2020年12月23日 06:00
免疫力が上がる新習慣「マインドフロ(風呂)ネス」とは
また、入浴は質のよい睡眠にもつながるという。入浴により副交感神経が優位になったリラックス状態で、体温を下げていくことが良質な睡眠にとっては欠かせない。人間は体温が高いままでは安眠できず、質の低い睡眠状態が続いてしまうためだ。入浴後はしっかり全身が温まっているが、徐々に体の末端の手足から熱が放出され、1〜2時間たつと体の深部体温が下がり、眠気を誘発してくれる。そのタイミングでベッドに入れば、より深く、ぐっすり眠れるようになるという。
そのほか、入浴の健康効果には「静水圧作用」がある。
「お湯に浸かると水圧がかかり、体が締めつけられます。全身がマッサージされたような状態になり、血流が改善するのです。
長時間の立ち仕事などで足がむくみがちな人も、お湯に浸かり、締めつけ効果を得られれば、足にたまった血液を心臓に戻し、循環させることができるのです」
「女性自身」2020年12月15日号 掲載
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