飯窪春菜、モーニング娘。卒業後、自分の体と向き合い、フェムテックにも興味が。
他にも、小中学生からグループに加入するメンバーもいるので、初めて生理が来た日をみんなで迎えるなんてことも」
飯窪さんが初めて生理による体の不調を感じたのは24歳のとき。
「アイドルを卒業して、張り詰めていたものがプツンと途切れたのかもしれません。生理になると動けないくらい眠くて、体が重だるくなることに気づいたんです。生活リズムが自分軸になり、自分の体と向き合う時間が増えていく中での出来事でした。もっとちゃんと自分の体を把握しなければと、健康診断に加えて、乳がん検診や子宮頸がんの検査にも定期的に行くようになりました」
自分の体について関心が高まる中で、フェムケアやフェムテックとの出合いも訪れた。
「偶然フェムテック専門店を見つけたのをきっかけに、吸水ショーツや月経カップにも挑戦。ただ、私は面倒くさがりなので、結果的には使い捨てのナプキンが一番使いやすかったです。なかでもショーツタイプのナプキンがイチオシ。
一人暮らしをするまで、母が買ってくるナプキンを使っていましたが、ドラッグストアに行くと生理用品が多種多様で驚きました。『今月はどのナプキンを使おう?』と自分にとって最適な組み合わせを模索するのが毎月の楽しみになっています。