ビューティ情報『風邪=すぐ葛根湯は“誤り”と医師、体質ごとに漢方は違う』

2020年3月23日 06:00

風邪=すぐ葛根湯は“誤り”と医師、体質ごとに漢方は違う

風邪=すぐ葛根湯は“誤り”と医師、体質ごとに漢方は違う


病院で診察を受けづらいいま、「不調への対処法に有効」と医師が太鼓判を押すのが漢方。でも、「風邪をひいたら」と安易に手を出すのではなく、まずは体質の把握からーー。

「スギ花粉症のみならず、寒暖差による体調不良に悩まされる今日このごろです。ところが、新型コロナウイルスが気になって、おいそれと医療機関を受診できないのが現状ではないでしょうか?そこで、花粉症の症状に悩む人や、“風邪かも……”と不調を訴えている人にとって、強い味方となってくれるのが漢方薬です」

そう語るのは、テレビの健康番組でもおなじみの池谷敏郎先生。

「たとえば発熱したときに、西洋医学では解熱剤が処方されますね。たしかに熱が下がれば一時的に楽になります。しかし、発熱には免疫力を高め、ウイルスや菌を弱らせる働きがあるので、安易な解熱剤の内服は推奨できません。いっぽう、草や木など自然のさまざまな“生薬”を組み合わせた漢方薬には、体温を上げて発汗を促し、解熱させるといった一連の生理的な反応を助ける働きがあるのです」

近年は、多くのクリニックでも漢方が処方され、薬局で手に入る漢方薬の種類も増えた。
しかし、自分で漢方薬を選ぶうえでの“注意点”があると、池谷先生は語る。

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