3ステップで“ふくらはぎ”をほぐしてデトックス! 寝る前に仕込めば疲労回復&肌の調子UP
そしてもうひとつ大事なポイントが、寝る前に行うということ。
「睡眠中はリンパ液が流れやすくなるうえ、細胞の活性を促す成長ホルモンの分泌も盛んに。疲れが取れるだけでなく、肌にも好影響です。眠る前に“仕込み”をしておき、あとは体の生理機能を利用して、効率のよい疲労回復を」
ふくらはぎには大事な筋肉が集中。
筋肉の端をほぐすことが大切なのは全身の筋肉にいえることだけれど、ヒラメ筋と腓腹筋の、2つの筋肉が重なっているふくらはぎは、特に重要な部位。こぶしでさするだけでなく、指先を差し込むようにして揉んで、アプローチを。
手はこの形で!
【基本】
握りこぶしの4本指の、第二関節を使って刺激。筋肉の端を押さえてから、筋肉に沿ってこする。
【応用】
強く刺激したいときは、中指の関節を少し飛び出させて。くるぶし周辺など細かいところもこれで。
【POINT】
- 先に鎖骨のリンパ節を開けておく
- 握った手でこする
- 筋肉の端と端をしっかり刺激
- 骨のきわに沿って流す
- 寝る前に行う
ふんわりふくらはぎを作る、張り筋ほぐし
【WARMING UP】鎖骨のリンパ節をオープン
リンパ液が静脈に流れ込むのが、鎖骨近くの「静脈角」。