2022年2月11日 06:00
「ショウガ緑茶」で眼活!カテキンとショウガオールがポイント
「ショウガには、AGE(終末糖化産物)の発生を抑制する働きがあり、高めの血糖値を下げてくれますから、糖尿病が心配な人に大変おすすめしたい食材です。糖尿病予備軍くらいの数値だとショウガで元に戻すことも可能ではないかと思われます。ショウガも糖尿病の合併症である白内障に効果があることがわかっています」
緑茶は加齢性白内障に効果を示してはいても、糖尿病性白内障に対してまではエビデンス(科学的な根拠)がない。一方、ショウガは糖尿病性白内障に効くというエビデンスがある。つまり、緑茶とショウガの組み合わせは白内障全般にとってよいというわけだ。
さらに、ショウガに含まれるショウガオールの血行促進、抗炎症作用も、緑内障のリスクを下げる働きをするのだそう。
「眼底の血流が滞ることで視神経に栄養が行き渡らなくなり、緑内障のリスクが高まります。ですから、緑内障が気になる人にも積極的にとってほしい食材です」
ショウガオールもカテキンの中のEGCGも加熱することで増える成分。
特に緑茶のEGCGは80度という適切な温度が必須なのだ。沸騰させたお湯を1分ほどおくと80度くらいになる。
では、この2つの食材の働きを最大限に引き出す「ショウガ緑茶」