ビューティ情報『中元日芽香「切実さが理解されていない」 生理用品に軽減税率が適用されない理由とは』

中元日芽香「切実さが理解されていない」 生理用品に軽減税率が適用されない理由とは

の薬局での販売がようやく導入されました。ただ、あくまでも試験導入であり、課題も多いように感じますが…。

能條:いま、緊急避妊薬を扱っている薬局は全国で145店舗のみ。購入できる場所は限られていて、近くにないという方も多いはず。しかも来店前に電話で訪問日時を決めるなど手間も多く、薬局では薬剤師の面談を受け、目の前で飲まないといけない…。女性の心理的な負担もかなり高いんです。

中元:緊急避妊薬といえば、厚生労働省が行った薬局販売に対するパブリックコメント(※)はたくさんの声が集まったんですよね。

能條:薬剤へのパブリックコメントって、通常は10件くらいしか集まらないんですが、今回は約4万6000件も集まったんです。
そのうち97%が賛成の声で、それが国を動かしたといえると思います。

中元:小さな声でもたくさん集まれば、大きな力になるのですね。

能條:低用量ピルも、日本では1999年に認可されるまでは服用できなかった薬。当時の女性たちが声を上げて、変わったんです。中元:私はPMS症状の緩和のために、低用量ピルを服用していますが、いま快適に過ごせるのは、そのおかげなのですね。パブリックコメント以外にも、何かできることはあるのでしょうか。

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