、野菜が嫌いで、きのこ以外はろくに食べませんけどー…でも、まぁ、生きてるしなんだかんだで食べてるんでしょうね」 栄養士さん:「まぁ、そうでしょうね(笑)おやつは?」 私:「おやつは、この子はほとんどあげないようにはしています。ご飯を食べないので」 栄養士さん:「そうですか。じゃぁ…まぁ… うまいことやっていってください」 ババァァーーーン!!! ですよねーーーーーー!!!!! いや私がこの方の立場だったとしてもこうとしか言いようがないです。 そのぐらい個人の好みも食べる量も傾向も違いますから。 オールマイティーになんでもよく食べよく眠り早く喋れてすんなり指示が通る子もいれば、うちの次男みたいな子もいるということで… 栄養相談を終え歯科相談はさくっと済ませ、かれこれ1時間半の健診を終えましたとさ! ■その後次男は… はい、というわけでその後次男がどうなったのかというと。 3歳になる頃には喋っていました(ちょっと記憶が…(笑))。 ポイポイお皿投げまくっていましたが、今はもう投げませんし、ワンワンもわかります。 あ! そうそう。 あれだけガブ飲みして困っていた牛乳はその後パタリと飲まなくなってしまい、今、家では一滴も牛乳飲まなくなったんですよ(学校の給食では飲んでるみたいです)! きっと一生分の牛乳を1歳代で飲みつくしてしまったんじゃないかと真剣に思っています。 次男は次男なりの速度で着実に成長し、今小学1年生です。 まだまだ未熟な部分はたくさんありますが元気に楽しく学校に通い、好き嫌いもだいぶ軽減しつつあるので、わが子はもうこれでオッケー! 他と比べればきりがないけれど、わが子をよく見つめて温かく見守っていきたいなと思っています。 ※記事の一部を修正して2019年1月18日に再度公開しました。
2019年01月17日子どもが1人から2人に増えた時ってガラァァァーーっと環境変わりますよね。 3人目が生まれたあともきつかったですが、 2人目が生まれたあとが1番自分自身と葛藤した1年間だったように思います。 3歳(幼稚園年少)と0歳の兄弟を育てているころはとにかく夜早く寝かせることに命を懸けていたの(だって、子供たちが寝たあと数時間(次男の授乳があるので)しか自分の時間がないんですも~~ん!!)、 夜20時に寝かせるために晩御飯を17時半に食べさせたりする日もありました。 しかしこの夕方の17時から18時の1時間が、 長男も次男もどっちもがぐずり始める時間帯になることが多かったです。 あっちは眠いわこっちはグズグズだわで、 とにかく人手不足~!! ヘーールプミーーー!!! 状態。 今日のこの記事はまだ長男が3歳5か月、次男が6か月ごろに書いたブログをもとに書き起こしています(今は諸事情により非公開にしています)。 臨場感を出すために当時の文言を出来るだけ残した形で公開したいと思います。 今、同じように0歳3歳の兄弟を家で見ているママはもう首がもげるほどうなづけるのではないかと思うぐらい、髪の毛振り乱して育児していた頃でした…。 ■長男3歳、次男0歳の頃の話 そのややこしい時間は夕食からお風呂にかけてのピークタイムにやって来る…。 最近テレビの録画ボタンを理解したのね、ちゅんたん(長男)。 で、特にこの数日間は録画をすることにハマっているらしく、、夕方のNHKの一連の教育テレビを録画したがるのよ。 で、今日も「にほんごであそぼ」が始まったら、「こで、ろちゅが ちてー!」と録画プリーズコール。 はいよーと録画してあげて、17:15、もう眠そうなこともあって、早々と夕飯を食べたわけ。 ご飯を食べさせながら、私の頭の中では今後の段取りを考えてるわけですよ。 このままの流れでお風呂に入れて、そのまま19時ぐらいには寝かせちゃおうとか。 さ! ご飯も食べ終わったしお風呂に入ろう~~~~!!! って席を立ったら、 え!? って言い出した。 いやぁ…あーた、そうおっしゃいますけどね、早くしないと今にも寝ちゃいそうですよね? せっかく早めにご飯も食べたんだし、さっさとお風呂に入りましょうよ。 なんのための録画なんですか。 今度時間のあるときにゆっくりご覧になってはいかがでしょうか。 と、内心かなり消極的ではありますが。 ここは彼の思いを尊重して録画番組をつけたのよ。 そして、10分ほどの番組を見てる間に、 私はゆいたん(次男)と先にお風呂に入って、頭だの体だのを洗いつつ、 テレビを見終わったちゅんたんが入ってくるのを待ってたんだけど、 (だいたい毎日このやり方で入れてます) もーーー…こっからがたいっっへん!! 10分たってもお風呂場へやってこなかったので、「この静けさはまずいなぁー…?」と思いお風呂からとりあえず出て、様子を見に行くと、 ほーーーらやっぱり!!!! 寝とるやないかーーーーい!!! だから眠くなる前にさっさとお風呂入っちゃおうって言ったのにーーー!!! 毎日お砂場で遊びまくってあっちこっちから砂まきちらしながら帰ってくるちゅんたん。 おまけに汗もいっぱいかいてるしそんな子を、明日の朝までお風呂に入れずに寝かすのは…いやーーーん!! てことでなんとか起こしたものの起きてみたら、 録画で見ていた「にほんごであそぼ」が終わってるもんだから、 ここでちゅんたんのキレスイッチ オーーン!! ボフッ!!!! 「ぎゃぁぁぁーーーーーー!! みーーーる゛゛みーーーる!! もっどみる゛゛ーーーーー!! ぎゃぁっぁぁーーーーー!! みるーーー! みるーーーー!!(泣)」 途中で寝ちゃったため彼の中で、「にほんごであそぼ」は最初から見ていない設定になっており、 もう一度「にほんごであそぼ」を見せろとおっしゃっております。 そして、激高して怒り狂っておられます。 泣いて訴えるってゆうもんじゃなく、もう完全にキレてんのよ…。 もーーー…昨日もこんなパターンだったしー。 どうにかなんないかしら…この駄々。 しょうがないので、おそらくこのあたりから寝たんじゃないか? ってところまで巻き戻してそこから再び再生。 そして、私は次男と再びお風呂へ戻り続きを。 そーーーしーーーたーーーらーーー リビングから、 ドドドドドド……!! #%&‘#$……!! とものすごい足音&泣き声が響いてきて お風呂場の戸を開けて、 大 絶 叫 !! 「もっどみるーーーー!!(泣) とちゅうできれたったーーーーー!!(泣) きーーれーーた! きーーれーーたーー!(泣) もっどーーー! もっどみる゛ーーーー!!(泣)」×延々と。 もーーーーイヤだぁぁぁーーー!! 巻き戻したのが気にくわなかったらしく、最初っから全部見せろ、 おまけにおじゃる丸もにんたまもぜーーーんぶ見るだって!! そんなぁぁぁ~~~!! 見終わるまでに何分かかるんだよ! 再び寝ちゃうやないのーーー!! ここのところ毎日こんなパターン。なんだかすごく機嫌が悪い長男。 しかも駄々のときの泣き声って、もう泣き声なんてもんじゃなくってほぼ叫び声で。 嘘でもオーバーでもなく 、ハンっっっパなく、うるさいのっ!! めっちゃくっっっちゃ声がでかい!! あまりの泣き声のうるささに次男がビビリまくって大泣き…。 2人の泣き声がご近所に響き渡っているにちがいない。 内容はしょうもなさすぎる駄々コネなんだけど、なんせ、火がついたように絶叫しながら泣くし、 「マーーーマーーー! マーーーマーー!!」とか、「あーーけーーて! あーーけーーーてーーー!!!」とか言ってるから、 端から聞いたら本気で虐待を疑われそうなほどの泣き声でさぁ…。 狭い風呂場で2人に大号泣されたら…もう自分の理性を保つので精一杯。 もーー…勘弁してよぉ。 なんで、こんなにややこしいの…。 なんで、こんなことで号泣するわけ…。 なんで、こんなに融通がきかないのかしら…。 なんで、こんなに変なこだわり強いのかな…。 このスイッチの入り方、なんとかならんかな…。 もう、頭の中、なんでなんででいっぱい。 とにかく、口を開けば怒鳴っちゃいそうだから、 ただひたすら口を閉じて黙々と号泣するゆいたんを洗う。 しかし、駄々真っ盛りのちゅんたんはそれはそれはしつこい。 大音量で泣き叫び続ける時間のなっがいこと!! あんっまりにもわからず屋なのでついには、 「いい加減にしなさいっっっ!!!」 #$%&%4‘;!!! お尻バッチーーーン!! はぁ… 声を張り上げて怒るとか怒鳴るとかお尻バチンだとか、あたしは決してそんなことしないワなんて思っていたのに。 (脱力、反省、自己嫌悪…はぁぁ~) 息子の駄々。 これに立ち向かうのにほんとーーに苦戦中…。 でも当然、お尻バチンどころで収まるもんでもなくそこから要求があっちゃこっちゃにすり代わり、 最終的にはテレビのことはどうでもいいような状態になって、 散々泣き叫んだ後、ちゅんたんから「なかなおりちよ…」と言い出して終戦。 もう、ここんとこ毎日、こんないざこざばっかり。 誰かもう1人オトナがいれば、クールダウンできてまた違った対応が出来るんだろうけど、 母1人子2人の状態じゃどうしてもヒートアップしちゃって最後には炎上しちゃうのよね。 あぁ…本気で、もう1人、オトナが欲しい。 平日、夕方18~19時代にオトナ、1名 激しく募集!! 「泣かずに、普通に言えばいいだけでしょっ!」 このフレーズをこの数日間で何回言ったことか…。 たぶん50回は言った。 あとから振り返ったらきっとほんのわずかな時期なんだと思うけど、ワカランチン真っ只中にいるとほんと悪戦苦闘ーー…。 そして、いざこざが終わった後のちゅんたんはコロッ! と、いつものトテチテ口調に戻って、 「たっち タエルたん どとで鳴いてたのたなーー?」とか、「あ、おちゅちたま だよーー!」とか、 カエルたんだのお月さまだの平和すぎる内容を話しだすのよ。 二重人格か!!!(笑) そして、お風呂からあがった19:00。 まだまだお外は明るい。 なんだかヒートアップしちゃって喉が渇いたのでなかなおりしたちゅんたんと、 3人でお散歩しながら、コンビニまでジュースを買いに行きましたとさ。 てくてく歩きながらジュース飲むちゅんたん。 こんなに天使なのになーー。 ■7年後の私が当時を振り返って思うこと ははは(笑) 凄まじいですね。 この頃リアルタイムでやってる番組と録画した番組の違いがわからずよく怒っていたちゅんたん。 リアルタイムの番組は時間が来たら終わってしまうのに、もう1回最初っからかけて!! といって泣いてたっけ。 そんな彼も今はもう10歳。 超~~静か子になりました。 でも私は「こんな時期も今だけよ」とか「こんな時期もあとから振り返ればいい思い出よ」とか言う気にはなれません。 たしかにこんなに分からんチンな時期は小さいうちだけなので期間限定といえば期間限定ですが、 「今だけよ」っていう励ましってすごく苦しかったんですよね… 今だけだからありがたく思えみたいに言われても全くピンときませんでした。 なのでこんなセリフは言わないけれど、 でもこんな毎日を送っていたおかげで 「子育てはこんなにもしんどいものなんだ」って分かる人になれたっていうこと に関してはよかったと思っています。 家の中の空間ってすごくプライベートなもので、他の誰に見られることもない中で毎日お風呂に入れることひとつとってもこんなに汗かいて必死にこなしてるママが今もどこかにいるんですよね。 ほんと…お疲れ様です!! お風呂ぐらいすんなり入ってくれよ! ですよね(笑) ちなみに今の私だったらどうするかな…と思ったら、 砂まみれでももう諦めて歯ぁだけ磨いて寝かせまーーーす。 現に三男はお風呂に入らずの寝落ちが多かったですが、 毎日きっちりお風呂に入れた長男と、汚いまま寝かせたこと何回もある三男とで 何か違うかといわれれば全く何も違いません。 ということをこの日の私に教えてあげたいです(笑) 以上。7年後の私からでした。 【お知らせ】 第102話 の記事下アンケート「Q.子どもを怒りすぎてしまい反省することはありますか?」のアンケート結果はこちら↓ ≫ 「子どもを怒ることに自己嫌悪…ママたちがキレてしまう噴火パターン」
2019年01月10日主婦にとって毎日の食事作りって本当に頭を悩ませますよね。 私は作るよりも「今日は何にしようかな」と献立を考える方が難しいです。 家族に「何が食べたい?」と聞いても「なんでもいい」と返ってきますし、頑張って作ったとしても「いただきます」と食べ始めれば料理についてのコメント全然なしーーー!!!! 男ばっかりの我が家。 男の人って出された料理について何も言わずに食べません!? 黙って食べてるということはおいしいってことだとか言いますけど、作った側からすればうんとかすんとか何とか言ってくれよ! って思います。 おまけにおいしい時は黙って食べるくせに、 まずかった時にはしっかりと「おいしくない」と意見してくる ので、こちらからしたら「まずい」としか言われたことがないような印象が残ってしまうんですよね。 【今回の記事も過去の日記を掘り起こして書いています。長男4歳・次男1歳の頃の話です】 この日のバトルは夫がようやく起きてきた休日のお昼12:30に始まりました。休みが1日しかない時は、たいてい昼まで寝る夫。 この日のメニューは冷蔵庫のキャベツを使い切ってしまいたくって作ったピザ風お好み焼きでした。 特大お好み焼きを2枚焼いて食卓にどーーーん!! とお出ししまして、いっただっきまーーす! をしたのですが、数分後、夫がこう切り出しました。 え?(バレた!(笑)) ま…まぁちょっと古いかな? 夫:「やっぱり。なんかちょっと臭いもん」 私:えぇー? そう? どこが? 私、普通に食べられるしおいしいと思うけど? (というか夫の言い方ですよ言い方!!) 夫:「うぇ…。臭い。生焼け? めっちゃ臭いーーー。(食べる私に向かって)これ、臭くない??」 (だから臭くないって言ってるやん) 夫:「うえーーーー」 (うえぇーって何やねん!!!) パパ(夫)がうえーとか言い出すもんだから長男までもが「なんか チャベチュ ちゅたーーい」とか言い出す始末。 ピキッ…ピキピキッ!!! 子どもの前で妻の料理にダメ出しするとかほんとやめてほしい。 この程度の発言はいつものことだから私も慣れてるし、たしかにキャベツは葉がかたいことは認めるから、多めに見て許そうと思ってたけど…この日は妙に腹が立って我慢ができませんでした!! あによ!!! 昼まで寝てたくせに起きてきたらさっそくダメだしかよーーー! もう食べなくっていいですー!!! ふんっ!! 明らかにイラついた顔をしたら夫が弁明してきました。 夫:「ちゃうやん、今日のはキャベツがイマイチやったって言っただけやん」 私:「文句言うんやったら食べんでいいし!!」 夫:「いや、オレちゃんと食べたで? 食べたけどケチャップ味のお好み焼きってオレあんま好きちゃうわ。」 私:「なによーーー!! そりゃ、ソースのほうがおいしいけど今日はケチャップにしただけやん!!」 夫:「いや、だから好みの問題やん。今日の味はオレの好みではなかったって感想言っただけやん」 私:「なによ!! いっつもまずいまずいって言って!!」 夫:「いっつもそんなん言ってへんし!! だいたいいつもおいしいって言ってるやん!!」 私:「いっつもちゃうし!! 嘘つくな!」 夫:「ほら、またそうやって悪い面ばかり挙げる。どうしてそんな風に取るんかなぁー。10回あったら9回はおいしいって言ってるし」 私:「嘘つけ! 10回あったら9回は黙って食べてるだけやー!!」 夫:「…あ、たしかに、嘘かも。普通があるもんな。10回中6回がうまいで3回が普通で1回がまずいやな!!(ドヤッ!)」 私:「…もう、いいわ!!(漫才師風)」 せっかくの休みの日に険悪なムードで残念なランチタイムになってしまいました。しかしその日の夕方にいいことを思いついたのです。 そうだ! 今日は夫に晩御飯を作ってもらおう!!! もうわたくし作りませんからー! 私が作ったご飯にうげーとか言っちゃうんだから、今日は夫が作ってみたらどうでしょうか! ちなみに夫の料理スキルは マイナス30 です。 全く料理ができない夫に晩御飯を作ってもらえばさぞかしおいしくない料理ができ上がって、その味を私がケチョンケチョンに酷評すれば日頃の私がどんな気持ちかを少しは感じ取ってくれるかもしれない!! 私:「チキンカツ定食にしたら?(わざと高度なものを提示する妻)」 夫:「チキンカツ!? そんなもんどうやって作んねん!!」 私:「作れるやろ普通」 夫:「作られへんわ!」 私:「あ、じゃぁ、チキンソテーでもいいで。ポークソテーでもいいわ」 というけで協議の結果、夫には「ポークソテー定食(という名のただ豚肉を焼いただけの定食)」を作ってもらうことになりました! カーーーカッカッカッカ! 一生懸命作るがよいわ!! そして一生懸命作ったのにまずいと罵られたらどんなに悲しいか思い知るがよいわ!! てことで私は部屋の模様替えをすることにして、夫が色々と質問してきても答えないことにしました(笑) 夫:「なぁ…ポークソテーってどうやって作るん?」 私:「塩こうじ振ってしょうゆと酒で焼いたらいいだけやん」 夫:「そ…そんな…。醤油ってどのぐらい?酒ってどのタイミングで振るん?」 私:「………」 無視(笑) 夫:「もういいわ! 自分で調べるわ!」 ついに決裂いたしました。ご丁寧にポークソテーを調べ始める夫。 夫:「このレシピやったら酒は入ってない…あかん…。あ、これなら酒入ってる…でも、こんな材料家にない…」 とか何故か酒を基準にしてブツブツいいながらレシピを検索する夫。 どうやら一件のガーリックポークソテーに辿りついた模様です。しかしまだ夫は諦めません。 夫:「なぁ、小麦粉ってどこにあるん?」 夫:「なぁ、にんにくてどこにあるん?」 夫:「なぁ、キャベツの葉っぱって、こんな青かったっけ?」 夫:「なぁ、塩コショウって両面にするん?」 夫:「なぁ、味噌汁の具、なににしたらいいん?」 どぇぇ------い!! なぁなぁなぁなぁてどんだけ質問してくんねん!! ポークソテーと味噌汁で大騒ぎ! だいたいわかるやろなんとなくー!! そして待つこと1時間。台所をひっちゃかめっちゃかにしてポークソテーができ上がりました。 おぉ!! なかなかおいしそうな見た目をしています。 献立はガーリックポークソテーに千切りキャベツとわかめと玉ねぎの味噌汁。いいじゃないの~! でも問題はお味よね? うーーんちょっとお肉が硬いわぁとか、ちょっと塩辛いわぁ…とか色々文句つけてやるわよ!! いっただっきまーーーす!! モグモグ。 ……!? なに、これ!? ……めっちゃ おいしーーーーー!!! あなた…これ、めっちゃおいしいねんけど…超ご飯進むーーーーー!! おいしーーーーい!! 腹立つことにめちゃくちゃおいしかったポークソテー。 内心ちょっと悔しかったけれど、素直に褒め称えていると夫がぼそりと言いました。 「やっぱ自分の作った料理褒めてもらえるとうれしいな。作ったのにまずいとか言われたら嫌やな…」 そう!!! それよ!!! その気づきを待っていたんだよ私は!! ね? 褒めてもらえるとうれしいでしょ? 家族のことを思って作った料理をおいしいって言ってもらえるとうれしいし、まずいって言われたら悲しくなるんだよー!! 料理スキルマイナス30の全く料理をしない夫が、家族のために料理を作って初めて自分の発言がいかに直球すぎたかを気づき反省したようでした。 これ以来夫の毒舌料理評論はだいぶマシになったような気がしています。 何事も経験ですね(笑) ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから!
2019年01月03日