2019年12月1日 11:00
つま先が減る人は“ぽっこりおなか”に!靴底で体の歪みがわかる
(新保院長・以下同)
脚の外側の筋肉だけが発達するので、横に太い“大根脚”になって見た目もカッコ悪いという。
【2】かかとの内側だけが減っている
内股やX脚、足裏のアーチがつぶれて偏平足の状態になっている人に見られるのがこのタイプだ。
「体の重心が、両足の親指からかかとにかかりやすく、たこやうおの目などもできやすい。歩いているうちに足が内側に倒れこみがちになり、それを防ごうと外側の筋肉が体を支えるので、太ももの外側も張った感じになります」
このタイプは、歩いているときのふくらはぎの動きが小さいため、脚から血行不良やむくみ、冷えを起こしやすく、下半身太りを招いてしまうという。
【3】かかとの片側だけが減っている
片方の肩にかばんをかけて歩いている、いつも見ているテレビが正面を向いていないので首を傾けて見ているといった習慣がある人に見られる。無意識にどちらかの脚をひきずって歩く結果、骨盤の片側だけが開いてしまうという。
「歩くときの重心が片寄っているため、かかとの片側だけが減っていきます。この歩き方を続けていると、負荷がかかっているほうの腰やひざに痛みが出やすくなり、骨盤の歪みから血行が滞り、むくみや肩こり、首こりなどからくる頭痛といった症状が起こります」