貧血気味、ストレスが多い…「月経前に不調になりやすい人」の特徴と対策 #202
今週は、PMSに悩んでいるときの食薬習慣
ピンクの蕾が少しずつ開き始め暖かくなったと思えば、急に冷たい風が吹き込み厳しい寒さを感じるような日々を短いスパンで繰り返すのが、春の風物詩でもあります。ですが、繰り返す変化は、ジワジワと私たちのカラダのバランスをとる機能である自律神経や内分泌系などに負担をかけてしまい、月経にまつわる不調を感じさせてしまうことがあります。
いつもよりも月経前に怒りやすくなっている、些細なことばに引っかかってしまう、食欲が収まらないなどちょっといつもの自分と違うと感じたら月経前だったということもあるかもしれません。
個人差がありますが、今の時期とくにひどく感じやすいタイプを漢方医学では、貧血まではいかなくても鉄欠乏ぎみである『肝血虚』、ストレスがうまく発散できていない『肝気鬱結』のタイプの人が症状を強く感じる傾向があります。そこで今週は『肝血』を補い、『肝気』の巡りを改善する食薬を紹介します。食べると良い食薬は、『レバーとパセリのクミンソテー』です。
食薬ごはん【今週食べるとよい食薬:レバーとパセリのクミンソテー】
レシピはこちらです。
<材料>
レバー150g(下処理したもの)