ビューティ情報『間食がストレス軽減!脳の専門家が「健脳おやつ」をすすめる訳』

2021年11月20日 11:00

間食がストレス軽減!脳の専門家が「健脳おやつ」をすすめる訳

それは香りが脳を刺激することと関係していると考えられます。逆に認知症になった人は、香りを認識する力が衰えていることがわかっています。おやつを選ぶ際には香りを意識して選び、食べるときには、その香りまで『味わう』習慣を身につけると、脳がより一層活性化してくれますよ」(加藤先生)

また神経内科医の米山公啓先生によれば、

「香りというのはダイレクトに脳を刺激します。たとえばローズマリーのアロマを漂わせた部屋と、なにも匂いのしない部屋で記憶力テストを行ったところ、アロマの漂う部屋にいたグループのほうが、長期的な記憶力が6割ほどアップしたという英国の大学の研究があるほど。おやつタイムにはコーヒーなど、香りのよい飲み物を一緒に取るのが効果的です」

そしてもうひとつ欠かせないのが嚙むという行為だ。

【3】おやつを嚙むときにひと工夫

「咀嚼するときに人は顔の咬筋を動かします。これが脳を刺激して、脳を活性化させるんです。さらにいつも同じ歯で嚙むのではなく、左右の奥歯や前歯で意識的に嚙む歯を変えると、脳の頭頂葉が刺激され、空間認知能力がアップすることも知られています」(加藤先生)

これに加えて、脳科学者の篠原菊紀先生は、

「じつはおいしいおやつは、実際に食べなくても、想像しただけで脳に刺激を与え、脳内ホルモンのドーパミンが分泌されます。

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