筋肉を鍛えて「ひざ痛」を予防しよう!専門家すすめる“ひざトレ”
ひざ痛を悪化させないためには、ストレッチや筋トレでO脚の影響を抑える必要がある。そこで、戸田院長に隙間時間で簡単にできる「チョイひざトレ」を教えてもらった。
「変形性ひざ関節症」になると、ひざを伸ばすための筋肉の力が弱くなり、「スクリューホーム運動」が起こりにくくなってしまう。このスクリューホーム運動の能力の低下を防ぎ、関節の軟骨のすり減りを食い止めるためには「大腿四頭筋」の強化が欠かせない、という戸田院長が推奨するのが「チョイひざトレ」だ。
「大腿骨の周囲に存在する大腿四頭筋が強くなれば、スクリューホームが自然とできるようになり、ひざ痛も改善します。筋トレは筋肉の“強度”を高めるためのもので、ストレッチは筋肉の“柔軟性”を保つためのもの。ひざの痛みを改善して強くするためにはこの2つを両輪で行うことが大切です。チョイひざトレはこの2つを兼ね備えている体操なので、毎日、隙間時間に行うことをおススメしています」
■チョイひざトレ「パチパチもも上げ」左右25回ずつ、1日2回
ひじを曲げて脇に固定し、骨盤の前に出した手のひらに太ももが「パチッ」とあたるまで持ち上げる。
※手のひらが下がると太ももの高さが低くなるので要注意!
■チョイひざトレ「四股ステップ」