ビューティ情報『ステージ別で大きくかわるがんの治療費 早期発見が大切と医師』

2022年6月20日 11:00

ステージ別で大きくかわるがんの治療費 早期発見が大切と医師

なら入院費用は約66万円だが、筋肉層にいたった「ステージ1」だと約145万円と、およそ79万円も高くなることがわかる。

リンパ節への転移はないが、筋肉層を越えてがんが浸潤している「ステージ2」は約158万円、リンパ節への転移のある「ステージ3」は約143万円と高額の医療費がかかる。一方で、がんが他臓器に転移した「ステージ4」は約90万円と、入院費用は大幅に減るのだ。胃がんなどでも同様の傾向がある。

「早期であれば体の負担の少ない内視鏡などでがんを取るなどするため、入院日数も短く済みます。ステージ2、ステージ3と進めば、体の負担の大きな手術や治療が増えてくるため、入院費用が高くなるのでしょう。しかしステージ4ともなると、手術ができないケースが多くなるため、入院費用も下がるようです。ただし、大腸がんなどは、ステージ4で肝臓などに転移していても、ケースによっては、抗がん剤などでがんを小さくしてから、手術で患部を取り除くコンバージョン手術で寛解する可能性があるので“ステージ4=手術できない”訳ではなく、希望もあります」(尾崎さん、以下「 」内は同)
これらの医療費の窓口負担は1〜3割で、一定の金額を超えると「高額療養費制度」

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