柴咲コウも実践!専門医が語る「トマト味噌汁」の栄養効果
トマトの皮付近にもっともリコピンが含まれているので、皮ごと食すこと。また、みそに塩分が含まれているので、ジュースは食塩無添加のものを使うこと。そしてみそのメラノイジンは褐色色素に含まれているため、色の濃いみそを使うことが肝心です」
できあがったみそ汁はミネストローネスープのような色をしているが、食してみると、さわやかな酸味がありつつ、和風のみそ汁としてもおいしい口当たりだった。
「酸味が気になる人は、完成したみそ汁に、オリーブオイルを数滴たらしてみると、味がまろやかになるはず。オリーブオイルにはリコピンの吸収をよくする働きがあるので一石二鳥ですよ」
また毎日、具がトマトだけでは飽きてしまう場合には、たまねぎ、豆腐、ワカメなどを具として加えると、よりパワーアップした“糖尿病撃退みそ汁”になるとか。
「トマトとみそが、食後に生じる血糖値の急激な跳ね上がりをおだやかにしてくれるので、できれば毎朝、朝食のいちばん初めに食べるのがおすすめですね」
血糖値の高さに悩んでいる人はぜひ継続的に試してみよう。
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