ビューティ情報『中医学の専門家伝授「水の飲みすぎで…胃のむくみは万病のもと」』

2019年3月2日 11:00

中医学の専門家伝授「水の飲みすぎで…胃のむくみは万病のもと」

水分がそのまま下がると、子宮筋腫や足のむくみなど下半身の不調に。水分が熱を帯びた胃の中で水蒸気となると、倦怠感や顔のむくみなど上半身の不調となる。

「中医学では、体の中に12本のエネルギーの通り道があると考え、これを経絡と呼んでいます。胃にたまった水分は、胃が属する経絡を通って移動し、体じゅうに影響を与えるのです」

ツルツル流れる鼻水がつらい花粉症も、胃のむくみが関係しているそう。

「花粉症の鼻水は、花粉へのアレルギー反応がきっかけで体内にたまった水があふれたもの。体内の水分量が適正であれば、症状は軽減されます。中国は大気汚染が深刻ですが、日本ほどアレルギーの人は見られません。それは大量の水を飲む習慣がなく、子どものころからよく汗をかく生活をしていることが理由のひとつと考えられます」

胃のむくみを予防するには水分を外に排出したり、吸収してくれる食材をとるのも体内の水を減らすのに有効。
その代表がコーヒー豆だ。「体内組織の水をしみ出させる働きがあるので、1日1杯のブラックコーヒーが胃のむくみ解消に役立ちます。そのほか大根おろし、黒豆や枝豆などの色つき豆、かぼちゃなどウリ系の野菜には水を出しやすくする働きが、焼きなすやさつまいもには水分を吸収する働きがあるので、積極的に食事に取り入れて」

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