アニメーションを作りたい、ただの主婦。 出産を機に務めていたデザイン事務所を退職し、現在はイラストを描いたり造形教室の講師をしたりしています。 平和な息子と漫画家の旦那と3人暮らし。 note(https://note.mu/yamasono)でイラストや育児漫画を気まぐれに更新中。
ものつくりが好きな主婦のそんたんママこと、やまだそのこです。5歳になる息子のきーちゃんと、漫画家の旦那と気ままな3人暮らし。子育てのなかで体験したびっくり、どっきりな「はじめて」エピソードをつづります。
昔ながらの遊び今遊べば新鮮で楽しい!子どもと一緒に作ったり、子どものために作る、工作たちをイラストで紹介します。そんたんママと、2歳10ヶ月の息子きーちゃんが、親子時間が楽しくなる暮らしのアイデアをお届け!
季節を感じつつ子どもと一緒に作ったり、子どものために作る、ちょっぴりアートな工作たちをイラストで紹介します。そんたんママと、1歳10ヶ月の息子きーちゃんが、ちょっと楽しくなる暮らしのアイデアをお届け!
こんにちは、そんたんママです。暖かくなってきましたね。 春眠暁を覚えずで、自分はなかなか布団から出ることができません。そんな母親に対して、乳幼児は早く起きがちで…。 ■朝、母の顔をたたく息子に… 私はかなりの低血圧で、そのせいなのか朝パッと起きることができません。 そんな私に対し、3歳頃のきーちゃんは、早くに起きてキビキビ動き出していました。 なかなか起きない母親にしびれをきらし、「おかーさん、おーきーてーよー!」と顔面をバシバシたたいてきました。 ただでさえローテンションのところをたたき起こされ、「たたかないでよ!!」とイライラしながら目を覚ます朝…。きーちゃんも怒られて不機嫌になり、いいことはひとつもありません…。 ■「たたかないで!」では伝わらない? 言い方を変えてみた その頃は毎朝のように同じことがくり返されました。そのたびに 「たたかないでよ!」「痛いって言ってるでしょ!」 など言っても、やめてくれません。 ある朝、やはり寝起きにきーちゃんに顔面をたたかれたので、やけくそになって 「たたかないでナデナデしてよ!!!」 とキレ気味に返すと… なんとナデナデしてくれたではありませんか! そう、きーちゃんは何も私の顔をたたきたくてたたいていたのではなくて、 他に起こし方を知らなかった のです。 やさしいナデナデで目を覚ました私は、「ありがとう」、「うれしい」、「大好き!」をいっぱい伝えました。 以来きーちゃんは私の頭をナデナデして起こしてくれるようになり、ものすご~く幸福な気持ちで目覚める日々が続きました。(どっちが子どもなんだか…) ■子どもが大きくなった今、私が心がけていること きーちゃんが5歳になった今は、いつしか遅起きになり、私が起こす側になりました。 自分がされてつらかったのでたたき起こすことはせず、なるべく優しい気持ちで起きられるように声かけすることを心がけています。 最近ではこんな感じで返ってくるので、人間らしくになってきたなと感じるのでした。 \おすすめ動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年04月04日こんにちは、そんたんママです。 新型コロナウイルスの影響で早めの春休みを迎えた子どもたち。 リモートワークになった方々、子どもと一緒にいて仕事できていますか…? わが子の通うこども園は休園にはならないまでも午前保育のみとなり、在宅ワークをする私は今、まさしく頭を抱えています。 ■子どもを相手しながら仕事するのは無理! もともと在宅ワーカーで子どもを預けていた身としては、家で子どもを見ながら仕事をする大変さは承知していました。 パソコンを立ち上げればまとわりついてくるきーちゃん。 仕事は進まないし構ってあげられないし、お互い欲求不満に… 同時進行はやっぱりムリ!! ■在宅ワーク、タイムスケジュールを立てたら… だらだら仕事してもイライラするだけなので、タイムスケジュールを立ててリビングの良く見える場所に貼りました。 わが家の場合はこんな感じ(午前はこども園&パート勤務なので午後のみ)。 仕事をする時間と、子どもに向き合う時間をはっきり分けました。 ポイントは、必ず 「一緒に遊ぶ」→「仕事」の順番にすること! 一緒に遊ぶのは息子にとって愛情の回復アイテムみたいなもので、一緒に遊ばない間にメーターがぐんぐん減っていってしまうみたいです。 いきなり仕事から始めるとマイナスになってひたすら構うはめになるので、まず満タンにしてからスタート。 晴れていれば公園で遊んで弱らせてからの、おやつ&映画タイムです。 映画を見せている間にこちらはギュッと集中して仕事! お休みの時は朝も公園に行って、その分午後の公園タイムを減らし、映画タイムを長くとります。 ただしこの作戦、インターネットがつながらないと何にもできません。 映画も仕事もネットが頼りのわが家は、つながりが悪い日はひたすら室内遊びをするはめになりました。 ■運動不足なこの時期、室内で体を動かすにはこれ! 問題は雨の日など、室内で過ごさなければならない時。 映画ばかり見せていると子どもの体力がありあまって夜全然寝ないので、そんな時は 運動ゲーム の出番です。 これは本っ当~~に助けになっています。 かわりばんこでやって、大人も運動不足解消! ■休園中の家事はのんびり一緒にやる これまで洗濯など夜にすることが多かったのですが、夜はまるまる仕事にして、昼間家事をすることにしました。 子どもがやりたいと言えば一緒にやるし、やりたくなければ1人で遊んでて、というスタンスです。 ただせっかく時間があるので、料理は教えたいと思います。 子どもの料理の手伝いって、時間がない時は正直ジャマなのですが、今は時間がたっぷりあるのでむしろチャンス! 失敗しても時間がかかっても、この春で簡単なものをひとつ覚えられれば自信になるし、ちゃんと役に立つはず。 ザラザラ米つぶを落としながら、今日もきーちゃんはお米をといでくれます。ありがとうね。 ■ストレスを抱えないために いろいろと書きましたが、仕事にしろ家事にしろ、うまくできないことの方が多いです。結局一番必要なのは、できなくても「まぁいっか」とどこかで割りきる心なのかもしれません。 先が見えない不安はありますが、こんな時だからこそ根を詰めすぎずに、子どもと一緒にできることを楽しみたいものですね。
2020年03月21日こんにちは、そんたんママです。3月は卒園シーズンですね。 我が子の卒園は来年なので、今回は私が子どもの頃の卒園の話をひとつ。 ■わが家の恒例イベント「お父さんと2人の卒園旅行」 私は3人姉妹の末っ子。そんな実家では、私たちが幼稚園を卒園するときに必ずおこなっていたイベントがありました。 それは、 「お父さんと2人で卒園旅行に行くこと」 。 父は朝早くから夜遅くまで働くサラリーマンだったので、基本的に母と過ごす時間の方が多く、父娘2人きりでお泊まりするなんてはじめてでした。 子ども(私)は、「お母さんと離れて寂しいのを乗りこえる!」、父は、「不慣れな育児をがんばる!」と言うスローガンのもと、いざ旅行へ出発! ■父娘の旅行中ミッション 旅行には何かしらミッションがありました。 私の時は「いろいろな種類の乗り物に乗る」がそれで、行き先は県内の観光地でしたが、新幹線、バス、電車、ロープウェイ、船と、2日間でたくさんの乗り物に乗りました。 達成感みたいなものはまだわかりませんでしたが、はじめて乗るものがあって嬉しかったのを記憶しています。 〇〇をみる、〇〇を食べる、など何でも良いので、ミッションがあると親子団結できるかも? ■お留守番しているお母さんにお土産 家で留守番している母にお土産を買いました。 キーホルダーだったら使いやすいんじゃないかとか、小さめの方がいいだろうとか、父と相談しながら買いました。 たぶん、母はまだ持ってくれているんじゃないかな。 ■父と交わした「やくそく」 泊まったのはホテルのツインルームでしたが、その頃まだ家では親子川の字で寝ていたので、夜はじめて1人で寝るシングルベッドに寂しくなって泣いてしまいました。 そんな夜、父と手紙交換をしました。 手紙というほどのものではありませんが、ホテルにあったポストカードにお互いに向け「やくそくメッセージ」を贈るというもの。 これも後になって見返すと、そんなことを言ってたんだと思うことを書いていたりして面白かったです。 ■アルバムには父の言葉が 父は“ものつくり”が好きで、その時の手紙や写真やチケットにコメントをそえて、アルバムにまとめてくれていました。 最近では、久しぶりにそのアルバムを見る機会がありました。 旅行のことは、雨が降っていて甲板ですべって転んで気持ち悪かったとか、寒い中食べた月見うどんが美味しかったとか今でも記憶に残っていますが、写真やコメントを改めて見ると新たな発見があったりして。 「そんたんはスープがおいしかったみたい……」 なんていうコメントも、この頃の自分は好き嫌いが多く小食で、せっかくの食事もコーンスープくらいしか食べず父を手こずらせたんだなぁ…と、親になった今ではリアルに感じます。 ■親子の思い出づくりに その後も家族であちこち旅行に行きましたが、父と2人きりで旅行に行ったのはこの時だけで、特別記憶に残るものになりました。 父はすでに他界しているので、余計にかも。 パパに限定しなくても良いと思うのですが、普段交流の少ない方の親と2人で行くのがポイントのような気がします。 春休み、家族旅行も良いですが、親子2人の卒園旅行なんていうのもいかがでしょう。
2020年03月07日こんにちは、そんたんママです。 先日はバレンタインでしたね。チョコ交換などしたでしょうか。 わが子はチョコではないあるものを交換して、思わぬハプニングが起きました。 今回はその時のお話を。 ■公園でお友達とお菓子交換。いつもの風景だったけど… ある時、幼稚園のお友だちと公園で遊ぶことがありました。 わが家は延長保育を利用する日もあるので、息子のきーちゃんは延長保育なしでお友達と遊べることがうれしくて仕方がない様子。 私はママさんたちと会話をしながら、子どもたちはかたまって遊んでいました。 途中できーちゃんが「おかしちょうだい」と言いにきたので、持ってきていたお菓子袋を渡すと、子ども同士でお菓子の交換がスタート。 もう5歳なのでみんな大抵のものは食べられるし、アレルギーの有無もわかっています。 でもあげたお菓子を食べられない子もいるかもしれないと思って、それとなく子どもたちの様子をうかがっていました。 お菓子交換自体はよく見る公園での風景でしたが… ■お友だちがくれたカラフルなつぶ。その正体は? 子どもたちがお菓子を食べているとき、公園のすぐ近くのおうちの子が「ちょっと待ってて!」と一時帰宅して、カラフルなつぶがたくさん入ったきれいなケースを持ってきました。 その子がつぶをみんなに配り、きーちゃんが口に入れているのが遠目にもわかりました。 私も見たことのないお菓子だったので気になって、 「何食べてるのー? ラムネ? チョコかな? 外国のお菓子みたいでかわいいね…」と声をかけると、その子のママがあわてて言いました。 「○○、エアガンの弾丸みんなにあげてるの?」 カラフルな輸入菓子…じゃなくて、子ども用おもちゃの小さなカラフルな弾丸だった! 「えっ! きーちゃん今、食べてなかった? 口、あけてみて!」と言うと、あんぐりあけた息子の口には粉々になったカラフルなプラスチック片が。 あわてて手洗い場で吐きださせました。 ママさんは「本当にごめん! うちの子が急に持ってきたから…大丈夫だった?」とすごく申し訳なさそうにしていたのですが、その子だってまさかおもちゃの弾丸を食べる人がいると思わなかったのだろう。 そしてきーちゃんは、お菓子交換タイムにまさかお菓子じゃないものをもらうと思わなかったのだろうし。完全なる事故でした。 きっと自分の宝物を分けてくれようとしたんだよね。ごめんねごめんね、とお互いに謝りその場は終わりましたが、 5歳になっても誤飲をすることがあるとは! そしてそれ以上に、(プラスチックの小さな弾丸ってあんな粉々にかみくだけるんだ…)というのがなかなか衝撃でした。 きーちゃんは飲み込む前だったのでとくに体調への影響もありませんでしたが、 良い子は絶対にマネしないでね! そして私も人からもらうお菓子やモノにはもう少し気を配り、注意していかないと心新たにしました。 ※この体験記に記載された内容は、あくまでも筆者の体験談です。誤飲があった場合など、ご心配な際には医療機関を受診ください。
2020年02月22日こんにちは、そんたんママです。もうすぐバレンタインですね。 5歳のシャイボーイの息子からは浮ついた話はまだ聞きませんが、女の子がらみで親として少々気になっていることがあります。 ■わが子がポツリと「あの子、かわいい」 電車に乗っていて、きーちゃんと2人でぼんやり車内を眺めていたとき。 車内広告の中に潜んでいる新幹線や電車などの乗り物写真に目ざといきーちゃんですが、ポツリと 「あの子、かわいい」 とつぶやきました。 見ると広告に漫画のイラストが描いてあり、私も知っているキャラクターが。 「あの金髪の女の子? お母さん、知ってるよ、Mちゃんでしょ。かわいいよね。」 「Mちゃんかわいい」 その場はそんなやりとりをしました。 ■再びポツリ「この子が好き」 別の日、旦那が家でゲームをしていたとき。ゲームを横で見ていたきーちゃんが「この子、すき」と再びポツリ。 セクシーな色黒の女の子キャラクターを指差して言いました。 「隣の子じゃなくて?」 「おはだのくろい子がすき」 (そうなんだー)と思いつつ、 えらい大人っぽい子を選ぶんだな と、旦那とクスリと笑いました。 ■わが子の「好きな子」を追っていくと… その後もテレビでアニメーションを見ていて複数の女の子のキャラクターが出てきたりすると、「きーちゃんはこの子がすき」と教えてくれました。 それらを頭の中で集めていくと、ある事実が判明。 息子よ、ギャル好きすぎじゃない!? 幼児のうちからこうも好みがはっきりするものかと驚くほどに、一貫して強気で大人っぽいナイスバディな女性を選ぶのでした。 母とは真逆の女性だな。だからいいのか? 息子がどんな人を好きになっても口をだす気はありませんが、将来ガチガチにギャルのお嫁さんを連れてくる想像をしたら、面白いやらどうしていいかわからないやらで、ちょっと動揺してしまいました。 ■好きな子は今は「ナイショ」 私や旦那が思わず笑ってしまうせいか、最近では明らかに好きそうな女の子が出てくるアニメーションを見ていても、「オレはこっちの男をみてるの!」といきがってごまかすようになりました。 それでも私が「この女の子、好きでしょ?」と聞くと、「おとうさんにはナイショだよ」と返ってくるのでした。 いつか少年になって好きな子ができても、もうお母さんには教えてくれないんだろうなぁ。 たぶん、君を見ていたらわかる気がするけどね! その時は、つつきたい気持ちをぐっとこらえて見守ることにします。
2020年02月08日こんにちは! そんたんママです。真冬や真夏は、子どもと遊ぶのに室内の施設を選ぶ機会が増えますね。 以前息子のきーちゃんと児童館に行ったとき、その場で会った知らない子たちと一緒に遊ぶことがありました。 ■わが子と遊んでいたら、知らない子が入ってきた そこは広い施設で、外には大型遊具、室内には図書エリアや、食事ができるテーブル、大きなブロックが置いてあるスペースがありました。 雨が降りだしたので室内のブロックスペースへ行き、きーちゃんと2人で電車ごっこを始めると、その様子が楽しそうだったのか他の子が「いーれーて!」と声をかけてきました。 初対面の子と遊ぶのは歓迎ですが、ママやパパらしき人は側にいません。 離れた図書エリアに何人かの大人が座っているものの、皆さん本やスマホを見ていて、どの方が保護者なのかはわからず。 勝手に遊んで大丈夫かなと思いつつ、最初は1人2人増えたくらいだったので、気にせず一緒に遊んでいました。 ■泣く子、もめる子…遊び場が大混乱! やがてブロックは電車からアスレチックに形を変え、きーちゃんも含めみんな飛んだり跳ねたりし始めました。 人数もいつの間にか子どもが8人ほどに増え、「ちょっと危ないかな?」と思いつつ見守ることに。 「転んだときに痛いから、道はマットの中に作ろう?」 「両方から行くとぶつかっちゃうから、こっち回りにしようか!」 などと交通整理をしてうまく回っていましたが、そのうちブロック壊しが楽しくなった子が出てきて他の子ともめだしました。 「こりゃ大人1人じゃ足りないぞ」と思ったそのとき、2歳くらいの女の子がいきなり号泣! 「大丈夫? どこかぶつけた?」と女の子をなだめていると、ママらしき人が図書エリアからスタスタとやってきて、無言で女の子を連れて行きました。 (む、無言…? 泣かせたことを怒ってる? 大丈夫かな…というかあなたがママさんだったの。) 内心いろいろと思いつつあっけにとられて見送ると、しばらくして泣き止んだ女の子が戻ってきました。 ■ヒートアップの子どもたちに大人一人だったら? 遊び始めて1時間くらいたったでしょうか。 子どもたちは疲労からかさらにヒートアップして、「危ないよ」と言おうが「押しちゃダメだよ」と言おうが聞く耳を持たず。こちらも集中力が切れ始め、1人で見るのに限界を感じていました。 もっと大人の手が欲しい。けれどこの場を離れて呼びに行くのも危ないな…とためらっていたら、案の定あちこちで衝突が起き、再び女の子が「いたいーーっ!」と泣き出す始末。 またぶつかった!? といっぱいいっぱいになっていると、読書していたママさんが再び無言で女の子を連れて行こうとしたので、思わず呼び止めました。 「あの、すみません。もう少し近くにいていただけませんか? 大人1人では見きれません」 するとママさんは、 「あー。そうですか。〇〇、行こ」 と子どもを引っぱって行こうとしたので、私も頭にカッと血がのぼり、「きーちゃん帰ろう」と遊んでいた他の子たちを置いてその場を後にしました。 ■遊び場エリアでの放牧は当たり前なのか? 怒りを静めようと、きーちゃんの手を引きながらフツフツと考えました。 なんで親の誰1人子どもの近くにいないんだ。 なんでこんな必死になって他の子の面倒を私が見なけりゃならないんだ。 他のママさんからすれば、 勝手に面倒を見たのは私の方? この程度の放牧は普通のこと? いろんな子がいるよな…。きーちゃんは比較的おとなしめだけど、体力がありあまってる子を家で見るのは大変だろう。読書していたママさんは、児童館なら子どもが自ら遊ぶと思って、休息しに来たのかもしれない…。 いやでもそんなの、私だって休みたいわーーー!! きーちゃんはまだ遊びたそうにしていましたが、お互いにクールダウンするために炭酸ジュースを買って飲んだら、きーちゃんから「帰ろっか」と言ってくれました。 自分もひと息ついて心が落ち着き、放置してしまった遊び場スペースはどうなってしまったのか心配にもなりました。でも、まずはきーちゃんがケガをしなくて良かった。 ■子どもとの距離の取り方は人それぞれ 何が正しい行動だったのか、いまだにわかりません。 私がもっと早い段階できーちゃんを連れてその場を離れることで、周りのパパやママも戻ってきてくれたのかもしれない。 早い段階で施設の人に声をかけて、子どもたちを静めてもらう協力をしてもらえばよかったのかもしれない。 子どもたちに「パパとママを呼んできてー」と声をかければよかったのかもしれない。 むずかしいです。 子どもとどこまで離れても平気かは家庭によって違うと思います。子どもの年齢によっても、兄弟がいるかいないかによっても違うかも。 私はどちらかと言えば、子どもが自ら遊ぶなら少し離れて見守りたい派ですが、たまには混ざって遊んだり、何をしているかわかる程度にはそばにいたいと思っています。 あぁしかし、 自分に余裕がなければ人に優しくできないな… とつくづく感じた出来事でした。
2020年01月25日あけましておめでとうございます! そんたんママです。 寒い日が続きますね。我が子は常に鼻水を垂らしていますが、熱もないし元気なので長いこと放っていました。 それが最近、こんなことに…。 ■テレビの音大きいよ! 子どもを注意して、ふと気づいた 夕方、いつものように園から戻り、夕飯の支度をしていた時のことです。 リビングできーちゃんが見ている テレビの音が、少し大きかった ので注意しました。 「きーちゃんちょっと音大きいよ~。いつもの数字にして~」 「よく聞こえないんだもん」 野菜を炒める音などでうるさくて聞こえないのかと思いそのままにしていましたが、料理をしていない時も音が大きいので再度指摘しました。 「ねぇ、ちょっと音大きいってば。夜だからもう少し静かにして」 「聞こえないー」 「聞こえるよ。もう少し下げな」 「やだー。」 「下げてってば! もう! 耳、病気なんじゃないの? お医者さん行く!?」 ついつい脅し文句で注意してしまったのですが、口をついて出た自分の言葉にハッとしました。 もしかして、 本当に耳が病気で聞こえていない のでは? とはいえ、その他では普通にやりとりできていたので、そのくらいで…と病院に行くのをためらっていました。 ■ママ友さんの話に後押しされて、耳鼻科へ その週末ちょうどクラスのママさんたちと飲み会があり、子どもの話になりました。 「〇〇くん、長く休んでたけど大丈夫?」 「うん、 急性中耳炎 だったの。熱が出て吐き気があって、大変だった~」 「うちは 滲出性(しんしゅつせい)中耳炎 っていうのになっちゃって。今でも通院してる~」 なんと中耳炎率の高いこと! 中でも 滲出性(しんしゅつせい)中耳炎 は、痛みや熱などの症状がほとんど出なかった子が多く、話を聞いていたらきーちゃんにもかなり思い当たることがありました。 迷っている場合ではない! さっそく週明け、園の帰りにきーちゃんを耳鼻科に連れて行きました。 ■受診するとやはり…。兆候は前からあった? 受診時に、テレビの音が少し大きい気がする、鼻水がずっと出ていることなどを先生に伝え、検査をしてもらうと、診断はやはり 滲出性(しんしゅつせい)中耳炎 でした。 「鼓膜の内側に水がたまって、耳の聞こえが悪くなる病気です。5歳くらいだとまだうまく鼻がかめないから、どうしても鼻水が耳に行っちゃうよね。練習しよう。急性中耳炎みたいに痛まないけど、放っておくと難聴の原因になるから、まずは3カ月間お薬を飲んで通院して、しっかり治しましょう」と先生。 そういえば前に自宅でやった聴力検査もバツだらけだったな…。 セルフチェックだから軽くみていたけど、もしかしたらあの頃からすでに聞こえが悪かったのかもしれない。 もっと早く病院に連れて行けばよかったと反省…。 キッズコーナーが充実している病院なので子どもが嫌がらないのが救いですが、長期の投薬治療と通院が始まりました。 (ちなみにお薬は粉薬をヨーグルトに混ぜて食べさせています。これも嫌がらないのが救い!) みなさん! 子どもの鼻水には、要注意です! ※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。耳の異常があった場合など、ご心配な際には医療機関を受診ください。
2020年01月11日こんにちは、そんたんママです。今年も残すところあとわずかですね。 この時期、嫁にとってすこーし憂うつなイベントと言えば、義実家帰省。 わが家は結婚して以来、ほぼ毎年義実家を訪ねています。今回は、その憂うつな原因について自分なりに考えてみました。 ■“憂うつ”その1、貴重な連休がなくなる 自分は土日祝日関係なくパートに出ているため、1年をとおして年末年始しか連休がありません。そんな貴重な休みは、体を休めたり旅行に行ったりして、自分のために使いたいのが本音。 とはいえ孫の顔を見せなくてはという気持ちもあるので、折衷案として、混雑を避けることなどを理由にいつも年が明けてから帰省していました。 しかしある時ついにお義母さんに 「年末から帰ってきなさいよ。いつも年が明けてからきて、ゆっくりできてないじゃない」 と指摘され、その年ついに、初めて 連休全てを使い、年末から帰省する ことになりました。 あぁ貴重な連休…。 ■“憂うつ”その2、理想の大みそかを過ごせない 大みそかには決まった番組を見て、おそばやすき焼きを食べ、お酒を飲んでダラダラするというのが自分の理想の過ごし方。1年で1日しかないこの時間は、自分の誕生日より好きでした。 しかし義実家では見たいテレビを見ることはかなわず。義両親は早々に寝てしまうので自分たちも寝るしかなく、カウントダウンもせずに眠りにつきました。 あぁ私の大みそか…。 ■“憂うつ”その3、義実家ではくつろげない… 義実家はお正月らしいことはあまりしないおうちのようで、初詣などのおでかけも車の渋滞が理由で三が日は行かないとのこと。 みんなでこたつに入り、ただひたすらテレビを見る状態が続きます。 「ゆっくりしてね」と言ってくださるのはありがたいのですが、旦那のようにゴロゴロするわけにもいかず、やはり心からくつろぐことはできません…。 ■“憂うつ”その4、どこに行くのも義両親が一緒 みんなでこたつにささっている状況に息が詰まり、きーちゃんも間が持たなくなったので、旦那に「混んでてもいいから初詣行こうよ」と耳打ちしました。 道が混むなら電車で行こうと思っていましたが、義父母も一緒にみんなで車で行くことに。しかし案の定渋滞にはまってしまい、とんぼ返りしました。 その後の公園もスーパーも喫茶店も、どこへ行くにも義父母が一緒。久しぶりに会ったのだから当たり前か。孫と一緒に過ごしたいだろうし…。 そんな日が続いた3日目の夜。きーちゃんを寝かしつけてから、旦那と2人で銭湯に行こうという話になりました。これはうれしい! やっと1人でゆっくりできる! と思った矢先。お義母さんがお酒をすすめてきました。 「私が銭湯まで運転するから飲んで」 「いえいえ! そこまでお世話になれません」 「いいのよ〜、私も一緒に銭湯に入って一緒に帰るから」 一緒に入るんかい! 女湯でお義母さんと2人きりって、ずっとずっと一緒かーーい! 私のなかで何かが爆発しました。 もう無理…1人にさせて…! ■夫のまさかの伝言によって義母の態度に変化が そこで旦那に正直に 「1人になりたい。お義母さんも一緒なら、私は留守番してる方がいい」 と伝えました。 旦那はお義母さんに 「そのこさんがオレと2人で行きたいって」 とそのまま伝言。 もうちょっと言い方あるだろーーー! お義母さんは「あらそう」と急に冷めたようでした。なんかすみません…。 義両親はとてもよくしてくれますし、もてなしてくださる気持ちがとても伝わってきます しかし自分でも気づいていませんでしたが、私にとっての最大のストレスは、 プライベートな時間がまったくないこと だったのです。 普段1~2泊のところを4泊に伸ばしただけですが、これが地味にきつかった。 さらに私も悪いのですが、その場を抜けだそうと言ったことが、すべて裏目に出ていました。 そう、まさに気づかいの悪循環…。 ■義実家での“憂うつ”の解決法は… 途中で旦那には 「1人の時間が欲しい」 とはっきり伝えましたが、旦那も旦那の家族も人といることにストレスを感じないタイプらしく、私の主張はピンとこないようでした。 ただこの体験を通じて自分の“人と長時間一緒にいるとつらくなる”性質がわかったので、それ以降はきーちゃんとのお散歩などを理由に、意図的に義実家を抜けだす時間を作るようにしました。 ちょっとそっけない嫁かもしれないけど、それで心を穏やかにできるならいいよね! 義実家で「気をつかわない」 って結構難しいと思うのですが、いつか慣れるものなのでしょうか。
2019年12月28日こんにちは! そんたんママです。寒くなり、夜は毛布が欠かせない季節ですね。 きーちゃんには “安心毛布” があります。その名も『きーちゃんのだいすき』。 赤ちゃんの頃から4歳の今まで、冬も夏も毎晩一緒に寝ています。 ■安心毛布ってなに? メリットは? 執着が強く、それなしでは眠れない、安心毛布。 毛布に限らず、ぬいぐるみなどを大切にしている人もいますよね。 『きーちゃんのだいすき』 は、元は毛布ではなく私が出産時に買ったカーディガン。私がそれを着て授乳していたせいか、すっかり安心できるものとしてきーちゃんに取られてしまいました。 これがないとダメ! というのは困りものですが、逆に言えば これがあれば大丈夫! なので、赤ちゃん時代のお泊まりや病気の時は、何度となく『きーちゃんのだいすき』に助けられました。 心のよりどころがある というのは最大のメリット! ■安心毛布、親の目で気になる点は… そんな安心毛布、親の目から見て気になるのは、 衛生面 と 「いつまで執着するんだ?」 のずばり2点だと思います。 家にいる時はいつもいっしょ。床に引きずることもあるのですが、洗濯しようとすると嫌がるし(こっそり洗いますが)。だんだんとくたびれていく様を見ると「あまり清潔じゃないなぁ…」と感じることがあります。 ついつい似たような新しいものを買いなおしたくなりますが、きっとそういうことじゃないんですよね。 ■自分にもあった安心毛布。そのとき母が取った行動とは そういう自分にも安心毛布のような存在がありました。 私の場合はシルクのような素材が好きで、ツルツルしたかけ布団『つるつる』を愛用していました。 小学校の終わりりぐらいにはボロボロになって処分してしまいましたが、今でもその存在を覚えていて、「あーあの切れ端とっとけば良かった」なんて思い返すこともしばしば。 今になって振り返ると、ヘビーユーズでけっこうビリビリになっていたのに、母はギリギリまで手を下さなかったんですよね。 やぶれたらつくろってくれていました。そういうところがすごいなと思うのです。私が母親だったら我慢できずに捨てちゃってたかもしれない。 「自分の大切なものを大切に扱ってくれる」 母の姿が、親子の信頼関係につながっていたんじゃないかと思います。 ■今のところ、わが家はそのまま そんな母に自分自身救われたこともあり、きーちゃんのだいすきも今のところ、無理に卒業させようとは考えていません。 一応、「あらっちゃダメ!」から「たまにはあらってもいいよ」くらいには離れられるようになりましたし。 いつかビリビリに破けるか、「何歳まで使うつもりだ…?」ってこちらが思う時がくるだろうと思いますが…本人に任せることにします。 それに、わが家で安心毛布を愛用しているのは、子どもだけではなかったりしますしね!
2019年12月14日こんにちは、そんたんママです。寒くなり、体調を崩しやすい季節ですね。 子どもは生後半年頃から、生まれながらに持つ免疫が切れはじめると聞きます。 きーちゃんが4歳になった今でこそ、そこまで風邪をひかなくなりましたが、生後6~7ヶ月の頃は母子ともにめちゃくちゃでした。 ■母子ともに高熱なのに、旦那が不在!? 赤子からもらう風邪はとにかく強烈! 自分の体が弱っていたせいもあってか、40度近い熱がポーンと出ました。 1人ならまだしも、子どもの世話もしなきゃいけない状況。え…きつい。 乳児抱えての高熱、めっちゃきつい! その日は旦那が仕事でおらず、これは無理だと思い実母にヘルプを出しました。県内に住んでいる母は電車ですぐ駆けつけてくれ、テキパキと私ときーちゃんのおかゆを作り、氷枕を用意してくれました。 本当に助かった…母がいなければどうなっていたことか…。 ■妻が病気でも放置する旦那に… 母が帰宅したあとに旦那が帰ってきたらしいのですが、声はかけられず…。こちらも起き上がれず、朝までうなされました。 翌日も熱がありましたが、きーちゃんの離乳食を作らねばと起き上がると、台所のシンクには食器の山。夜中まで仕事をしていたのか、昼までぐーぐー寝ている旦那。 そこで盛大に夫婦げんかしました。 この看病してくれない夫については、過去のコラム 「風邪をひくたび強くなる! 増やせ免疫ポイント」 にも書きました。 私が旦那に対して泣きながら怒ったのははじめて。日中は母のヘルプがあったとはいえ、そのくらいつらかった。 旦那は納得いかないという顔でしたが、心配はしてくれているようでした。 ■再び妻が発熱! 旦那は育児してくれるのか!? そのあとすぐ、また母子で風邪をひくことがありました。 前のことがあったからか、「してほしいことある?」「何か買って来ようか?」と旦那が声をかけてくれて…。 熱が下がったきーちゃんが夜中に目を覚ましたので、私は「きーちゃんを見てほしい」と頼むと、旦那は「わかった、ゆっくり寝てなよ」と、抱っこ紐できーちゃんを抱っこして別室へ。ありがたい。 しかし2時間ほど眠って目を覚ますと、旦那ときーちゃんが家にいません。 (お散歩に行ったのかな…夜中の2時に?) 携帯もつながらず、その後もちっとも帰ってこず。結局の新聞配達のバイクの音が聞こえだす頃、きーちゃんを抱えた旦那が帰ってきました。 旦那はきーちゃんを寝かしつけるため、夜どおしお散歩してきたのでした。 なんで!? きーちゃんだってまだ病み上がりなのに…! 心配心から怒りがわき、またけんかになってしまいました。 ■旦那は看病に不慣れなだけ…? その後で落ち着いて、当時のことを考えました。 赤子を抱えての発熱はとにかくつらく、うまく動いてくれない旦那にイライラしました。でも、旦那はそこまでひどいことをしただろうか? きーちゃんの体調を私はきちんと伝えていなかったし、方法はどうあれ見てくれた。 最初のときも、「看病しない」と責めてしまったけど、あえてそっとしておいてくれたのかもしれないじゃないか(お皿はともかく)。 子どもの頃から看病してくれていた母と違って、看病に不慣れな旦那がこちらのして欲しいことをくみ取れないのはあたり前。 夫婦といえど「なんでわからないの?」と思わずに、してほしいことを ひとつひとつ言葉にして伝える べきだったな。と反省しました。 その後も体調不良になってはささいなことでもめますが、ちょっとずつ歩み寄れているかな? と思いたい今日この頃です。
2019年11月23日こんにちは、そんたんママです。気がつけば季節はすっかり秋ですね。 暑い季節でも困りますが、寒くなると余計に気をつけたい、子どもによる しめ出し 。 私はきーちゃんが2歳のときにやられました。 ■子どもは鍵を閉められるけど開けられない! 夏から秋へ、少し涼しくなってきたかなという頃。 郵便物を取ろうとちょっと玄関先に出たすきに、 「カチャン」 。 いや〜な音がしました…。 …やっぱり。しめ出されたー!! 2歳のきーちゃんにカギの概念はまだなく、言葉の理解度もまだまだ。 なんか回せたから回してみたけど、今度は開けることができません。 「おかーちゃーん」 「きーちゃんカギあけてーっ。くるっとやってカチャンだよ。さっきやったでしょ?」 「おかーちゃーーん!」 「まわすの! はんたい! はんたいに!」 「おかーーちゃーーーん!!」 しばらくドア越しに泣き声とガチャガチャノブをいじる音が聞こえていましたが、そのうち静かになってしまいました。 どうなった? あきらめたのか!? 生きている…? ■子どもにしめ出された私が頼ったのは… さいわいしめ出されたのは玄関側だったので、お隣さんを訪ねて事情を話しました。お留守じゃなくてよかった…! お隣の奥さんは快く承諾してくれ、ベランダをつたって自宅へ行き、部屋に入ることに。 しかし、そのベランダというのがなんと… サボテンだらけ! それもそのはず。お隣さんは園芸家なのですが、どうやらお仕事としてされているようで。室内にもベランダにも、多肉植物が所狭しと並んでいました。 「植木だらけでごめんなさいね」と窓辺の植木を少しよけてくれましたが、すべては動かせず。 足元に大量のサボテンを残したまま、強行することになりました。 ■子どものためなら、たとえ火の中サボテンの中 2階とはいえ、そこそこの高所。外側に落ちればゲームオーバー、内側に落ちればサボテンの山。 横スクロールゲームのキャラクターになった気分でしたが、旦那が帰ってくる深夜まで子ども1人置いておく訳に行きません。 決死の覚悟(いや死んだら困る)で、手すりの上をつたいました。 ■一人ぼっちだった子どもは大丈夫!? 無事自宅のベランダまでたどり着きました。ここで窓が閉まっていたら完全にアウトでしたが、奇跡的に窓のカギは開いていました。 命からがら部屋に入ると…きーちゃんはのんびりテレビをみていました。 おいーーっ!! たまたま窓が空いていたから良かったものの。これが真冬だったら? 横につながっていないベランダだったら? そう思うとゾッとします。 玄関先やベランダのちょっとの距離でも、子どもから目を離さない。ちょっとのことでも鍵を持ち歩く。常に携帯電話を身につけておく。ご近所付き合いはやっぱり大切。というのが身にしみたのでした(お隣さんには後日お礼をしました)。 これからより寒くなります。みなさんしめ出しには、くれぐれもお気をつけください!
2019年11月09日こんにちは、そんたんママです。 芸術の秋! みなさんは子どもの落書きや工作、保存していますか? 絵などはとっておきやすいですが、立体になると場所を取りますよね。 ■子どもの工作を親が手放しに喜べないワケ 息子の通う幼稚園はのびのびした方針で、虫が好きな子は裏山で虫とりをしたり、工作が好きな子は廃材を使って工作をしたりしています。 きーちゃんは牛乳パック工作に大はまり! 縦につないで『電車』。垂直につないで『カメラ』など。 最初の頃は「よく作ったね~!」と微笑ましく眺めていました。 しかし毎日のように持ち帰ってくる作品はあっという間にキャパシティをこえ、部屋がゴミ…じゃなくて作品の山に…。 ■子どもの工作に、つい禁断の言葉が… それまで大切にとっていましたが、なにせ一つ一つが大物な工作たち。いよいよ生活スペースがなくなってきたので、 「よく作ったね。でも、もうお部屋に置けないよ」 「この電車、バラバラにして、また幼稚園に持って行ってたら?」 などの説得を試みましたが作るペースは落ちず。 だんだん(げっ…また作ってきたの!?)と言う気持ちに変わっていきました。 ついには我慢の限界を迎えて… 「もうこれ以上置けないよ! 片付けないなら捨てちゃうよ!」 と言い放ってしまい、きーちゃんは泣き出しました。 ■「どうせ捨てられちゃう」子どもの気持ち知っていたのに… 当時は絵画造形教室のお手伝いをしていたので、人の子に対してむしろ工作をつくらせる立場でした。 造形をやっている時の子どもたちは生き生きとしていて、とても楽しそうでした。 けれどその中の1人が言ったのです。 「これ、持って帰らない。どうせ家に持って帰っても、ママに捨てられちゃうもん」 諦めのような声に、私はひどく心が痛みました。 “捨てちゃうよ!” そう言われたら子どもがどう思うか、わかっていたはずなのに。今度は親である自分が、息子に同じことを言っている。 私はクールダウンして、きーちゃんに向き合いました。 「…捨てるなんて言ってごめん。一生懸命作ったんだよね。でもさ、このままじゃ遊んだりご飯を食べる場所がなくなっちゃうよ…。きーちゃんがよくできたと思うものは大切に残して、そうじゃないものはさよならしない?」 言ってることはじつはさっきと変わらないのですが、2人で相談しながら整理しようと持ちかけたら、きーちゃんはうなづいてくれました。 ■工作の仕分け大会が始まった! それからひとつひとつ「これはどうする?」ときーちゃんに聞いて、工作の山を整理し始めました。 「これはマイク」 「快速急行だよ」 「これはおうち」 ガラクタに見えるものすべてに、きーちゃんの思い入れがあることがわかりました。 その結果… 「ぜんぶだいじ!」 まさかの…1個も減らない…! ふり出しに戻りました。とほほ…。 ■ガラクタなんてなかった! 子どもの発想力 そうは言ってもいくらか減らさないことにはどうにもなりません。 そこで私はまず、きーちゃんが幼稚園に行っている間に 作品を全部写真に撮り、記録に残すことにしました。 窓際に白い布を敷き、ひとつひとつカメラで撮影。 するとどうでしょう。レンズ越しに見ると、きーちゃんが何を思って作ったのか、よりはっきり見えるようでした。 「このカメラ、ちゃんとキャップが取れるんだ…。」 「赤色の電車が好きだから、りんごジュースのパックでそろえたんだね…」 撮影しながら思わずひとりでつぶやきました。 子どもってすごい。ガラクタなんかじゃないよ。全部、ぜんぶ素晴らしいよ。 だから、写真に収めた作品も飾れるものはできるだけ飾って、一定の期間は残しています。 そのなかからきーちゃんが存在を忘れてしまったものだけを、こっそりとさよならすることに。これが正しいかはわかりませんが、最終手段です。 親にとっても大切な大切な子どもの成長の証だから手放すときは寂しいですね。撮りためた写真はフォトブックにして、いつかきーちゃんにあげようと思っています。 (いま見ると思い出しちゃうから、もう少し大きくなってから…ね!)
2019年10月26日ウーマンエキサイト読者のみなさん、こんにちは! そんたんママです。 夏が終わり、息子のきーちゃんはぐんと身長が伸びました。 あと10年もたたないうちに私をぬかしそうな気がします。 子どもは知らぬ間に大きくなりますね。 今回は、そんな子どもたちの大人になった姿を予想してみた話をしたいと思います。 ■この子は将来、何になる? 子どもたちの写真から大予想! きーちゃんの幼稚園では日常の園生活の写真を撮ってくれるのですが、クラスの子のことをよく知らない旦那が、写真をみてポツリ。 「なんかこの子のスーツ姿が想像できるね。」 と、つぶやきました。 「たしかに!」と、なんの根拠もないのに妙に納得してしまい、そこから子どもたちの将来予想が始まりました。 「この子は白衣が似合いそうだなぁ。…理系、博士課程!」 「笑顔がいいね、色気がある。…ミュージシャン!」 「安定感がある。偉い地位につきそうだ。…管理職!」 見た目で人を判断するなんて失礼な話だと思うのですが、旦那は漫画家でキャラクターを作るのが仕事なので、やや職業病のようなところもあり。 謎の説得力がありました。 ■わが子・きーちゃんの将来は? ひととおり他の子を予想してから、最後にきーちゃんの番が回ってきました。 「さて、きーちゃんは何になりそうかなぁ…」 2人でしばらく考えましたが、旦那も私も共通してすぐに思ったのは… スーツ姿がまったく想像できない。 愛嬌(あいきょう)だけがとりえの息子…その笑顔に似合いそうなのは、通勤カバンではなく大きなリュック…そう、 「バックパッカーだ!!!!!」 それは仕事じゃない気がする! と2人で大笑いしてしまいましたが、一度思ったらもう息子がバックパッカーにしか見えなくなってしまいました。 「バックパッカーか…食べていける? 大丈夫?」 「日本もこの先どうなるかわからないし、自分の足でどこへでも行けるんなら、お母さん、賛成だよ…。」 と、「バックパッカーになりたい」などひと言も言っていない息子に向かって、ひそかにささやきました。 いろいろと勝手に想像しましたが、子どものやりたいことなら全力で応援したいと思う親心なのでした。 (ちなみに今は仮面●イダー になりたいそうです。強く生きろよ!)
2019年10月12日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは、そんたんママです。 先日は敬老の日でしたね。 わが家は父が亡くなっていて、母は神奈川の実家で1人暮らしをしています。 電車やバスを使って1時間ほどの場所にある実家には、ひと月に1度ほど孫の顔を見せに会いに行くのですが…。 ■孫にあま~いおばあちゃん 息子のきーちゃんは、おばあちゃんの家がだーいすき! 部屋は広くておもちゃはいっぱいあるし、おばあちゃんは優しいし。 中でも一番の楽しみは… 冷凍庫いっぱいのアイスの山! 孫用にと母が用意しているのですが、きーちゃんが1日に何度もアイスを食べたがるので、 「もう! こんなにたくさん買っておかなくていいよ! 手が届くところにあったら食べたくなっちゃうじゃん!」 と私はもちろん怒ります。 ですが母は、 「この引き出しをアイスでいっぱいにするのが楽しみなのよ~」 と、 言っているそばから、特売で買った箱アイスをガサガサ出して補充…。 まさに、のれんに腕押し状態です。 母の“ためぐせ”は冷凍庫だけにとどまりません。 冷蔵庫のドアポケットには 炭酸ドリンクがギッシリ と! こちらは旦那がひそかかに楽しみにしていて、「炭酸ドリンク…飲んでいいかな?」と私に聞いてから、おいしそうに一気飲みするのでした。 そんなこんなで息子のきーちゃんも旦那も、おばあちゃんにメロメロなのです。 健康管理をしている私の気も知らないで。現金なやつらめ…! ■甘い歴史はくり返す? あるとき母と会話していて、 「うちの実家って、いつも炭酸ドリンクがあるよねー」と言うと、 「佐賀のおばあちゃんの家でしょ~。ほーんと、炭酸ドリンクが大好きなんだから」と返ってきました。 ん? 佐賀のおばあちゃん? …すっかり忘れていましたが、そういえば私の祖母の家にもいつも同じ炭酸ドリンクがストックしてあって、遊びに行くと必ず飲ませてくれました。 飛行機の距離なので私はここ数年訪ねていませんが、母は頻繁に帰っていて、いまだにその炭酸ドリンクをふるまわれるのだそうです。 「たくさん買い置きしてるのよ。自分は飲まないくせにね」 お母さんがそれを言う!? と怒り半分に笑ってしまいましたが、同時に「ああそうか」と妙に納得。 祖母は、昔孫たちが好きだと言ったものを、いつも用意して待ってくれている。更新されることなく、今も同じものをずっと。 そしてそんな祖母と似たような母の姿に、「母も“おばあちゃん”になったんだなぁ」と、しみじみしたのでした。 ■冷蔵庫いっぱいのアイスは、孫とおばあちゃん両方の楽しみ それまでは「こんなに甘いものばっかり食べて。ご飯が入らなくなるよ! お母さんも甘やかさないで!」といつもプリプリしていた私ですが、諦めがつきました。 おばあちゃんの家は特別だ。 冷蔵庫いっぱいにアイスが入ってたらそりゃ~ワクワクするし、母もそれを生きがいにしている様子。 毎日アイスだけ食べているわけじゃないし、たまにここに来たときくらい、甘やかしてもいいか。 そういう私も、アイスやらジュースを孫に大量に与えて、きーちゃんのお嫁さんに文句を言われる未来が、容易に想像できるのでした。
2019年09月28日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは。そんたんママです。 今回は、ある台風の夜、旦那の行動にイライラさせられたエピソードを紹介します。 最近では各地で台風や大雨による災害が増えていて、心配ですね。 わが家は自宅アパートのそばに川があります。 普段はちょろちょろと流れる程度なのですが、雨が降るとドッと増水するのでいつもハラハラしています。 ■「避難が必要になったらどうする?」…からまさかの口論に! 去年の今ごろ、夜に向けて台風が近づいていました。 万が一、川が氾濫してしまったらどうしよう!? 不安な気持ちを整理しようと、旦那に「川があふれて家が浸水したらどうする?」と話をふると…。 楽観的ー! ち、違う~! そうじゃない! 「ほら、今まで平気だった川があふれたってテレビでやってるよ。大丈夫じゃなくなったときのことを一緒に考えようよ!」 と食いさがっても「大丈夫」の一点張り。 最終的には「もっと危機感持ってよ!」「そっちこそ心配しすぎ!」の口論に。 結局旦那は、台風が接近するなか、怒る妻から逃げるように仕事(ノマド)へと出かけて行ったのでした。 このとき、旦那の中には「今回の規模の雨なら大丈夫だろう」という予測と、「今考えるのは面倒だから大丈夫ということにしておこう」という気持ちが混在しているようでした。 私だって、もしものことを考えるのは面倒くさい! でももし被災したら…、なんて考えると不安になる。 だから、話し合いたかったのにー! ■家に残された私ができること 息子とふたりきりで残された私は、 「せめて家にいて女房と子どもを守ろうって気はないのか!」 と、はらわたを煮えくり返らせながら 防災リュックを整理。 黙々と作業していると… 冒険心が強く、危険を冒して開拓してきた男に対し、住みかと子どもを守るために危機感を持って判断してきたのはいつも女…? ふとそんな考えが頭をよぎりました。 だから災害時はいつも母ちゃんががんばれってこと? それでは困るんですけど! ■家族で一番頼りになるのは 結局、大雨洪水警報が出ていましたが夜だったこともあり、いつでも避難できるように準備して寝ることにしました。 まぁいざとなったら旦那は自分でなんとかするだろうし。 私はきーちゃんを守ろう。 寝室に行くと、雨風の音もなんのその。息子がスヤスヤと眠っていました。 きーちゃんにとってはほぼはじめての台風でしたが、そんなのお構いなし。 なんだろうかこの安心感。逆に守ってもらっているような…。 その安らかな寝顔を見てはじめて、自分が 過度に緊張していたこと に気がつきました。 家で一番頼りになるのは、実は子どもなのかもしれませんね。 ■家族で決めておきたい、災害時の行動 台風が過ぎ去ったあと、旦那が帰ってきました。 こっちも取り乱して悪かったと仲直りをし、あらためて災害時にはどう行動するかなどを確認しあいました。 いざというときに慌てないために、ふだんから家族と災害時のことを話しておけると良いですね。
2019年09月14日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! そんたんママです。夏野菜がまだまだおいしい時期ですね。 私の母は老後の楽しみで家庭菜園をやっています。帰省すると野菜をもらえるのですが、困るのはその量! いろんな野菜を少しずつもらえるとありがたいのですが、いつもその年の豊作物ばかりどっさりと…。 今年はプチトマトばかりどっさりともらいました。 あまり日持ちしないうえ、息子はトマト嫌いなので、ほぼ私ひとりで消費することに。 そこで… ■夏のズボラ飯『トマトそうめん』で、いただきプチトマトを大量消費! プチトマトを半分に切ってごま油で焼き、そこに麺つゆをぶちこんでアツアツのつゆを作ったら、冷たいそうめんにかけて大葉をちらせばできあがり。 大葉を包丁で切るのは面倒なので、私は手でバリバリっとちぎります。 冷たいそうめんに熱いつゆをかけるのは、単に冷ますのが面倒でさっさと食べたいからだったりしますが、暑い日に温かい麺をすするのもまたよしです。 トマトの酸味が疲れた体にしみわたる~。豚肉を入れるとさらにおいしいですよ! トマトそうめんはきーちゃんが園に行っていていないときに、毎日のように食べているひとり飯です。 私は大抵、午前に野外でのパート、午後は在宅ワークで、お昼を家で食べることが多いです。そのお昼の1時間は、完全に気を抜いて過ごすことにしています。 この『トマトそうめん』は、ぼーっとしていても作れて、おいしい! トマトもたっぷり食べられる。最高! ■家にあるパンでいいんです。『食パインミー』 もうひとつ、バケットなんてわざわざ買いに行けるかバカ野郎! というズボラ精神でたまに作るのが食パンのバインミー、名づけて『食パインミー』。 なますがなくてもパクチーとナンプラーやチリソースが入ればそれっぽくなります。 お肉類は、わが家は焼いた鶏肉にコチュジャンをからめて肉々しくいきますが、面倒ならハムでもサラダチキンでもなんでもOK。 具をいくつかテーブルに並べて、手巻き寿司感覚で各々トーストに好きな具をはさんで食べます。 大人はパクチーたっぷり。子どもはハムとレタスなど。好きなようにさせると、なんかその場のノリでみんな野菜をもりもり食べます。豪快にかぶりついて、満足度高め! ザックリしながらも満足できる、野菜たっぷりズボラレシピ。どうぞお試しあれ。
2019年08月31日こんにちは、そんたんママです。夏は帰省シーズンですね。 わが家は私の実家が県内、義実家が新幹線の距離。なので、子どもの長期休みは顔を見せに義実家にお邪魔します。 嫁姑問題というほどでもないけど、帰省してお姑さんに会うと、やっぱり 気疲れ してしまう…。 同じようなお嫁さんも一定数いるのでは? ■“育ってきた環境が違う”のが旦那、“違いすぎる”のが姑 旦那も元は別の家の人。「育ってきた環境が違うな~」と感じることはたまにありますが、旦那以上にお姑さんの方が強くそう感じます。同性だからですかね? 台所に入れば、野菜の切り方もゆで時間も炒める順番も違うので、あまり役に立てないし。 ささいなことですが、寝るとき自分は真っ暗な方が落ち着くのに、何度消してもお姑さんが豆電球をつけていくとか(笑) 義実家でお姑さんが部屋を自由に行き来するのは当たり前なのですが、私たちの寝室に入って豆電球つけて、部屋に干していたパンツまで干しなおされていたときには、ちょっと家族との距離の取り方の違いに戸惑いました。 まぁでも育ってきた環境の違いは、逆にお姑さんからも思われていることがありそうです。 ■“悪気はない”姑の言葉にじわじわダメージ あと、お姑さんが悪気なく発する言葉に、地味にダメージを受けることもありますよね。 「保育園児はかわいそう!」もしょっちゅう言われますが、私が言われてあまりうれしくないのは 「体調を崩さないようにね! あなたが倒れたら息子と孫が困るから。」 心配して言ってくれているんだろうけど、こう声かけされると「私は寝込むことも許されないのか?」とぐったりしてしまいます。 他にも子どものお食い初め時に「そんなのしなくていいから! 気を使わないでね!」(子どものためにやってるのに?)などなど。 すべては心配心や遠慮から出る言葉だとわかってはいても、積みかさなると結構ストレス。 ■お姑さんに会うのが憂うつ。悪い人ではないけど… お姑さんになにか意地悪されたわけでもないですし、良い関係を築いているはず。 ただ考え方や対人の距離感の違いゆえに、いつしか会うのが憂うつに…。 春の連休で義両親がわが家に来たときも、なんだか会う前から気疲れしてしまい、何もかもがおっくうになってしまいました。 そんなときに床に転がってスマホを眺めていたら、嫁姑関係についてこんなことが書かれた記事を見かけました。 「お姑さんが苦手なお嫁さんは、その人が苦手なのではなく、姑という立場が苦手なのではないか」 「仮にその人が上司や親戚だったら、あなたとうまくいったかもしれない」 なるほど。私は試しに想像しました。 もしも、お義母さんが上司だったら… もしも、お義母さんが親戚のおばさんだったら… …ほんとだ、気にならない。 すごい発明だな! と思いました。 ■“姑”が苦手。だから“別の誰か”に置き換えてみた それから私はその記事にならって、お義母さんを “お姑さん”ではなく、“友達のお母さん” と思うことにしてみました。 「明日はかっちゃん(旦那)ちのおばちゃんが遊びに来るから、ちょっとだけ部屋片づけよう(完璧じゃなくてもいいや)」 「かっちゃんちに遊びに行ったらおばちゃんいるけど、みんなで一緒にご飯食べるのも楽しくない?」 するとプレッシャーが激減! お姑さんに会うのが苦じゃない! これが万人に効くかというとそんなことはない気がしますが、お姑さんに気をつかって疲れてしまうタイプのお嫁さんは、試しにやってみるのもありかもしれません。 細く長く、うまくやっていくために。心の中では楽をしてもいいではないですか。
2019年08月17日こんにちは、そんたんママです。お祭りの季節ですね。 かき氷やヨーヨーつりなど、屋台はどれも魅力いっぱい! わが家のきーちゃんはとくに、本で見聞きしていた金魚すくいに興味しんしんでした。 ■金魚すくいで金魚をゲット! 昨年の夏のこと。地域のお祭りで、念願の金魚すくいがあるのを発見しました。 きーちゃんは大興奮! 私にとっても珍しく、風情のある景色になんの迷いもなく親子で吸いよせられました。 どうせ取れやしないだろうと、軽い気持ちで挑戦すると… 1度で見事に金魚をゲット! さらにおじちゃんがおまけしてくれ、合計4匹の金魚を手に入れました。 金魚袋をぶら下げてきーちゃんも満足げ。お祭りを満喫していました。 ■お友だちにバッタリ。金魚を見たママさんの反応が… 金魚と一緒にお祭りを歩いていたら、お友だち親子に会いました。 「みてみてきんぎょ~!」「おさかなだー! やりたーい!」とキャッキャしている子どもたち。一方ママさんたちはというと、 「あ~…きんぎょだねぇ」「うちあそこ避けてきた~」 うっ…この冷え切った反応は…! このときはじめて、 「この金魚、親である私が飼わないといけないんじゃないか。」 という現実に直面しました(遅い!) ■かつて、まんまと金魚を死なせた自分 それから急に、水面に浮かぶ金魚がフラッシュバックしました。 すっかり忘れていたけれど、そういえば私子どものころ 金魚すくいの金魚を全滅させたことある…!! そこからは空回りの連続。その晩家に帰ってあわててやったことは… 袋の中では狭いだろうとバケツに水道水をそのまま入れ。 ブクブクがないからせめて酸素を出してくれそうな水草をブチ込み(夜) 熱帯夜で熱いんじゃないかとさらに氷を入れ。 やっぱり酸素が足りないんじゃないかとストローでぶくぶくをし…。 ちょっと考えればわかるだろう!! と突っ込みたくなるようなNGのオンパレードでした。 (真似をしてはいけません)。 その後子どもと旦那が寝静まった深夜、ひたすら金魚について調べ、検索履歴が金魚だらけになりました。 正しい飼育スタートは、あわてずまず検索するに限りますよ…。 ■お祭りの金魚だって、長生きできる! 結局、あんなにもひどい仕打ちをしたにも関わらず、4匹中3匹は生きのびて、1年たった今も水槽の中を元気に泳いでいます。 水槽が安定してしまえば飼うのはとっても簡単! 最初のドタバタはなんだったのかと思います。 けれど素人がいきなり飼うには結構難しいと思うんですよ、金魚。1匹は死なせちゃいましたし…。金魚すくいの屋台は、飼い方マニュアルをつけた方がいいと思う。 以来、お祭りで金魚すくいの袋をカジュアルにぶら下げている若者を見ると、みんな無事に飼育できるの? お母さんたちてんてこ舞いになるんじゃない!? と気が気ではないのでした。
2019年07月31日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは、そんたんママです。 蒸し暑いと家族みんなでお茶をガブガブ飲んでしまい、しょっちゅう麦茶を沸かしています。 子どもにとっても水分補給は大事! けれど怖いのは…そう。おねしょ。 ■夜のオムツ外し、わが家の場合 きーちゃんは2歳で昼のオムツが取れ、夜は私がおねしょにおびえて3歳までオムツをはいていました。 朝までまったく濡れていない日が何日も続いたので、オムツ代ももったいないしと、4歳手前でオムツを卒業。 しばらくは防水シートをしくなどしておねしょ対策をしていましたが、これも濡らす気配がないので、4歳で晴れてお兄さんパンツのみになりました。 ■順調にいっていたオムツ外し。しかし… 夜子どもを起こすママさんもいると聞きますが、わが家は夜と朝に必ずトイレに行かせて、途中たまたま目を覚ましたらついでにトイレに連れていくスタイル。 4歳ともなると夜中に目を覚ますことも少なくなったのですが、目を覚まして隣に私がいないと気づくと「おかあさん」と呼ぶので、その時はすぐ駆けつけていました。 その日もスヤスヤと息子が寝ついたので、いつものように隣の部屋で仕事をしていると、寝室からなにやら息子の声が。 呼ばれない時は大抵寝言なのでしばらく放っていましたが、少し経ってもまだうなされているようなので、様子を見に行くと…。 暗闇で立つ子どもの姿が。電気をつけると… ベッドの上で立ちションしている…!!!!!! それもしっかりとパンツを下ろして! その光景に一瞬呆気に取られましたが、その間もおしっこはどぼどぼ放たれ続け、ベッドには水たまりが。 かなり今さら感がありましたが、ベッドよりはパジャマを濡らしたほうがマシ! と、とりあえずズボンをはかせました。 おしっこを出しきるとすぐまた寝てしまったので、ひとまず子どもをベッドから下の敷布団に避難させ、濡れたパジャマを着替えさせたのでした。 ■想定外のおねしょに大打撃 順調にオムツ外しが進んでいたためにその日は防水シートも敷いておらず、マットレスと枕はガッツリびしょびしょ…。 大物の洗濯がまぁひと苦労でした。 あとから帰ってきた旦那が、折りたたみ式のマットレスがバラバラに分解されているのを見て、私が何かに激怒してベッドをぶっ壊したと思ったらしく、怯えていました。笑う。 翌朝きーちゃんに「お布団でおしっこしたの覚えてる?」と聞くと、「あかちゃんのときのはなし?」と、まるで覚えていませんでした。 いつかおねしょするのかなとは思っていましたが、こんな形でされるとは…。 その時たまたま調子が悪かったのか、おねしょはそれっきり。 しかしお茶をガブガブ飲む姿を見ては、常にヒヤヒヤしているのでした。 夏のガブ飲み、注意です。
2019年07月16日こんにちは! そんたんママです。雨の日が続くと、室内遊びの時間が増えますね。 我が家のきーちゃんはぬり絵にはまり中。毎日のように塗った絵を園から持ち帰っては、私に見せてくれます。 ■ぬり絵が大好きな息子。けれど私は… 大人向けのぬり絵なども売られている昨今。ぬり絵好きなママさんは多くいると思うのですが、私自身は大の苦手。 昔から絵を描くのは好きでしたが、決められた線の中を塗るのがどうも好きになれず…。 正直言って、なぜ子どもがぬり絵に夢中になれるのかわからず、部屋に飾るのも、どうせなら全部子どもが描いた絵のほうが…と思っていました。 ■親子ぬり絵「全然楽しくない…!」達成感が得られずため息 きーちゃんが「いっしょにやろう」と誘ってくるので、1冊のぬり絵絵本を親子で塗ったりもしました。 しかし、きーちゃんのぬり絵といえば、線を無視してぐりぐり〜っとクレヨン単色で描いただけのもの。 私が塗りきる前に、どんどん新しいページをめくってしまうので、達成感がまるでない! えんえんと終わらぬ宿題をやらされている気分になり、私のぬり絵嫌いに拍車がかかりました。 ■子どもの成長は突然に…ある日、息子のぬり絵が変化した! ある日いつものように、きーちゃんが園からぬり絵を持ち帰ってきたので、「またか…」と受け取ろうとすると、「まだ、とちゅうだったんだ」と手に持ったまま。 もしかして塗り足りないのかなと思い、「続き、塗る?」と聞くと、「あしたももっていく」と言って通園リュックにしまいました。 はじめてぬり絵を2日かけて塗ろうとする、きーちゃんの姿がありました。 ■ぬり絵ってすごい! 1週間かけた超大作完成 翌日、さらに塗られた絵を持ち帰ってきたので、「完成?」と聞くと「まだ」とのこと。 結局、1週間かけて1枚の絵を塗ってきました。 1週間飽きずに取り組む姿に「大したもんだな」と感心しましたが、ぬり絵の内容も、単色でぐりぐり塗るものから、色を使いわけて枠内を塗ろうと変化していることに気がつきました。 さらに驚いたのは、家で絵の具を使った時のこと。 今まで形にならなかったのが、クレヨンで形を描き、絵の具で内側をていねいに塗りだしたのです。その上達ぶりにビックリ! そこではじめて、 ぬり絵はぬり絵の中だけにとどまらず、子どもの発達に大きな関わりがあるのだ と実感しました。 ■ぬり絵に夢中なきーちゃんの「新しい発見」 息子を見ていてもうひとつ気づいたのは、ぬり絵を塗っている時、何も食べていないのに 口をもぐもぐ動かす ようになったこと。 集中するとだ液が出ると聞くのでそのせいかもしれませんが、「はじめてのクセ」ともいえるその小さな動作が妙におもしろく、ついつい見入ってしまいます。 ぬり絵が得意な子(きーちゃん)、苦手な子(私)、いろいろいると思います。 「知育に良いからやらせたい」というママさんもいるそうですが、ぬり絵ができずに今日まできた私からすると、できなくたってどうってことはない! です。 ただ楽しんでいる子がいるならば、その気持ちは大事にしてあげたいなと感じたのでした。
2019年06月27日こんにちは! そんたんママです。今回は、2人目不妊にまつわる話をひとつ。 我が家はきーちゃんはひとりですが、3歳になる頃には、クラスの子のほとんどにきょうだいができ、ひとりっ子はかなりの少数派に。 私自身、赤ちゃんを抱くママさんをうらやましいと思い、きーちゃんも周りのお友だちにきょうだいがいるのを見て、「ぼくもきょうだいがほしい」と言うようになりました。 ■“不妊様”になってしまった…? 焦りはやがて、ねたみに それまでは、きーちゃん1人でもいいかなと思っていましたが、夫婦で2人目にトライすることに。 しかし、いざ欲しいと思ってもなかなか子どもは授かりません。しばらくは自然に任そうとするものの、6カ月、7カ月…と時間がたつにつれ、気持ちが焦り出しました。 その間にもクラスの子に次々ときょうだいができ、とうとうひとりっ子はクラスできーちゃん1人に。次第に、今までうらやましいと思っていただけだった妊婦さんを、見るだけでもつらいと感じるようになっていました。 気を晴らそうと同じひとりっ子持ちだった友人に連絡を取ると、「妊娠して今はつわりで体調がよくない」という話を聞くことになり撃沈。 友人にまで嫉妬してしまう自分の醜さに、また落ち込む日々でした。 ■そんな時、子どもに言われたトドメの一撃 心が折れかけていた頃、きーちゃんを園へ迎えに行くと、最近妹ができた同じクラスの子が話しかけてきました。 「きーちゃんちはあかちゃんいないのー?」 苦笑いしながら「まだいないんだ。そのうちできたら良いけどね」とこたえる私に、「きーちゃんも、いもうとがいいな~」と続くきーちゃん。 そんな私たちに女の子はケロリと言ってのけたのです。 ズッドーン…!! 心に矢が刺さりました。 子どもが言うこと。それも悪意があって言っている言葉ではないとわかっていても、荒んでいた気持ちにトドメを刺すには十分でした。 そして、その月もやっぱりダメ…。もうボッキリと心が折れました。 ■落ち込む母に、我が子がかけてくれた「泣ける言葉」 うなだれている私にきーちゃんが近づいてきたので、「お母さんのこと、よしよしして…」とお願いしました。 母の気持ちを知ってか知らずか、頭をなでてくれたので、きーちゃんのことをぎゅっと抱きよせました。すると背中越しに… 「きーちゃん、おかあさんのこと、ずっとだいすきだよ」 という言葉が。 思わず涙があふれ、「あぁ…今いるこの子をもっと大事にしなきゃいけない」と思ったのでした。 ■「妊婦さんがうらやましい」について考えてみた それから改めて、「妊婦さんをうらやむ気持ち」について考えました。 思えばきーちゃんを授かる前も、妊婦さんがうらやましく、ねたむ気持ちがありました。あの時の私からすれば、今の私はハッキリ言ってしまえば「子どもが1人いるからいいじゃない」です。 しかし実際には、1人子どもがいてもやっぱり妊婦さんがうらやましい。 そうなると仮に2人目を生んだとしても、やっぱり3人目を生む人をうらやましく思うでしょうし、3人生んだとしても4人目をうらやましく思うのかもしれない。 つまり、キリがないのだ! もうこれは 本能的なものかもしれないから、しょうがないじゃないか! そう開き直ったら、なんだかスッと肩の荷がおりました。 今も2人目は望んでいますが、前のようにギスギスした気持ちはありません。 落ち込むことがあれば、あの時、息子に言われた言葉を、そっと思い出すのでした。
2019年06月16日こんにちは! そんたんママです。 今年はいきなりの猛暑で、梅雨が本当に来るのかな? と言う感じですが、お出かけには良いですね。 ピクニックなどに行って芝生スペースを見ると、芝が大嫌いだった赤ちゃん時代の息子を思い出します。それは、ハイハイを防止するためのある作戦が原因でした…。 ■ハイハイで行くよ、どこまでも! 安全対策はどうする? 7カ月頃。きーちゃんはハイハイ真っ盛り! それまでは寝転がったままだったのが、あちこち移動して探索開始。 テレビ周りやパソコン周り、はたまた室内に置いていたベビーカーのタイヤなどをペタペタぺろぺろ…。 片付ける暇もなく、きーちゃんを追いかけては引きはがし、追いかけては引きはがしを繰り返し、ストレスがたまりまくりました。 頭を悩ませてママ友さんに相談すると、「ベビーサークルが安全でいいよ!」とアドバイスをもらいました。 けれど、我が家は賃貸で、リビングルームの広さは6畳…。ベビーサークルなんて置いたら、大人の居場所がなくなってしまいます。 そこで… ■ベビーゲートで、ひと部屋まるまる「安全地帯」作戦 そこで、ベビーサークルを置くのはあきらめめ、部屋の出入り口をふさいで、リビングルームを丸ごと安全地帯にすることに決めました。 まずは定番、ベビーゲートを購入。 高さが低くまたぐタイプのものや開閉式のものなどいろいろあり、我が家は開閉式にしました。 閉まる時ちょっと音がうるさいけれど、それ以外は丈夫でまったく問題なし! これで一番危険な玄関と台所への道は絶たれました。しめしめ。 ■100均のワイヤーネットが大活躍! 出入り口はふさいだものの、部屋の中には触られたくないものがいっぱい。 一番の問題は、ベビーカーのタイヤをペロペロしてしまうことでした。我が家は玄関が狭く、リビングのデッドスペースにベビーカーを置いていたため、そのタイヤをきーちゃんがペロペロしてしまい、私はかなりストレスを感じていました。 そこで、ワイヤーネットを組み合わせたゲージで対処。 ワイヤーネット同士は留め具を使わず、ひもで結んだだけ。安価で丈夫に固定できました。 100円均一は有能はものが多く、ワイヤーネットのほかにも、机の角ガードや扉のロックなど、かなりお世話になりました。 ■最後は奥の手! 人工芝のチクチクトラップ! それでもまだ、安全対策は十分と言えませんでした。電子機器がひしめくテレビラックなど触られたくない箇所がいくつか残っていたのです。 しかし、ワイヤーネットで囲うのは広範囲で難しく、見た目も悪い…。 何か良い方法はないかと調べていたら、人工芝が赤ちゃん防護壁(防護床?)になると知り、さっそくホームセンターで買ってきました。 テレビや植木を置いたラック周りにぐるりと敷きつめると、チクリとした感触が嫌なのか、これが効果てきめん! あんなに好きだった電子機器に、きーちゃんはまったく近寄らなくなりました。 ■大活躍の人工芝でしたが…楽しいはずのピクニックで大泣き! すばらしい威力を発揮した人工芝は、ほかにも仕事部屋の入り口などに配置されて大活躍しました。 合算するとちょっと出費はかさみましたが、赤ちゃんの動きにストレスを感じないって最高! と、しばらく平和な時が流れました。 ところがある日、家族でピクニックに行くと、きーちゃんにある異変が…。 芝生が嫌いになっている…!! 盲点でした。まぁそうなるよね…! それからしばらく家族でピクニックに行くたびに、大泣きするきーちゃんをなだめるはめになりました。 ■芝生嫌いはその後どうなったかというと… このまま芝生嫌いな子になったら困るな…と思っていましたが、そんな心配はどこへやら。4歳の今ではすっかり芝生好き男子になりました。 人工芝の件がなくても、もともと赤ちゃんは芝が苦手だったのかも? ちなみに人工芝は1歳過ぎまで機能しましたが、知恵がつくにつれ痛くないようにサッと通ったりどかしたりして効力がなくなりました。 短い使用期間でしたが、その間、部屋でストレスなく子どもとのびのび過ごせたので、私は買って良かったかなと思います。 ただ、その後、家の押入れでは、まるで使い道のない数枚の人工芝が幅をきかせるのでした。
2019年06月03日こんにちは! そんたんママです。 先日、息子が幼稚園で「おしっこがもれちゃいそう!」と言った内容の絵本を借りてきました。トイレに行っても行っても夢…と言う誰しも覚えがある話に、読み聞かせをしながら笑ってしまいました。 けれど、とても笑えない似たような出来事が、妊娠初期の頃の自分に起きたことがあります。 ■妊娠初期「トイレに行きたくて目を覚ますと…?」 きーちゃんを妊娠し、安定期に入る少し前くらい。トイレに行きたくて朝、目を覚ましました。 用を足そうと寝ぼけ眼でトイレに座り…普段は意識しない一連のオートマティックな動きが、ふと止まりました。 しばらく座っても、力を入れても、尿を一滴も出すことができません。 これは、もしや夢の続きなのでは…? 焦りを感じつつ、いったん横になってみよう…とベッドに戻りました。 ■寝ても覚めてもおしっこが出ない! 何度か横になったりトイレに行ったりを繰り返しましたが、やはりどうやっても全く用を足すことができませんでした。 これはマズイ…!!! そういえば、ここ最近少し尿が出にくかったことを思い出しました。 それでも用は足せていたのでスルーしていましたが、今日は何をどうやっても無理、できない…! いよいよ冷や汗が出てきました。 幸いその日は土曜日で会社が休みだったので、通っていた産婦人科に開院と同時に駆け込みました。 ■やっと産婦人科に着くも、助産師さんに言われたのは… 土曜日の産婦人科は鬼のように混んでいました。検診の予約日でもなかったので、問診票に「尿が出せない」と書いて待つことに…。 寒気がしだしてガタガタ震えながら待った末、助産師さんに言われたのは… 膀胱炎(ぼうこうえん)かどうか検査をしたいから採尿してきてください…ということでした。 しかし、切羽詰まっていた自分は、周りを気にする余裕もなく助産師さんにすがりつきました。 ■はじめての分娩台、はじめてのカテーテル そこで急患扱いにされたようで、すぐさま診察のために分娩台へ。 思いがけずはじめての分娩台。 「何週の妊婦さん?」 「おしっこが出せないらしいよ」 「そんなことあるの?」 裏で助産師さんたちのヒソヒソ話が聞こえたあと、てきぱきとカテーテルを入れられ、下っ腹をぐいぐい押されました。 「一応妊婦なんだけど、おなかを押されて大丈夫なの?」と思っているうちに、あれよあれよと処置が終わり、長かったトイレの悪夢がようやく終わりを告げたのでした。 ■妊婦さんにはまれにあること? その意外な治療法 尿検査の結果は異常なし。 膀胱炎ではありませんでしたが、通常、尿意をもよおす倍以上の量の尿がたまっていました。 産婦人科の先生の話では、まだ妊娠初期で不安定な子宮に尿道が圧迫されて、尿が出せなくなったのではないかということでした。 妊婦さんにはまれにあることらしく、一度カテーテルを入れると尿道が通って再び尿が出しやすくなるとのこと。 「まあ、あとはそうだね。腰を高くして寝てれば内臓が動いて良くなるかな」 なんとも原始的なアドバイスをされ、病院をあとにしました。 家に帰り、半信半疑で腰を高くして寝ていたら、次回以降は問題なくおしっこを出すことができました。その安堵といったら! つわりではいたり、妊娠後期に便秘になったりとマイナートラブルは多々ありましたが、個人的には自力でおしっこできなかったのが一番つらかったです。 しかし、重力で内臓を動かすなんて。人の体は意外と単純にできているんですね。
2019年05月19日こんにちは! そんたんママです。 今年のゴールデンウィークは10連休! 子どもとどこかに、おでかけしましたか? 我が家には車がないので、車でおでかけしたい時はもっぱらレンタカーを利用しています。 車を持たない理由はもちろん経済的な部分もありますが、公共交通機関が充実しているので不便を感じないのと、乗る頻度が少ないから。 また、レンタカーならではの良いこともあります。 ■車好きな子どもこそレンタカーを! その理由は? こんなこと、自分が声を大にして言わなくても良さそうですが、いろいろな車に乗れるのは魅力的。 息子が好きなのは、真っ赤な車や真っ青な車。買うのはきっと躊躇(ちゅうちょ)する色だと思うのですが、借りておでかけするのは自由! ■スペシャル感高め? 車に乗った時の幸福度が高い! たまにしか車に乗らないので、乗った時の息子の幸福度がめっちゃ高いです(幸せのハードルが低いとも言う)。 乗っている間も集中して静かなので、親としてはありがたい。 ■しかし、我が家ではこんな弊害も…? きーちゃんが2歳か3歳くらいの、おしゃべりが上手になってきた頃。車を借りておでかけした後に、道ゆく車を見て言いました。 「くるま、かーしーてっていうんだよ!」 そりゃ、そうだ。 きーちゃんはそもそも自家用車に乗ったことがないので、とてもナチュラルに「車=借りるもの」と思っていたのです。 まるで屈託のない息子の様子を見て、親は思わず顔をおおってしまったのでした。 ■「みんなはくるまをかえさないの?」ある日、気付いた我が子 そのままなんの疑いもなくすくすく育ったきーちゃん。 4歳の時、私の実家である集合住宅の駐車場にとまる車たちをみて、はじめて疑問を抱きました。 「なんでみんなは、くるまをかえさなくていいんだろうね?」 そろそろ話が通じる年になってきたので、ちゃんと返しました。 「みんなは持ってる車だから、返さなくてもいいんだよ」 「きーちゃんのくるまは?」 「きーちゃんの車は借りた車だから、返さないと」 ということは…? ■「きーちゃんのじてんしゃは?」息子の動揺に思わず笑顔 「きーちゃんのくるまはかりてるの? じゃあ、じてんしゃは…?」 急に深刻な顔になって息子が聞いてきたので、思わず笑ってしまいました。 「きーちゃんの自転車は、きーちゃんのものだよ」 そう返すと、じゃあいいや! とばかりに笑顔が戻ったのでした。 ここで、ひねくれる息子でなくてよかった…。 ■大好きな車について、ひとつ賢くなった息子 以来きーちゃんには、「車は持っている人と持っていない人がいるらしい」という知識が加えられました。 今ではもう、車は借り物とは思っていないのですが、いまだに原色の車はレンタカーだと思っているみたいです。 なんかちょっとかわいいので、それは否定も肯定もせずに見守っているのでした。
2019年05月08日こんにちは! そんたんママです。 新学期は子どもの持ち物を新しく買うことが多い季節。デザインや使い勝手をめぐり、親子で意見が対立することもありますよね。 我が家はスニーカーでぶつかりました。 昨年のことですが、春からこども園に通い出し、人見知りを発揮したきーちゃん。なんとか7月まで乗り切ったものの夏季保育に入り、ちょっとナイーブになっていた時期でした。 「ちいさくなってきたから、あたらしいくつがほしい」 きーちゃんが具体的なことを言ってきたので、お迎えにいった足でそのまま靴屋さんへ行くことに。 ■はじめての靴選び「え、それ?」思わず親が引いてしまうデザインは? 当時なんとなく、靴はいいものを…とスポーツブランドのシューズをはかせることが多かったのですが、靴屋に行った子どもの目に入ったのは、ピッカピカに光る真っ赤なスニーカー。 「これがいいい〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」 息子はスニーカーの光沢を写したように、目をピカピカ輝かせていました。 (こっ…これはいかにも男子が好きそうなギラギラのやつ…) 初めて見るメーカーの靴で、またまだそういった“ザ・男子”のデザインに慣れていなかった自分。それとなくほかの靴にうながしました。 「こっちの黒いのは?」 「これ(赤い靴)がいいー!!」 「こっちの方が歩きやすいんじゃない?」 「これ(赤い靴)がいいー!」 「こっちの方がいい靴だよ…?」 はくのは息子なんだから、息子に選ばせればいいものを、そのときの自分は好みではない(持っている服に合わない)からと、なんとか言いくるめようとしました。 (お金を出すのはお母さんなんだから…) こんなことも、口から出そうになりました。しばらく迷っていたところ… 小さくつぶやき、うつむいた息子を見てハッとしました。 息子はこの赤い靴を、大好きなキャラクターに似ているから選んでいたのです。迷っている? それは息子じゃなくて、私じゃないか。息子は迷わず「これがいい」しか言っていない! 「よっしゃ、そのスニーカー買ったぁ!」 赤い靴を買いました。 ■お気に入りの靴を買ったら、子どもが変わった! 家で満足げに赤いスニーカーを眺めている息子を見ていたら、最初はその良さがよくわからないと思っていた自分も、それがなんだかかっこよく思えてきました。 はくと変身したように気持ちが強くなるようで、「せんせいにみせるんだ!」と、夏休み中の保育もナイーブになることなく、元気に通えました。 そして、ある日お迎えに行くと、しょんぼりした感じで「おすなばであそんだら、よごれちゃた」と言いました。 (まあ靴は汚れるもんだしな)と適当にあしらっていたら、「ピカピカになるよ!」と、なんと自分からティッシュでスニーカーを磨き始めました。 お気に入りのスニーカー効果すごい…!!! ■靴選びでわかった「くだらない親のこだわり」 以来、靴は息子が自分で選ぶようになりました。 相変わらず男子デザインのスニーカーも、ちょっとサイズが大きすぎやしないか? と思う長靴も、彼の大切な持ち物です。 ママはいろいろ考えてますから、靴に限らず、言いくるめちゃうことって結構あると思うんです。 けど、 子どもも大人と同じくらい考えているんだ と気づきました。 あの時くだらない親のこだわりで、ほかの靴を買わないで良かったなぁ…としみじみ思うのでした。 そんないいことづくめの“彼が選んだ”ファーストシューズで唯一困ったことと言えば…冠婚葬祭の時くらいですかね!
2019年04月24日こんにちは! ものつくりが好きな主婦のそんたんママこと、やまだそのこです。4歳になる息子のきーちゃんと、漫画家の旦那と気ままな3人暮らしをしています。 以前は、 【昔ながらが”今”楽しい! レトロアートレシピ】 という連載で親子でできる工作をご紹介してきました。 新連載【そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」】では、イラストを交えて子どもと親の「はじめて」体験談を描いていきたいと思います。よろしくお願いします! さて、4月から年中のきーちゃん。 春休みに園長先生から、「お母さんと相談してなにかお手伝いをしてください」とミッションが出たので、2週間かけて卵焼きを焼く練習をしました。 今でこそ親子で料理に取り組めていますが、はじめは紆余曲折ありました…。 ■はじめての包丁は何歳から? きーちゃんがはじめて包丁を持ったのは2歳半の時。 なんでもやりたいお年頃、特に台所が気になるようで… 「きーちゃんもやりたい!」 「おてつだいしたい!」 とグズるのを、「危ないからまだダメだよ」となだめていました。 できそうなことを…と、こんにゃくを手で千切らせてみたりしましたが、やはり興味は母が持つ包丁へ…。 しかし2歳児に包丁を持たせるのはさすがに早いだろうと思っていました。 そんな時SNSで、息子と同い年くらいの子がソーセージを切っている写真を見かけました。 「2歳児に包丁を持たせている…!!!!!!(持てるんだ!!)」と、ちょっと衝撃でした。 自分の育児方針…というと大げさですが、大事にしていることは 「本人がやりたいと思った時がやらせ時」 。 そうか、ならば! と、息子に果物ナイフを持たせてみたのでした。 ■はじめての包丁に「果物ナイフ」は大失敗! 台所は修羅場に… 息子に果物ナイフを持たせ、手をそえてきゅうりを一緒に切ることにしました。 切る前だったか? 切った後だったか? ちょっと忘れてしまいましたが、一度にぎらせた果物ナイフを「返してね」と取ろうとしたとたん修羅場に…。 手にしたナイフを取り上げられるのが嫌で離さない息子。こちらにナイフが向き、つい手に力がこもってしまう母。ますます離さず泣き出す息子。 童話「太陽と北風」の北風対応できーちゃんはどんどんかたくなになり、力ずくでナイフの取り合いになりました。 こりゃマズイ! その後なんとか取り返しことなきを得ましたが、大いに反省しました。 「果物ナイフはとがっててダメだ……」 それからしばらく息子には包丁を触らせませんでしたが、息子のやりたい熱は冷めやらず解決にはなりませんでした。 こちらもやらせてあげたい気持ちはあるものの、うまく対応できぬ状況にイライラ…。 そして思いいたったのは、 「環境が整っていないからダメなんじゃないか?」 ということでした。 ■子ども用包丁に踏み台…子ども目線で台所を見直した まず、ちゃんとした踏み台を買いました。 その前は、高めのイスを踏み台がわりにしていたのですがグラグラして危なかったので、子どもが自分で扱えるよう軽量で、しっかり立てる面積がある踏み台をホームセンターで探しました。 2000円くらいしたと思いますが、畳めて丈夫で大変重宝しています。 これで足元は安全! 水道にも手が届く。 次に、子ども用の包丁を買いました。 いろいろありますが我が家は子どもの手に合って、きちんと切れて、先がとがってないセラミック製のものを選びました。先がとがってないだけですごい安心感。 ■2つの約束をして「改めて、包丁デビュー!」 自分用の包丁と踏み台に喜ぶきーちゃん。 改めて、「危ないことはしないこと」「お母さんの話を聞くこと」を約束し、包丁デビューを仕切り直しました。 前の取り合いで怒られたことを反省したのか… 「持つほうは猫さんの手だよ」 「硬いときはパーで上から押してみな」 など教えると、今度は落ち着いて話を聞くことができました。 ■はじめての包丁には「ゆでたオクラ」! まるっと子どもに任せてみた 環境を整えるのと同様に、子どもが切りやすい野菜をチョイスするのも大切だと感じました。 やわらかくて切りやすく、子ども向きだと感じたのは「ゆでたオクラ」! 切ってポン酢をかけたらそのまま一品出来上がるので、ゆでるところ以外はまるっと息子に任せました。 多少不格好でも、息子は「これぼくがつくったんだよ~!」と得意顔で、オクラをもりもり食べたのでした。 ■お母さんの話が聞ければ、何歳からでも大丈夫 そんなこんなできーちゃんは、4歳になった今もお料理をよく手伝ってくれています。 春休みの2週間で卵は失敗せず割れるようになり、自分で火をつけてフライパンを扱えるようになりました。子どもの成長はすごい! 台所は危ないものがいっぱいなので、つい子どもから遠ざけがちです。 でも、お母さんの話を聞くことができ、「使っていいのは、お母さんがそばで見ているときだけだよ」と約束できるのなら、包丁も火も、何歳で使いはじめても大丈夫なんだなと感じたのでした。
2019年04月15日こんにちは! そんたんママです。 もうすぐ新年度。春から入園を控えている子もママも、まもなく始まる新生活にわくわくドキドキですね。 今回は、幼稚園&保育園の準備が楽しくなる! 持ち物チェックボードを作りたいと思います。 ■忘れ物がゼロになる「持ち物チェックボード」とは? その名の通り、その日の持ち物をチェックするためのホワイトボードです。 我が家のきーちゃんは4月から年中さんになりますが、入園当初(母が)覚えられずに困ったのが、園に持って行く持ち物! 曜日によって持って行くものが違ったり、預かり保育がある日はそれ用の荷物があったりして、親子ともどもしょっちゅう忘れ物をしました…。 そこで忘れ物対策に作ったのが、園児でも使えるイラストのチェックボードです。 ■100均を大活用!「材料をそろえよう」 準備するものは、ホワイトボード、接着付マグネットシート(A4サイズ)、紙(A4サイズ)。 ホワイトボードとマグネットシートは、どちらも100円均一ショップで手に入ります。 道具ははさみ、ペン、カラーペンなどを使います。 ■ひとめでわかる「持ち物イラスト」を描こう(プリントしよう) 日々、園に持って行くものを箇条書きにしたら、絵に描きおこしましょう。 持ち物チェックボードの最大のポイントは、 持ち物を文字ではなく絵で表すこと! 絵であれば、まだ字が読めない子でもチェックボードを使いこなすことができます。 「絵を描くのは苦手で…」というママのために、たいていの園で必要な持ち物をイラストに起こしてみました。 上のイラストをA4サイズにプリントできるPDFデータは、 こちら からダウンロード。 使えそうなものはプリントして、ないものは描き足すなどして活用してください。 ■持ち物イラスト「子どもと一緒に色をぬろう!」 子どもと一緒に色をぬると、いっそう楽しいですね。親子で相談しながら、カラーペンで持ち物の色をぬってください。 ■貼って切って「持ち物マグネット」の出来上がり 色をぬったら、イラストをマグネットシートに貼りつけます。 貼る前に、余白部分をあらかじめカットしておくのがポイントです。 イラスト部分だけマグネットシートに貼りつけ、持ち物それぞれの形に合わせて切り抜きます。 余ったマグネットシートの余白部分は後で使うので、はく離紙をはがさずとっておいて。 ■ここがポイント! より使いやすく「マグネットの重ねはり」 より使いやすくするため、 マグネットシートは重ねて貼ること! 余ったマグネットシートを小さく切って、持ち物マグネットの裏に重ねてはります。 もちろん、重ね貼りしなくてもボードにくっつきますが、一層だとホワイトボードに密着しすぎて子どもがうまくマグネットをはがすことができません。 二層構造にすることで、ホワイトボードとマグネットにすき間ができ、指がかけやすくなります! マグネットシートが足りない時は、ボードにくっつく力は下がりますが、厚紙にイラストを貼り、その裏に小さなマグネットをつけるだけでもOKです。 ■チェックボードを使ってみよう! 最初に、文字や点線のマグネットをくっつけてベースを作ります。 文字や点線はペンでホワイトボードに直接描いても良いですが、毎日使っているとすぐ消えてしまいます。そこで、ここもマグネットにしました。 我が家の配置はこんな感じ。使いやすいようにカスタマイズすると良いと思います! 週はじめはこんな感じでスタート。「おうちにあるもの」の所に持ち物が貼ってあります。 バック等に入れたら、マグネットを「もっていくもの」の所に移動させます。 園に置いてきたものがあれば、「えんにあるもの」に移動。 お家に持ち帰ったものがあれば、ふたたび「おうちにあるもの」に移動して、翌朝同じように準備しつつ「もっていくもの」に移動すればOK! チェックボードを作るのは正直手間なのですが、これがあるだけで子どもが準備に積極的になり、母の負担がグッと減りました! ホワイトボードも、今は木枠のものや黒板調のものなどいろいろな種類があるので、お好きなものを選ぶと良いと思います。 園児さんのお子さんがいらっしゃる方はぜひお試しください。 ■チェックボード用「持ち物イラスト」(PDF)のダウンロードは こちら から いかがでしたか。 昔遊びから生活に結びついたものまで、いろいろと作ってきましたが、ひとまずこの回をもって連載【昔ながらが”今”楽しい!レトロアートレシピ】はおしまいです! また違った形でみなさまのお目にかかれる時を楽しみにしています。 最後までお読みいただきありがとうございました!
2019年03月22日こんにちは! そんたんママです。 もうすぐひな祭り。 お寿司やケーキを手作りするご家庭もあるのではないでしょうか。 今回は、手作りスイーツを彩るイチゴのひな人形を作りたいと思います! ■イチゴのおひな様「材料をそろえよう」 材料は、イチゴ、たまごボーロ、ホワイトチョコレート、チョコレートペン。 道具は、湯煎用のボールやお皿、コップ、アルミホイル、果物ナイフを使います。 ■イチゴのおひな様「チョコレート類を溶かしておく」 ボールにお湯をはり、ひとまわり小さいお皿を入れて、ホワイトチョコレートを湯煎します。 コップに40~50℃(熱めのお風呂くらい)のお湯を入れ、チョコレートペンをつけて温めます。 中のチョコレートが柔らかくなったら、しっかりと水気をとってペン先をカットします。 今回の最大のポイントは、チョコレートに水が入らないようにすること! 水が混ざると固まってしまい、失敗の原因になるので注意が必要です。 ■イチゴのおひな様「パーツを作ろう」 たまごボーロにチョコレートペンで、おだいり様とおひな様の顔を描きます。 小さいので少し描きにくいですが、頭が独立しているのでたまごボーロがある限り失敗しても大丈夫! アルミホイルに頭にかぶるかんむりとえぼし、手に持つ扇子と笏(しゃく)を描きます。 パーツは冷蔵庫に入れるなどして、しっかり固めておきましょう。 ■イチゴのおひな様「体を作ろう」 イチゴを洗って水気をとり、ヘタをとったら、先端をV字にカットします。 カットした少し下を、同じくV字になるようにアルミホイルで隠します。 出ているところに溶かしたホワイトチョコレートを塗って、 チョコレートが固まる前にアルミホイルをはがします。 これは、着物の半襟をイメージ。 さらにチョコレートが固まる前に、顔をくっつけます。 顔を乗せたら冷蔵庫に入れるなどして、チョコレートが固まるのを待ちましょう。 ■イチゴのおひな様「チョコレートペンで仕上げ!」 ホワイトチョコレートが固まったら、チョコレートペンで襟を描きます。 ペンの先端が固まって使えない時は、ビニール袋に入れてペン先が下になるようにしてお湯につければ、再び使えるようになりますよ。 チョコレートペンを接着剤代わりにして、手元に笏、頭の後ろにえぼしをくっつけます。 おひな様はピンクのペンで襟を描き、頭の手前にかんむりをつけました。 こんな感じで、イチゴのひな人形のできあがりです! ケーキはもちろん、小さいお子さん向けにパンケーキや食パンケーキの上にのせても。 我が家は娘がいないので、ひな祭りに特別なごちそうは作りませんが、気分を味わうのにパンケーキにのせてみたら息子がとびついてきました。 子どもが喜ぶイチゴのひな人形。 イチゴがおいしいこの季節に、親子で作ってみてはいかがでしょうか。
2019年02月23日こんにちは! そんたんママです。 年度末。進級や卒園、卒業の季節ですね。 お世話になった先生に、お礼の言葉を贈る機会もあるのではないでしょうか。 今回は、メッセージカードを子どもと作る時のヒントを探っていきたいと思います! ■先生の似顔絵が描けたらステキ! でも…? きーちゃんが3歳の頃。 人の顔など具体的なものが描けるようになってきたので、自分は「先生の似顔絵を差し上げられたらステキだな」と考えました。 さっそく「先生のお顔を描いてみて」と紙を渡すと…。 宇宙人になりました! (これはこれで貴重な絵ですが)。 よく考えず、大きな紙のまま渡してしまったのでのびのび描いてくれ、メッセージカードにするには大きくなりすぎてしまいました。 子どもが自由に描けるのが一番、と言いたいところですが、結構ハードルが高いのかも? ■そんな時は「色画用紙!」 ただ白い紙を渡して「さあ描いて」というよりも、何かとっかかりを作ってあげた方が子どもも描きやすいようです。 なおかつ、見栄えを良くする簡単な手段が 色画用紙 ! 肌色のベースがあるだけでグッと顔らしさがアップし、あらかじめサイズが決まっているので、大きさもコントロールしやすいです。 ママが切ったベースに子どもが描いても良いですし、子どもが紙を切る所からチャレンジしても。 子どもが切る時は、丸などの下書きを描いてあげると目安にしやすいです。 カードは、ポストカードサイズくらいが収まりが良いようです。 先ほどより似顔絵っぽくなりました。 あとは余白に先生へのメッセージや、絵を描けばOK! ■ママから先生へ「メッセージにプラスα」 今度はママから先生に書く場合。 文章だけでは寂しいな…という時は、先ほど同様、色画用紙が役に立ちます。 また、欠かせないのが 写真 です! 先生方は毎年たくさんの子どもを見られているので、「あの時教えた○○くん、○○ちゃんだ!」と思い出してもらうのに、一番有効なのが子どもの顔写真だと思います。 先生とのツーショットや、笑っている顔の写真。泣き顔も意外と思い出深いかもしれません。 ベースの紙と、ひとまわり小さい紙を用意します。 そのまま貼っても良いですが、少し傾けると特別作りこまなくてもグリーティングカードっぽくなります。 写真も四角いままよりは、丸く切ったり人物だけ切り抜いたりしてみましょう! ほかにも、子どもが切った折り紙を貼ってもかわいいです。 雲や花やガーランドの形に紙を切って、作りこんでいってももちろんOK! ■子どもとママの手作り「2枚のカードを合わせてみよう」 1枚描いて封筒に入れるだけでも十分。 もしママと子どもの2枚できたら、大きな台紙に貼ると2つ折りのメッセージカードになります。 何人かでまとめる時は、アルバムにまとめたり、長い台紙に貼ってジャバラ折りにしたりしても良さそうですね。 ■子どもの成長の証「その時、描ける絵を使って…」 ほかにも過去の記事で、ぐりぐりお絵描きをつかったメッセージカードもご紹介しています。 赤ちゃんでも簡単に作れる! 敬老の日に世界でひとつだけのメッセージカード【おうちで季節イベント お手軽アートレシピ Vol.21】 今回は、小さなお子さんでも作れるようになるべく簡単な方法を考えましたが、子どもが大きくなってもっといろいろ描けるようになったら、凝ったカードに挑戦してもいいかもしれません。 どんなカードでも気持ちがこもっていたら喜ばれると思うので、その時できる方法で、お世話になった先生にありがとうを伝えてみてはいかがでしょうか。
2019年02月16日こんにちは! そんたんママです。 寒い季節。温かい部屋でゆっくり手仕事を楽しみたいですね。 息子の幼稚園では編み物が大人気。 幼児でもあんな素敵なマフラーやポシェットを編めるのだと、感心してしまいました。 今回はダンボールを使って、子どもでも簡単にできるコースターを作ってみたいと思います! ■材料をそろえよう 材料は、毛糸、ダンボール、厚紙。 えんぴつ、はさみ、テープ、定規を使います。 ■ダンボールで編み機を作ろう! ダンボールをカットして編み機を作ります。 今回は、約10cm×10cmのコースターを作るので、下の写真のような10cmプラス左右2、3cmほど、上下4、5cmほど余白を入れた大きさのダンボールを用意しました。 ダンボールの上の辺と下の辺に、1cmずつ印をつけます。 印の部分に切り込みを入れます。これで土台はOK。 厚紙はよこ糸を巻きつけるのに使います。 厚紙の形は四角いままでも良いですが、糸をかけるための切り込みを入れ、下の写真のような形に切っておくとよこ糸が扱いやすいです。 あっという間にダンボール編み機の完成です! ■たて糸を張ろう! ダンボールに、たて糸を巻きつけます。 裏面にテープで固定してから、 上下上下…と切り込みに順番にひっかけながらぐるぐる巻いていきます。 表の糸は平行に。 裏から見ると、毛糸はななめになります。 すべての切り込みにひっかけられたら、終わりもテープで固定します。 ■よこ糸を通そう! 厚紙に、よこ糸をぐるぐる巻きつけます。 たて糸ひとつ飛ばしに、よこ糸を通していきます。 上の写真のような感じで、編み始めの糸の端は横にひょろっと残しておきましょう。 端までいったら折り返して、先ほど通したたて糸とは逆の糸によこ糸を通します。 下段と互い違いになればOK。 よこ糸のすき間がうまるように、時々、指で上からおさえます。 よこ糸が終わったり、よこ糸の色を変えたくなったりした時は、上の写真のように、次の糸をたて糸3、4列分くらい重ねて続きを編みます。 よこ糸同士を結ばなくても、編み進めれば糸が重なってほつれる心配はありません。 好きな長さまで編んだら、余裕を持ってよこ糸を切ります。 ■編み機から外して仕上げ! たて糸を裏側の真ん中あたりでカットして、 ダンボールから外します。 このままではほつれてしまうので、たて糸を2~3本ずつまとめて結びます。 よこ糸の始めと終わりも、たて糸と一緒に結んでしまいましょう。 結んだたて糸の余分な部分を切って形を整えれば、毛糸のコースターの完成です! 編み機の幅を変えれば大きなものや、リストバンドのような細いものも編むことができますし、たて糸の幅を5mm刻みにしてタコ糸などの細い糸に変えると、より本格的な編み物になります。 目が細かいとその分時間がかかるので、こちらは大人向けですが、作り方は全く同じ。 逆に子どもは荒目で太い毛糸や細い毛糸をまぜて、ざくざく編んだほうが楽しいと思います。 我が家は夫婦そろってデスクワーカーなので四六時中コーヒーを飲んでいますが、冬は毛糸のコースターに衣替え(?)です。 子どもでもで簡単にきるので、バレンタインに親子で作り、忙しく働くパパにプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
2019年01月24日