2019年4月24日 16:00
足を組む人はお尻の筋肉が落ちている!?現代人の腰痛メカニズム
(内田さん・以下同)
お尻の筋肉が衰えていると、その影響は骨盤にも及ぶ。たとえば、足を組むクセもその1つ。
「足を組むとき、同じ方向に組むクセがある人がいると思いますが、それは、足を組むことでお尻がバランスをとろうとしているからで、上にくる足のほうのお尻の筋肉が落ちている証拠です。お尻は体の土台。お尻の筋肉が衰えて左右がアンバランスになると、土台に支えられている骨盤がゆがみ、腰痛につながるのです」
次のチェックリストで、ウラ筋のコンディションをチェックしてみよう。多くの項目に思い当たる人は注意が必要だ。
□ 運動はほとんどしていない
□ 歩くとすぐ疲れてしまう
□ 電車で立っているのがつらい
□ 姿勢が前かがみになった
□ 靴は外側から減っていく
□ 下駄や草履ではうまく歩けない
□ イスに座るとき、背もたれが背中につく
□ 机に手をつかないと立ち上げれない
□ 若いころに比べてつまずきやすくなった
□ しゃがむ姿勢がつらい
□ 掃除機をかけると腰が痛い
□ ぎっくり腰になったことがある
□ 頻尿や尿漏れ、痔の症状がある
□ 足を組んで座るクセがある
□ 左右どちらかの肩が下がっている
該当する項目が〈10個以上〉かなり衰えている可能性が。