パーマやストレートなど形を変えるメニューは 確かな技術と経験、高品質の薬剤選択が重要です
薬剤に関してはメーカーの企業努力に頼る形になりますが、
技術面に関しては美容師の裁量一つで大きく変わるものです。
特に巻くスピードに関しては言い訳の効かない事項ではないでしょうか。
最近ではユーチューブなどのパーマやストレートの動画が見受けられますが
僕たちと比べて3倍から5倍ほど遅く感じます。
遅くなればなるほど、最初に巻いた箇所とのタイムラグができますし、左右に関してもかなりの差を生むことになります。
巻き始めから15分かかったとしたら?
最初のロットは15分も経っていることになります。
その箇所が襟足からであれば
きっと襟足がパサつきの原因になってきますよね。特にロングの場合、襟足の毛は一番長さを見せている箇所ですから
毛先のダメージに直結してくる箇所です。
仮にトップから巻き始めたとしたら、
トップ毛は一番柔らかく弱い毛ですから
表面のパサつきの原因に直結してしまいます。
このように箇所によっても様々な役割ですし
薬剤一つ、スピード一つで大きく変わることを知っていただきたいなとおもいます。
とにかくスピーディに!
全て巻き終えるまでに5分前後で終えることが鉄則です!
スピードを上げるといっても雑になったらダメです!
心がけていることは
・手の軌道をシンプルに
・体の動きを固定
・ロットの本数を最小限にする
(これもロットが細いからこそ実現できることです)