2023年1月26日 15:50
最新の花粉症対策は「症状出る前から」が肝心 注射で症状なくなる人も
受診が難しい人は市販薬でも同様のものが手に入ります。
また、重症のスギ花粉症については、アレルギー反応を未然に抑制するIgE抗体療法も選択肢。この治療で、症状がほとんど出なくなる方もいます」
’19年から始まったIgE抗体療法の「ゾレアR」。2週間または4週間に一度皮下注射をすることで、花粉症の症状をかなり改善できるという。費用は、保険適用で1月5千〜7万円ほど。ただし、スギ花粉に対するIgE抗体の数が一定を超えるなどの条件を満たした患者のみが対象となる。
「抗体療法を試してみたい人や、中程度か重症なのか自己判断できない人、まだ発症していないが予兆があるという人は一度医療機関を受診し抗体量を測るとよいでしょう。花粉症の重症度を把握しておくことで、治療の選択がしやすくなります」
また、粘膜が乾燥すると花粉を感知しやすくなり、症状が重くなってしまう。
「まずはマスクやメガネで防御し、就寝中も加湿を心がけることが大事。すでに微量ではありますが花粉は飛んでいるので、これらの対策は、今すぐはじめてください」
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