ビューティ情報『花粉症患者に医師「『市販薬あるから病院いかない』は危険」』

2020年2月26日 11:00

花粉症患者に医師「『市販薬あるから病院いかない』は危険」

「今の時期は寒暖差が激しいので、日中の気温が高い日、雨上がりの翌日は花粉が飛びやすい条件がそろいます。その次の日に一気に気温が下がるとかぜをひきやすくなるので、体調管理にも注意が必要です。毎日の天気予報と花粉の飛散情報を合わせてチェックすることをおすすめします。特に、東京では西風、南西の風が吹く日は多摩地区から花粉が飛んでくると言われていますから、花粉症の方は早めの対策を心がけたほうがいいでしょう」(堀口さん)

飛散のピークを迎える前から徹底的に対策を講じておこう。問題は、新型コロナウイルスの感染拡大で、例年よりマスクの入手が困難であること。ガーゼや布マスクに使いきりのマスクフィルターをつけるなど、代用品で急場をしのぎたい。また、スギによる花粉症を治す治療には、’14年に保険適用された「舌下免疫療養」がある。’18年からは5歳以上の子どもでも治療ができるようになった。


たなか耳鼻咽喉科の田中伸明院長が、「舌下免疫療法」について解説してくれた。「アレルギーの原因となる物質を体内に投与することで体を慣らし、体質を改善する治療です。舌の下に薬を1分間置いて、そのまま飲み込みます。一般的に3〜5年治療を続ける必要があり、完治する率は2割、6割の人は症状が和らいで薬を減らすことができたという結果も出ています。

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