筋トレと炭水化物の関係性について解説!効率よく鍛えたい方に
炭水化物はどのくらい食べるべきか
炭水化物の量は、どのような筋トレを行うかで少し数値が変わってきます。無酸素運動を行うと体重×6gが必要と言われており、またジョギングのような有酸素運動のトレーニングの場合は体重×7~10gが必要とされています。
有酸素運動の方がエネルギー消費が多く、また筋肉には速筋(そっきん)と遅筋(ちきん)という2種類のものがありますが、無酸素運動で働いている速筋の方が回復力が高いためでもあります。具体的な炭水化物の必要量ですが、例えば体重が60kgの方の場合、無酸素運動で360g、有酸素運動では420~600gということになります。茶碗1杯分の炭水化物量が約55gとなりますので、しっかりとしたエネルギー摂取が必要だと思われます。
炭水化物を摂取するタイミング
基本的に運動前後の両方をおすすめします。上述した通り、炭水化物は筋肉を動かすためのエネルギー源となるので運動前に必要で、運動後にもエネルギー源を消耗するので補給が必要です。
運動前は3時間前の摂取が理想です。これは摂取した食事が消化、吸収するまでの時間に3時間かかるためです。食べ物が消化される前に運動を行うと、消化不良やパフォーマンスの低下に繋がりますので、十分に注意が必要になります。