38歳の私は、ますますかわいい。年齢を重ねることが呪いにならない世界に
■私にとっての整形は、風邪薬をもらうこと
初めて整形をしたのは36歳のときで、いたってポジティブな気持ちから。友だちがかわいくなっている姿を見て「じゃあ私も行こっかな」と先生を紹介してもらい、純粋にわくわくしてその場で決めちゃいました。
よく誤解されますが、整形したからといって自分の顔が嫌いだったわけではありません。小さいころから「かわいい」と言われてきて、外見のコンプレックスはゼロ。今でも十分かわいい私がもっとかわいくなれる、その手段のひとつが整形でした。
私はよく、整形するときの心境を「風邪薬を貰いに行くような感じ」と表現しています。咳や熱と同じ感覚で「顔のここが気になる」「ここがイヤ」と、先生に話を聞いてもらっています。
ただ整形を人生の一大イベントのように捉える人はとても多いですよね。
でももし、自信のなさを埋めるために整形を考えている人がいるなら、私は整形を勧めることができません。それだと「ここもダメ、こっちもダメだ……」なんてキリがなくなっちゃうんです。自分で自分を認めてあげた上で、良さを最大限に引き出すためのポジティブな整形であってほしいと思います。
でもこれはあくまで私の話。