2021年5月28日 06:00
血行促進、固まった筋肉をやわらげる“逆ストレッチ”
この“縮める”動作のことを“逆ストレッチ”と呼んでいます」
そこで今回、運動不足とスマホの見すぎでバキバキの首・肩こりを解消する逆ストレッチを教えてもらった。
まずは、後頭部から背中の上を覆う大きな筋肉「僧帽筋」にあるこりの部分にボールペンの底などをあてて、軽くマッサージしよう。
■僧帽筋&菱形筋の逆ストレッチ(1)
【1】両足をそろえて立ち、両手を背後で組む。
【2】背後で組んだ両手を、後ろに上げていく。首を後ろへ反らし、上腕骨は捻じる感じで!(7秒収縮)
【3】僧帽筋を最大限に収縮させたまま、こりが激しい側に首を倒してみましょう。(7秒収縮)※首の調子の悪いときは行わないこと。
「後ろで両手を組んだ時点でつらいときは、少し胸郭を意識して広げてみましょう」
■僧帽筋&菱形筋の逆ストレッチ(2)
【1】背筋を伸ばして椅子に座り、肘を完全に伸ばして座面の両端を握る。
【2】椅子の前方に腰を落として、両肩が上がるようにする。
肘はしっかり伸ばしたまま。首を反らせると、僧帽筋が強く収縮する。(7秒収縮)
【3】首を左右に傾けると、僧帽筋上部が強烈に収縮する。※首に痛みや違和感があるときは行わないこと。