ビューティ情報『「熱中症」半数が屋内 なりやすい人、起こりやすい場所に注意』

2020年6月25日 11:00

「熱中症」半数が屋内 なりやすい人、起こりやすい場所に注意

初期症状には、めまいや立ちくらみ、手足のしびれなどがありますが、悪化すると頭痛、吐き気、集中力・判断力の低下などが現れます。重症になると、意識障害や手足の硬直が起こり、命に関わりかねません」(桑島先生・以下同)

特に注意したいのが、糖尿病や高血圧などの基礎疾患のある人、痩せ形で低血圧の人、高齢者などだという。

「糖尿病や高血圧などの基礎疾患がある人の血管は、動脈硬化で細くなっていますから、脱水により血栓ができやすくなります。倦怠感、頭痛、筋肉痛に加え、血栓ができる症状は、新型コロナウイルス感染症の症状と似ています」

医療機関の混雑防止という意味でも、熱中症の予防に努めたいところだ。

「また、痩せている人は体の防御能力が低下している場合があります。さらに低血圧の症状があると、脱水などで脳への循環障害が発生しやすくなります。高齢者は、体温を調節する機能が低下している人が多く、そのため体内に熱がこもりやすくなっています。暑さやのどの渇きも感じにくくなっているので、熱中症のリスクが高まってしまうのです」
その熱中症が屋内で発生するのには、気密性の高さが関係している。
桑島先生が特に注意したいと指摘するのが次の3カ所。

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