「ぬいぐるみを抱きしめながら電話」がストレスを解消する!
抱き枕やぬいぐるみなどをハグすると、ストレスホルモンであるコルチゾールの値が低下し、オキシトシンも増加する。(国際電気通信基礎技術研究所・スミオカらの研究)
■ゆっくり腹式呼吸をする
鼻で息を吸いながらおなかをふくらませ、吐く息でへこませる「腹式呼吸」は、血圧が下がり心拍数が減少してリラックスモードになる副交感神経が優位に。2秒で吸って、2秒または6秒かけて吐くと、爽快感やリラックス効果が得られたという。疲れ、怒り、不安を感じたら、ゆっくり腹式呼吸を心がけよう。(東北大学・高橋と東北文化学園大学・佐藤らの研究)
「深く息を吸うだけでなく、腹式呼吸をすることが肝心です。おなかを膨らませながら息を吸い、へこませながら息を吐く呼吸によって、慢性的なストレスを和らげる効果が得られます」
■軽いストレッチをする
瞑想法や呼吸法、ヨガ、太極拳など呼吸を意識したエクササイズは、ストレスや痛み、不安を克服するために、人間の心の力を利用する「リラクセーション・レスポンス」に相当する。これらを行うことで、細胞の代謝、活性酸素の生成、慢性的な心理的ストレスなどに変化が生じる。寝る前には呼吸を意識した軽いストレッチが効果的だ。