いますぐできる簡単予防法も! 眼科医が“近視・白内障・結膜炎”の原因&対策を伝授
やがて、近くにピントを合わせていたほうがラクになり、近視が進行してしまう。「その前に、毛様体筋の緊張を解消するのが“20‐20‐20法”。デスクワークで近くを20分見たら、20秒、20フィート(約6m)以上遠くを見ましょう。20分に1回が難しけば、1時間に1回でも大丈夫です」
予防METHOD2
【アウトドア活動】1日30分の日光浴で近視をストップ!
近視抑制のカギを握るバイオレットライト。太陽光に含まれているので、積極的に外で浴びたい。「ティータイムやランチはテラス席を選ぶ、通勤などで歩く時間を増やすなど、1日30分は屋外で活動して、バイオレットライトを取り込むようにしましょう。曇っていても夕方でも太陽から降り注いでいますが、室内だと窓で遮られてしまうので、外に出ることがポイントです」
【白内障】水晶体が濁り、視力の低下へ。
運動量の低下
紫外線を過剰に浴びる
白内障とは、水晶体が白く濁り、視力が低下する病気。
「水晶体はタンパク質の塊で、卵を加熱すると白身が白くなっていくように、水晶体も20歳を過ぎると透明の状態から濁っていきます。タンパク質を変性させる紫外線を、サングラスなどでカットしましょう。