“隠れドライアイ”の可能性も!? 眼科医が教える、予防メソッド&アイテム
ブルーライトを発するデジタルデバイスの長時間使用、温暖化による紫外線量の増加など、目を取り巻く環境は厳しくなるばかり…。
「加えて、コロナ禍で増えた在宅ワークによって、ドライアイや疲れ目を感じる人も多いのではないでしょうか。マスク着用によって目が乾燥する“マスクドライアイ”という呼び名も生まれました。また、毎年のように猛暑で熱中症が話題になりますが、今年は金沢医科大学から、熱中症にかかると、5年以内に白内障を発症する確率が約4倍になるという発表がありました。熱中症と白内障の関係については、さらなる報告が待たれるところです」(眼科医・綾木雅彦さん)
目の不調は、全身の不調や睡眠の質の悪化を招く可能性も…。
「その結果、仕事のパフォーマンスは下がります。また、人間は80%の情報を視覚から得ていますから、目を大事にするということは、人生の質の向上や幸福度にもかかわってくるのです」
ここでは、現代人に多い“今どき”アイダメージとして、“ドライアイ”をピックアップ。その原因や対策を教えてもらいました。
【ドライアイ】目の乾燥が招く、痛みや不快感。
マスクによる目の乾燥
オンライン会議など
在宅ワークによる目の酷使・スマホ依存
目の表面を覆い、守ってくれる涙の量が不足して起こるドライアイ。