やせにくい原因は“呼吸”にアリ!? たった5分で太りにくい体質を作る「朝呼吸」のすすめ
『正しい姿勢』の条件とは、骨格の土台である骨盤が前にも後ろにも傾かず、かつ背中がまっすぐに伸びていること。この状態をラクにキープするためにも、朝呼吸をする時は椅子に座って行うのがおすすめです」
脚を腰幅に開き、骨盤の一番下にある「坐骨」を座面に垂直に立てて座る。肩の力は抜いて、背中をまっすぐ伸ばす。横から見た時に、頭頂、耳の付け根、肩先、腰の張り出した骨(大転子)が一直線になっているのが理想。
POINT:仙骨をお尻に入れ込んで立てる。
上半身を少し前に倒し、お尻を後ろにつき出したら、仙骨に手を当てる。そのまま仙骨をお尻にぐいっと入れ込むように押し出し、座面と垂直になるようにキープ。椅子の高さは、膝裏が90度になるくらいがベスト。
骨盤の中心にあるプレート状の骨が「仙骨」。片手を仙骨に当て、傾き具合を都度確認して。
NG:背中は曲げないでまっすぐに。
椅子にもたれたり、猫背の姿勢だと、仙骨は後傾してしまう。
必ず仙骨が垂直に立つよう、背筋をまっすぐに伸ばすこと。姿勢が乱れてきたら、再度仙骨を入れ込んで。
腹式呼吸
細く長く鼻から吐き、空気を受け取る。
自分の胸とお腹に手を置いて呼吸をした時に、胸が動くという人は「胸式呼吸」