便秘解消で体も軽くなる!みるみる腸美人になれるカギはビフィズス菌にあり
暑さは和らいだものの、夏の疲れで体がだるくなる9月。「夏バテで食欲が出ない」と、体を冷やすさっぱりとした食事ばかり摂っていた人も多いのでは。食事のほかにも、室内の冷房の効きすぎでおなかを冷やしてしまい、気づかないうちに腸に負担がかかっていることも少なくありません。
腸内環境を整えることは、体内の老廃物の排出を促し、美しく健やかであるために欠かせないことです。
腸をキレイに保つために、ある「菌」の働きが重要だと聞き、向かったのは江崎グリコ㈱健康科学研究所。ここで、「菌」について研究を進める菅沼さんにお話を伺ってきました。
腸内環境が体に及ぼす影響って?
キレイな腸が、元気な体と美をつくる――。そんな言葉を耳にしたことがある人は多いはず。では、腸内環境と健康と美との間にはどのような関係があるのでしょうか。菅沼さんは「腸内環境を整えるとは、善玉菌の割合を一定以上のレベルに保つこと」だと話します。
「腸には、私たちの体によい働きをする『善玉菌』と悪い働きをする『悪玉菌』、さらに、いい働きも悪い働きもする『日和見菌』がいます。善玉菌が元気に活動している腸内では、日和見菌もいい働きをしてくれるのですが、悪玉菌が優勢になってくると、日和見菌も一緒になって悪い働きをし始めるのです。