おならが強烈にクサい、お腹が張る…「自律神経が乱れている人」の特徴と対策 #195
こういった食材は、腸にダメージを与えてしまいます。ということで、今週は食の見直しとおなら対策をするための食薬習慣を紹介していきたいと思います。
今週は、おなら対策となる食薬習慣
寒い日はぬくぬくと布団にくるまったり、暖かい部屋でゴロゴロしているのが幸せですよね。暖かい時期と比べると冬は外に出るのが面倒になり、動画や漫画などを見ながら、お菓子を食べてご褒美タイムを過ごす頻度が増えている人も多いのではないでしょうか。このような生活を続けていると増えてしまうのが、お腹の張り、おなら、おならの強烈なニオイです。
漢方医学では、体質を判断するときに、便、おなら、舌苔、痰、鼻水、汗など分泌物や排泄物の状態を確認することでカラダの状態を紐解くことがあります。ということで、おならの状態はカラダの状態を知らせてくれるありがたい指標と考えることもできます。
漢方では、クサイおならが増えているときに『湿熱』が生じていると考えます。
そして、ストレスや気候の変化などにより自律神経が乱れてお腹がパンパンになっているときを『気滞』と考えます。そこで、悪玉菌が増えてしまっている腸から『湿熱』を取り除き、腸の動きをサポートして『気』の巡りを改善する食薬をとっていきます。