腸内細菌を“理想のバランス”にするには? 食事傾向別に“おなかの中”をジャッジ!
腸疾患+生活習慣病のリスクも高い!
糖質をカットしてタンパク質をメインにしたり、決まった食材ばかり摂りがちで、生活習慣病のリスクが高め。善玉菌の種類はそれなりにいるが数が少なく、悪玉菌も多いわけではないため日和見菌がどっちつかずの状態に。穀物や芋類をしっかり摂り、揚げ物を控えるなどの見直しで大きく改善に向かうはず。
砂糖摂りすぎ
- 食事の際にお茶よりジュースを飲む
- ファストフードを週1回以上食べる
- マヨネーズやソースをたっぷりかけるのが好き
【Advice!】菌自体の種類が少なく、機能性胃腸炎や潰瘍性大腸炎も危険信号。
タンパク質と脂質に加え、砂糖(特にショ糖)を摂りすぎ。炭水化物を抜いているのにお菓子がやめられない人にも多い。腸内でビフィズス菌だけが孤軍奮闘しているが、悪玉菌が多く押され気味。将来、胃腸疾患のリスクが高い。
甘いドリンクやファストフードを控え、おやつを干し芋に置き換えるなどの改善が必須。井上 亮さん摂南大学農学部応用生物科学科教授。おもに腸内細菌叢の研究を行い、腸内フローラのデータベース構築や腸内環境の改善に関する技術開発に取り組む。テレビ番組やメディアへの出演も。
※『anan』2024年7月31日号より。イラスト・藤井友子取材、文・熊坂麻美
(by anan編集部)
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