女の子のママです。普段はInstagramで妊娠、出産、育児に関するエッセイ漫画を描いています。
■これまでのあらすじ 生後5ヶ月の娘メメを育てる母親のまろは、娘の成長が悩みの種。ミルクを飲みたがらず、母乳は飲むけれど出が悪いために十分に栄養を与えられていないようで、3ヶ月健診では痩せすぎだと注意を受けてしまったのだ。その日から「ミルクを飲ませなきゃ」とプレッシャーが重くのしかかるようになり、まろは次第に追い詰められていく。そんな中、まろの歯が痛み出す。歯科医に知覚過敏と言われたため、そのまま放置してしまうまろ。しかしその後、我慢しがたい痛みが襲うようになり、再び歯医者へ。すると今度は歯ぎしりのせいだと言われるが、絶対それは違うと思ったまろは総合病院で診てもらうことを希望。紹介状を書いてもらい、総合病院の診察を予約するのだった。しかしその日、まろの痛みが悪化。そこで母は元看護師の妹を家に呼ぶ。痛み止めへのアドバイスをもらうが、その後も叔母は実家にとどまってくれて…!? ■やっぱり無理! ■話すこともできない… 痛み止めを飲むため、まろは最後に授乳をしようとしました。しかしまろにとって授乳は、神経を触られるかのような痛みを伴うもので…。 「やっぱり無理!」まろは、メメを無理やり引き離してしまうのです。ひどいことをしたと罪悪感を抱くまろに、叔母はやさしく声をかけて、痛み止めを飲ませます。 しかし、この薬もまろの痛みには効かなくて…。そしてついには、まろは話すこともできなくなってしまいました。 心配する母と叔母。ふたりは話し合い、救急外来に連絡しようとするのだが…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月03日■これまでのあらすじ 3ヶ月健診で娘のメメが痩せすぎと指摘され、カウプ指数の数値が栄養失調に近いと聞いた母のまろは、その日から「ミルクを飲ませなきゃ」という強迫観念に支配されてしまう。自分の母乳の出が悪いため、ミルクを増やさねばと焦るのだが、メメはミルクを拒否。そんな不安定な時期に、まろは歯の痛みを感じ歯医者へ。しかし知覚過敏と言われたため、その痛みを放っておいてしまうのだった。その後、助産師の助けを得て母乳量を増やすことができ、メメの飲む量も増えたことで少し安心。だが、まろの歯に激しい痛みが発生する。再度歯医者に行くと歯ぎしりが原因と言われたまろは納得できず、総合病院の受診を決心。しかし予約は3日後で、その間に痛みはさらにひどくなってしまう。そこへ元看護師の叔母が登場。強めの痛み止めを飲むことにするが、叔母には「試したいこと」があるようで…!? ■いとこにも謎の痛みが!? ■私は違う…? ■何かあったときのため なんと叔母の息子(つまり、まろのいとこ)もかつて謎の歯の痛みがあったことが発覚。 彼の場合はひどい肩こりが原因だったそうです。 そこで叔母はまろの肩を温めて、ほぐしてみるのでした。 しかしまろの場合は肩こりが原因ではなかったようで、変化はなく…。 ここで叔母がすぐに帰らず、「何かあったときにメメちゃんの面倒を見れる大人がいた方がいいかな~」とメメと遊んでくれながら実家にとどまってくれたこと。 まろは後に、叔母のこの行動に感謝するのでした…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月02日■これまでのあらすじ 5ヶ月前に生まれた娘のメメの発育に、母のまろはずっと頭を悩ませている。ミルクを拒否され、母乳に頼りたいけれど出が悪いのもあって、3ヶ月健診で痩せすぎと言われてしまったのだ。そんな中、まろは歯に謎の痛みを感じ歯医者へ。絶対虫歯だと思ったのだが、診断は知覚過敏。少し安心してしまったまろは自分の不調を後回しにしてしまう。その後、まろの母乳量が増えたことでメメの飲む量も増えるように。そんな中、これまでとは違う激しい痛みが…。再度歯医者に行くと歯ぎしりが原因と説明を受けるが、まろは絶対違うと確信する。そこで大きな病院の受診を希望するが、予約は3日後。最初は夜だけだった痛みが昼間にも表れ、場所も移動。ついには常に激痛を感じるようになり…。そこで歯医者に連絡して痛み止めの量を増やせるか確認すると、大丈夫だと言われて安心するのだった。 ■これで楽になる…!? ■救世主!? ■叔母は元看護師! あまりにも痛み止めの薬が効かないので、母が元看護師の叔母(母の妹)が家にある痛み止めでどうにかならないか確認したようで…。 電話で済むところ、叔母が来訪。 歯医者でもらった薬が弱いものであること、母の持っていた痛み止めなら強いから効くかもしれないと言います。 この強い痛み止めを飲むなら授乳は8時間ほどできないようで、先に授乳してから薬を飲むようアドバイスされるのでした。 しかし、叔母にはまず「試したいこと」があったようで…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年10月01日■これまでのあらすじ 小さめに生まれた上にミルクを飲みたがらず、母乳を飲むのにもこだわりがある娘のメメは、3ヶ月健診で保健師から痩せすぎと言われ、栄養失調の可能性も懸念されてしまう。そんなメメの発育に常に不安を抱える母のまろが、ある日歯の痛みを感じるようになる。しかし歯医者では知覚過敏と診断され、痛みを放置。その後、メメの母乳を飲む量が安定し少し安心したまろを、激しい痛みが襲う。そこで再度歯医者に行くと今度は歯ぎしりが原因と言われるが、まろは納得できず大きな病院へ紹介状を書いてもらうのだった。しかし、診察予約は3日後。痛みは歯から顎、こめかみと移動し、最初は夜、横になるときだけだったのが昼間や横になっていないとき、授乳するときなど常に激痛が走るようになってしまう。そこで母が歯科医に連絡するよう言い出し…。 ■もしかしてクレーム!? ■どうしよう… 口が!? ■歯科医の返答は? 歯医者に、痛み止めを1回1錠のところ、1回2錠にして服用していいか、電話で聞いてみることにしたまろ。 しかし電話したものの、途中から口が上手く動かなくなってしまい…。 まろも、電話口の歯医者の人も混乱。 すると事態を把握して、母が代わりに用件を話してくれました。 結果、1回2錠の痛み止めを飲んでいいこと、授乳してもOKという確認が取れたのでした。 果たして、痛み止めの量を増やして効くのでしょうか!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月30日■これまでのあらすじ 生後5ヶ月の娘・メメを育てている母のまろはここ数日、原因不明の痛みから眠ることができず、食事をすることもできない日が続いていた。しかも授乳時にも激痛が走るが、ミルクを拒否し母乳しか飲まないメメには痛くても授乳しなければならない。数ヶ月前、初めて痛みが出た際に歯医者では知覚過敏と診断され、さらに今回激痛が現れてから受診すると歯ぎしりが原因と言われてしまう。そんな診断にまろは納得できるはずもなく、授乳していても飲める痛み止めをもらい、大きな病院への紹介状を書いてもらうのだった。しかし、大きな病院の予約は3日後にしか取れず、それまで実家で過ごすことに。頼みの綱だった痛み止めが効かず、激しい痛みに襲われるまろを見ている母親も気が気ではなくて…。 ■待って…! ■常に痛みが… ■もう限界…! 今までは、眠ろうとする(横になったりうたたねしたり)、咀嚼をする、授乳をするとき以外は痛みが出ることはなかったのに…。 このときの授乳がきっかけだったのか、何をしていても常に痛みが出ている状態になってしまいました。 痛みの度合いも強くてどうすることもできず、夜中はずっと部屋の中を歩き続けていたまろ。 翌朝、心配した母から、歯科医に電話するよう言われ…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月29日■これまでのあらすじ 生後5ヶ月を迎えたばかりの娘・メメはミルクを飲みたがらず、母乳にもこだわりがあってなかなか体重が増えないため、3ヶ月健診でも「痩せすぎ」と言われてしまう。そんなメメが心配で、なんとか少しでも多く母乳かミルクを飲ませたいと毎日一生懸命な母のまろは、産後3ヶ月頃に歯の痛みを感じ、歯医者で知覚過敏だと診断される。しかしその約2ヶ月後、激しい歯の痛みに襲われてしまう。そこで再度歯医者に予約を取るが、診察は1週間後。それまでの間、痛みは歯から顎、こめかみと移動するようになり、そのせいで睡眠も食事もとれなくなって授乳も激痛との戦いに。やっと迎えた診察の日、歯科医は歯ぎしりが原因だと言い放つ。納得がいかないまろは痛み止めをもらい、大きな病院への紹介状を書いてもらうが診察は3日後。痛み止めでしのごうとするが、効かなくて…!? ■やっぱり効かない… ■気絶できたら楽なのに ■大丈夫じゃないけど… 実家へ向かう車で、母がまろに「寝ていいんだよ」とやさしく声をかけます。しかし痛み止めが効かず、まろは眠ることができなくて…。 実家に到着しても効果が出てこない痛み止め。「痛み止めがあれば大丈夫」という安心感が一気に崩れ、まろを不安にさせます。 夕飯の時間になると、まろは「噛むと痛いから」とゼリーをすすり出します。 「授乳は仕方ないとして、食事や睡眠はしなければ痛むことはない」「気絶できたら楽なのに」と言い、激痛に耐えながら授乳する娘の姿を目にして、心を痛める母。 少しでも娘を休ませてあげたいと「ゲップはやるから休んでな」とメメを抱き上げます。 しかし、ほっとしたまろに再び異変が…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月28日■これまでのあらすじ 産後5ヶ月を迎えたまろは、娘のメメが小さく生まれ、ミルクや母乳にこだわりがあって体重が増えないことをずっと不安に思っている。3ヶ月健診で痩せすぎと指摘され、栄養失調を避けるべくミルクを飲ませるよう言われたのだ。その頃、原因不明の歯の痛みを感じるようになったまろは、歯医者へ。すると知覚過敏だと言われ安心してしまう。当時のまろにとって、メメの成長が1番の心配事で自分の不調を見つめる余裕がなかったのだ。その後メメの母乳を飲む量が増え少しほっとした矢先、まろは再び歯痛を感じるように。前回より激痛で、痛みは歯から顎、こめかみまで移動。さらに痛みで極度の睡眠不足になり、食事もできなくなったまろは再度歯医者へ行くが、歯ぎしりが原因と言われ…。納得できないまろは授乳中でも飲める痛み止めをもらい、大きな病院への紹介状を書いてほしいとお願いするのだった。 ■無事帰宅するが… ■初診は3日後 ■痛み止めが…!? まろの実家の近くにはかなり大きい病院があり、そこで診てもらおうと診断書をもらいました。早速病院に連絡すると、翌日の土曜日は初診を受け付けておらず、3日後の月曜日なら大丈夫とのこと。それで予約を取るまろでしたが、母はまろが月曜日まで我慢できるのか心配で…。 痛み止めをもらったから大丈夫だと答えるまろ。 とりあえず痛み止めを飲んで、授乳したら実家に向かおうということになりました。 しかし、この後飲んだ痛み止めが効いてこなくて…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月27日■これまでのあらすじ 生後5ヶ月の娘・メメの育児がうまくいかず、産後ずっと不安に過ごしている母のまろは、自分の体調にも心配事を抱えていた。メメが3ヶ月健診で「痩せすぎ」であること、さらに栄養失調に近い値だと指摘され、落ち込みながらもどうにかしなければと焦っていた頃、感じるようになった歯の痛みが悪化したのだ。初めて痛みを感じたとき、歯科医に診てもらうと知覚過敏と診断が出たのだが、今回の痛みは激痛で知覚過敏とは違うものだと確信。しかも歯から顎、こめかみにまで移動していて、痛みのせいで眠れず食事も摂れなくなり、ついには授乳もできなくなってしまう。そこで再度歯医者へ。しかしレントゲンを撮った歯科医は虫歯は見当たらず、歯にも顎の骨にも異常はないと言うのだが…。 ■そんなことある!? ■全然納得できない! ■もう余裕なんてない…! 前回の受診で知覚過敏だと診断されたときは「そうなのか」と受け入れられたけど、今回は自分に余裕がなかったからか「いや絶対違うだろ!」と思うまろ。 でも、「実際どこも悪くないんだし歯医者さんもそういう診断をせざるを得なかったのかな?」と今では思うそうです。 歯ぎしりという診断に納得がいかないまろは、授乳中でも飲める痛み止めを処方してもらえるよう頼み、そして「もっと大きな病院に紹介状を書いてほしい」とお願いするのですが…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月26日■これまでのあらすじ 5ヶ月前に産んだ娘・メメがミルクを飲みたがらない、母乳もなかなか出ず、3ヶ月健診では体重が低いことを指摘されてしまい、母のまろはメメに栄養を摂らせようと毎日必死で試行錯誤していた。そんな中、歯に謎の痛みを感じるようになり歯医者に行くと、知覚過敏だと診断される。まろは違和感を持つものの、メメの成長を心配するあまり歯痛を放置してしまうのだった。ミルクをますます飲まなくなるメメに精神的に追い詰められていくまろ。夫の助言から産院の母乳外来を訪ねると、助産師の指導により母乳量が増えメメも母乳をよく飲むように。ほっとするまろだったが、今度は歯の激痛が襲う。そこで1週間後に歯科医を予約するが日に日に痛みはひどくなり、さらに歯から顎、こめかみまで痛みが移動。眠れず食事すらもとれなくなってしまい、診察2日前には授乳中に神経を触られるような痛みを感じ…。 ■母が来てくれて… ■ついに診察! ■虫歯は見当たらない!? ついに金曜日、歯医者に行く日が来ました…! まろの母が家に来てくれて、歯医者に行く間、メメを見てくれます。メメの次のミルク時間は14時半。ミルクは拒否すると思うけれど、「ギリギリまで頑張ってもらえたら…」と母にお願いするまろ。 自分の痛みがひどいのに、ここでもやはりメメの授乳が気になって仕方ないのでした。 そして、予約の時間。歯科医はレントゲンを撮ると、「やっぱり虫歯はどこにも見当たらないですね」と言います。 さらに「歯にも顎の骨にもまったく異常はありません」とした上で、「原因はおそらく…」と口に出し…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月25日■これまでのあらすじ 夫と生後5ヶ月の娘・メメと暮らすまろは、歯科医に知覚過敏と診断された歯の痛みが悪化し、激痛を感じるようになってしまう。「この痛みは知覚過敏ではない」と思い、歯医者に連絡するが予約は1週間後の金曜にしか取れなかった。最初は夜、横になると歯に痛みを感じるだけだったのが、日を追うごとに悪化。食事ができなくなり、体を起こしていても激痛が走るようになって、眠れない&食べられない状態に。何より怖いのは歯から顎、火曜日にはこめかみにも痛みが移動していることで…。ただでさえ母のまろからしか母乳やミルクを飲まず、3ヶ月健診では「痩せすぎ」と言われてしまったメメの発育で悩むことがたくさんあるのに、眠れず食べられないことで母乳も出なくなるのではと不安になり、自分の体に何が起こっているのか恐怖に包まれるのだった。 ■母乳が出なくなったら… ■今度は授乳中に痛み!? ■搾乳なら…? 水曜日。 今度は授乳する際に激痛が…! 授乳中のこの痛みは麻酔なしで歯を削られているような感じというか、神経に直接響いてくる痛みというか…。 今までのズキズキするような痛みではなく、全身鳥肌が立つような痛みだったそうです。 こんな痛みを感じながらの授乳なんて想像するだけで痛いし、キツすぎます…。 診察まであと2日。 これ以上悪化しないことを祈りますが…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月24日■これまでのあらすじ 5ヶ月の娘・メメを育てている母・まろは、このところ謎の痛みに苦しめられている。出産後、メメの成長が思い通りにいかず、まろは不安や心配でいっぱいの日々を送っていた。小さめに生まれてきたメメがミルクを飲みたがらず、母乳を飲もうとするのにまろの母乳が出が悪くて、3ヶ月健診では「痩せすぎ」と言われ、栄養失調に近い値だと指摘されてしまったのだ。そんな中、歯の痛みを感じたまろは歯科へ。知覚過敏と診断され安心したので、痛みを放置してしまう。その後、夫の提案により母乳が出るようにするため、まろは産院の母乳外来に通うことに。助産師の指導で母乳の出も増え、メメの飲む量も増えて行く。ひと安心したまろだったが、再び歯の激痛に襲われて…。夜横になると痛み出すことから眠れず、さらに食べ物を食べると痛みが発生するようになって、受診する予定の日までの約1週間、我慢できるのか自信がなくて…。 ■あと4日… ■まさか…! ■痛みが動いている!? 月曜日に噛むと激痛が走るようになり、食事ができなくなりました。 そして、ついに火曜日には昼間も眠れない状態になってしまいました。 しかもこれまでは体を起こしていれば痛みはなかったのに、体を起こしていても体が寝ようとすると痛みを感じるように…。 夜も同様に体を起こしても眠れず、うとうとする状態をずっと繰り返すまろ。自分に何が起きているのかわからず…。 そして何より、痛みが動いていると気づいたときが「めちゃくちゃ怖かった」そうです。 診察予約をしている金曜まで、あと3日。 症状はどうなってしまうのでしょうか…? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月23日■これまでのあらすじ 5ヶ月前に娘のメメを出産した母のまろは、メメの体が小さいことで日々頭を悩ませている。というのもメメが生後2ヶ月頃からミルクを飲みたがらず、母乳なら受け入れるのに、まろの母乳が十分に出ていないようなのだ。さらに3ヶ月健診では「痩せすぎ」だと指摘され、このままだと栄養失調になってしまう可能性があることをほのめかされ…。追い詰められたまろは必死に飲ませようとするが、メメはますますミルクを飲まなくなる。そこで夫が見兼ねて、母乳に専念することを提案。母乳外来を訪ね、助産師の助けによって母乳量とメメの飲む量を増やすことに成功する。しかし、同じ頃、まろは寝る際に歯の激痛を感じるように。以前歯医者で診てもらったときは知覚過敏と言われたのだが、それは医師の誤診で、ひどい虫歯なのだと確信。昨夜より強い痛み、場所も移って来て、1週間後の歯科受診が遠く感じるのだった。 ■眠い…! ■本当は夫を頼りたい… ■食事までおろそかに!? まろは、夫が車通勤なので寝不足で事故に遭ったりしたら困るし、メメが授乳も寝かしつけも母親じゃないとダメな子だったのもあり、夜間授乳や寝かしつけ、夜泣き対応は夫にお願いしていませんでした。 仮にお願いしたとしても気になってしまって多分眠れなかったと思うから、自分で全部やったほうがいいというのもあったようです。 その代わり夫には、疲れているときや気分が落ち込んでいるときのメンタルケア係をやってもらっていたそうです。それも重要な役割ですよね! さて、激痛に極度の寝不足だけでなく、食事もできなくなってしまったまろ。 この日は月曜日。 金曜の診察までガマンすることができるのでしょうか…? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月22日■これまでのあらすじ 生後5ヶ月の娘メメを育てる母・まろは、メメの発育に不安を抱えている。もともと小さめに生まれた上、自分の母乳が思うように出ず、さらにミルクを飲みたがらないことで、同じ月齢の赤ちゃんよりメメは細く小さいのだ。3ヶ月健診では「痩せすぎ」と保健師から言われ、栄養失調の値が近いことからミルクを増やすように助言されたため、まろは必死になるのだがうまくいかなくて…。しかし夫の機転から母乳外来へ相談にいき、助産師のおかげで母乳量が増えたのと同時に、メメの飲む量も増えて行く。ほっとするまろだったが、ある夜、歯の激痛に襲われる。数ヶ月前、やはり歯の痛みを訴えて歯医者に行った際に知覚過敏と診断されたのだが、この痛みは「絶対そうじゃない!」と思うレベルで、翌日歯医者に再び連絡する。しかし、診察の予約が取れたのは1週間後で…。 ■昼間は痛くない… ■痛みが引かない…!? ■虫歯が悪化してる? 昨夜、歯に激痛を覚えたまろ。保冷剤のおかげでなんとか眠れましたが、翌日の昼間は痛みは引いていて…。 「たまたまだったのかな?」と思うのですが、夜、横になると再び激痛が! 早速保冷剤をあてますが、今夜は効かない!? なんと痛みが昨夜より強くなっていて、場所も今日は歯ではなく顎が痛い…! これはいったい、どういうこと!? そこで歯や顎の痛みについて調べてみる、まろ。絶対虫歯が悪化していて、歯科医が見逃してしまったのだと思い込みます。 痛みは横になると感じるので、この日は体を起こして壁に寄りかかって寝ることにしますが…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月21日■これまでのあらすじ 小さく生まれた娘のメメを、母乳とミルクの混合で育児しているまろ。しかし、生後2ヶ月頃から娘はミルクを拒否、母乳が出ている感覚があまりないまろは、母乳だけでは娘の栄養を賄えないのでは…と不安になるのだった。そんな中、迎えた3ヶ月健診ではやはり「痩せすぎ」と言われ、栄養失調の値が近いことからミルクを増やすよう言われてしまう。必死にミルクを飲ませようとするまろだったが、娘は頑なにミルクを飲もうとせず、母乳も自分の安心する場所、角度でないと飲まなくなってしまう。そんな大きなストレスを抱えたまろをある日、歯の痛みが襲う。歯医者で知覚過敏と言われ安心するが、何かがおかしい…。その頃、まろは夫の助言から自分の母乳量を増やせないかと、母乳外来へ。助産師さんのアドバイスにより娘が母乳を飲む量が増えたことに安堵(あんど)するのだった。しかしそんなまろに再び歯の激しい痛みが…!? ■保冷剤のおかげ ■歯科に連絡すると… ■診察まで1週間 「1回納得できない診断をされているなら他の歯医者に行けばいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。 しかし、当時住んでいた地域に良いと思える歯科があまりなく、ここの歯医者さんは評判も良く丁寧だったので、ほかに行くという選択肢を考えられなかったそうです。 そういうときに限って予約というのは取れないもので…。 1週間後に予約が取れたものの、その1週間の間に症状はどんどん変化していき…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月20日■これまでのあらすじ 4ヶ月前に娘を出産しミルクと母乳の混合で育てるまろは、娘の体重が思うように増えず思い悩んでいた。生後2ヶ月にはミルクを飲まなくなり、かといって母乳の出が悪いまろは母乳だけで娘の栄養が足りるとは思えず…。3ヶ月健診では案の定「痩せすぎ」と指摘されてしまい、ミルクを足すよう助言されるが、娘はミルクを飲もうとはせず、母乳にもこだわりが強くて気分次第では飲まないことも。そんな中、まろは歯の痛みを感じ歯医者へ。医師には知覚過敏と言われ少し安心する。というのも娘のことで頭がいっぱいで自分の体調まで気が回らなかったのだ。その後夫の指摘により、まろは母乳が出るよう改善しようと考え直し、産院の母乳外来を訪れる。助産師の母乳マッサージを受け、アドバイスを実践すると母乳量が増え、娘の飲む量も増えるのだった。しかし、今度はまろの体に異変が…!? ■痛い…! ■気のせいじゃない! ■とりあえず応急処置 不思議なことに、この日は夜横になっているときだけ痛みが走ったそうです。起き上がれば痛みは引くし、痛みがあった場所を触ってみても痛みを感じません。 体を起こすと痛みが引くというのが、昔経験した虫歯の痛みと違うところでした。しかし痛みが似ていることから、知覚過敏ではなく「大きい虫歯を歯医者の先生が見落としたのでは?」と思うのですが…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月19日■これまでのあらすじ 小柄に生まれた娘のメメの体重が増えず、まろは不安に押しつぶされそうになっていた。娘が生後2ヶ月になるとミルクを拒否するようになり、3ヶ月健診では痩せすぎと指摘されたうえに、栄養失調の可能性も示唆される。さらに、母乳の量が少ないこともわかり、安心できる材料は何ひとつなかった。そんなまろを心配した夫は、ミルクにこだわるのではなく、娘が比較的飲む母乳に専念してはどうかと助言する。最初は反発したまろだったが、自分の安心のためにミルクを優先していたことに気づき、母乳に比重を置くことを考え直す。そこで思い出したのが、産院の助産師の存在だった。早速連絡し、母乳外来で診てもらったところ、この日から毎日母乳マッサージを受けることに。さらに、助産師の指導通り授乳回数を増やしたところ、母乳量の増加が確認できたのだった。 ■思い込みも大事? ■ちゃんと飲んでくれてる! ■これで安心と思ったのに… 1週間の通院を終え、助産師から最後に大事な助言をもらいました。それは…。 「母乳が出てないと思わないこと!」 助産師いわく、母乳は「出てるのかな?」と不安になると出なくなってしまうのだそうです。だから「私、今たくさん母乳出てるぞ!」と思いこむことが大事なのだと。 そして、それでもまたトラブルが起きたら「またいつでもいらっしゃい」と言ってくれたのです。 まろは母乳が出ている感覚を持つようになり、実際娘が飲んでくれるようになって、喜びを噛みしめるのでした。 しかし…。その翌日からまろの体に異変が…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月18日■これまでのあらすじ 4ヶ月前に娘のメメを出産したまろは母乳がなかなか出づらく、娘はミルクを飲みたがらないため悩んでいた。3ヶ月健診では痩せすぎと言われミルクを増やすように助言されるが、娘は相変わらずミルクを拒否。その上、母乳ですらも同じ部屋、同じクッションで飲まないと嫌がるようになっていた。不安で余裕もなくなってきたまろに、夫は娘が望まないミルクより母乳を十分飲ませる努力をしてはどうかと提案してくるが、まろは反発した感情を抱いてしまう。しかし、夫も娘のことを思っての発言なのだと思い直し、母乳をもっと飲ませる選択肢について考えることに。そこで思い出したのが、産院の助産師の存在。産院に連絡し、母乳外来をたずねたまろは産院で授乳をするが、娘が4ミリリットルしか飲んでいないことがわかる。そこで翌日から1週間、毎日母乳外来に通うよう言われるのだった。 ■母乳外来へ通う日々 ■増えた…! ■助産師からのアドバイス 母乳外来に通ったこの1週間は、とことん母乳をあげることを頑張ったと言うまろ。オムツと眠いとき以外で娘が泣いたらとりあえず母乳をあげていたそうです。 でもこの期間、毎日母乳マッサージに通ったのが、1番母乳量が増えたことにつながったように思うと言います。助産師・神田さんのゴッドハンドに助けられたと…。 毎日、赤ちゃんを連れて病院に通うのは大変だったはず。でも結果が伴って、本当によかったです…! 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月17日■これまでのあらすじ 生後4ヶ月の娘・メメは平均より体重が低い。母であるまろは、3ヶ月健診で保健師から「痩せすぎ」と指摘されミルクを足すように言われてしまう。もともと母乳の出に不安があるため少しでも多くミルクを飲ませようと試行錯誤するが、娘はミルクを拒否し、さらに母乳もいつもと同じ部屋、同じクッションでないと飲まない。娘が栄養失調になってしまったらどうしようと不安に駆られるまろだったが、夫はミルクはあきらめて、母乳にしぼったらどうかと言う。そんな夫の言葉に腹が立つまろ。しかし、夫も娘の健康を考えてのことだと思い、冷静に考え直す。自分が安心するためミルクをあげるのではなく、娘が望む母乳をあげることで問題を解決できないかと。そしてまろが思い出したのが、産院の助産師の存在。母乳外来を受診し、助産師にアドバイスをあおぐことにするが…。 ■そんなに少ないの!? ■母乳外来に通うことに 助産師から、娘が飲んだのが4ミリリットルと言われたとき、「あまりに少なすぎて笑うしかなかった」というまろ。 「この状態で完母(完全母乳)レベルまで持っていくのは無理かな」と言われたまろは、「こんな状態で母乳外来に来て恥ずかしいやら申し訳ないやらだったし、やっぱりダメだったかと諦めかけていた」と言います。 しかし、助産師に「少しでもまろさんの不安が軽くなるように頑張ってみよう! 私もできることはするから!」と心強い言葉をかけてもらえて、もう少し頑張ってみようと思うことができたそうです。 そして翌日から1週間、毎日母乳外来に通うことになるのでした。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月16日■これまでのあらすじ 小さく生まれた娘のメメを母乳とミルクの混合で育てていたまろだったが、産後2ヶ月を過ぎると母乳の出が悪くなってしまう。さらに娘がミルクを嫌がるようになり、3ヶ月健診では保健師から「痩せすぎ」と指摘されミルクを足すようにアドバイスを受けた。そんな中、まろは謎の歯の痛みを感じるようになり歯医者へ。診断は幸い知覚過敏だったため、娘のことで悩むあまり自分のことは後回しにしてしまうのだった。その頃、授乳へのこだわりが強くなっていく娘を見て、夫からミルクはあきらめて母乳にしぼってみたらと言われたまろ。産院の母乳外来で産後4ヶ月からでも母乳が出るようにすることは可能か相談に行くことに。助産師にこれまでの経緯を話すと、まずは授乳してほしいと言われるが、娘はいつもと違う場所なので飲もうとせず…。 ■どうしよう… 飲まない! ■2時間の格闘の末… ■早速、体重測定 娘のメメは授乳に対してこだわりが強く、いつもと同じ部屋で、同じクッションでないと飲まないのでした。そんな娘が産院での授乳に応じるわけがなく…。 助産師は「全然焦らなくても大丈夫よ」と言ってくれますが、それでも少しでも早く飲ませたいと思うまろ。 結果、試みること2時間…。やっと飲んでくれた! すっかり疲れてしまうまろでしたが、やっと次に進めると気を取り直して、娘の体重測定へ。 すると助産師が、娘の体重を確認して「え…?」と声をあげて…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月15日■これまでのあらすじ 生後4ヶ月の娘・メメを育てるまろは、娘がミルクを飲まないことに悩んでいた。というのも、3ヶ月健診で痩せすぎと言われてしまった上に、娘がミルクを好まないのに自分の母乳が思うように出ていないので、このまま栄養失調になってしまうのではないかと心配なのだ。そんな中、夫からミルクはあきらめて「母乳に専念してみたら?」と助言されたまろは反発。しかし、夫も娘のことを思っての言動なのだと思い直し、自分が娘の求めるもの(母乳)より自分の安心(ミルク)を優先していたのだと自己嫌悪に陥るのと同時に、ある人物が「何かあったらいつでも…」と言ってくれたことを思い出す。まろは早速、その人に連絡することにするが…。 ■母乳外来へ連絡 ■悩みを助産師に打ち明けると… ■早速受診することに! まろが「何かあったらいつでも…」と言われた人物とは、産院の神田さんという助産師でした。 まろが妊娠中に切迫早産で入院したとき、さらに出産のときも、この助産師にお世話になったのです。 「今から母乳が出るようにすることって可能ですか…?」 すがるような気持ちで質問し、退院してからの出来事を順を追って伝えるのでした。すると、助産師から早速今日の午後来るように言われ病院へ。 まず最初に娘に授乳するよう言われ、授乳室へ入るまろ。 しかしそこで娘が授乳に対するこだわりが強く、いつもの場所でしか飲まないことを思い出すのでした。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月14日■これまでのあらすじ 自分の母乳の出が悪く、その上娘のメメがミルクを飲まないことに悩まされているまろは、3ヶ月健診で保健師から娘が「痩せすぎ」だと指摘されてしまう。ショックを受け、なんとかミルクを飲ませようとするまろだったが、なかなか効果が出ず精神的に不安定になっていく。そんなある日、謎の歯痛を感じたまろは歯医者で知覚過敏だと言われるが、その後も定期的に痛みを感じるようになる。しかし、娘のことが心配で自分のことは二の次。娘が唯一飲んでくれるタイミングでミルクをあげようとするが、その夜は失敗してしまう。そこで涙を流すまろに気づいた夫はミルクに固執しないで、母乳を出すことに専念すればいいのではないかと提案。しかしまろは、それを素直に受け入れられず「簡単に言わないで」「うるさい」と思ってしまうのだった。 ■夫は心配してくれている ■こんな自分、嫌だ…! ■ある人の存在を思い出し…!? 夫の「母乳に専念してみたら?」という言葉に不快感を持ったまろ。最初は「自分の母乳が足りないから毎日必死になってミルクをあげているのに、よくそんなこと簡単に言ってくれるなぁ」とモヤモヤしてしまったそう。しかし、夫にしても娘を第一に考えての言葉なのだと思い、冷静になるのでした。 確かに、自分は「ミルクを飲ませなきゃ」という思いで頭がいっぱいで、母乳について考える余裕がなかったことに気づきます。ミルクを飲んだ量は目に見えてわかるので、母乳よりも安心できるという理由もありました。 そう振り返ると今度は、「自分より夫の方がメメのことを考えてるんだな」「私は自分のことばっかりで情けない」と思ってしまい…。 しかし、自分は育児に苦戦しているときはどうしても盲目になりがちなので、夫にこのような客観的な意見を言ってもらえるのは、視野が広がりよかったと感じたのでした。 さて、そこである人物の顔と言葉を思い出します。 「何かあったらいつでも…」 その人物に連絡してみることにするのですが…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月13日■これまでのあらすじ 娘のメメを母乳とミルクの混合育児で育てるまろは、娘がミルクを飲みたがらないこと、自分の母乳の出が悪いことで悩んでした。案の定、3ヶ月健診では保健師から「痩せすぎ」だと言われ、栄養失調にならないようにミルクを飲ませるようアドバイスを受ける。栄養失調という言葉に大きなショックを受けたまろはその日から娘がミルクを飲むことばかり考えるようになり、頑張っても結果が出ない状況に疲弊していく。そんな中、歯に謎の痛みを感じたまろは歯医者へ。すると医師から知覚過敏と診断され、大したことがなくてよかったと安心するのだった。その後もミルクを飲まない娘だったが、ある日、唯一飲んでくれる夜中のミルクタイムが失敗に終わり、まろは泣き出してしまう。するとそれに気づいた夫が「思ってること言ってもいい?」と切り出して…。 ■母乳の方が喜ぶ? ■そんなに簡単に言わないで ■夫の提案に妻の本音は… 夫が言いたかったのは、ミルクを飲ませることに固執しないで、母乳を出すことに専念したらいいのではないかということでした。 娘を見ていて、これからミルクが飲めるようになるとは思えないこと、嫌いなものを無理やりあげるのではなく母乳をあげれば娘も嬉しいんじゃないか、と…。 すると、まろは返します。 「私だって母乳が出るなら飲んでほしかった」「健診でもミルクを足すように言われた」と…。 でも娘はそれを飲んでいない。だから夫は母乳が出る方法はないのか問い、母乳が出るようになればまろの精神的な負担も軽くなるのではないかと言います。 夫が自分のこと、そして娘のことを考えて、意見してくれていることはわかる…。でも、どうしても素直になれず…。 こんなとき「簡単に言わないで」「うるさい」と思ってしまうのは、母親の性(さが)なのでしょうか? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月12日■これまでのあらすじ 出産したばかりのまろは、娘のメメの育児で追い詰められていた。小柄で生まれてきたためミルクと母乳の混合育児で育てることにした娘が生後2ヶ月を過ぎるとミルクを拒否するようになり、3ヶ月健診で「痩せすぎ」だと保健師に言われてしまったのだ。さらにカウプ指数があと少し下がれば栄養失調の値となることから、まろは毎日娘に少しでも多くのミルクを飲んでもらおうと工夫を重ねるのだが、効果は全然なくて…。そんな中、歯が痛むようになったまろは歯医者に行くことに。娘を夫に預け歯医者へ向かうと、診断は「知覚過敏」! まろは拍子抜けし、連勤で疲れている夫に娘の世話をお願いしたことを申し訳なく思うのだった。その後も定期的に痛みがおとずれるが気にする余裕もなく、それよりも娘のことが心配で…。 ■ミルクさえ飲んでくれたら… ■唯一飲んでくれる時間 ■涙が止まらない… 少しでもミルクを飲んでもらおうとあらゆることにチャレンジしてきたまろでしたが、なかなか効果は出なくて…。 しかし唯一、ミルクを飲んでくれる時間がありました。それは夜中、メメがまだ起きなそうなタイミングで、寝ている間に授乳を済ませて布団に戻すのです。 もちろんメメが起きちゃうこともよくあり、このような事態にまろは慣れていたはずでした。しかし、このときはなぜか涙が止まらなくて…。 切羽詰まった状態のまろに、気づいた夫は…? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月11日■これまでのあらすじ 娘のメメが小さく生まれてきた上に、母乳の出が悪かったまろは、娘を母乳とミルクの混合で育児をしている。しかし3ヶ月健診で「痩せすぎ」の状態と指摘され、もう少しカウプ指数の値が低くなると栄養失調になってしまうのでミルクをできるだけ飲ませるよう保健師から指導を受けるのだった。これに大きなショックを受け、娘がミルクを飲むよう工夫を重ねるが思うようにいかず…。そんなある日、まろは歯の痛みを感じるようになる。夫に相談し娘を預けて歯医者に行くことにするが、歯医者から痛みの原因は「知覚過敏」だと言われ拍子抜け。連勤で疲れている夫に、こだわりが強い娘をわざわざ預けて歯医者に行ったことを申し訳なく感じるが、大したことなくて良かったと安心もするのだった。 ■今日もミルク飲まない… ■頭の中は娘のことばかり ■気にするのもよくない? その後も定期的に痛みを感じていたまろ。しかし「知覚過敏」と診断した歯医者は評判もよく、それが誤診だなんて疑いもしませんでした。 そんな自分の痛みより、このときは娘が毎日どれだけミルクを飲むのかの方が大問題で…。 小児科の医師に「そんなに気にするのも良くないと思いますよ」と言われても、頭の中はメメの心配ばかりだったのです。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月10日■これまでのあらすじ ミルクと母乳の混合育児で娘のメメを育てているまろは、娘の体重が増えないことに頭を悩ませていた。退院直後は順調に大きくなっていたのに、生後2ヶ月を過ぎると娘はミルクを拒否するようになり、さらに3ヶ月健診では保健師から「痩せすぎ」と言われた上にカウプ指数がもう少し下がると栄養失調となってしまうと指摘されたのだ。少しでも多くミルクを飲ませようと必死になるまろだったが、なかなかうまくいかず、精神的に追い込まれていく。そんなある日、まろは謎の歯痛に襲われる。夫に娘を預けて歯医者に行くことにするが、最近こだわりが強くなっている娘のことを思い、夫に娘を預けるのが心配になるのだった。そしていざ歯医者へ。問診後、医師には痛みの原因がわかったようで…。 ■痛みの原因は… ■なんだか申し訳ない… ■痛みを放置するように… 医師の診断は、知覚過敏!? 絶対虫歯だと思っていたまろは、ちょっと拍子抜け。 夫は「良かったじゃん、大したことなくて」と言ってくれたけれど、連勤で疲れている夫にわざわざ娘を預けて歯医者に行ったことを申し訳なく感じてしまうのでした。 そして…。 実は知覚過敏ではないのに、この診断に安心したまろは痛みを放置するようになるのでした…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月09日■これまでのあらすじ 母乳の出が悪かったまろは、産後に助産師と相談してミルクと母乳の混合で娘のメメを育てることにした。退院後は順調に体重を増やす娘だったが、産後2ヶ月を過ぎるとミルクを飲まなくなってしまう。母乳がそこまで出ているように思えないまろが不安に思っていると、3ヶ月健診で案の定、保健師から「痩せすぎ」だと言われてしまう。それからはミルクを飲ませるため、保健師のアドバイス通りにほかのミルクや哺乳瓶を試してみたり、毎日試行錯誤する日々。しかし娘は飲もうとせず、途方に暮れてしまう。そんな中、友人ふたりが遊びに来てくれるが、彼女たちから育児の苦労話を聞いたり、娘を「育てやすい子」と言われて、「もっと大変な人がいる」から「へこたれてはいけない」と思うのだった。その頃、まろに歯の痛みが出るようになる。歯医者さんに行こうとするが、娘を夫に預けるのは心配だと感じるのでした。 ■いざ歯医者へ ■娘のこだわりが強くなって… ■痛みの原因が発覚? この頃は、飲まないだけでなく、授乳時のこだわりが強くなっていたそうで、まろは頭を悩ませていました。 寝かしつけもまろじゃないと寝なかったし、夫に預けるときはミルクを飲ませてからじゃないと 「ギャン泣き」「ミルク飲まない」「寝ない」 の地獄絵図が容易に想像できたので、出かける前になんとかミルクか母乳を飲んでもらおうと必死だったと言います。 そして歯医者へ行くと、レントゲンを撮って診察。 すると医師は痛みの原因がわかったようで…!? 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月08日■これまでのあらすじ 娘のメメを出産したばかりのまろは、娘が小さめに生まれてきたため母乳とミルクの混合で育児をしていた。しかし生後2ヶ月を過ぎると、ミルクを拒否するようになった娘。母乳なら飲んでくれるが、まろは母乳がそこまで出ているように思えなくて心配になってしまう。その後3ヶ月健診で「痩せすぎ」と指摘を受け、保健師からこれ以上痩せると「栄養失調になってしまう」と言われ動揺。必死にミルクを飲ませようとするが娘はなかなか飲まず…。そんな中、娘を見た友人から「将来モデル体型」と言われたまろは、ちゃんと育児していない母親だと思われたように感じてしまう。さらに、友人たちから「背中スイッチ」がない娘を「親孝行」「育てやすい子」と言われ、自分よりもっと大変な人がいてへこたれてはいけないんだと思うのだった。 ■歯が痛い! ■思い当たる節が…! ■夫に預けて大丈夫? 娘のメメを出産してしばらくして、まろは謎の歯痛に襲われます。それも食事のときだけ痛むというもの…。 かつて虫歯治療でひどい痛みを味わったことのあるまろは、妊娠する前にすべて治療し、妊娠中はしっかり歯磨きをしていたそうです。 しかし出産後は…。メメのお世話にかかりきりでなかなか歯を磨くことができなかった上に、疲れやストレスからか甘い物も食べていたので、歯が痛くなったとき「思い当たる節がありすぎる…」と思ったのだとか。 夫に相談し歯医者に行くことにしますが、まろには夫に娘を「預けて大丈夫かな」と思ってしまう理由があって…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月07日■これまでのあらすじ 小さく生まれたこと、母乳の出が悪かったことで、母乳とミルクの混合で娘のメメを育てることにしたまろは、娘がミルクを飲まなくなったことに悩んでいる。生後2ヶ月が過ぎると、母乳なら飲むのだがミルクは拒否するようになったのだ。さらに3ヶ月健診では、保健師から今の状態が「痩せすぎ」であること、これ以上痩せてしまうと「栄養失調になってしまう」と言われ、激しいショックを受ける。なんとしてでもミルクを飲ませようと、ミルクのメーカーや哺乳瓶を変えたりするがなかなか飲まないメメにある日、まろは怒鳴ってしまう。自己嫌悪に陥り、虐待のニュースを見れば周りから自分が「育児放棄している」と思われるんじゃないかとおびえるように。そんな中、遊びに来た友人からメメを「将来モデル体型確定じゃん」と言われたことも「ちゃんと育児していない」と言われているように感じてしまうのだった。 ■背中スイッチはない!? ■大変なのは自分だけじゃない ■育てやすい子!? 褒め言葉として「いい子だね」「親孝行な子だね」と友人たちは言ってくれたのだと思うけれど…。 当時は、 「みんな自分よりも大変な思いをしてるんだ」 「自分のこの状況を大変だと思っちゃダメだ。メメは他の人から見たら親孝行な子なんだから」 と、本気で思ってしまったまろ。 今だったら「いやいや大変さなんて人それぞれだから!」と思えるけど、当時は切羽詰まった状態で「これぐらいでへこたれてちゃダメなんだ」と自分を責めてしまうのでした。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月06日■これまでのあらすじ 小さめに生まれた娘のメメを、母乳とミルクの混合で育てることにしたまろだったが、生後2ヶ月を過ぎると娘が母乳しか飲まなくなってしまう。もともと母乳の出が悪いまろは、娘がちゃんと母乳を飲めているのか心配で…。そんななか3ヶ月健診を受けると、保健師から娘が「痩せすぎ」であること、栄養失調にならないようにミルクを飲ませるよう言われてしまう。栄養失調という言葉にショックを受けたまろは、その日からミルクのメーカーや哺乳瓶を変えてみたり、思いつくことをすべて試しながら必死に飲ませようとするが、娘は飲まなくて…。そんな娘についに怒鳴ってしまい、すぐにそんな自分を反省するが、娘に何かあったらどうしようと恐怖に襲われ、精神的にも限界を迎えていた。 ■世間から見たら… ■友だちが来てくれて… ■将来モデル体型!? 痩せているお子さんを育てているお母さんが「悪い母親」だなんてことは絶対にありません。 でも当時のまろは、娘の細身の体がすごく気になってしまって、「育児放棄してる」と誰かに思われるんじゃないかとビクビクしていたそうです。 さらに友人からは「将来モデル体型確定じゃん」と言われ、「スタイルいいよね~」というようなノリで言ってくれたのだとわかっているけれど、「ちゃんと育児してんのかコイツ…?」と心のどこかで思われているんじゃないかと被害妄想にかられてしまったと言います。 我が子が大丈夫かという不安と、「ちゃんと育てなきゃ」というプレッシャーに押しつぶされそうになるまろ。 周りの目や発言に過剰に反応してしまい、より自分を苦しめてしまっていたのでしょう。 次回、さらに友人の何気ない言葉がまろを追い詰めていきます…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月05日■これまでのあらすじ 娘のメメが小さめで生まれてきたこと、さらに自分の母乳が出にくいことから、ミルクと母乳の混合で育てることにしたまろ。生後1ヶ月を過ぎると大きく成長する娘だったが、生後2ヶ月頃にはミルクを拒否するようになり、母乳ばかりを飲むように。しかし3ヶ月健診に行ったところ、保育士から栄養状態を表す「カウプ指数」から痩せすぎを指摘されてしまう。さらに、これ以上いけば「栄養失調」になること、それを避けるためにもミルクをもっと飲ませるように言われ…。その日からあの手この手でミルクを飲ませようとするが、娘のミルク拒否は変わらず。なかなか成果が現れず追い詰められたまろはある日、泣き出した娘に「飲んでって言ってるじゃん!」と怒鳴ってしまい…。 ■涙がボロボロと… ■もし何かあったら… ■どうにかしたいのに… こんな小さくて、大切な娘に怒鳴ってしまった…。自己嫌悪に陥り、涙をボロボロと流すまろ。 でも、怒ってしまったのはメメがミルクを飲まないからではありません。今日は元気でも、明日急に具合が悪くなってしまうかもしれない。このまま娘が痩せていって、「自分のせいで何かあったら…」と思ってしまうから。 やっと出会えた大切な我が子なのに、もしかしたら失ってしまうかもしれない。恐怖に襲われ、娘を生かすことにただただ必死になるしかなくて…。 そんな精神的につらい時期に、あるニュースを耳にして…。 次回に続く「謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話」(全66話)は12時更新! この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年09月04日