2017年3月6日 11:15
コーヒーに砂糖等を加えると、一日の摂取カロリーがどれだけ増えるか判明
カロリーや栄養へ及ぼす影響を完全には理解していない可能性があります」と指摘する。
今回の研究では、2001年から2012年にかけて行われた「NHANES(National Health and Nutrition Examination Surveys)」に参加した1万3,000人以上のコーヒー消費者および6,200人以上の紅茶消費者のデータを調査した。NHANESはアメリカ人の健康と食事に関する情報を集めるために定期的に実施されている政府調査である。
研究者らは、コーヒーに入れるものとして砂糖や砂糖の代替品、クリームとその代替品、低脂肪乳などがよく使われることを突き止めた。また、紅茶に入れるものとしては砂糖や砂糖の代替品、ハチミツ、低脂肪乳などが人気だという。
コーヒーにしても紅茶にしても、カロリー増につながる最大の要因は砂糖であり、その次が脂肪だ。コーヒーの場合、一日に余分に摂取する69kcalのうち、60%に相当する42kcalを砂糖から、33%にあたる23kcalを脂肪から得ている。紅茶の場合は、一日に余分に摂取する43kcalのうち平均して85%に当たる37kcalを砂糖から、9%に当たる3.7kcalを脂肪から得ているとのこと。