生理痛やPMSのつらい症状にも効果を発揮? 話題の“CBDアイテム”を専門家が解説
ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは「CBD×女性の健康課題」。近年、目にする機会が増えたCBDアイテム。生活に取り入れる際の正しい知識と向き合い方を専門家に伺いました。
天然由来成分で、女性特有の不調を改善する新しい選択肢。
生理痛やPMSのつらい症状にも効果を発揮。
最近よく見かけるCBDを使った商品。CBDとは大麻草に含まれる「カンナビジオール」という成分。
その働きについて、米国でCBD研究の第一線にいる博士らとパートナー連携している自然療法家の麻田沙織さんに伺った。
「人間の体内では、ECS(内因性カンナビノイド)という物質が自律神経の働きを正常化する役割を果たし、体内のあらゆるところを健康に保っています。CBDは、このECSが正常に働くための“エンジン”。体内にはもともとCBDに極めて似た成分があるのですが、ストレスや過労などでECSが働きすぎると、この成分は枯渇してしまう。そのため、CBDで外から補う必要があるんです」
ただ、CBDが大麻草に含まれる成分であることに不安を覚える人も少なくないだろう。
「大麻草には数百種類の成分があり、その中のTHC(テトラヒドロカンナビノール)