科学的に正しい ストレスを消す「おやすみ前ルール3」
(南メソジスト大学・ペネベーカーらの研究)
「不安をそのままにしていると脳内の大脳辺縁系で不安が湧いたままですが、書き出すことで前頭葉を使い、不安が取り除かれます」
■過度のアルコール摂取を控える
ストレスがたまり、やけ酒をすると嫌な記憶や気持ちがかえって強くなることが判明している。電気ショックを与えたねずみにアルコールを注射して行動観察をすると、電気ショックへの恐怖を強め、臆病になったという。過度な飲酒は嫌な気持ちが増幅し、嫌な記憶を消す能力も下がるため注意が必要。(東京大学大学院・野村・松木の研究)
「アルコールを摂取しすぎると、嫌な気持ちが増幅して、嫌な記憶を消す能力が下がります。もちろん缶ビール1〜2本ほどの適度な飲酒なら、新たな考え方を思いつくなどメリットもあるため、気持ちの切り替えにオススメです」
嫌な気持ちをお酒でごまかしても、何の解決にもならないのだ。
規則正しい生活は心身にプラスの影響をもたらす。そのためには、自分で「環境」「状況」を作り出さねばならないと堀田先生は話す。
「夜中にお菓子を食べてしまうなら、お菓子を家に置かない。
スマホを使い続けてしまうなら、時間を決めて電源を切る。