2021年9月29日 15:50
手を洗いながらできる!「5分間瞑想」で心と頭を再起動
数えるのが途切れたら、続きから再開してOK。「とう」まで数えたら、月曜瞑想は終了。
「こんな簡単でいいの?」と心配になるほど究極のカジュアルスタイルだが、一般の瞑想にも通じる3つのポイントがある。
■できない自分を受け入れることで対策が見えてくる
「1つ目は感じること。手を合わせるのは仏教の作法ではなく、体を感じるための所作です。2つ目はプロセスを楽しむことで、『いま』に集中すること」
日常生活ではマルチタスクが当たり前だが、瞑想中は吐く息を数える、ただそれだけに集中する。
「瞑想中、座るのがつらい、数えきれないなどできないこともあるでしょう。3つ目は、そんなできない自分を許して、自分をやさしく見守ることです」
昨今、自分にきびしい人が多い。
たとえばイライラする自分を変えたい人は、少しでもイライラすると自分を責めるが、「それも自分と受け入れることが肝心」という。
「自分を追い詰めず、『こんなときもあんなときもイライラしたなあ』と受け入れていくと、イライラしやすいパターンに気づきます。それがわかれば、イライラしそうなときに深呼吸したり空を見上げたり、自分なりの方法で対応できるようになるでしょう」