つまんで揺らすだけでOK!? “腰痛&お尻の痛み”を解消する、簡単“筋膜ほぐし”
ただでさえつらい、デスクワークによる肩こりや腰痛などのトラブル。今年の夏は過度な冷房使用で拍車がかかって…という人も多かったのでは?固まってしまった体は、「筋膜」に働きかけるこのメソッドでやさしくゆるめて。ゴム手袋をはめた手でさするだけ、血行促進にもお役立ちです。
理学療法士の土屋元明さんが、腰痛&お尻の痛みを解消する“筋膜ほぐし”を教えてくれました。
筋膜ほぐし、主な3つの手の動き。
1、さすりほぐし
手のひら全体を皮膚に軽く押し付けながら上下や左右に滑らせて、ひっかかりがあるところを小刻みに揺らす。主に浅いところにある筋膜を動かすのに効果的。
2、つまみほぐし
皮下脂肪をつまんで、深いところにある筋膜をほぐす場合に有効。指先を使うと刺激が強すぎるので、指の第二関節のあたりで皮膚をやさしく挟む。
3、スキンロール
小指以外の4本の指で、皮膚をたぐり寄せるようにしながら進む。親指は皮膚から離さないようにして、進行方向へと滑らせるように動かすのがコツ。皮膚が厚い場所や、広い範囲に痛みやコリがある時に。
【POINT】ゴム手袋でほぐすのが効果的!
筋膜ほぐしを行う上でぜひおすすめしたいのが、園芸用や作業用の手袋の利用。