足の老化防止の“切り札”「アキレス腱伸ばし」のメリット
【脚の血流悪化を防ぐ】
下腿三頭筋をしっかり伸縮させることで血流の悪化を防ぎ、冷えやむくみを解消するほか、下肢静脈瘤の予防にも効果が期待できる。
【足の痛みを防ぐ】
アキレス腱をしっかり伸ばすことによって、アーチにかかる負荷を軽減することで、外反母趾や扁平足を改善することができる。
■足の老化防止の切り札「正しいアキレス腱伸ばし」
(1)両手を壁に当て、伸ばしたいほうの足を1歩後ろに下げる。つま先はまっすぐに、かかとは浮かさないこと。
(2)壁に体重をかけながら、前のほうのひざをゆっくり曲げて30〜60秒キープ。足を入れ替えて各5回ずつ行う。
※NG:「つま先がまっすぐではない」「後ろ脚のひざが曲がっている」「反動をつけている」
「アキレス腱伸ばし」は、壁を使うと上体が起きてよく伸ばせる。ただし、いきなり足に力を込めると筋を痛めてしまうこともあるので、深呼吸をしながら“イタ気持ちいい”くらいを目安にゆっくりと伸ばして、30〜60秒キープするのがコツ。
「1日3回ぐらい行い、習慣化させましょう。朝起きた後にやれば体がほぐれますし、寝る前にやれば安眠にもつながります。あとはいつでもいいのでスキマ時間にやりましょう」
「女性自身」2021年3月16日号 掲載