おうちパン・お菓子教室・ハンドメイド教室小麦の家主宰。都内カフェ・自宅・出張でパン教室開催。webサイトにレシピ提供。『お袋の味』のパン作りを提案。身近な材料と道具で行うパン・お菓子作りとハンドメイドを主体として活動中。色々な手作りにある温かみで日々の生活をほっこりさせていきたいです。
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テーブルをふいたり、食器をふいたり、日々の暮らしで使う、ふきん。使い捨てのものや、水切れの良い素材で作られたものなど、さまざまありますが、今回は、いわゆるスタンダードな、無地の布製のふきんに目を向けてみましょう。 ■「刺し子」の技法でふきんを丈夫に、かわいく 無地のふきんは、安価で真っ白で衛生的でいいですよね。でも、ちょっと寂しく思えることはないですか? そこでオススメしたいのが、「刺し子」の技法です。刺し子とは本来、目の粗い布地の隙間を埋めるように縫うことによって、生地を厚くして丈夫にするための方法なのです。ただし、ただ縫うだけではつまらない。せっかくなので、さまざまな模様になるように考えて縫っている、それが刺し子です。 つまり刺し子は、布地を丈夫にして、かわいくおしゃれに変身させる技法と言えます。 今回ご紹介するのは、正式な刺し子ではなく、あくまで「刺し子風」ですが、無地のふきんをかわいくして、毎日の家事を楽しくしましょう。 ■無地のふきんを刺し子風でかわいくするDIY 【用意するもの】 ・無地の布巾 1枚 ・刺し子糸(木綿の太目の手縫い糸でもOK) 適量 ・チャコペン(ここではフリクションのマーカーを使っています) 1本 ・刺し子針(無ければ普通の縫い針でもOK) 1本 ・定規 1本 【作り方】 1. チャコペン(またはフリクションマーカー)で、ふきんの上下に1cm間隔の印をつけます。 2. 上下の点を線で繋ぎます。線を引くとき、ペンを強く押しつけずに、ペンを定規に沿わせて軽く引っ張るようにすると、うまく引けます。 3. 左右も同じように1cm間隔の印を付けて、線で繋ぎます。 4. 縫い始めたい部分から数えて、1cm間隔の目盛り、3つ分手前の目盛りの裏から針を刺します。糸端は、玉結びはせずに、糸が抜けないように2~3cm残しておけばOKです。 5. 1目盛りの半分(約5mm)ずつの大きさで並縫いをしていきます。 6. 角まで来たら、1mmほど隣に針を刺して、今縫った縫い跡の上に重なるように、縫い重ねながら戻っていきます。あとは、好きな幅までさきほど同様、目盛りの半分ずつ縫っていきます。 7. 途中で糸が足りなくなったら、玉止めはせず、糸端を裏側に出して、新しい糸で、さきほど縫い終えた目盛りの3目前から重ねて縫い始めます。縫い始めも玉結びはせずに糸の端2~3cmを裏に出しておきます。 8. 最後も手順6と同様に1mm隣に針を刺して、今縫った上に重なる様に戻って重ねて縫っていきます。3目重ねたら、裏に針を出して2~3cm糸端を残して、糸を切ります。 9. チャコペンの線を消します。ご使用のチャコペンの使用方法に従ってください。今回私が使っているのは文房具のフリクションマーカーペンです。こするなどして、一定の温度以上になるとインクが消えるペンです。こちらはアイロンで消すことができるので、アイロンをかけます。 10. ふきんを水洗いして、干します。水洗いをすることによって、生地が少し縮み、縫った糸が抜けにくくなります。 11. 乾いたら、裏に出しておいた糸端を綺麗に切り、完成です。 並縫いを十字に縫い重ねると十字模様ができますし、並縫いを組み合わせ四角をいっぱい描いても、また違った表情が出ます。 「きれいに並縫いができないから苦手!」と言う人も気にしないでください。その不揃いさが、かえって「味」になるんです。どうしても気になるひとは、線を引くときに5mm間隔の点線で引き、その通り縫うときっちり揃います。 お母さんが縫ったかわいいふきんがテーブルにあったら、子どももテーブルを拭くのが好きになるかもしれません。 寝かしつけ後のすきま時間などに、1日1針ずつでも縫ってみてください。
2016年07月19日夏になると暑い日が続き、熱い湯船につかるのがいやになるときってありませんか? でも、暑い日こそ、しっかりと湯船に浸かって疲れをとりたいものですよね。 そんなときに、バスタイムを楽しくしてくれるのが発泡入浴剤・バスボムです。 市販されているものもたくさんありますが、親子で作って、自作のバスボムをお風呂に入れて発泡させたら、実験のようで楽しくなりますよ♪ 今回ご紹介するレシピで作るバスボムは、お湯に色はつきませんが、重曹の効果で一番風呂でもお湯が柔らかく、肌にやさしくなります。また、発泡する炭酸効果で血行が良くなり、肩こりや腰痛の改善や美肌効果もあると言われています。 楽しく作って、楽しいバスタイムで血行促進。一石三鳥ですね。ぜひ、親子で楽しんでみてください。 ■親子で作ろう! 手作りバスボムのレシピ 【材料】(小2個分) ・重曹 大さじ3 ・クエン酸 大さじ1 ・水を入れた霧吹き ・ラップ、もしくはシリコン型 ※重曹とクエン酸は、できれば食品添加物として販売されている物が安心です。 【作り方】 1. ボウルに重曹とクエン酸を入れて混ぜる。 2. 1に霧吹きで2~3回水をかけて混ぜ合わせる。水を入れすぎると、シュワーッと発泡してしまうので、入れすぎないように注意する。 3. 2を半分ずつラップに包んで丸める。ぎゅっとしっかり握って固めてください。シリコンやクッキーの型に詰めて、形を作ってもいいです。そのときは、型に入れたまましばらく置いてから取り出してください。 ラップで丸めるときに、プラスチックや塩ビの人形などを包み込むと、発泡したときに人形が出てきて楽しいですよ。 作ってすぐ使うのが一番よく発泡します。 2~3日はそのまま持ちますが、湿気を吸って発泡が弱くなってしまうこともあるので、作った日に使うのがおすすめです。
2016年06月21日公園やちょっとした出先で子どもがお腹を空かせたとき、ちょっとだけ何か食べさせたい…。そんなときに便利なのが「おにぎり」ですよね。いろいろな具材を混ぜ込めれば栄養のバランスも取れる、便利な1品ではないでしょうか。 しかし、おにぎりを持って出かけるのに、お弁当箱にわざわざ詰めるのは気が進みませんよね。食べ終わった後に、空のお弁当箱を持ち帰らなければならないと思うと面倒です。 そこで重宝するのが、おにぎりケース。お弁当「箱」ではないので、食べ終わったら小さく畳めてかさばりません。 市販もされていますが、実は断ち目の処理不要で、手縫いでも簡単に作ることができるのです。お気に入りの布で作ってみませんか? ■お出かけに便利! おにぎりケースの作り方 【材料】 ・29×60cmの布 2枚(同じ柄でも、違う柄でもOK) ・裁縫道具 ・A4サイズの紙 【作り方】 1.まずは型紙を作ります。写真の図を参考にA4の紙に書いて切り取ってください。 「わ」の部分以外は、縫いしろ1cmを含んだサイズになっています。 2.布を半分に折って、布の「わ」と型紙の「わ」の部分を合わせて、型紙と同じ大きさに切ります。もう1枚も同様に切ります。 3.布を中表にして、左右の縦(「12cm」と書いてある部分)をそれぞれ縫います(布端より1cmのところを縫います)。もう1枚も同様に縫いましょう。 写真ではミシンで縫っていますが、手縫いでも問題ありません。 4.1枚を表に返して、裏向きのままのもう1枚の中に入れて重ねます。 5.まだ縫っていなかった上部(斜めの部分)を、全部一緒に縫います(布端より1cmのところを縫います)。ただし、返し口として10cmくらいは縫わずに空けておきます。 6.手順5で残した返し口から表に返して、最後に返し口を閉じるように縫えば、出来上がりです。 おにぎり以外にも、おやつを入れたり、おもちゃを入れたり、使い方は自由自在。大きさも自由です。使い勝手の良い大きさにして、お気に入りのおにぎりケースを作ってください。
2016年04月30日インテリアがオシャレなお宅には、たいてい素敵な壁面装飾が施されています。壁面装飾はたしかにセンスが問われますよね。それにDIYは素敵だけど、賃貸じゃ釘はさせないし…といった悩みもあるでしょう。 では、簡単にできてかわいい壁面装飾に挑戦してみませんか。今回ご紹介するのは、窓を開けると、ゆらゆら揺れるちょうちょの飾りです。春をイメージして色選びをすると楽しいはず。壁に穴を開けることなく、お手軽に作れます。子どもがハサミを使えるようになったなら、一緒に作ることもできますよ。 「揺れるちょうちょがかわいい お手軽、春のゆらゆら壁面装飾」の作り方 【用意するもの】 ・お好みの折り紙 ・ミシン糸(リボンや麻紐でもOK) ・ハサミ ・セロハンテープ ・マスキングテープ 【作り方】 1.折り紙を4つ折りにします。 2.そこから、さらに半分に折ります。 3.輪になっている部分を中心にして、ちょうちょの半分のイラストを描きます。 4.手順3で描いた線の内側をハサミで切ります。線の上や外側を切ってしまうと、ちょうちょにペンの線が出てしまうので注意しましょう。 5.切ってできたちょうちょを1枚取り、表側の中央部分にミシン糸をセロテープで止めます。 6.手順5の中央に、輪にしたセロテープを貼り、その上にもう1枚、糸を挟むようにちょうちょを貼ります。これで1つ完成です。 7.同じ要領で、好きなだけちょうちょをミシン糸の上に貼っていきます。 8.糸の上部をマスキングテープで壁に貼り、吊るします。マスキングテープを使うと、テープが見えてもかわいくなりますし、壁にもテープの糊がつかないので便利です。 壁や飾る場所の大きさに合せて、好きな本数、吊り下げてください。 ちょうちょを糸に貼り付けるときは、同じ色でなく、別々の色を組み合わせてもかわいいですよ。そのほか、途中大きさを変えると、動きが出てワンパターンにならず、変化がつけられます。 壁に貼る位置も、きっちり同じ高さに貼ってもいいですが、高さを変えて貼っても遊び心が出ていいかもしれませんね。あまり決まりが無いので、自由に作れます。 今回は春なのでちょうちょにしましたが、花や動物のかたちにしても作れます。材料が折り紙なので、作ったり直したりも簡単です。アレンジして通年楽しんでください。
2016年03月30日子どもがいる家には必ずと言っていいくらいあるもの、折り紙。最近では、柄のかわいいものやオシャレなものもあり、大人ゴコロをくすぐられることもありますよね。 でも、いざ折り紙を使うとなると、鶴やお花を折るといった子どもの遊び道具でしか使い道が思いつかないもの…でもありません。ちょっと折り方を変えると、子どもっぽさがなくなり、大人でも実用的にオシャレに使えるのです。 今回は、子どものお手紙交換やちょとした物に添える一言お手紙を入れる封筒と、小さなプレゼントを入れる紙袋の作り方をご紹介します。 折り紙でサッと作れる封筒の作り方 1.折り紙を裏向きに置き、三角に折ります。 2.手前の1枚だけ上の部分を折り下げます。 3.下の部分の長さの1/3あたりで、右側の角を折ります。 4.左側の角も1/3あたりで折ります。 5.上になっている三角の1枚の角を半分に折ります。 6.さらに小さな中央の三角の角を半分に折り上げます。 7.折り上げた部分を写真のように開いてつぶします。 8.上の1枚の大きな三角を折り下げます。 9.手順7で開いてつぶした部分に、手順8で折り下げた角を差し込みます。 これで封筒の出来上がりです。かわいいシールなどで止めてもいいですね。 ちょっとしたメモ書きもこんな封筒に入れて渡したら、素敵度がアップしますよ。 折り紙でサッと作れる紙袋の作り方 持ち手をつけるので、リボンなどの紐とセロハンテープなど止める物を用意してください。 1.裏向きに置き、三角に折ります。 2.上の三角部分を内側に折り込みます。 3.下の輪の部分を折り上げます。この幅がマチの大きさになります。 4.広げて、向きを90度回転させます。 5.下になっている角を折り上げます。この時、手順2で内側に折りこまれた三角の部分も少し一緒に折ります。 6.左右を手順3でつけた折り目に合せて折ります。 7.上側も手順5~6と同じように折ります。 8.手順6と手順7で折り合わせた部分を中心を引っ張りあげ、手提げ袋のかたちになるよう、折りしろの折り方を写真のように調整します。 9.上に飛び出た部分を内側に折り下げます。 9.反対側も同じように折ります。袋の部分が出来上がります。 10.リボンなどで持ち手をつけて完成です。 小さなプレゼントにもぴったりです。おままごとにも使えますし、オシャレな柄で作るとそのままインテリアもなります。折り紙以外でも、包装紙など大きい正方形の紙を使うと、用途の幅も広がりますよ。 (Aya)
2016年03月11日おにぎりをお弁当に持って行くと、海苔を巻いて、ラップやアルミホイルなどで包んでしまうから、食べる時にはしっとりしていることが多いものちょっと残念な気がしませんか? お店で買ったようなパリパリの海苔のおにぎりに憧れて、おにぎりと海苔を別々にして持って行ったこともありますが、これだと食べるときに面倒ですし、荷物もかさばります。 海苔をパリパリにしたまま包めるようなラッピングフィルムも売っていますが、わが家は大家族なので、たくさんのおにぎりを包むためには、ラッピングフィルムを何セット買ったらいいのやら…。コストもすごくかかってしまいます。 家にあるものでササッと出来たらうれしいですよね。では、作っちゃいましょう! 家にあるものでできる、お弁当のおにぎりの海苔をパリパリにするラッピングの作り方 【用意するもの】 ・おにぎり ・海苔 ・アルミホイル ・セロハンテープ 【作り方】 1.海苔を半分に切ります。 2.アルミホイルを、海苔の長さより上下1cm~2cmほど長く切ります。 3.海苔をアルミホイルの中央に乗せて、観音開きに両サイドのアルミホイルを畳みます。中央が少しだけ重なるようにしてください。また、海苔の両サイドに1cm~2cmの隙間を空けて折ってください。 4.表に返して、アルミホイルの真ん中にセロハンテープを1本張ります。 片側だけ長めにして、セロハンテープを折り返し、持ち手を作っておきます。 5.裏返して、観音開きの部分の中央に、おにぎりを置きます。 6.セロハンテープの持ち手がない側からおにぎりを包んでいきます。 これで完成です。 食べるときは、セロハンテープの持ち手を引いて、アルミホイルをぐるっと1周はがし、左右のアルミホイルを抜き取ります。 こうすれば、いつでもパリパリ海苔のおにぎりを楽しめますね。 うまく作るためのポイント 両サイドのアルミホイルを抜き取るときに、海苔を一緒に引っ張らないよう、海苔の両サイドに隙間を十分に空けておきましょう( 手順3 参照)。 おにぎりは、海苔の幅より小さく握りましょう。 海苔の長さは、おにぎりがちょうど巻けるくらいにしてください。長過ぎると、食べるときにアルミホイルがうまく抜けなくなります。 おにぎりは、ホカホカのまま包まないでください。粗熱が取れてから包んでくださいね。ホカホカのまま包んでしまうと、アルミホイルにごはんがくっついて、うまく抜き取れなくなってしまいます。 また、セロハンテープの代わりに、マスキングテープを使うのはおすすめしません。持ち手を引いたときに、マスキングテープ自体がアルミホイルからはがれてしまい、アルミホイルを切り裂くことが出来ない場合があります。マスキングテープでかわいく見せたい場合は、セロハンテープを貼った上に貼り重ねるのがよいでしょう。 (Aya)
2016年02月16日「お花紙」皆さん、きっと一度は手にしたことがあるかと思います。 小学校のお楽しみ会などの飾り付けの時、薄い紙を何枚か重ねて折ってお花を作りませんでしたか? その紙がお花紙です。今でも、おうちでのお誕生日会やパーティーの飾り付けに活用されている方もいるでしょう。 お花紙のお花は、手っ取り早く派手やかに飾り付けができて便利なのですが、ちょっと子どもっぽく見えてしまうのが玉にキズ。でも、ちょっとひと手間加えるだけで、ブラッシュアップされた素敵なお花装飾に変身するのです。今回はそんなお花紙のアレンジをご紹介します。 ひと手間プラスでワンランク上に! お花紙で作る花飾りのアレンジ 【材料】 ・お花紙 適量 ・紐やリボン 適量 ・ホッチキス ・ハサミ ・穴あけパンチ 【作り方】 ◆基本の折り方◆ 1.お花紙を5~6枚重ねて、1cmくらいの幅に蛇腹折りにします。 2.中央をホッチキスで止めます。 3.左右の蛇腹を開きます。 4.左右交互に1枚ずつ立てていきます。この時、広げた花びらの端が重なるようにしていくと、キレイに仕上がります。 ◆シャープなお花◆ 1.基本の折り方の1~2をやります。 2.端をはさみで三角に切ります。 3.基本の折り方の3~4をやります。 ◆優しいお花◆ 1.基本の折り方の1~2をやります。 2.端をはさみで丸く切ります。 3.基本の折り方の3~4をやります。 ◆ふんわりとしたお花◆ 1.6~8枚のお花紙を重ねます。 2.三角に折って、はみ出た部分を切り取って、正方形にします。 3.お花紙の中央を中心に三角に4回折りたたみます。 4.輪になっていないほうを、ハサミで丸く切ります。この時、細長い楕円状に切るとキレイに仕上がります。 5.畳んでいたお花紙を丁寧に広げます。 6.花びらが互い違いになる様に、1枚ずつお花紙をずらして重ねます。 7.半分に折って、中央に穴あけパンチで1つ穴を開けます。 8.穴に、紐やリボンを通して止めます。 9.全体を広げて、一番上のお花紙から順番にくしゃくしゃにしながら立ち上げていきます。 ◆ぽんぽんフラワー◆ 1.「基本」「シャープ」「優しい」お花の中から、好きな形のお花を2つ作ります。この時、中央をホッチキスで止めるときに紐やリボンも一緒に止めます。 2.お花同士を背合せにして、中央に止めた紐同士をしっかりと結びます。紐を1本にしたい時は、花びらで隠れて見えないところで1本切ってください。 重ねるお花紙は、すべて同色でも、1枚ずつ違う色でも、真ん中と外側を違う色にしても、いろんな表情のお花ができて素敵です。自分好みのお花を作ってみてください。 作ったお花は壁面装飾以外に、ラッピングのアクセントやテーブルの飾り付けにも使えます。今回ご紹介したテクニックを使って、大人なお花紙を楽しんでください。 (Aya)
2016年01月11日クリスマス用の飾り付けに、フェルトを使って簡単にポンポンオーナメントを作ってみましょう。 手作りだと用途に合わせて、好きな色や大きさのものができるのが嬉しいところです。そして、今回使用するのはフェルト。切りっぱなしで作れる優れものであり、とてもしっかりした素材なので、テクニックがなくても、簡単に形が決まってくれるんです! 紙だと飾っている時に子どもが握ってしまって潰れてしまう心配がありますが、フェルトならその心配がなく、安心。1個ずつクリスマスツリーに飾ってもかわいいですし、たくさん繋げてガーランドのように壁面に飾っても素敵です。また、小さいものをつくってプレゼントのラッピングに添えてもいいですね。 フェルトで作る、簡単ポンポンオーナメントの作り方 【材料】 ・フェルト 1枚以上(作りたい大きさの円が9枚取れる分) ・作りたい大きさの丸形 1個(今回はお米の計量カップを使いました) ・ひも 適量(飾る用途に合わせたものでいいです。麻紐やリボンなど) ・裁縫道具 【作り方】 1.フェルトに、丸型で円を9個分、型取りをして切り抜きます。 今回用意したフェルトのサイズは、お米の計量カップの大きさでちょうど9個型が取れます。 2.ひもを、使いたい長さより少し長めに切り、片端に結び目を作って、1枚のフェルトの中心に縫い付けます。 3.残りのフェルトは1枚ずつ四つ折りにします。まち針で止めておくと、その後の作業がやりやすいです。 4.2のひもを縫い付けたフェルトの中心部分に片面4枚ずつ、四つ折りにしたフェルトを縫い付けます。この時、縫い付けるのは折ったとき三角になった部分の先だけです。 また、フェルトの折り目の向きが両面で同じ方向になるように注意しましょう(左右では反転するので要注意です)。 5.折り畳んだフェルトを開いて、形を整えれば出来上がりです。大きさや色を変えてたくさん作ってみると楽しいですよ。 (Aya)
2015年12月09日冬になると店頭に毛糸が並びますよね。とってもかわいかったり綺麗だったり。こんな毛糸で何か作れたらいいのにな~と思っても、「編み物ができないから」と諦めていませんか? いいえ、諦めないでください。毛糸は編み物だけにあるのではないのです! 親子で楽しめる「ダンボール織り」という技法があります。特別な道具はいりません。毛糸とダンボールがあればできちゃうんです。 おとぎ話の「鶴の恩返し」の鶴になったような気分で織ってみましょう。コースターやポシェット、小物入れやタペストリーなどなど、さまざまなものが作れます。かわいい毛糸を見つけたら、ぜひチャレンジしてみてください。 今回はダンボール織りで作る、小物入れを紹介します。 毛糸をダンボールで織って作る、小物入れの作り方 【材料】 ・毛糸 2種類 ・ダンボール 適量 ・プラスチックフォーク 1本 ・ハサミ ・テープ 【作り方】 1.織り機となるダンボールを、作りたいものの大きさに合わせてカットします。実際に作りたいものの大きさより、大きめにカットしてください。それともうひとつ、横糸となる毛糸を巻きつけるための、手のひらサイズのダンボール片も作ってください。 2.織り機のダンボールの上下に、1cm間隔で切込みを入れます。左右の端は2cmくらい残してください。そして、切り込みの数は上下同じにし、切り込みの本数は偶数になるようにしましょう。 3.縦糸にする毛糸の端を裏にテープで止めます。そして、上下の切り込みにはめながら表裏ぐるぐると巻きつけていきます。最後は裏側で止めます。 4.手のひらサイズのダンボール片に、横糸となる毛糸を巻きつけていきます。巻きつける時は、必ず長いほうの辺に巻いてください。そうしないと、この後の作業がやりにくくなります。ある程度巻きつければOK。後から足せるので、あまり厚く巻かなくて大丈夫です。 5.横糸の端を3のダンボールの裏にテープで止めます。これで準備は完了です。 6.いよいよ、毛糸を織っていきます。横糸を端から順番に縦糸の下上下上…と、互い違いになるようにくぐらせます。 7.端まで横糸を通したら、フォークを使って下に寄せます。 8.今度は反対側から、先ほどの反対の縦糸に横糸を通すように下上下上…と交互にくぐらせます。 9.端まで横糸を通したら、フォークで下に寄せます。 10.6~9の作業を繰り返して、好きな大きさまで織っていきます。途中で横糸が足りなくなったら、また糸を巻き、糸の端同士を結んで、続けて織ってください。 11.ちょうどよい大きさになったら、横糸を長めに残してハサミで切ります。 12.ダンボールの裏面の縦糸を真ん中くらいで切り、織ったものをそっと外します。 13.ひらひらしている縦糸を2本ずつ結んで、織ったものが解けないようにします。横糸の端がある部分は3本で結びます。 14.縦糸の端は、好きな長さに切って下さい。平面のままで使いたい場合は、これで完成です。 15.小物入れにする場合は、2つに折って、左右の端を横糸と同じ毛糸で縫い合わせます。 リップクリームケースなら、すぐに作れておすすめです。 小物入れに紐をつければポシェットにもなります。正方形に織るとコースターになります。途中で毛糸の色を変えて、端に小枝や棒をつければタペストリーになります。幅を広くすればランチョンマットもできちゃいます。 毛糸の太さによって、イメージや出来上がりの速さも変わってきます。細い糸は織るのにとても時間がかかってしまうので、最初は太目の毛糸からチャレンジしてみてください。 また、横糸をくぐらせるときに縦糸を指で1本ずつ持ち上げるのがやりにくい場合は、フォークで持ち上げると縦糸が拾いやすいですよ。 寒い季節には暖かいお部屋で、ゆっくりと毛糸遊びを楽しんでみてください。 (Aya)
2015年11月09日夏が過ぎ、ちょっと涼しくなってきた頃、どんぐりを見つけて秋を感じる方も多いはず。どんぐりが落ちる季節になるとワクワクしてしまうのは私だけでしょうか? 私は、どんぐりが大好きです。小さい子どもも、どんぐりが好きですよね。何かに使うわけでもないのに、子どもはどんぐりを拾いたがります。私も同じように、見つけると思わず拾ってしまいます。 穴の開いていないどんぐりから、虫が出てくるわけ 小さい頃、同じようにどんぐりが好きで、両手いっぱいのどんぐりを拾って帰ったことがありました。それを見た母は「虫が出てくるから捨ててきなさい!」と一喝。泣く泣く私は、庭の片隅にまとめて捨てました。 そう、穴の開いていないどんぐりを拾ってきたのに、気がつくと虫が出てくるんですよね。たしかにあれは嫌ですよね。なぜなのでしょうか? 虫も生き残るために必死です。どんぐりがまた青く小さいうちに、虫は穴を開けて、未熟などんぐりの中に卵を産み付けるのです。転んですりむいたヒザの傷が自然に元通りに治るように、どんぐりが大きくなる過程で、その穴はふさがります。 そして、どんぐりの中で虫の卵は孵化し、どんぐりの中身を食べて大きくなり、どんぐりの殻に穴を開けて出てくるのです。全部のどんぐりに虫が居るわけではありませんが、虫との遭遇は避けたいところ。 なので、拾ったら、すぐに処理をすれば虫が出てくることはありません。ママも安心、子どもも楽しくどんぐりで遊べるわけです。せっかくですから、秋の恵みを親子で楽しんでみましょう。 どんぐりの処理の仕方 <その1 冷凍庫に1週間入れて、冷凍死滅させる> やり方は簡単です。袋に入れて冷凍庫に1週間入れておくだけです。 1週間したら、お天気の日に2~3日、天日干しして、しっかり乾燥させましょう。 <その2 茹でる> お鍋にたっぷりのお湯を沸かして、どんぐりを5分間煮ます。 お料理に使うお鍋にどんぐりを入れるのに抵抗がある方は、どんぐり用にお鍋を買ってもいいかもしれませんね。100円ショップで買えるお鍋で十分です。 また、私がよくやるのは、耐熱温度が100℃の密封式保存袋に、どんぐりを重ならないように入れて、しっかりと空気を抜いて封をし、そのまま煮る方法です。どんぐりは軽いので、おはしで沈めながら煮ます。 この時注意してほしいのは、袋が鍋のふちや底にふれたり、鍋からはみ出したりさせないことです。お湯の温度は100℃までしか上がりませんが、鍋の温度はそれ以上になっていることもあります。袋の耐熱温度を超えてしまうので、溶ける場合もあります。口にするわけではありませんが、念のため気をつけてください。 茹でた直後は、どんぐりがとても熱くなっているので、火傷に気をつけて、しっかりと水気を切ります。そして、冷凍庫に入れる場合と同様、お天気の日に2~3日、天日干しして乾燥させましょう。 さあ、下処理が終わったら、どんぐりを使ってみましょう。 どんぐりを使って作るものと言えば、どんぐりごま、どんぐり笛、どんぐりやじろべえ、どんぐり迷路など、いろんなおもちゃがあります。が、今回はそうしたおもちゃではなく、「魅せるどんぐりアレンジ」を簡単に紹介します。 どんぐりトトロ <用意するもの> ・どんぐり 数個 ・白マジック ・黒マジック <作り方> まず、どんぐりに白マジックでおなかと目を書きます。 次に、黒マジックで、黒目とお鼻とおひげとおなかのフサフサを書けば出来上がりです。 ほかにも、口を書いたり、耳も黒マジックで書いたりしても、かわいいですよ。いっぱい作って並べたらきっと楽しくなりますよね。 どんぐりブローチ <用意するもの> ・どんぐり ・ブローチピン ・木工用または手芸用ボンド <作り方> ブローチピンにどんぐりをボンドで付ければ完成です。かばんや帽子につけると秋らしさを演出できていいですよ。 どんぐりストラップ <用意するもの> ・どんぐり ・どんぐりの帽子 ・ミニヒートン ・カニ冠付きストラップ ・木工用または手芸用ボンド <作り方> まず、どんぐりの帽子にミニヒートンをネジりつけます。 次に、ボンドで帽子とどんぐりをくっつけます。 最後に、ストラップをミニヒートンに付けたら出来上がりです。 ストラップを皮ひもやチェーンにすると、ペンダントにもなります。 ミニヒートンは、ホームセンターなどに売っています。 きちんと処理をすれば、どんぐりから虫は出ません。でも、しっかり乾燥させないとカビは生えます。両方しっかりやって、秋のどんぐりをいっぱい楽しんじゃいましょう。 (Aya)
2015年10月14日布製や木製のおもちゃは、ぬくもりがあっていいですよね。特に布製のものは、丸洗いもできて衛生的でもあります。 子どもが小さい時、男の子でも女の子でも必ず遊ぶのがボール。ボール遊びは、基本的に外でするものですが、まだ外で遊べない赤ちゃんや、室内でボール遊びがしたい時に重宝するのが、布製のボール。布製ならば、当たっても痛くないですよね。 しかし、サッカーボールや野球ボール型の布製のボールは、手作りするには型紙が必要になります。でも、持ってない。そんな時は、穴あきボールなら簡単に作れます。 今回ご紹介する穴あきボールは型紙が不要で、並縫いができれば作れますし、穴が開いているので、握る力の弱い赤ちゃんでも握ることができます。 用途や子どもの成長に合わせてサイズを変え、小さいものから大きなものまで、幅広く作ってみるのもいいですね。 型紙不要! 新生児から小学生まで遊べる布製穴あきボールの作り方 <材料> 正方形の布 12枚(今回は4.5cm四方) 手芸綿 適量 針 1本 糸 適量 <作り方> 布を中表に合わせ、1辺(返し口)を残して並縫いします。 返し口から表に返して、綿を詰めます。 返し口を縫って閉じます。四角いクッションができればOKです。 同じ要領で残りの布も縫って、全部で6個、クッションを作ります。 クッションの角を縫い合わせていきます。この時、クッションとクッションのすき間が三角形になるように合わせます。6個を全部つなぐと、ボール状になり、完成です。 今回は、4.5cm四方の布を使って、小さいボールを作りましたが、10cmや12cmなど、布のサイズを変えると、大きめのボールも作れます。 育児で忙しい方も、1日1ピースずつ作っていけば、1週間で仕上げることができます。これくらいであれば、苦にならないのではないでしょうか。 縫い合わせた角に鈴をつけると、音が鳴って、もっと楽しくなります(この場合、鈴が当たると多少痛いので、遊び方に注意しましょう)。 また、中央の空洞には、ガチャガチャのカプセルにカラフルな子ども用の大きなビーズを入れ、しっかりとテープで止めたものを入れておくと、音や色を楽しみながら遊ぶことができます。 (Aya)
2015年09月05日手首や足首を華やかにしてくれる、ブレスレットやアンクレット。 小さい頃におもちゃとして使ったことのある人も多いハンドメイド玩具「リリアン」を使うと、簡単にブレスレットやアンクレットが作れちゃうんです。 リリアンなら、針も使わないし、子どもと一緒に楽しめるハンドメイドになりますね。 リリアンは手芸店や100円ショップで購入可能 リリアンは手芸店で入手できます。1個あたり数百円という、安価で販売されていることがほとんどです。「近くに手芸店がない」という場合は、インターネットで購入するとよいでしょう。 今回使用しているリリアンは、手芸屋さんで販売されている子ども用の「ワンダーリリアン」という商品ですが、使用するリリアンは、どんなものでも構いません。100円ショップで販売されているリリアンでも大丈夫です。 でも、某100円ショップでは、もうリリアンは廃盤とか…。見かけたら、今のうちにゲットしておいてもいいかもしれませんね。 リリアンで編むラップブレスレットの作り方 <材料> 麻紐 お好みの長さ分 ビーズ(用意した麻紐を通せるもの) 好きなだけ 留め具に使う大きめのビーズやボタン 1個 リリアン 1台 <作り方> 1.紐にビーズを通します。 リリアンの中央に紐の先を垂らし入れ、編み機の棒2本に、それぞれクルッと紐を巻きつけます。 続いて2本に一緒に紐を回しかけます。すると、下の写真のように、2本の棒それぞれに紐が3本かかっている状態になります。こうなればOKです。 2.棒にかかった3本の紐のうち、1番下の紐を編み棒で持ち上げて、棒の向こう側にかけます。もう1本の棒にかかっている紐も、同じようにします。 3.再度2本の棒に紐を回しかけたら、1番下の紐をすくって棒にかける…を繰り返します。10回程度繰り返しましょう。 4.10回程度編んだら、今度は2本の棒に紐をかける時に、棒の間に、1で通したビーズを1個移動させます。そして、再び3と同じように、10回程度編みます。 5.「ビーズあり」と「ビーズなし」のパターンを交互に繰り返して編み進めます。 6.あらかじめ通してあったビーズをすべて編み終わったら、好みの長さ+15回分、紐だけで編みます。 7.編み終わりの処理をします。所定の回数編み終わったら、紐を回しかけるのはやめ、棒にかかっている紐が1本になるまで編みます。棒にかかった紐が1本だけになったら、紐の端を長めに切り、棒にかかっている紐に通して、編んだ部分がほどけないようにしてから、棒から外します。 そして、端と端をクックッと引っ張り、ゆるみを引き締め、かたちを整えます。 8.編み始めの部分に、留め具に使うビーズを結びます。 9.編み終わりをわっかにして、留め具のビーズが通るくらいの輪で結びます。 10.紐の端は網目の中に通して切ってください。 ビーズをたくさん通して、長くすると、腕にぐるぐると巻ける長めのラップブレスレットにもなります。 逆に、短めに編み終えると子ども用にもなります。 いろんな材質の紐やビーズを使って、世界に1つだけのブレスレットを作ってみてください。 (ライター:Aya)
2015年08月27日「おゆまる」という商品をご存じでしょうか? 某大手100円ショップで売られている、カラフルな粘土のようなものです。 常温だと固くて、かたちを保ったまま保管ができるのですが、お湯に浸けると柔らかくなり、自由自在に形を変えられることができます。そのため、やり直しが何度でもできて、リサイクルして使える粘土なのです。 おもちゃ作りや、ちょっとした型を取りたい時、子どものアクセサリー作りなど、多種多様に、大人も子どもも楽しめるので、ぜひ親子で遊んでください。 今回は、代表的な「おゆまる」の活用方法をいくつかご紹介します。これらを参考に、さまざまなものを作ってみてください。 「おゆまる」の基本的な使い方 おゆまるの基本的な扱い方は以下の通りです。 熱いお湯に3分~5分浸ける。 柔らかくなったら取り出し、キッチンペーパーで水気を拭き取り、作業をします。 作業中に硬くなってしまったら、再度お湯につけて柔らかくして続けてください。 この繰り返しです。では、この「おゆまる」を使って、いろいろなアイテムを作ってみましょう。 「おゆまる」でできるアイテム(1)【スーパーボール】 おゆまるを丸めて、スーパーボールを作ります。 <おゆまる以外に使う材料> ・特になし <作り方> お湯で柔らかくしたおゆまるを真ん丸く丸めます。 丸くなったら、そのまま固まるまで待てば完成です。 色の異なるおゆまるを混ぜ合わせてマーブルにしたり、大きなボールにしたりすることもできます。 「おゆまる」でできるアイテム(2)【クッキーのモチーフ】 おゆまるでクッキーの型を作り、それを使って紙粘土でクッキーのモチーフを作ります。 <おゆまる以外に使う材料> ・クッキー 1個 ・紙粘土 適量 <作り方> お湯で柔らかくしたおゆまるを、用意したクッキーより一回り大きく伸ばします。 再度お湯につけて柔らかくしてから、クッキーの半面に包み込みます。 おゆまるが固まらないうちにクッキーをそっと取り出し、かたどったおゆまるが完全に冷えて固まるまで待ちます。これで、クッキー型の完成です。 クッキーをかたどったおゆまるの中に紙粘土をしっかりと詰め、そっと取り出したら、乾かして固めます。この時、おゆまるの型が壊れても、クッキーがあれば大丈夫です。最初の工程から作り直して使えます。 紙粘土でできたクッキーモチーフは、色を塗って、子どものおままごとに使ったり、お部屋のインテリアに使ったりできるフェイクのクッキーになります♪ 「おゆまる」でできるアイテム(3)【指輪】 おゆまるで指輪(リング)を作ります。 <おゆまる以外に使う材料> ・特になし <作り方> 細長くはさみで切ったおゆまるをお湯で柔らかくして、角ばった角を丸くしてから、再び細長くします。 再度お湯で柔らかくして、水気を切ったら指に巻きつけて、ちょうどいい大きさの輪にすればリングの完成です。 「おゆまる」でできるアイテム(4)【鉛筆グリップ】 おゆまるは鉛筆のグリップにもなります。 <おゆまる以外に使う材料> ・鉛筆 1本 お湯で柔らかくしたおゆまるを鉛筆に巻きつけます。 鉛筆が短くなってきたら、おゆまるを割りながら鉛筆からはがしていきましょう。はがしたおゆまるは、お湯で再度柔らかくして鉛筆に巻きつければ、鉛筆が短くなっても使えます。 「おゆまる」でできるアイテム(5)【サンキャッチャー】 おゆまるで型を取り、レジンとビーズを使ったサンキャッチャー(太陽光を屈折、反射させるインテリアグッズ)を作ります。 <おゆまる以外に使う材料> ・ペットボトルのふた 1個 ・レジン 1本(※100円ショップで購入できます) ・大きめのビーズ 8個以上 ・テグス 適量 <作り方> お湯で柔らかくしたおゆまるを、ペットボトルのふたより大きめの丸型に伸ばします。 再度お湯で柔らかくしてから、ペットボトルのふたを包み込んで型を取ります。型が取れたら、ふたを取り出し固めます。 別のおゆまるで小さい軸を作ります。 2で固まった型にビーズ数個を1周並べ、3で作った軸が中心に来るように取り付けます。この時、軸の先をお湯に浸けて、柔らかくしてから取り付けましょう。 ビーズを一旦取り出し、おゆまるが固まるまで待ちます。これで型の完成です。 5の型にレジンを半分流し入れ、ビーズを間隔をあけて入れます。その上から並々にレジンを流して、レジンを固めます。レジンの凝固時間は、お使いのレジンの取扱説明書に従ってください。 レジンが固まったら、型から取り出し、テグスを結びつけ、残りのビーズを好きな長さまで通します。 最後に引っかけるための丸い輪っか(プラスチックのブレスレットやおもちゃのリングなど)を結び付けてください。余ったテグスは、ビーズの中に通して隠すとキレイに仕上がります。 窓辺に飾ると、光を通してキラキラ光り、美しいですよ。 型取りで使い終わってもう使わなくなったり、飽きたりした場合は、また違うものに再利用できるのがいいですね。 お湯を使うので、やけどにはくれぐれも注意が必要ですが、ぜひ親子で楽しんでいただけたらうれしいです。
2015年07月18日最近、マスキングテープやデコレーションテープが流行しています。コレクションしている人も多いのではないでしょうか。 せっかくですから、オリジナルのマスキングテープやデコレーションテープを作って、使ってみませんか? 材料は、両面テープ、無地のマスキングテープ、余り布、油性マジック、クリアファイルの5つだけ。さっそく作り方を見てみましょう! 材料5つで簡単にできる、オリジナルマスキングテープの作り方 <材料> 無地のマスキングテープ 油性マジックペン 両面テープ 布の端切れやリボン クリアファイル ハサミ 無地のマスキングテープは、文房具店やバラエティショップのマスキングテープ売り場や、100円ショップのラッピングコーナー、ホームセンターのペンキのコーナーに売っています。 ホームセンターの売り場には、さまざまな幅の無地のマスキングテープが揃っており、意外な穴場です。両面テープも、文房具売り場にある普通のタイプのもので大丈夫です。 <作り方> 1.マスキングテープをクリアファイルに貼り付けます。 2.油性マジックペンで、自由にお絵かきします。子どもに描いてもらうのもOKです。案外、子どもの無造作な落書きが、素敵なデザインに見えてくるものです。 3.両面テープに布の端切れを隙間なく貼っていきます。両面テープからはみ出た部分は、ハサミで切り落とします。 4.出来上がったテープはそのままクリアファイルに貼り付けたまま保管してもよいですし、マスキングテープは園芸用のフラワータグに巻き取ると、手帳にもしまえて、持ち運びに便利です。布テープはクルクル巻いてウッドクリップで留めてもかわいいです。そのまま飾っても素敵ですよ。 オリジナルマスキングテープの活用例 せっかく作ったオリジナルのマスキングテープ、上手に活用させたいですよね。そんな時に役立つ、マスキングテープ活用のヒントをご紹介します。 ・ホームパーティの時の目印に 子どものお誕生日会やママ会など、ちょっとした集まりの時に紙皿や紙コップを使いますよね。そこにちょっとテープを貼ると、無機質な紙食器がおしゃれになります。テープを分けると、個々の目印にもなりますね。 ・手紙やメッセージカードのデコレーションに ちょっとしたお手紙やメモを渡す時、無地の用紙に1本マスキングテープ貼るだけで、素敵な便箋になります。 ・プチギフトのラッピングに お菓子のおすそわけといったプチギフトを贈る時、モールの代わりにオリジナルのマステで袋の口を留めてみるのもおすすめです。 ・ストローに巻いてカフェ気分 ティタイムの冷たい飲み物に添えるストローにくるっと付けると、まるでカフェみたい。 ・鉛筆に巻いて、オリジナル鉛筆に 子どもの鉛筆のうち、柄があまり好みではないものにクルクル巻くと、オリジナルの鉛筆に変身! マスキングテープは紙なので、巻いたまま鉛筆を削っても大丈夫です。ただし、まれにテープの糊が刃に付いてしまうことがあるので、ご注意ください。 ぜひ、子どもさんと一緒に楽しく、オリジナルテープを作ってみてください。
2015年06月29日「消しゴムはんこ」とは、その名の通り、消しゴムで作るはんこのことです。手帳に押したり、子どもの持ち物に目印として押したり、子どものお稽古帳や連絡帳の「見ました」はんこや、ちょっとしたお手紙やおすそ分けの包みに押したり…と、いろんなシーンで使うことができます。 今回は、消しゴムはんこ初心者向けに、シルエットモチーフのはんこの作り方をご紹介します。 ■初心者でもできる、「消しゴムはんこ」の作り方 <材料> ・学習用消しゴム 1コ ・写し紙(トレーシングペーパー) 1枚 ・シャープペン(ボールペン不可) 1本 ・デザインカッター 1本 ・工作用カッター 1本 デザインカッターは、刃の角度が45℃以下のものが、細かく彫れるので使いやすいです。100円ショップでも取り扱っているので、見てみてください。 また、消しゴムは、消したゴムのカスがまとまりやすくなっている柔らかいタイプ消しゴムよりも、ちょっと硬いくらいのほうが彫りやすいです。 <作り方> 1.写し紙(トレーシングペーパー)に、はんこ用に用意した消しゴムの大きさを書き取ります。 2.1で書いた枠内に、作りたいデザインを書きます。この時、必ず シャープペンか鉛筆 を使ってください。消しゴムに絵を転写するので、ボールペンやサインペンは不可です。 3.2の絵を裏返し、トレーシングペーパーの枠と消しゴムの端とがずれないように重ねたら、トレーシングペーパーの上から擦って、消しゴムに絵を転写します。 4.消しゴムの、余白の不要な部分を工作用カッターで切り取ります。 5.ここから、はんこ部分を掘っていきます。その際、念頭において欲しいのは、はんことして残す部分は、上面(インクを付ける部分)を狭く、根元(消しゴムの土台部分)を広くする台形状に掘り進めるということです。根元が細いと、何度も押しているうちに折れてしまい、せっかくの図案が台無しになってしまいます。 6.まず、絵の外側のラインに沿って、デザインカッターで切込みを入れていきます。1周ぐるっと切リ込みを入れてください。絵の縁から刃を入れて、土台のほうが太く、台形状になるように、斜めに刃を刺します。手前から向こう側に進むように彫っていきましょう。カッターを持つ手をテーブルに固定して、消しゴムを回転させると、きれいに彫れます。 7.6で切込みを入れた部分がV字になるように、今度は逆方向から切り込んでいきます。絵の部分にまで刃が入らないように加減しながら、余白から刃を斜めに刺して彫っていきます。1周彫ると、モチーフのシルエットが現れるはずです。 8.白抜きで入れる文字の部分は、手順6~7と同じ要領で、文字の部分がV字になるように彫っていきます。 9.同様に、周りの余白の部分も、V字に削ります。 10.試し押しをしてみて、文字が白く浮き出なかったり、形が変だったりしたら、修正彫りと試し押しを繰り返して、調整してください。くっきりとはんこが押せるようになったら完成です。 文字を彫る時は、ひらがなは曲線が多く細かいので、最初はカタカナから入るとよいでしょう。 それと、出来上がった消しゴムは、プラスチックの容器や缶には、絶対に入れないでください。消しゴムが溶けてくっついてしまいます。 まとめて入れてもくっついてしまうので、1個ずつ紙に包んだり、仕切りのある紙製の箱に1つずつ入れたりして、ていねいに保管してください。
2015年05月17日春になり、入園入学を迎えた方も多いはず。心配と不安と期待とが、胸に入り交じっていることでしょう。 新しい集団に入ると、忘れ物がないかどうか心配になりますよね。子どもたちの忘れ物で多いのが、ハンカチとちり紙(ティッシュ)。常に持っていて欲しいけれど、子ども服のポケットが小さかったり、ポケット自体がなかったりすることもあり、どうやって持たせたらよいか、悩むこともあるはずです。 そんな時に便利なのが、移動ポケットです。今回は移動ポケットの作り方をご紹介します。 ■ポケットにティッシュを入れたまま洗濯して大惨事…が防げる 移動ポケットとは、その名の通り、移動できるポケット。ズボンやスカートのウエスト部分にグリップで留めるだけです。小さな子どもを持つママなら、見たり聞いたりしたことがあるでしょう。 移動ポケットを使う目的には、忘れ物防止という意味合いが大きいですが、ポケットにちり紙を入れたまま子どもが服を洗濯機に放り込んでしまい、洗濯後に大惨事になる…ということを、移動ポケットを使うことで解消できるというメリットもあります。 手芸店に行けば移動ポケット作成用のキットも売っていますが、わざわざキットを買わなくても、100円ショップで売っているもので簡単に作れてしまいます。ミシンがなくても手縫いでOKなので、ぜひ手軽に作ってみてください。 ■手ぬぐいで作る、かんたん移動ポケットの作り方 すべて100円ショップで買える材料ばかりです。 <材料> ・手ぬぐい 1枚 ・名札クリップ 1セット ・布製のひも(厚目のリボンやチロリアンテープ、綾テープなど) 17cm 名札クリップは、100円ショップの事務用品コーナーにある、社員証などを提げるクリップのこと。安全ピンとクリップが一体になっています。安全ピンが不要な場合はニッパーやペンチを使って外してください。 <作り方> 1.手ぬぐいを横長に半分に折り、切り分けます。 2.横長に置いて、右側から、外表に5cm、10cm、10cm、10cmの順に、蛇腹に折っていきます。 3.反対の端左側を中表に5cm折ります。 4.3で折った左端を、反対側(右側)の端に重ねます。 5.そのままさらに半分に折ります。 6.折った状態でアイロンをかけて、折り線を付けます。 7.一旦元通りに広げて、左端から15cmのところに、ひもを縫い付けます。両端と中央を縫います。 8.ひもを縫い付けたら、再度2~4の順に折りたたみ、上下の端を縫います。 9.右端の1枚目の空きからひっくり返します。返すと左端の5cmが裏のままなので、この部分を、手ぬぐいの表が出るようにひっくり返します。 そうするとちょうど、ティッシュを入れられるすき間ができます。 10.折りたたんで、ひもの部分にクリップを取り付けたら、できあがりです。 今回は手頃な手ぬぐいを使っていますが、おうちに92cm×17cm以上の大きさの布があれば、それで作ることができます。折りたたんだり、ひっくり返したりする工程が文章だとややこしく感じられるかもしれませんが、作ってみると意外と簡単に感じられるはずです。 また、ご紹介したレシピでは、ポケットのサイズは一般的なポケットティッシュのサイズに合わせていますが、子ども用の小さいポケットティッシュに合わせたサイズにしたい場合は、適宜調整してください。
2015年04月16日半端物のレースを使って、オリジナルのブローチを作りましょう。レースをふんだんに使うとフォーマルに、カラフルなレースを使うと普段使いになります。 今回は、フォーマルに使える白レースをメインにしたブローチを作ってみましょう。同じ配置でも、色やレースの種類によってさまざまな雰囲気になるので、何パターンか試してみてください。 ■レースとフェルトを使った、手作りブローチの作り方 【材料】 ・フェルト 直径5.5cm×2枚 ・細いレース2種類 15cm×2本 ・幅が広いレース(1) 30cm×1本 ・幅が広いレース(2) 25cm×2本 ・チュール地 30×9cm ・ブローチピン 1個 ・刺繍糸(フェルトに近い色) 適量 【作り方】 1.フェルトを1枚だけ取り、その下のほうに細いレース2種類を、それぞれ2つ折りにして縫い付けます。その際、きっちり2つ折りではなく、わざと長さをずらして縫い付けたほうが、かわいさが増します。縫い目が裏に出ても大丈夫です。後で全部隠れます。 2.30cmのレースをひだひだのプリーツを折りながら、1の縫い付け位置の少し上(1の縫い付け位置を時計の6時の位置とすると、2時くらいの位置)から、円周に沿って縫い付けていきます。この時、フェルトのぎりぎり端ではなく、少し内側に縫い付けます。 3.2に少し重ねるように、25cmのレース1本をひだひだのプリーツを折りながら円周に沿って縫い付けていきます。最後が2の縫い始めに重なるように縫います。 4.もう1本の25cmのレースを、ぴったりではなく、少しずらして横長に2つ折りにし、折った山の部分を粗い並縫いをして、ぎゅっと絞ってギャザーを寄せます。 絞ったレースを中央のフェルト見えている部分の1/3が隠れるように下側に縫い付けます。 5.チュール地を横長に半分に折って、輪になっていないほうを、2枚一緒に並縫いをします。 そして、糸を留める前に、糸をぎゅーっと引っ張り、半分くらいの幅に絞って、花のようなかたちにしてから、崩れないように根元をぐし縫いしておきます。 それを4の、中央のフェルトが見えている部分に縫い付けます。 6.もう1枚のフェルトにブローチピンを縫い付けます。この時、中央ではなく、真ん中よりやや上辺りに縫い付けましょう。中央に付けてしまうと、ブローチを付けたときに、中央より上の部分の重みでブローチが下を向いてしまうからです。 7.レースを縫いつけたフェルトと、ブローチピンを縫い付けたフェルトを刺繍糸で縫い合わせたら完成です。今回はブランケットステッチでやりましたが、刺繍糸なので並縫いでも大丈夫です。レースの向きとブローチの向きに気をつけて縫い合わせてください。 土台にフェルトを使うことによって、端の処理が不要になります。また、いろいろな半端なレースを使うことで、華やかに仕上げることができます。 100円ショップのレースコーナーや手芸店のカット済みのレースの処分品コーナーなど、お買い得品をチェックして、ぜひ素敵なブローチを作ってみてください。 レース以外にも、リネンの切りっぱなしの布とコットンレースで作ると、ナチュラルなテイストになります。洋服のほか、バッグに付けても素敵ですよ。
2015年03月07日キラキラしたアクセサリーもいいけれど、ふわふわの毛糸やしなやかな刺繍糸、ナチュラルなコットンの糸などで作ったブレスレットも素敵です。素敵なビーズやボタンを使えばママ向けに、カラフルな子ども用ビーズを使えば子ども向けに。親子で楽しく作って、一緒に身につけてお出かけしてもよいですね。 今回ご紹介する「グルグルブレスレット」は金属を使わないので、小さな子どもの肌にも優しくて、金属アレルギーのママでも楽しめるアクセサリーです。 ■親子で使えるアクセサリー、グルグルブレスレットの作り方 【材料】 ・いろいろな糸や毛糸 好きなだけ ・留め具に使うちょっと大き目のビーズやボタン 1個 ・飾りに使うビーズやボタン 3~5個 【作り方】 1.好きな毛糸を6本選んで切ります。色は全部同じでも、全部違っても構いません。長さは、手首に1周させるなら両手を広げたくらい(150cmくらい)、2周グルグルと巻くなら、その倍の長さにしてください。 2.カットした毛糸をすべて揃えて、真ん中あたりをテープで机に固定します。 3.ブレスレットの留め具のパーツを作ります。テープで留めた毛糸の下の部分から、留め具に使うビーズやボタンが巻けるくらいの長さを三つ編みにします。 三つ編みの方法は、糸を3等分に分けて、左の糸の束を真ん中に移動し、次に右の糸の束を真ん中に移動し、次に左にある糸の束を真ん中に移動して…を繰り返していけばOKです。 4.三つ編みが留め具のビーズを巻けるくらいの長さになったら、ビーズが通る程度の余裕を残して固結びをします。 5.続いてブレスレットの本体を編みます。好きな糸を1本選び、残りの糸を芯にして巻いていきます。この時、しっかりきつく巻きつけるのがポイントです。ある軽度巻いたらほどけないように一旦結び、色を変えて同じように巻いていきます。 6.途中で飾りのビーズを入れるときは、一旦結んでからビーズを通し、再度結びます。 7.好みの長さになるまで、5~6を繰り返します。 8.ちょうどよい長さになったら、最後に留め具用の大き目のビーズを通してから、全部の糸で固結びをします。 残りの部分は、短く切ってフサフサにしても、2つに分けて三つ編みをしても、1本の三つ編みにしてもOKです。今回は1本にしました。 9.余った部分を切ったらできあがりです。 ■親子で使えるアクセサリー、グルグルブレスレットをうまく作るためのポイント ・毛糸の色味を合わせる パステルカラー系、ビビット系、ナチュラル系など、色のトーンを揃えるとまとまりが出ます。 ・天然石のビーズを使う 天然石ビーズを使うとオシャレに仕上がり、プラスチックのビーズを使うとアクティブな感じになります。また、ウッドビーズはどんな糸にも合います。 ・アレンジを加える 糸を巻きつける時に、芯となる毛糸を2本や3本に分けて作ることもできます。すると、ブレスレットを何本もつけているかのように見えてよいですよ。 おすすめの組み合わせは、フワフワ毛糸の中に1本、フワフワしていない毛糸を合わせてアクセントにして、ビーズはキラキラしたプラスチックビーズを合わせるパターンです。刺繍糸で作ると、ミサンガのような仕上がりになります。 短めに作って、子どものかばんのファスナーの持ち手に付けると、子どもでも楽に開け閉めできるようになります。そのほか、バックチャームのように、かばんの持ち手に付けて使っても素敵ですよ。いろいろアレンジして、手作りならではのよさを味わってみてください。
2015年02月11日冷蔵庫やホワイトボード、スチール製の家具などにパッとつけられて、必要な書類やメモ、ポストカードを留めておけるマグネットは、いくつあっても便利なもの。かわいいマグネットを見つけると、つい手にとってしまうという人も多いのではないでしょうか。 そんな便利なマグネットをハンドメイドしてみませんか? ペットボトルキャップにちょっと手を加えるだけで、実は簡単に作れるんです。 今回はペットボトルのキャップと100円ショップでも購入可能な材料を使ってできる、とってもかわいいスイーツデコマグネットの作り方をご紹介しましょう。 ■ペットボトルキャップで作るミニチュアスイーツのマグネットの作り方 【材料】 ・ペットボトルキャップ 数個 ・強力マグネット数個(ボトルキャップと同じ数量) ・紙粘土(軽量タイプ) 適量 ・木工用ボンド 適量 ・市販のデコクリーム 適量 ・市販のデコパーツ 適量 ・マスキングテープ 適量 【作り方】 1.ペットボトルキャップの中に、木工用ボンドでマグネットを取り付けます。壁面にくっつく側がボトルキャップの底になるように注意してください。 2.1の上から紙粘土を詰めます。すりきりに入れます。 3.デコクリームを絞って、飾りを乗せます。 4.ペットボトルのキャップの回りにマスキングテープを貼ってケーキのカップのようにきれいにします。 5.よく乾燥させたら完成です。 ■ペットボトルキャップで作るミニチュアスイーツのマグネットをうまく作るためのポイント ボトルキャップの形を利用すると、ケーキの形を作る手間を省けます。ですから、デコレーションを思い切り楽しむことができます。中に詰める紙粘土は、軽量タイプのものを選んでください。重いと貼り付かずマグネットが落ちてしまうことがあります。 デコレーション材料は、手芸店や100円ショップで手に入れることができます。かわいいパーツを見つけると、テンションも上がりますよね。 子どもさんと一緒に作ってもOKです。世界に1つだけのオリジナルマグネットを作っちゃいましょう!
2015年01月18日ソックスモンキーは、ひとことで言うと、「靴下で作ったサルのぬいぐるみ」です。 ソックスモンキーの発祥の由来は諸説ありますが、アメリカの貧しい家庭のママが、「子どもがクリスマスプレゼントをもらえないのはかわいそうだ」と、おじいちゃんの靴下でサルのぬいぐるみを作ったのが始まりだと言われています。 その靴下はちょうど、かかとの部分が赤かったので、赤いかかとが口になるように作った、というわけです。同じように、かかとの赤い靴下で作ればちょうど口が赤くなってかわいいですが、カラフルな靴下で作っても、それはそれでキュートなサルになります。 クリスマスの思い出に、子どもが履けなくなった靴下で、ソックスモンキーを作ってみましょう。世界でたった1つの素敵なぬいぐるみになりますよ。 ■靴下で作るぬいぐるみ、ソックスモンキーの作り方 <材料> ・靴下 1足 ・ボタン 2個 ・ぬいぐるみ用の綿 適量 <作り方> 1.靴下の片足分を裏返して、顔と体と足の部分を作ります。写真のように線を描き、裁断します。この時、スネの部分がサルの足になります。 2.裁断したところを縫い合わせていきます。こまかい並縫いでOKです。両足の間、ちょうど股の部分にあたるところは、返し口と綿を詰める口になるので縫わないでおいてください。 3.返し口から裏表を返し、綿を詰めたら縫い閉じます。綿を詰める時にペンのような長いもので押し込むと、奥までしっかり綿が入ります。 綿を詰めると、こんな感じになります。 4.残っている片足分で、両手としっぽと耳と口を作ります。写真のように、線を引いてから裁断してください。スネの部分が両手、足の甲の部分がしっぽ、足の裏の半円が耳、かかとが口になります。 切るとこんなパーツができあがります。 5.両手、しっぽ、耳は、裏返して返し口を残して縫い、表に返したら綿を詰めて縫い閉じます。口はそのままで。 6.体にしっぽを縫い付けます。3の体のお尻の部分(靴下のかかとの部分)に縫い付けてください。 7.口を縫い付けます。5で残しておいたパーツ(靴下のかかとの部分)を顔の中央に縫い付けます。途中まで縫ったら、綿を詰めてから残りを縫います。 8.耳と手を縫い付けます。耳の位置は、口の上辺りが目安です。 9.最後に、ボタンの目を縫い付けたら、ようやく完成です。目の位置によって表情が変わるので、好きな位置に付けてください。 今回は、オーソドックスに茶色の靴下で作りましたが、子どものカラフルな靴下で作れば、カラフルでかわいいサルができます。履けなくなった靴下を捨てる前にちょっと楽しんでみましょう。
2014年12月06日最近は、100円ショップも品揃えが豊富です。日用品や食品、化粧品に加え、ハンドメイドグッズもたくさん販売されるようになってきました。ハンドメイドが大好きな人にとっては、専門店にいかなくても手軽に材料が買えるので、嬉しくなりますよね。 手作りには興味がないという人にとっても、手軽に購入できるのであれば、ハンドメイドを始めるきっかけになるかもしれません。 そこで今回は、100円ショップに売られているグッズだけで簡単にできる、アクセサリーの作り方をご紹介します。 ■100円ショップで買える材料だけでできる、ピアスの作り方 <材料> ・ピアスパーツ 2個 ・プラバン 1枚 ・マスキングテープ 1~数本 ・レジン液 ・丸かん 2個 ・ヤットコ、またはミニペンチ 1~2本 ・はさみ ・穴あけパンチ ・爪楊枝 <作り方> 1.プラバンをはさみで好きな形に切り、穴あけパンチで端に穴を開けておきます。プラバンは1/4の大きさに縮むので、作りたい飾りの4倍の大きさに切りましょう。 2.オーブントースターでプラバンを焼きます。ぐしゃぐしゃにしてから広げ直したアルミホイルの上にプラバンを置いて焼きます。焼く時間や温度については、プラバンの説明書にしたがってください。 3.焼き上がったプラバンに、マスキングテープを貼り、デコレーションします。穴の部分は、最後に爪楊枝を使って開けてください。 4.マスキングテープの上にレジン液を適量垂らし、爪楊枝でまんべんなくきれいに伸ばします。 5.日光に当ててレジンを硬化させます。レジンは紫外線で硬化する液体です。お天気のよい日なら5分位、曇りの日なら30分ほどで硬化します。硬化した後に、重ね塗りを繰り返すと、ぷっくりした仕上がりになっていきます。 6.丸かんで、レジンを硬化させたプラバンとピアスパーツを繋げて完成です。繋げるときは、ミニペンチを使うと簡単にできます。ミニペンチも100円ショップに売っています。 ■100円ショップで買える材料だけでできる、バレッタの作り方 <材料> ・バレッタパーツ 1個 ・パールビーズ 2種 ・テグス ・木工用ボンド ・はさみ <作り方> 1.バレッタパーツの根本の方の穴にテグスを結びます。結び目にボンドをつけて、ほどけないよう固定します。 2.ビーズを1個通して、テグスを土台の下を通します。 3.次にビーズを2個通して、またテグスを土台の下を通します。これを繰り返します。ランダムに色の違うビーズを入れてもきれいです。 4.最後はビーズを1個通して、テグスを土台の穴に通してから結び、結び目にボンドをつけて固定します。余ったテグスをはさみで切ったら完成です。 100円ショップに売っている材料だけで、自分好みのかわいいアクセサリーが作れます。ぜひ、試してみてください。
2014年11月23日ちまたには数多くのお掃除アイテムがあふれています。あれこれ使うのもいいですが、そのたびに洗剤や道具が増えるのは考えもの。できればシンプルにしたいですよね。 そこで思い出していただきたいのが、以前注目された、アクリル毛糸で編むエコたわしです。洗剤要らずで、食器、窓ガラス、床、お風呂場や洗面所の蛇口や鏡など、さまざまな場所をきれいにすることができるので、重宝していた方も多いのではないでしょうか。私も、ガラスのコップがピカピカになるので、ずっと愛用しています。 でも、アクリルのエコたわしは基本的に手作りで、なおかつ編み物が必要です。「かんたん!」と本に書いてあっても、編み物ができないと作れず、興味はあっても結局使えなかったという人もいますよね。 今回は、そんな方にも作れる、編まずに作れるアクリルエコたわしをご紹介します。巻いて結ぶだけ。これなら、なんだかできそうに思えませんか? ぜひチャレンジして、日頃のお掃除に活用してください。 ■編まずに作れる簡単アクリルたわしの作り方 【材料】 ・アクリル100%の毛糸(好きな色を好きなだけ) ・太めのストロー 2本 ・わりばし 1本 ・輪ゴム 1本 ・ハサミ ・厚紙 ・セロハンテープ 【作り方】 ◆ふわふわ真ん丸タイプのアクリルたわし 1.20cmくらいに切った厚紙(※用途に応じて長さを変えてください)に、ストローをセロハンテープで貼り付けます。 2.1に、毛糸を巻き付けていきます。この時、後で厚紙を抜き取るので、きつく巻きすぎないように気を付けてください。厚紙の端から端まで巻き終わったら、毛糸を一旦切ります。 3.ストローの中に毛糸を1本通し、毛糸の両端がストローから少し出るくらいの長さで切ります。その後、厚紙をそっと抜き取ります。 4.ストローに通した毛糸をぎゅっと縛って、全体を丸い形にします。縛った毛糸の端は、短く切ってもよいですし、フックなどにぶら下げられるよう、輪にして結んでもよいです。 5.クルクル巻いてある毛糸を丸く広げ、両端をほどけないように結べば完成です。 厚紙の長さや幅によって、大きさや毛足の長さを変えられますので、用途によってさまざまなサイズのエコたわしを作ることができます。 ◆棒付きはたきタイプのアクリルたわし おすすめ用途:棒付きなので、コップ洗いやPC周りのホコリ取りなどに便利です。 1.A4サイズ程度の大きさの厚紙に、毛糸をくるくると巻き付けていきます。この時、後で厚紙を抜き取るので、きつく巻きすぎないように気を付けてください。 2.厚紙の横幅より長く切った毛糸を1本用意します(※写真中の青色の毛糸)。そして、その上に厚紙から外した毛糸をそっと置きます。 3.2の上に、端から2cmくらいのところに輪ゴムを巻き付けたわりばしを、写真のように置きます。 4.わりばしに毛糸を巻き付けるように、下に敷いた毛糸(※写真中の青い毛糸)でしっかりと縛ります。 5.縛ったところの根元から毛足を返し、もう一度根元を別の毛糸で縛れば完成です。 棒付きなので、コップ洗いやPC周りのホコリ取りなどに便利です。 ◆クルクルロールケーキタイプのアクリルたわし おすすめ用途:厚みが出るので、食器洗いのほか、シンクやお風呂場の掃除に使っています。 1.ストロー2本を並べて、端に毛糸を結び付けます。 2.ストロー2本の間をぬうように、8の字に毛糸を巻き付けていきます。 端までいったら折り返し、また端までいったら折り返す…という作業を繰り返し、ストローが見えなくなるまで毛糸を巻き付けましょう。最後はストローに毛糸の端を結び付け、一旦毛糸を切ります。 3.別の毛糸をストローに通します。端から入れて折り返し、もう1本のストローの端から出てくるよう、Uの字の描くように毛糸を通します。 4.巻き付けた毛糸をストローからそっと抜き取り、ストローに通していた毛糸の端をぎゅっと結びんで、巻いた毛糸がほどけないようにします。 5.4をロールケーキのようにくるくると巻き、最後に別の毛糸で回りを巻いて縛れば完成です。 2~3本まとめて巻くと、厚みが出るので、食器洗いのほかに、シンクやお風呂場の掃除などにも使えます。数本まとめて巻いた場合は、バラバラにならないよう、針を使って、内側にも毛糸を刺し留めておきましょう。 お掃除道具がかわいいと、掃除が楽しくなります。毎日のお掃除をしっかりできれば、年末の大掃除も少し楽になるかもしれませんね。
2014年10月10日最近はやっているマスキングテープ、コレクションしている方も多いはず。私もその1人です。太さや模様が様々なものがあります。 一番良く使われている方法は、ノートや手帳などに貼ってデコるのに使う方法でしょうか? あとは、お手持ちのグッズに貼って可愛くしたり、サッとちぎってメモを書き込んでラベルのように使ったりすることもあります。 マスキングテープをそのまま貼って使うのは一般的なつかわれ方ですが、今回はマスキングテープを使ったちょっとしたクラフトワークをご紹介いたします。 1つは、マステ(マスキングテープ)ボンボン。ゴムをつければ髪飾りにもなります。ワイヤーをつければラッピングにも使えます。いっぱい作ってカウンターに並べればインテリアにも。アレンジしだいでいろいろ使えるアイテムです。 もう1つは、ラッピングタイ。ビニール袋の口を閉じるのにワイヤーのタイで縛りますよね。メタルなキラキラしたラッピングタイもいいけれど、せっかくならおしゃれなラッピングタイで結びたいものです。そんなときに、役に立つアイテムです。 ■マスキングテープ活用法1:「マステボンボン」の作り方 【材料】 ・マスキングテープ 好きなだけ ・スーパーなどで貰うような薄いビニール袋 1枚 ・紐 少し ・(お好みで)針金ワイヤーやヘアゴム 作る数だけ 【作り方】 1.ビニール袋を2枚に切り分ける。 2.4つに折り目をつける。(写真はわかりやすいように黒くしました) 3.4等分に目印をしたビニールの、1つ分の両サイドにマスキングテープを貼る。両面貼ります。真ん中は貼りません。2~4個貼ります。 4.貼ったものを1個ずつに切り分ける。 5.切り分けたものを全て重ねて、蛇腹折りにします。おはながみでお花を作る要領です。 6.真ん中を紐で縛り、広げて、重なっているものを上に引き上げて広げます。 7.お好みで紐で縛るときにワイヤーやヘアゴムを一緒に縛って下さい。重ねる枚数や幅によっていろんなタイプのボンボンが作れるのでお好みのサイズ・ボリュームのものをつくってください。 ■マスキングテープ活用法2:「ラッピングタイ」の作り方 【材料】 ・マスキングテープ 1個 ・園芸用ワイヤー 1本 【作り方】 1.マスキングテープの粘着面の真ん中にワイヤーを置きます。この時、端を少し空けます。 2.少しあけた分のマスキングテープを折り、ワイヤーの端をくるみます。 3.くるんだ反対側のワイヤーの端をくるむようにマスキングテープを重ねていきます。この時、マスキングテープ同士がずれないように慎重に張りましょう。 4.ぴったり重ねたら、マスキングテープを切ります。 針金ワイヤーは、園芸用のワイヤーを使うと針金の端の処理がすんでいて、長くて、丈夫なので使いやすくオススメです。 どちらも簡単に作れ、ちょっとしたひと手間でマスキングテープのコレクションの活用ができます。是非お持ちの素敵なマスキングテープを生かして、活用してください。
2014年09月13日夏は家族で出かけることも多くなる季節。家族で過ごした思い出を、小さなフォトブックに仕立てて楽しんでみてはいかがでしょうか。今回は、おうちでできる簡単手作りフォトブックの作り方をご紹介します。 私は、気付くとデジカメやスマホでたくさんの写真を撮っています。日常の写真はそのままデータとして保存しておくことが多いのですが、どこかへ出かけたときの写真は小さくプリントして、フォトブックにしています。 大きなサイズだとすぐにたまってしまう上、見るのもおっくうになってしまうのですが、小さなサイズで作れば、すぐ手に取れるところに飾りながら出しておくことができます。 いまは、スマホやパソコンから作れるフォトブックサービスがたくさんありますが、あえて手作りするのも、味があってよいものです。今回はL判の1/4サイズでプリントした写真を使ったミニフォトブックを作ります。 ■ミニフォトブックの作り方 <用意するもの> ・厚紙 ・色画用紙 ・のり糊 ・装丁用の紙(かわいい柄の包装紙など) ・L判の1/4サイズにプリントした写真 <作り方> 1.色画用紙を14cm×5cmに切ります。同じものを、収録する写真の半分の枚数分作りましょう。 2.カットした色画用紙を半分に折り、折った部分をのりで貼り付けて冊子状にします(写真参照)。 3.厚紙をカットします。7cm×5cmを2枚(表紙用)、0.5cm×5cmを1枚(背表紙用)、それぞれカットしてください。 4.装丁用の紙を17cm×7cmにカットして、中心に3で切った背表紙用の厚紙を貼り付けます。そして、左右に2mmずつ間隔を開けた所に表紙用の厚紙を貼り付け、余った部分は内側に折り込んで貼り付けます(写真参照)。 5.2の冊子状に貼り合わせた色画用紙を、4の背表紙の部分に貼り付けます。これで冊子部分が完成です。 6.あとは、プリントした写真を貼ればでき上がりです。 今回は、写真よりひとまわりくらい大きなサイズで作りましたが、もっと大きくして余白を多く取ると、コメントなどを書き込んで楽しくアレンジすることができます。 写真のプリントサイズによって、自由に大きさを調整できるのも、手作りのよいところ。ぜひ、この夏の思い出をオリジナルのフォトブックに仕立てて楽しんでくださいね。
2014年08月27日ドロッとして、べたっとして、ひんやりした感触の不思議なおもちゃ、スライム。そんなスライムを家庭で作る方法をご紹介します。 夏休みになると時間がいっぱい。できれば外で遊んできてほしいものの、日差しが強いと、さすがにお外遊びは厳しいものがあります。そうすると午後の長い時間をお部屋で過ごすことになるわけですが、ビデオやゲームばかりもちょっと嫌ですし、おもちゃで遊ぶのにも限界がありますよね。 そんな時、我が家では、ダイニングテーブルを開放して、スライム作りをします。自分で作ると、色も自由自在。触感もひんやりしていて気持ちいいので、夏にぴったりです。 いろんな色を作って、混ぜ合わせたらどんな色になるのか実験したり、クッキーの型を使って型抜きしたり、スライムを使っておままごとをしてみたり、遊び方も無限大です。1日経つと、ちょっと乾燥して、昨日とはまた違った感触を楽しむこともできます。 作る過程から実験のように楽しめるので、時間を忘れて遊べちゃいますよ。 ■スライムの作り方 <用意するもの> ・ホウ砂(ホウシャ) 小さじ2 ・洗濯のり(成分がポリビニールアルコールのもの)100cc ・絵の具(食紅でもOK) ・ペットボトル ・紙コップ ・割りばし ・水 25cc +100cc <作り方> 1.ペットボトルに水を入れ、ホウ砂を少しずつ加えて溶かし、ホウ砂の不飽和水を作る。 (水:ホウ砂=10:1で飽和になります。今回は水100ccに対し、ホウ砂小さじ2を使用) 2.紙コップに水を25cc入れ、お好みの絵の具や食紅で色をつける。 3.2で色水を作った紙コップに、洗濯のりを1の水と同量加えて混ぜる(今回の場合は100cc)。 4.3の紙コップに1のホウ砂水を少しずつ加えながら混ぜる。かたまってきたら、一旦加えるのをやめて、よく混ぜる。その後、様子を見ながらホウ砂水を追加し、好みの硬さになったら出来上がり。 砂場で砂鉄を集めてきて、絵の具の代わりに混ぜ合わせると、磁石に引き寄せられる不思議なスライムができます。 ホウ砂は、目の消毒などに使われることが多い薬品で、薬局で売っています。「スライムを作りたいのです」と伝えれば購入できるはずです。少ししか使わないので、少量のものを購入するとよいでしょう(写真のホウ砂は、かなりの大容量です)。 触って遊んでいる分には問題ありませんが、口に入れると毒性があるので注意しましょう。小さい子どもは口にものを入れなくなった以降に作るのがオススメです。楽しく遊んだ後は、きちんと手を洗いましょうね。
2014年08月25日フエルトを使った小さい子向けのオモチャの作り方のご紹介します。お魚の形をしていて、目の部分に丸い穴が開いていて、尾っぽを通して繋げることができるもの。穴に通す作業や色分けも楽しく、繋ぐ長さによって、腕輪や首飾り、冠など、色々なものを創作できます。 指先遊び手作り知育玩具「お魚フエルト」レシピ 【材料】 フエルト 数枚 刺繍糸 フエルトの色と近いもの数種類 刺繍針 1本 ハサミ 【作り方】 1. 型紙を作ります。 写真のサイズを参考に型紙を作って下さい。目の穴の位置は上部ではなく真ん中です。上下対照に作ります。 2.魚の尻尾が「輪」になるように、フエルトを切り抜きます。 フエルトはほずれないので縫い代はいりません。切りっぱなしで大丈夫です。 3.尻尾で二つ折りにして回りをブランケットステッチで刺繍糸でかがります。 ブランケットステッチでなくても、並縫いでもOKです。刺繍糸なので、アクセントになります。目の穴も縫って下さい。 【遊び方】 基本的には子供の発想に任せて自由です。お魚フェルトをつなげて、腕輪にしたり、冠、首飾りなどが作れます。たくさん繋げて縄跳びのようにした子どももいます。 目の穴に尻尾を通して繋げて遊ぶことが出来ます。ボタンを通したりする指の運動につながります。 カラフルな色のフエルトを使うことで遊びながら色の学習にもなります。素材がフエルトなので、危なくないオモチャです。舐めても洗濯ができるので衛生的です。小さい赤ちゃんから幼稚園児まで幅広く遊べるおもちゃです。
2014年07月10日春も過ぎ、少し暑い日も多くなってきてヘアスタイルを変えた方も多いのではないでしょうか。ヘアスタイルを変えると、新しいヘアアクセサリーが欲しくなりますよね。そんな時、ちょっとしたものなら作ってみようかなと思いませんか? でも、いざ作るために材料を買いに手芸店に行くと大きな巻きの布地がいっぱいあります。お店によって異なりますが、最低30cmからとか、1mからとかからしか買えません。洋服作りならまだしも、小さなヘアアクセサリーを作るのに何mも買いたくないですよね。 そこで是非注目して欲しいのが「カットクロス」です。あらかじめ20cm四方や30cm四方でカットされている布です。カット売りなので、価格も数百円と手頃でお買い求めやすいと思います。柄や生地の種類も豊富なので私からすると宝箱です。今回は「カットクロス」を活用した、簡単ヘアアクセサリーの作り方をご紹介します。 ■フリフリお花の簡単ヘアアクセサリー <材料>(直径6cmのお花1つ分) ・カットクロス 2~3枚(カットクロスの大きさによる。お花の丸の数が取れる分) ・ヘアゴム 1つ <作り方> 1)生地を丸形にカットします。作りたいお花の直径の丸の大きさに合わせて12~20枚切ってください。 ※花の大きさによって枚数も変わります。5cm程度の小さいお花は12枚で十分ですし、8cm程度の大きいお花はボリュームを出すために20枚ほど用意します。今回は、直径6cmで14枚使用しています。 2)生地を四つ折りにして三角の部分を一目縫います。玉止めをせず、そのまま他の生地も四つ折りにして縫い繋いでいきます。このとき三角の向きは同じ方向で縫い繋ぎます。最後の1枚を縫ったら針を最後の1枚の根元から裏へ差し出し、玉止めをします。 3)裏にゴムを縫い付けます。仕上げに、お花を形よくなるように、広げて完成です。 全部同じ生地でも良いですし、何枚か違う生地を使ったり、小さいお花をいくつか合わせても素敵なアレンジが可能ですよ。 是非、オリジナルのお花のヘアアクセサリーを作ってみてください。
2014年06月21日6月になりました。6月と言えば梅雨。雨が多い季節ですね。雨の日に出番があるのは雨具です。傘やレインコートやレインブーツなど…。今は雨の日を快適に過ごすお洒落なアイテムが色々ありますが、その中でも1番よく使うのは傘ではないでしょうか。 傘もカラフルで素敵なものがたくさんあるので雨の日もお洒落に楽しく過ごせます。しかし、似ている傘も多くあり、傘立てに立てていたらどれだかわからなくなったってことないですか? 特に子どもの傘は柄の部分のほとんどが同じようなものが多くて、園幼稚園や学校で取り間違えが多いです。そんな紛らわしい傘を確実に自分のものだと判別するのにお勧めのアイテムが、「傘マーカー」です。傘の柄につける目印アイテムです。 ■傘マーカーの使い方 傘の柄にマーカーを付けて目印にします。電車やバスに乗る際など傘を閉じなければならないときに広がらないように、閉じた上の部分にゴムをかけて広がりを防ぐこともできます。傘をクルクル回しなから傘を止めなくても、スマートに広がりを押さえることができます。 <材料> お好みの足付きボタン(普通のボタンやクルミボタン、キャラクターボタンでもOK)、デコレーションするもの(ビーズやデコストーンなど)、接着剤、輪が小さいゴム、縫い糸と針 <作り方> 1)可愛いキャラボタンはそのままでもよいですが、シンプルなボタンに、ビーズやストーンを接着剤で付けてボタンをデコレーションします。クルミボタンなら使う人のイニシャルを刺繍してもいいですね。 このとき、足付きボタンであれば全面をデコレーションしても構いませんが、普通の真ん中に穴があるボタンは穴を塞がないように注意しながらデコレーションします。 2)傘の柄の太さに合うゴムにボタンを縫い付けて完成です。 手芸店には可愛いものや素敵なボタンがたくさん売っています。もちろん、1個から買えます。なかなかそれを洋裁に活用するには技術が要りますが、こうしてワンポイントに使ってみてはいかがでしょうか? また、おうちの裁縫箱に眠っているシンプルなボタンもちょっと手を加えると素敵に変身しますので、捨てる前に活用してみましょう。
2014年06月15日梅雨がやって来るといつも部屋はジメジメ。押し入れや下駄箱も湿気でムレムレ。カビが生えそうで嫌ですよね。市販品で便利な除湿剤が売っていますが、実はキッチンから出るあの廃材をリメイクして簡単に除湿剤を作れてしまうのです。 その廃材とは…とても便利でどの家庭にも必ずある乾物やお煎餅の袋に入っている『乾燥剤』です。乾物は栄養も凝縮されていて料理の優れものですよね。その食材を味わい終わったら、美味しく保存してくれた乾燥剤もしっかり使いましょう。 ただし、『乾燥剤』について1つ注意があります。食物の包装に入っているものには「脱酸素剤」と言うものもあるので間違えないようにしてください。必ず表示を確認して『乾燥剤」を使ってくださいね。 では、置き場所によってアレンジして、可愛い除湿剤を作っちゃいましょう。用途によっていろんな形があると便利なので、今回は3つの形別でご紹介します。 ■ 瓶タイプの除湿剤 棚の中や部屋の一角に置くのに最適です。 <材料> 乾燥剤、口の広い空き瓶、要らないハンカチ、輪ゴム、リボン、布の端切れ、マスキングテープ <作り方> 1)空き瓶を綺麗に洗い、水気を拭いて、よく乾燥させます。ここで水滴や湿り気が残っていると作った除湿剤の効果が半減しますので注意しましょう。 2)瓶の回りをマスキングテープでデコレーションします。マスキングテープ以外にも、ポスカのようなサインペンでお子様にお絵描きをしてもらっても可愛いですよね。 3)瓶の中に、乾燥剤の中身を入れます。 4)瓶の口より一回り大きく切った端切れやハンカチを、瓶の口に乗せて輪ゴムでしっかり止めます。輪ゴムを隠すようにリボンを縛れば完成です。 ■ サシェタイプの除湿剤 靴の中や引き出しの中に入れるのに最適です。 <材料> 乾燥剤、要らないハンカチ、布の端切れ <作り方> 1)不要なハンカチや端切れで袋を作ります。布を2つ折りにしてコの字に縫うだけでOKです。 2)その中に、乾燥剤を袋のままでいくつか入れます。 3)口をリボンで結べば完成です。 ■ 巾着タイプの除湿剤 ハンガーの首にかけたり、S字フックでクローゼット内に吊るすことができます。 <材料> 乾燥剤、要らないハンカチ、リボン、布の端切れ <作り方> 1)不要なハンカチや端切れで巾着袋を縫います。 2)布の上の方をリボンより太めに三つ折りにして紐通しを縫います。それを横に2つ折りにして横と下を縫います。 3)最初に作った紐通しにリボンを通しリボンを結びます。 4)袋の中に、乾燥剤を袋のまま幾つか入れます。 5)リボンをきゅっと絞り完成です。 最後に、乾燥剤は水をかけると発熱することがあります。水気の多いところや水がかかりやすそうなところには置かない様に注意してください。
2014年06月07日子供は、どんどん大きくなります。新しい服を買ってもすぐに大きくなって着られなくなった経験があるママも多いはず。だからこそプチプラな子供服で十分な時期もあります。でも、プチプラな服だと、周りで着ている子が多くて被ったり、ちょっと可愛くなかったりしませんか? そんなときは、Let's リメイク! です。 今は、可愛いチロリアンテープや柄のついたバイアステープ、レース、ワッペンがたくさんあります。ワッペンと言っても、キャラクターとかだけではなく、ラインストーンをお花など色々な柄にデコレーションされたものもあり、無地のTシャツのワンポイントにキラキラのストーンデコをつけるだけで、この世に1枚のオリジナルのTシャツが出来ます。アイロンで簡単につけることができるのも手軽さの1つですね。 女の子向けには、スカートの裾にフリフリのレースをつけてあげるだけでもテンションアップしますよね。男の子向けなら、スボン脇の縦ラインにチロリアンテープやバイアステープを真っすぐ縫い付けるだけで、オシャレがワンランクアップしますよ。ズボンの裾から2~3cm上にぐるっと縫い付けるだけでも、雰囲気が変わります。 また、前にファスナーのある上着なども、ファスナーの両サイドにレースやテープ類をつけると、どこにもない1着に仕上がります。 しかし、「やっぱり縫うのかぁ」とちょっとためらった方もいるかと思いますが、縫わなくても出来るんですよ! 実は、アイロンさえあれば大丈夫です。 『両面接着テープ』と言うグッズがあります。洋服、両面接着テープ、飾りのテープ(チロリアンテープやバイアステープ)の順に重ねてアイロンをかけると、しっかりとテープが服につくのです! お裁縫が苦手でもこれならリメイク出来ますよね。 もちろん、縫い付けた方が丈夫なので、縫うのが苦手ではなかったら縫ってくださいね。 また、アレンジテクニックとして、柄の入った生地を大小バラバラの大きさの四角形に切り取り、両面接着テープを使って、洋服の胸元や裾に少しずつ重ね合わせて貼り付けると、服の印象ががらっと変わります。四角形以外にも、丸や三角、ハートでもいいですね。 プチプラな服も、ちょっとひと手間加えて、うちの子だけのオリジナルリメイクアレンジをしてみませんか?
2014年05月28日