ワセリン、鼻呼吸…花粉を防ぐ“毎日のルーティン”習慣
■マスクを正しく装着
ウイルスや花粉の予防で大事なのは、マスクの素材選びよりもマスクの着け方だ。
マスクの素材は布や不織布、ウレタンなどさまざまあるが、フィルターの透過性よりも、顔にぴったりフィットしているかが重要。
「ワイヤーをフィットさせ、顔のまわりにすき間なく装着しましょう。特に目の下から鼻の部分にすき間ができないように。顔にぴったりと装着させれば、花粉の侵入はほぼ防ぐことができるのです。飛沫に含まれるウイルスの感染を防ぐのにも一定の効果があります。」(田中院長・以下同)
ただし、息苦しいからといって“鼻出しマスク”はNG。
「マスクを下げてあごにかける人もいますが、あごについたウイルスや花粉がマスクの内側についてしまうので、一度着けたマスクはなるべく動かさないように。また、付着したウイルスや花粉に触れないためにも、使い捨てタイプのマスクをこまめに取り換えると安心です」
■ワセリンでガード
花粉対策には、保湿力の高いワセリンを目のまわりや鼻の内側に塗ると、花粉がワセリンに付着し、粘膜に入り込むのを防いでくれる。
鼻呼吸を妨げない程度に塗ろう。
“鼻メンテ”をきちんと行い、異物の侵入を防ごう!
「女性自身」2021年2月23日号 掲載