「ぬいぐるみを抱きしめながら電話」がストレスを解消する!
人とのコミュニケーションも不足し、テレワークによりオン・オフの切り替えもしにくいなど、うつ傾向を招くリスク要因がいくつもあるのです」(堀田先生・以下同)
そこで今回堀田先生に解説してもらったのは、おやすみ前の行動習慣によってストレスを軽減し、鬱々とした状況を打破するためのルール。いずれも科学的な研究結果に裏づけられたものだ。すぐ取り入れられる行動なので、ぜひ心がけてみよう。
■40度のおふろに15分つかる
就寝前の体の疲労回復には、40度のおふろに15分ほどつかると◎。10分間おふろにつかる、ミストサウナに入る、シャワーを浴びるなどした後に、課題をさせる実験では、シャワーよりおふろやミストサウナが疲労回復に効果的だったという。時間のない朝なら10分、リラックスしたい夜は15分ほどの入浴がオススメ。(千葉大学・リーらの研究)
「入浴により、心を安定させ、脳を活性化させるアルファ波が出ます。1日のストレスを軽減させるためにも40度のお湯にゆったりつかってリラックスしましょう」
■何かを抱きしめる
家族や恋人、愛犬などとのハグで幸せな気持ちになり、幸せホルモンのオキシトシンが分泌されるのは有名な話だが、電話などで話しながら物をハグするだけでも効果が。