ビューティ情報『15度傾くと筋肉への負担は倍増…“首こり病”の恐ろしさ』

15度傾くと筋肉への負担は倍増…“首こり病”の恐ろしさ

では、実際にうつむいていることでどれだけ首に負担がかかるのだろう?

「人間の頭の重さはだいたい4〜6キログラム。ボウリング玉と同じぐらいで、首や肩の筋肉は、寝ているとき以外は常にこれを支え続けています。うつむくことでこの負荷は倍増。頭が前に落ちないように、首の後ろ側の筋肉がずっとひっぱり続けることになるためです。たとえば、15度傾くだけで首の筋肉への負担は約2.7倍に増加。45度、60度と深くうつむけば、5倍以上の負担がかかることもあり、当然、首の筋肉は酷使されるというわけです」

こうしたうつむき姿勢を続けていることで、まず発症するのが「首こり病(頸筋症)」。

「これは、首の筋肉に疲労が蓄積し、筋肉痛やハリを起こしている状態のこと。顔や頭を動かすと痛みが生じたり、うまく動かせなかったりしますが、この時点ではあくまで『筋肉の疾患』。
そのため、治療も鍼灸や温灸などが中心となります」

しかし、この「首こり病」を放置してしまうと、悪化して「頸性神経筋症候群」に。“首こり”の本当の恐ろしさはここからだ。「首の筋肉に異常をきたし伸縮性を失うと、頸椎を通る自律神経が圧迫され、自律神経が不調を起こします。

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