正しい姿勢を保つと疲れてしまう人へ!原因別のアドバイス
正しい姿勢を保つとすぐに疲れてしまう、なんて経験はありませんか?今回はよくある悪い姿勢の癖や、それぞれに合った「正しい立ち方・座り方・歩き方」のアドバイスについて、美姿勢インストラクターの美宅玲子先生に教えていただきました。
「立つ」「座る」「歩く」の正しい姿勢
立つ
前から見た時に、頭頂部・鼻先・胸の中心・へそ・両脚の間が延直線上を通る姿勢が正しいと言えるでしょう。また横から見た場合には、頭頂部・耳・肩先・骨盤前後の幅の中心・膝前後の幅の中心・くるぶしが延直線上を通るようになります。
座る
前から見た時に、頭頂部・鼻先・胸の中心・へそ・両脚の間が延直線上を通り、横から見た時に、頭頂部・耳・肩先・骨盤前後の幅の中心が一直線上を通る姿勢が正しい姿勢です。
歩く
前から見た時に、頭頂部・鼻先・胸の中心・へそ・両脚の間が延直線上を通り、横から見た時に、頭頂部・耳・肩先・骨盤前後の幅の中心が一直線上を通る姿勢が歩く際の正しい姿勢と言えます。
正しい姿勢を保つために必要な体の機能
抗重力筋を適切に働かせている
抗重力筋とは、重力に対して体を支える筋肉のことを指します。例えば、ふくらはぎ、ももの裏、お尻、大腰筋、体幹のインナーマッスル、背骨回りの筋肉などのことです。