2021年11月20日 11:00
間食がストレス軽減!脳の専門家が「健脳おやつ」をすすめる訳
「私のクリニックに来る患者さんからも“最近、物忘れが多くて心配” “認知症は大丈夫かしら”と不安がる声をよく聞きます」
そう話すのは、Dr.周東としてテレビでもおなじみの南越谷健身会クリニック院長・周東寛先生。厚生労働省によれば、’25年には国内の認知症患者の数が700万人に達するという。
数時間前の出来事をすぐ忘れてしまう、同じことを何度も言う、しまい忘れや置き忘れが増えていつも探し物をしている、などがその初期症状とされるが、はじめは年のせいかなと思って見すごしてしまいがち。しだいに仕事や家事など、日常生活に支障が出てきて、もしかしてと気づくことが多いのが認知症の特徴だ。
「こうした脳の衰えや認知症の予防に欠かせないのが、脳にいい食生活です。とくにいつもストレスがかかっている脳を休める機会として、脳にいいおやつはとても有効ですよ」(周東先生)
■“たかがおやつ、されどおやつ”が脳にいいこれだけの理由
「私はつねに、脳にいい間食用の食材を数種類用意して、仕事の合間などに食べています」
こう話すのは、加藤プラチナクリニック院長で脳内科医の加藤俊徳先生。加藤先生のイチオシはいまの季節が旬のきんかんだという。