“背骨ケア”を夜のルーティンにプラス! カラダを睡眠モードに導く“曲げる”動き3つ
理学療法士インストラクター・Ayakaさんが伝授する“背骨ケア”。昼間は優位に働いていた交感神経を、副交感神経にスイッチして睡眠モードに導く「曲げる」動きとは?お風呂上がりやテレビを見ながら、また寝る前にベッドの上でもできるため、ルーティン化して心身を健やかに保ちましょう。
自律神経の土台作り
1、交感神経優位【反る】
2、リセット【ねじる】
3、副交感神経優位【曲げる】
交感神経は朝や昼など活動的に過ごす時間に優位になり、副交感神経は夜やバスタイム、就寝時などのリラックスしている時に優位に。背骨の中を通っているこの2つの神経は、背骨を動かして刺激し、血流をよくすることでそれぞれの役割をサポートできるため、時間帯に応じて3つの動きを使い分けることが大事。
「背骨を“反る”動きは、交感神経を優位にして活動的なモードになるので、朝昼向けの動き。“ねじる”は、交感神経と副交感神経のどちらにも作用するため、リセットしたい時やニュートラルを保ちたい時に。“曲げる”は、背骨を湾曲させることで副交感神経を優位にするため、夜におすすめです。どれも“イタ気持ちいい”程度の強度で、またすべての呼吸は、鼻から吸って口から吐く腹式呼吸でおこないましょう」