あなたの頭痛のタイプは? 「たかが頭痛」と思っていると手遅れになるケースも!?
多くの人が抱える頭痛の悩み。でも、病院で診てもらったことのある人は意外と少ないのでは。片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛…自分がどのタイプで、どんな対処法が適しているのか知るため、頭痛外来の医師に頼ってみませんか?編集部が受診を体験、レポートします。
実は今、日本人の3人に1人が何らかの慢性頭痛に悩まされているという統計があり、国民病ともいえる頭痛。ただ、よほどの痛みでない限り「すぐに受診」とまでは至らないのが頭痛持ちの不思議なメンタル。痛み止めで何とかやり過ごしているという人も少なくないのでは?
その一人、ライターSが人生で初めて頭痛外来の診察を体験。同じく頭痛持ちで受診経験もある漫画家のまずりんさん、編集Kと一緒に、都内にある「東京頭痛クリニック」を取材に訪れた。頭痛治療のエキスパートである丹羽潔先生によると、一口に「頭痛」と言っても、わかっているだけで367種類あるのだそう。
「その中には、くも膜下出血や脳腫瘍など、放置しておくと極めて危険な病気の前兆や症状として現れるものもあります。『たかが頭痛』『若いから大丈夫』と思っていると手遅れになるケースもあるので注意してください」(丹羽先生)