シャンプーを使わない!ナチュラルでエコな「湯シャン」のコツを美容師さんに聞いてみた
重曹と塩を加えて、さらにサッパリ、気持ちよく!
湯シャン派の間では、重曹を溶かしたお湯で髪を洗うと、べた付きが少なく湯シャンを成功させやすいと言われています。
重曹には油を落とす作用があるため。重曹を溶かしたお湯を頭にかけて頭皮になじませて洗い流したり、洗面器に張ったお湯に重曹を溶かして、その中で髪をすすいだりという方法で洗うと、べた付きにくいのです。
この方法は私も以前から試していました。
確かにサッパリするのですが、それでもどうもいま一つ足りない気がしていたところ、友人から「塩を使っては」というアドバイスをもらいました。
「シャンプーに塩!?」と驚いたのですが、調べてみると「塩シャンプー」なる洗髪方法もある様子。
塩シャンプーでは、水に溶け残るか残らないかのギリギリの濃度で自然塩を溶かし、その塩水で頭皮をマッサージして洗い流します。精製された塩を使わないのは、自然塩のほうがミネラル豊富なためです。
塩で洗うと、以下のようなメリットが期待されるそう。
・血行が良くなり発汗作用が促される(皮脂が乳化しやすくなる)
・皮脂を落としすぎないので、過剰な皮脂分泌を抑える
・フケが出やすい人はフケが抑えられやすくなる
・塩の殺菌効果で雑菌の繁殖が抑えられ、においを抑制する
塩水はソースやドレッシング用のケースに入れると使いやすいとのことで、100円ショップで容器を買い求め、いざチャレンジ。